2019/08/13 - 2019/08/16
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rairaiさん
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この旅行記のスケジュール
2019/08/13
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飛行機での移動
成田空港発バニラエア135便18:45発 高雄空港着21:50着 タクシーでホテルへ
2019/08/14
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電車での移動
左營駅9:27発 莒光号で台南へ
2019/08/15
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電車での移動
台南発自強号105号11:27発 高雄へ
2019/08/16
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飛行機での移動
高雄空港08:15発バニラエア130便 成田空港へ
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この旅行記スケジュールを元に
夏休みを利用して高雄→台南→高雄3泊4日の一人旅。
アラフィフの一人旅、無理はしちゃいけないと思いつつも、見たいところや食べたいものはたくさん!
小心者なので人の多い観光名所は避け、マイナーな場所を行き当たりばったり散策。
古い街並み、漢字だらけの看板、どんぶりサイズのかき氷、細い路地、ひょっこり現れる廟。おしゃれなドリンクスタンド。
どうしてこんなに魅力的なんでしょうね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
成田発高雄21時50分着。
入国審査は常客証を使う必要もないほど空いていました。
後驛駅近くの「HOTEL MIDTOWN RICHARDSON」へ。日本語のできる若いお兄さんがチェックインを担当。
口コミの良さと料金、MRT駅の近さから選びましたが、部屋はこじんまりしているものの清潔で、シャワーのお湯も十分な量。
ダブルシティビュー 一泊朝食なし 4810円 -
翌日、朝ご飯を求めてホテル周辺をうろうろ。市場を見つけました。
小雨が降る中、カートをひくおばちゃんやバイクで雑然とした雰囲気。
市場独特の匂い、たくさんの珍しい果物や野菜にテンションが上がります。
目を引いた長い棒、これはサトウキビかな? -
チェックアウト後、MRTで台鉄新左營駅へ。
自強号は前回乗ったので、新左營駅始発の莒光号にチャレンジ。
車内はガラガラでラッキー。
ただ足元にスーツケースを置いたら足の置き場がなくなるほど座席間隔が狭かったです。
台南駅、なつかしい雰囲気ですね。 -
台南の宿はagodaで見つけた青年路の「Simple Life Room」
駅からタクシーで5分。台湾府城皇廟の向かい、セブンイレブンの横の細道を入ってすぐ。
あまりに普通すぎる一軒家。
え、ここ?と思わず通り過ぎてしまうところでした。 -
ドアを開けるとセンス良く落ち着いた雰囲気のフロント。
エレベーターはなく、細長い階段を上って部屋に向かいます。
オーナーさんは終始ニコニコ、気さくで温かい笑顔です。
片言の中国語と英語でやり取り。いや、ほぼジェスチャーだったかも(;'∀')
部屋は全部で6つ。食堂はありません。玄関は常時施錠、各自電子キーで出入りします。 -
宿の外観とは予想もつかないプチホテルのような可愛らしい部屋♪ しかも清潔。
デラックスダブルルーム 一泊食事なし 6069円。
シャワー、トイレ、洗面台がそれぞれ独立。ベッドサイドにはアロマと観葉植物。
ホテルにありがちな薄暗い照明ではなく、普通の明るさのところが気に入りました。
薄暗い照明、老眼には辛いもんで、、、。 -
今回の旅の目的の一つ、サバヒー粥!
最寄りのバス停「東門円環」からバスに乗って「阿憨鹹粥」へ。
11時頃到着、店内は数名の客。
どうやって注文すれば、と戸惑っていると、日本人と分かったのか日本語のできるお兄さんが「サバヒー粥?あげぱんは?」と聞いてくれました。ほっ!(^^)!
着席して一分もしないうちにサバヒー粥登場。思っていたより小ぶりな器にドーンとサバヒーが。
柔らかく癖のない味。心配だった臭みもなく、出汁のきいたスープもちょうどよい塩加減でした。 -
おかゆの後はやっぱりデザート!
すぐ近くの「無名豆花」へ。
店内はなく、軒下にテーブルと椅子が置いてある状態。よく言えばテラス席?
紅豆豆花、35元。
あずきがふっくら、豆花は滑らかだけどコシがあり、素朴な味です。 -
小腹も満たされ、忠義路三段、民族路二段と赤嵌樓に向かって歩きます。
新美街の有名な壁画。これが見たかった~。
独特のタッチ、やさしい色合いが、雨上がりの路地にしっとりなじんでいます。 -
ふと横を見ると、わんこがトコトコお散歩中!
