遠江国の一宮と掛川城

2019/08/16 - 2019/08/16

静岡旅３日目、遠江国一の宮に参りました。
掛川城も観光、美味しい鰻も頂きました。
　

エリア 静岡

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

静岡駅から掛川駅に向かいます。

掛川駅に到着、初めて降り立つ駅です。

掛川駅 駅

これっしか処は、ここでしか手に入らない地場産品・静岡みやげのお店です。

これっしか処 お土産屋・直売所・特産品

観光案内所で情報を仕入れます。
一の宮までのバスの時間も教えて頂きました。

掛川バスサービス 東山線に乗車、八幡宮前に向かいます。

２０分程で、遠江国一の宮・事任八幡宮に着きました。

主祭神は、己等乃麻知比売命（ことのまちひめのみこと）。
枚岡神社や、春日大社にお祭りされている天児屋根命（あめのこやねのみこと）の母神様です。
八幡大神三柱（神功皇后・応神天皇・玉依比売命）もお祀りしています。

創建年代は不詳ですが、第１３代成務天皇の頃との記録があります。
大同２年（８０７年）、坂上田村麻呂が勅命を奉じて、当社を再興したと伝わっています。
その後源頼義が、京都より石清水八幡宮を勧請、「八幡宮」を称するようになりました。
徳川将軍家も幕府の守り神であると祟めました。

主祭神が「言の葉で事をとりもつ働きをする神様」であることから、「願い事が意のままに叶う」といわれています。

事任八幡宮 寺・神社・教会

御朱印を頂きました。

御神木の大スギ。
真っ直ぐ天に伸びています。

楠の巨木も見事です。
大木が多く清々しい空気が漂う境内、パワーが満ちている気がします。

根元が繋がっている夫婦杉もあったようです。
2018年の台風24号により倒壊したようで、残った根元は参道付近に祭られています。
「夫婦杉」をご神体として包んだお守り「つなぐ守」の授与もあります。

摂社・稲荷神社。

ここから奥宮とも呼ばれる本宮へ参拝することができます。

時間がなかったので、本宮遥拝所で拝んでおきます。

ランチはJR掛川駅から徒歩5分ほどのうな専さんで、人気店です。
落ち着いた雰囲気の店内でゆっくり頂けました。

うな重・松を注文。
艶のある鰻は香ばしい香りでふっくら、コクのある深い味わいに舌鼓。
肝吸いも上品ないいお味です。
静岡ならではのデザートにメロン、嬉しいですね。
　

うな専 グルメ・レストラン

掛川城大手門は天守閣に続いて平成7年（1995年）に復元されたもの。
表玄関にふさわしい勇壮な構えです。

掛川城天守閣 名所・史跡

三光稲荷は、山之内一豊が掛川城の城主だった時に、伏見稲荷大社の分霊を勧請したのが始まりとされます。

三光稲荷 名所・史跡

地域の土産物が豊富に揃っています。

掛川市観光物産センターこだわりっぱ グルメ・レストラン

掛川城は、文明年間に朝比奈氏によって築かれ、その後山内一豊によって大修築されました。
城跡は掛川城公園となっており、御殿と太鼓櫓が現存、天守と城門が復元されています。

復元された天守と城門。

公園内にある本丸広場では季節の花を愛でることができます。

掛川城天守閣 名所・史跡

城下に時を知らせるための大太鼓を納めてあった建物です。
当時使われた大太鼓は現在、掛川城御殿の広間に展示されています。

掛川城天守閣 名所・史跡

天守閣は、平成6年（1994年）に「東海の名城」と呼ばれた美しさそのままに、日本初の「本格木造天守閣」として復元されたものです。

石段をのぼって行くと、天守曲輪（天守丸）に入るための冠木門があります。

掛川城天守閣 名所・史跡

天守閣内部。

2階には鯱の複製が展示されています。

山内一豊騎馬像もあります。

3階からは城下町を一望できます、掛川市の街並みが美しいです。

二の丸御殿は、城主の公邸、藩の役所、公式式典の場などとして使用されました。
書院造と呼ばれる建築様式です。
現存する数少ない城郭御殿として、国の重要文化財に指定されています。

掛川城天守閣 名所・史跡

玄関の屋根は珍しい半円型をした起り破風。
棟木の端を隠す飾りが懸魚で、掛川城御殿のものは蕪懸魚（かぶらげぎょ）と呼ばれます。

屋敷内部、幾つものお部屋があってとても広いです。

太鼓櫓にあった大太鼓が広間に展示されています。

掛川城は、復元された天守は内外ともに美しく、現存の御殿は見応えがありました。

静岡に戻って来ました。
夕食前ですが、アスティ静岡東館にある魚河岸 大作さんで、軽くおでんを頂きます。

おでんは出汁がよく染みています。
　

魚河岸 大作 アスティ静岡東館店 グルメ・レストラン

黒はんぺんもお気に入りになった１品、味わい深くて美味しい。
フライにするとより美味しく頂けますね。

駿府城公園では「駿府城夏まつり 水祭-suisai-」が行われるようです。
17日(土) ・18日(日)

夜は「駿府城 光のナイト」を開催。
イルミネーションアートが駿府城公園を彩っていました。

東御門の壁面に映し出した光のアート。

坤櫓もグラデーションにライトアップ。

風鈴がずらりと並ぶ癒しの回廊は、風鈴の音が心地よい。

発掘現場も幻想的に。

夕食はこばやしさんへ、 紺屋町にある人気居酒屋です。
メニューはおでん・焼物・フライが中心、値段が書いていないのでちょっとドキドキ、でもリーズナブルな価格でした。

おでん（厚揚げ・黒はんぺん・牛すじ・大根・玉子）。

こばやし グルメ・レストラン

おでんがとっても美味、特に大根はお替りしました。

黒はんぺんのフライは今回の旅で一番のお気に入り。

焼き物（タン・ハツ）。

焼き物（とり皮）も美味しかったです。
美味しくて良心的な価格で大満足。