カーフェリーで楽々鳥羽水族館へ♪@鳥羽国際ホテル

2019/08/02 - 2019/08/03

所用で車で三重に行く予定があり、前日に三重入りすることにしました。
ただ宿泊するだけはつまらないと、まだ見ぬ三重を求め、鳥羽に行くことに。

すると、鳥羽には愛知県の渥美半島伊良湖岬からカーフェリーが出ていることが分かり、車ごとフェリーに乗って伊勢湾遊覧を♪
鳥羽に着くとフェリーの船着き場の隣に「鳥羽水族館」！
日本一の飼育種類で人魚のモデルといわれるジュゴンを日本で見られるのは、鳥羽水族館のみ☆

鳥羽に行くまでの行程を楽しみ、久しぶりに水族館で童心に帰りました。
美味しい海の幸を頂き、宿泊した鳥羽国際ホテルの部屋から伊勢湾の朝日を眺め、時間がない中で素晴らしい夏のひとときを過ごすことができました。

エリア 鳥羽(三重)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

新東名の豊川ICを下り、伊勢湾フェリーに乗るために、愛知県は伊良湖岬へ！

道の駅 伊良子岬クリスタルポルト（伊勢湾フェリー乗り場）に到着。

ちょうど12時10分発のフェリーが出港したところで、次便の13時40分便に乗ることに。（この日はＡダイヤ）
https://www.isewanferry.co.jp/

出発まで伊良湖岬の観光でもしようかと思っていたのですが、恐ろしい暑さでガンバれませんでした(*_*)

以下、1時間の推奨コース。
・伊良子岬クリスタルポルト（ココ！）
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・伊良子岬灯台
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・恋路ヶ浜
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・幸せの鍵
　　　↓
・伊良子岬クリスタルポルト（ココ！）

ということで、隣接の道の駅でランチ♪

みさき丼
三河湾でとれたシラスにあさりふっくら煮、香ばしい刻み海苔が入って美味。オリジナル商品の「伊良湖のり」が付いてます。

やしの実博物館（無料！）

私は知らなかったのですが、
「名も知らぬとおき島より、流れよる椰子の実ひとつ」で知られる島崎藤村の椰子の実の詩をメインテーマにした椰子の実関連の博物館。
他に「渥美の古窯」などの渥美の地理・歴史についても。

メロンアイス

渥美半島は、日本屈指のメロン王国なんだそうw(ﾟoﾟ)wﾜｵ

13:40出港、15分前にカーフェリーに乗り込む。

鳥羽水族館マイカープラン

車1台＋大人1人　7,550円（定価は5,660円＋2,500円＝8,160円）
同乗者　　　　　 3,550円（定価は1,550円＋2,500円＝4,050円）
ふたりで1,110円引き！！

車ごと乗り込み！(≧▽≦)ﾜｸﾜｸﾄﾞｷﾄﾞｷ☆

暑いので、ガンガンに冷房が効いた船内から伊勢湾を眺めてましたが

海風を思い切り感じられるベンチのあるスペースもあり

やっぱりデッキに出て風を感じるのもイイ！

愛知県の伊良湖岬から三重県の鳥羽までは、55分の伊勢湾クルーズ♪

伊勢湾フェリーが出発して、まず左手に見えてきた島は「神島」。
伊良湖岬の方が近いけれど、伊勢志摩国立公園の特別地域にあり、三重県鳥羽市に属します。

三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になった島で、映画のロケ地でもあります！

しばらくすると、右手に「小築海島（こづくみじま）」や「大築海島（おおづくみじま）」などの無人島がいくつも続き、

進行方向左手に大きな島「菅島（すがしま）」

人口・面積とも三重県では答志島に次いで第2位の島。
鳥羽市内の相差（おうさつ）、志摩市志摩町和具と並んで海女の多い島らしいです。

進行方向右手に大きな島「答志島（とうしじま）」

三重県内で1番大きな島で、鳥羽に着いたかと思う程、船からも栄えている様子が伺えました。
鳥羽市の無形民俗文化財に指定されている寝屋子制度(※)が残っているそう。
※中学校を卒業した男子を世話役の大人が預かって共同生活する制度