カメラを向けると「な、なんだよう」とこの表情。
その後別の場所でも道端で寝ている犬にカメラを向けたら、えらい勢いで
吠えかかられました( ゚Д゚)
調子に乗ってはいけません、、、。 -
新美街を抜け、民権路二段と永福路二段の交差点付近にある手書き看板で有名な全美戯院へ。
途中でスコールが降ってきますが、大通り沿いは歩道に屋根がついているのでセーフ!雨足が弱まるのをしばしぼーっと待ちます。 -
雨も小降りになってきたので、国華街へ向かいます。
去年の11月に訪れたときは大行列だった「邱家小巻米粉」。
イカビーフンのお店。今回は数名しか並んでません。これはチャンス!
見た目からして薄味なのかと思いきや、予想以上にイカの出汁が効いています。
おいしいけれど、行列してまで食べたいかといえば、うーん、、、。
ビーフンは太目で表面がちょっとざらついた食感でした。ビーフンありでもなしでも値段は同じ80元。ビーフンは脇役なのか??? -
南国の木。迫ってくるような力強さに圧倒。
気持ちよいほど緑が鮮やかです。 -
ホテルの方向へ徒歩で向かいます。
かなり疲れてきましたが、バス亭も見当たらず歩くしかない、、、。
府中街から路地を入っていくと、白いお花模様の鉄柵が目に入りました。
わあ、なんて可愛い建物!
よく見ると小さな看板が。
なんとガイドブックによく載っている「浮遊珈琲」でした。
まさに隠れ家カフェですね♪ -
細い路地を彩る南国の植物。古い建物によく映えますね。
住人が大事に育てている様子がうかがえます。
府中街と城皇街、友愛東街は路地だらけ。迷路のようです。ここって本当に通っていいの?どこかの敷地だったりして?
ドキドキしながら細道を進むと、リノベ建築のカフェやおしゃれな雑貨屋さんにばったり遭遇します! まさに路地巡りの醍醐味! -
台南でもう一つ絶対食べたいと思っていたもの。牛肉湯!
「阿億牛肉湯」東門円環沿いにあります。
5時半過ぎに到着すると店内はほぼ満席。
憧れの牛肉湯~。小110元。赤い色が残るうちに口へ運びます。
新鮮な牛肉ってやっぱりおいしい。スープも滋味深い味でくせもありません。
そこでふと、牛肉湯に付いてくるショウガとタレがないことに気が付く、、、。
あれ?どこだ?と店内を見渡しても見当たらず。
お店のおばちゃんを熱い視線で見つめるも、まったく目線合わず(涙)
かといってわざわざ聞きに行く勇気もなく、ちょっとがっかりモードで完食。
ああ、味の変化を楽しみたかった、、、不完全燃焼。
お店をでると、店頭の牛肉ケースの前にショウガとタレがあるでは!
ああ、そこは死角でした~。 -
牛肉湯だけではおなか一杯にならない。デザートはかき氷にしよう。
グーグルマップで調べて民権路一段の「富江號」へ。
木造の店内はがらんとしていてお店の奥さんしかいません。もう店じまいの時間かなあ。でも心はすっかりかき氷モード。
「オッケー?」と店内を指すと、笑顔で「オッケー」!(^^)! ああよかった!
注文用紙を見つつマンゴーにしようか紅豆にしようか迷います。
カウンターには赤いマンゴーが山積みにされていて、絶対マンゴーかき氷おいしいはず。でも粒あんの魅力にはかないません。「紅豆かき氷」65元。
ラーメンどんぶり級の器に富士山みたいなミルク冰、その上にかぶさる粒あん&練乳。いったい何キロカロリー、、、。
でも粒あんは甘さ控えめでホクホク。半分までは頑張りましたがギブアップ。
お店の方ごめんなさい、、、。
ああ、娘を連れてくればよかった、、、。 -
さて翌日です。
朝食はホテル向かいの行列店を覗きます。店頭にたくさんの点心が並んでいて、セルフサービスでお会計。ベジタリアンのお店とのことでした。
朝からさっそく路地巡り第二弾開始!
昨日探せなかった「銀同社区」のカラフルなネコ壁画を目指します。
友愛東街から細道を進むと、タイムスリップしたかのような古い長屋を見つけました。
屋根から垂れ下がるブーゲンビリアの鮮やかなこと。 -
まるで古い日本映画に出てきそうな長屋ですね。しばし見とれます。
連なる提灯が何とも言えず良い雰囲気。
そしてこの長屋の向かいを見ると黒猫の看板があるでは!