答志島の前に停留しているのは、豪華客船 飛鳥Ⅱ☆

浅瀬で港まで入れないんですね。
ここから小型ボートで上陸なのでしょう。

左手に「坂手島（さかてじま）」
江戸川乱歩の妻、隆子の出身の地のため、江戸川乱歩ゆかりの島。

正面には、鳥羽港が見えてきました！

お！右手にミキモト真珠島！！
http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/

真珠島では、真珠の他に、昔ながらの白い磯着の海女さんの実演が見られます。

今回はカーフェリーに乗り遅れて行けなかったので(T-T)、次回は行きたい！

鳥羽港に接岸すると、船の壁がゆっくりと倒れ始めました。

「徐行」の壁が道となり、次々と車が通過してゆきます！

さ、下船します！

はい、そのまま隣接の「鳥羽水族館」駐車場へ♪

鳥羽水族館、飼育種類は日本一！！

水族館に着いたのが14:50。
エントランスホールで待っていたのは巨大な熱帯魚の水槽☆

珊瑚の海の

蒼い深い世界に引き込まれる。

15:00 【海獣の王国】でトドやアシカのお食事タイム

水中が見渡せる巨大チューブの中から

縦横無人に泳ぐアシカたちを観察。

お食事タイムと分かるのか、岩場に登って声をあげるトド。

エサをもらうために逆立ちしたりパフォーマンスするアシカ。

チューブの中からトドを間近で見る人たち。

【古代の海】コーナーのアロワナ

オレンジと黄金の鱗が美しい。。。

アフリカハイギョ

【古代の海】には、何なの、この魚…？と思う見たことない魚がいっぱいですが、怖いもの見たさでついつい見てしまう、、、(゜_゜)

アリゲーターガー

チョウザメ

拳ほどの大きさもない、オオムガイ

カブトガニ

こんなに大きなアンモナイト化石！

【伊勢志摩の海、日本の海コーナー】

優美な泳ぎで人懐こいスナメリ

【人魚の海】では、ジュゴン・セレナのお食事タイム

海藻の中に顔を突っ込みむしゃむしゃ。
鳥羽水族館で飼育されて32年のセレナ、もうアラフォーかもしれません。

息が続かなくなると水上へ。
ジュゴンって吸い込み口のようなまん丸の口をしてるんだ～

人魚のモデルといわれるジュゴン。
日本で見られるのは、ココ鳥羽水族館のみ！

16:20 【極地の海】でラッコのお食事タイム

飼育さんから貝をもらうと、くるくる泳ぎながらお食事するラッコ☆
めっちゃカワイイ♪♪♪

ハイイロアザラシちゃん。
くりくりっとした目でこちらをずっと見てます！

【コーラルリーフダイビング】

周囲3面と天井がガラスになっており、まるで水中にいるような感覚☆

ハタタテダイや

ルリスズメダイが水中を彩る。

【水の回廊】は屋外。

15:30に見たアシカショーが終わったアシカたち。
お勤めが終わってくつろぎながら、体中を掻き掻き 笑。

フンボルトペンギン

この暑いさなかにペンギンたちが外にいるという不思議。
意外と暑さに強いのかな…？

水の中で涼しそうに泳いでいるペンギンも！

お腹がかゆくてかゆくてたまらないバービー。
アシカもそうだったけど、体中かゆそうな動物が多かったなぁ(;^ω^)