まさに探していた銀同社区のネコ壁画の場所でした!(^^)! -
残念なことに、ネコ壁画の全体像は1.5mはありそうな壁を上らないと全景は見えず。
壁にステンレス製の垂直はしごが設置されていたものの、アラフィフ、昇る勇気はありません、、、。20代だったら絶対チャレンジしたんだけどなあ。
しかも建物の半分が完全に崩壊していて、ネットで見た壁画の半分しか残っていない様子。残念、、、。
背伸びをしてやっと撮った一枚。 -
カラフル~。なんとなく傾いてる?
-
こんな素敵な玄関、一体どんな方が住んでいるのかな?
-
急に路地が開け、広場に出てきました。
真ん中に大きな木、左側に立派な廟。清水寺と書かれてあります。
大きな木陰で少し一休み。
時間が止まっているかのような静寂の空間。 -
廟の先のアンティークショップのショーウィンドウ。
視線を感じると、高貴な椅子に高貴なネコがこっちを見ています。
椅子の色と毛色がマッチして、まるで中世ヨーロッパの油絵のよう。
カメラを向けると、ほら、しっかりカメラ目線いただきました! -
開山路に出たところにひっそりと「銀同里社区」の看板が。
私は逆から来てしまったようです。
手作りオブジェやカラフルで素朴な壁画が所々にあるこの路地。
あまりガイドブックでは見かけませんが、地元では有名なのかな? -
その後、娘から頼まれたCDを買いに北門路1段の「五大唱片」へ。
日本のCD、結構ありますね!
そこで五月天の「後青春期的詩」を発見。まだ持っていなかったので即購入。
数年前に知った五月天。歌詞は全然わからないのに曲を聴くだけでも
感動します。台湾を好きになった理由の一つ。
ホテルに戻りシャワーを浴びて11時にチェックアウト。
一泊でしたが本当に居心地の良い宿でした。
タクシーで台南駅に向かいます。
台南駅の窓口上の列車勢ぞろいの写真。鉄分は全然高くなくとも、テンション上がる~!
自強号で高雄へ。
車窓から養殖池が見えます。サバヒーかなあ?ああ、サバヒー粥おいしかったなあ。
12時着。タクシーでホテルに向かい荷物を預かってもらいます。 -
今夜のホテルは市議会駅近くの「Greet Inn」。4回目の宿泊。
最終日はここと決めていました。
デラックスダブル一泊朝食付き 7703円。日本語の話せるスタッフもいます。
お部屋についてびっくり!なんとグレードアップされてる(^O^)
こんな大きなベッド、一人で寝るには贅沢~。窓も広く羨望良好。
駅近で築年数も新しく、部屋のデザインもシンプルです。大きなバスタブがあるのも嬉しいところ!
ここのホテルが好きなもう一つの理由、それは有名な湯包の行列店「興隆居」がすぐ近くなのです。早朝から開店しているので早朝フライトでも大丈夫。
六合夜市までも徒歩5,6分かな♪ -
ホテルに荷物を置いたら、高雄の街へ。観光名所は前回の旅行でほぼ回ったので、今回は地元の雰囲気を知りたく、オレンジライン周辺へ。
まずはグーグルマップでチェック。食べ物屋さんがたくさんありそうな信義国小駅へ。
4番出口を出て少し歩くと、市場が見えてきました。
麺線のお店に入るものの、もう売り切れとのこと。かわりにお勧めだというお粥を注文します。
ピータン入り鶏肉ベースのお粥に、カリッカリの油条、甘さ控えめのでんぶが良いアクセント。これは確かにおいしいです!値段失念しましたが50元前後だったかな。
お腹一杯になったところで目指すは、[三多小圏」駅近く
新光三越地下のパイナップルケーキのお店「旺莱山」。かわいいネコのパッケージです。
繊維ザクザクの甘さ控えめ本格派。私の中ではサニーヒルズと同レベル。
店頭カウンターでパンフレットと共に一本まるまる試食頂けます(≧∇≦)
ぜひぜひ皆さま一度お試しを!
歩き疲れたのですぐ近くの「信安按摩」へ。庶民的なマッサージ店です。
足30分300元&腰と臀部20分100元。
横向きになってからの腰の指圧がツボにはまり、メチャクチャ効きました。
次に駅反対側「大遠百」デパート地下一階、高雄で有名なベーカリー「方師傳」へ。高雄市内に数店舗あるようです。
ここの「羅宋パン」、バターの風味豊かでほんのり甘くきめ細かい生地、メッチャおいしいです。しかも大きくて安い!一つ65元。
軽く焼いて食べると、サックサクの食感。
そのうち日本にも支店ができないかなあ。 -
ホテルに戻りちょっと一休み。夕飯の場所を考えます。
鳳山という駅名に魅かれ、そこに行ってみることに。
駅を降りるとすぐに「中華街」と書かれたローカル屋台が並ぶ通りが見えました。
夕刻も迫りバイクが行き交いせわしない雰囲気。ひやひやしながら歩きます。
どのお店も地元の方で賑わっています。家族連れやおじさん仲間、みんなワイワイにぎやか。テーブルにおいしそうな料理が並んでいます。
うーん、一人で入るにはちょっとハードルが高そう、、、。 -
どんどん日も暮れ、何となくアウェイ感を感じながら中華街を抜けます。
小川沿いの遊歩道に平成砲台が。少し見学して光遠路まで戻ります。
ぶらぶらアーケードを歩いていると、椀粽と書かれた看板が目に入りました。
こじんまりしたお店、客は数人、お店の女主人も優しそう。
よし、このお店に決めた!
初めての椀粽、茶わん蒸しと大根餅の中間のような食感。みたらし風のたれとよく合います。シイタケや鶏肉が隠れていて、少量だけどお腹にたまります。 -
しめはやっぱりデザート!
グーグルマップで「豆花」と検索して、文化中心駅へ向かいます。
目指すは「葉媽媽豆花豆漿専売店」。どんなお店かドキドキ。
駅から徒歩数分で発見。黄色い壁の可愛らしいお店でした。
「総合豆花」を注文します。
「全部載せても大丈夫?」とお店の方が聞いてくれました。
タピオカ、小豆、芋圓、ゆでピーナッツ、はとむぎを順番によそってくれます。
カウンターの奥ではおじいちゃん、おばあちゃん、子供たちがにぎやかに夕ご飯を食べています。同じ空間で豆花を食べる私。なんだか家族の一員になった気分!
お腹も気持ちも幸せ~。
旅行最後の食事をここで締めくくることができて満足です。
翌日は6時にホテルをチェックアウト。
朝食はいらない旨を伝えておいたら、ホテルの方が朝食の入った紙袋を下さいました。
高雄空港で開けてみたら、野菜たっぷりの手作りサンドイッチと紅茶が。
優しい気づかいにジーンときます。
予定通りバニラエア8:15発、定刻成田に到着。
アラフィフ一人旅、無事終了です。
出発前、友達には「何で今さら一人旅?一人でご飯なんて寂しくないの~?」
なんて言われましたが、見たいもの、食べたいものがたくさんで、寂しさを感じる暇もありませんでした。
初投稿の旅行記、写真も文章も未熟なものでしたが、
お付き合いいただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2020/12/09 18:37:43
- 激しく共感
- rairaiさん、私の日記に共感してくださってうれしいです。私も台南派。多分この10年一番通い続けています。でもrairaiさんの訪れたところ、視線の先が異なり、とても参考になりました。短い滞在なのに、充実度が高く驚きました。あの町で、よく歩き、よく食べ、よく見とれるところはわかります。信安按摩ですね。施術師は年配のおじさんが多く、技術も高いように思います。高雄駅近くにも台南と同じ店名発見して御贔屓です。ご存じかもしれませんが、高雄空港ゲートフロアの端っこコーナーでブラインドマッサージがあります。市か国の雇用政策しれません。空港価格ではないから。春に行けるかしら。台南の友人たちも来れるかしら。ヤキモキ。
- rairaiさん からの返信 2020/12/10 19:30:23
- Re: 激しく共感
- mom kazukoさん、メッセージどうもありがとうございます!
尾道と御手洗の旅行記拝見しました。写真の一枚一枚がどれも素敵ですね。
自分が旅をしているかのような気持ちで楽しませていただきました。ほかの旅行記もゆっくり読ませていただきますね。
台南にたくさん行かれているのですね。本当に魅力がいっぱいの街ですよね。
空港のマッサージ、次回訪れたときはぜひ試してみたいと思います。
安心して旅行に行ける日が早く来ますように。
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