【奇跡の森】

実際に生きものに触れる「ドクターフィッシュ体験」がこどもたちに人気です。
両生・爬虫類など水辺に暮らす生きものたちが多い中、

スナドリネコ

かわいいお顔のネコちゃんのようでいて、ヒョウのような模様と俊敏さ。
手前に小川が配置されていて、魚を自分で捕獲する行動展示が見られます！

約10mの吊り橋を渡って、そろそろ帰りますか！

鳥羽水族館、飼育種類は日本一なのに歩いて疲れるほどの広さでもなく、動物のショーや行動展示も工夫されていて、大人でも楽しめました♪
夏休みでも人が多すぎないのが◎、オススメです！

閉館時間は17:30(7月20日～8月31日のみ、通常は17:00)ですが、
８月1日～8月7日は「限定スペシャルナイト」を開催中でした！
（入場料は別途）

17:20 鳥羽国際ホテルに到着！

志摩国際ホテル ロビー

2010年にリニューアルしたロビーはスタイリッシュで落ち着いた雰囲気。

フロントはオーシャンウイングの２階。

鳥羽国際ホテルには、昭和天皇、上皇・上皇后両陛下、天皇・皇后両陛下、秋篠宮殿下・妃殿下がご宿泊されていますが、キャロライン・ケネディー元駐日米国大使も訪れたことがあるようです。

ハーバーウイングは1階～６階、
オーシャンウイングは1階～7階、
ハーバーウイングの5階とオーシャンウイングの１階が連絡通路で繋がっており、
離れに大浴場のある潮路邸があります。

私たちはオーシャンウイングの宿泊。

エレベーターホールから伊勢湾の眺め☆

エレベーターホールに飾られている伊勢型紙

伊勢型紙は、着物の柄や紋様を染めるために用いる型紙で、重要無形文化財に指定されています。
美濃和紙を柿渋で張り合わせた紙に、小刀で細かく精緻な柄を丹念に彫りぬく高度な技術によって作られます。

廊下

本日のお部屋

スタイリッシュなインテリア

お部屋の窓から松の木越しに伊勢湾が眺められます(≧▽≦)

正面～右手の眺め

左手の眺め

バス＆トイレ

トイレ位置が狭かったけど、専有面積が狭い部屋なのでしようがないかも｡

ミキモトコスメティックスのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ

ミキモトコスメティックスのグッズは、売店で購入できます。

デスクの引き出しの中に聖書と古事記！
伊勢神宮に近いだけあって、さすが！！

部屋の広さについて考えず予約していたのですが、この部屋は他の部屋に比べて狭かったようです。
チェックインの時にひとり＋2,000円で広い部屋にアップグレード可能と言われましたが、辞退していました。
私は松が見えるこの部屋を好みましたが、伊勢湾しか見えない部屋が良ければ広い部屋を指定した方が良さそうです。

オーシャンテラス

大人な雰囲気のリゾート感満載☆

夕日は反対側で見られませんが、

暮れゆくオレンジ色に染まった空と伊勢湾を眺めました。

夕食は、和食とフレンチで和食のセレクト@もんど岬

伊勢湾に鳥羽の島を模したプレート に 船をかたどったナフキン

・もんど岬お迎えの一品
　もろこし豆腐にお出汁の効いた海藻ソースがとても美味しいアミューズ

・本日の酒肴小鉢盛り
・アオサのお味噌汁
・鮮魚のお造り
・ 野菜の炊き合わせ

・魚介の蒸し焼き
　伊勢海老
　蛤
　白身魚

・鮑の土鍋炊き立て御飯

お店の方のおすすめで、追加5,600円で土鍋炊き立て御飯に鮑を入れることに。。。
でも、鮑はやっぱりお造りとかバター焼きとか酒蒸しとかにして食べた方が良かったかな、と思ったりしました。

鮑の土鍋炊き立て御飯、炊き上がり～♪

ふたりで２号分、ふだんお代わりしない私が必死で食べました(;^ω^)
弾力が程よく、海の香りがしました。

本日のデザート
ロールケーキ
西瓜

翌朝5時過ぎ
雲がかかっていましたが、雲の隙間から朝日が顔を出しました。

次第に朝日が伊勢湾に映り込み、「太陽の道」が生まれました。

お部屋から水墨画のような松と伊勢湾、朝日と素晴らしい光景を拝めました。

オーシャンウイングにしてよかった！
またオーシャンウイングにしよう！！と思った瞬間。

翌朝6:00前のオーシャンテラス

別館で大浴場のある「潮路亭」へ。
https://www.shiojitei.jp/

ホテルのフロントにお願いすると、車で送迎してくださいます。

潮路亭は本館と比べるとスタイリッシュな和風テイスト。
今度はこちらに泊まってみてもいいかも。

真珠で有名なMIKIMOTOが、潮路亭のために開発したのPEAL AURORA風呂。
真珠とアコヤ貝からしか希少な保湿成分を配合したキラキラ輝くパール調のお湯☆

通常、石風呂と岩風呂の両方ピンク色のところ、夏季限定で岩風呂はブルーに！
確かに、乳白色にブルーとピンクが混じった中にキラキラのある女子必湯のお湯でした♪

潮路亭のフロントデスクやロビーに飾られた伊勢型紙は、明治から昭和初期に制作された、今ではとても貴重なもの☆

伊勢型紙の彫刻技法には、「錐（きり）彫り」「突（つき）彫り」「道具彫り」「引き（縞）彫り」があり、５～８枚の型地紙を穴板という台に置いて彫り上げていくのだそう。

潮路亭の日本庭園

帰りは送迎バスを使わず、歩いてオーシャンウイング棟まで戻ってみることに。

ハーバーウイングの5階まで上がって

オーシャンウイング１階への連絡通路には

昭和天皇、平成天皇、現令和天皇の皇太子時代に来訪された際のお写真のギャライー

皇族の方々もお出でになられたホテルに宿泊できて嬉しい。。。
お部屋は全然違うけれど、、、(;^ω^)

皇族の方々のお写真に続いて、写真家 中野晴生氏の伊勢神宮の写真ギャラリー

こちらは、6月24日に行われる「御田植祭」の様子
日本3大御田植祭りのひとつ

伊勢神宮の神事もいろいろ見てみたいなぁ。

ハーバーウイング（5F）からオーシャンウイング（1F）へ。
階段下に伊勢型紙が飾られていました。

江戸時代、1セットを彫るのに半月～1ヶ月以上かかり、出来上がった型紙は江戸に運ばれ、染師により反物に染め上げられていたそうです。

8:00 朝食はメインダイニング・シーホースでビュッフェスタイル。

そういえば、鳥羽国際ホテルの象徴はタツノオトシゴ（シーホース）でした！

朝食には満足。

でも、伊勢湾が見晴らせる席が空いているのに、景色の悪い席に通されたのが残念でした。
部屋によって差別があるのだろうか？

その後はチェックアウトの11:00までお部屋でまったりして、昨晩残った鮑の土鍋炊き立て御飯をおむすびにしてもらっていたので、お部屋で頂きました。

カフェラウンジ

昨晩19:00からピアノ演奏があったけれど、夕食と重なって聞けなかったのが残念。

カフェラウンジから伊勢湾の眺め

ホテルをチェックアウトしたら、鳥羽土産を買いにBLANCA（ブランカ）へ。
http://www.blanca.co.jp/

写真の焼きたてのシェル・レーヌ 160円の他に、シェルレーヌ・ミニ6個入り349円、10個入り583円をお土産に。
お味は”プレーン”と”伊勢茶”があるので、三重のお土産にぴったり♪

帰り道、赤提灯の門の門が印象的な、安濃（あのう）SAに。

伊勢うどんや松阪牛のメニューなどを頂くことができ、三重県のお土産の種類が多かったです。
鳥羽で買ったシェル・レーヌもありました！

三重県、まだまだ見所がいっぱいあるので、また遊びに来たいです！！