2019/07/25 - 2019/07/28
90位(同エリア984件中)
葉月さん
昨年、アドベンチャーワールド訪問時とたまたま重なった赤ちゃんパンダ、彩浜に運命を感じて以来すっかりパンダファンになった私。なんでも突き詰めちゃう性格のせいもあって、どうせならパンダ聖地にも行ってしまえ!!と、四川省成都へ行って参りました!!感激のパンダ三昧の旅を堪能してきました!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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-
さて、3日目の今日は最大のお楽しみ!臥龍のパンダ基地での飼育体験の日です!!
ホテルロビーでの待ち合わせは6:50!!
ホテルの朝食は6時からなのでその前に起きて準備、軽く朝食を頂きロビーに急ぎます。
ちなみにこの日のコーデwはこんな感じ。
結果から申しますと万全の組み合わせでありまして。
飼育体験時にはこの上から青いつなぎを着ますので中の服はなるべく薄手がよろしく。
かつ結構動き回って(肉体労働ですからねw)暑くなって汗をかくので乾きやすいものがよろしく。
ただ臥龍は結構標高の高い所にあるので到着当初は少し肌寒い位ですので軽く羽織るものの用意が必須で。
ということで、ユニクロのアクティブシリーズ、つまりは運動用ウエアを着用して行きました。
これはお勧めです!!
特に気を付けて頂きたいのがパンツのすそですね、裾がすぼまっているタイプのものがよろしいかと。
というのも臥龍のトイレは場所によって少々「むむむ」なところがありますので、裾がすぼまっていないタイプのパンツですと降ろした時に床についてしまう可能性があります。
裾がすぼまっているタイプですと少なくともそれはありませんので!!
あと、パスポートも常に身につけておくためにこちらのパスポートケースを利用。地球の歩き方ショップで購入したものです。
中国ではよくパスポートチェックがありますのでこれは便利でした。 -
臥龍までは車で1時間ちょっと。
物凄く綺麗な高速道路のトンネルをいくつも通って行きます。
それらはすべてあの四川大地震の後に出来たものだそうです。
臥龍中華大熊猫苑は山の上にあるのでかなり上ります。
途中物凄い山の中を通るのですがパンダ基地が近づくと途端に集落が開けてきます。
常連さんはこの集落にあるお宿に泊まって数日通うそうですよ。
9時からということでまだ少し早いのでトイレを済ませてからこの辺で記念撮影。
ちなみにここのトイレには紙がありませんでしたので携帯ください。 -
時間になり、中に案内されます。
まず応接コーナーのようなところに案内され、そこでガイドさんにパスポートを渡します。ガイドさんが事務室のようなところへ行って手続きをして、パスポートは直ぐに返却されます。
↓
青のつなぎと手袋が渡されます。
↓
上着を脱いでこのつなぎを着ます。
この後荷物類は全部ロッカーに入れますので、パスポートは首のパスポートケースへ、汗を拭くハンカチ、タオルは自分のズボンのポケットへ、カメラ、スマホも忘れずに携帯します。
↓
首のパスポート、スマホ、カメラ、ハンカチ以外の荷物は全員分(私、夫、ガイドさん分)ひとまとめにしてロッカーに入れ、鍵を閉めそのカギはガイドさんが持ってくれます。
↓
それではいよいよパンダ舎に向かいます!!
パンダ舎に向かう時は専用の車に乗って移動します。 -
ここからはカメラはガイドさん任せになります。
自分達で撮ることは出来ませんのでご注意を。
まず最初にパンダ舎のお掃除から始めます!!
これから外にでるパンダ様の為に昨日一日居て汚れた運動場を綺麗にします。
くうう、パンダ…君ら絶対野生で暮らせないだろう…
まずしっかり手袋をつけてから食べ残しの竹、笹を拾ってまとめます。
凄い量!!そして竹がぶっとい!!こんなのベキベキ折って食べるの?!
凄い力ね…あと…これ、…ほんとに美味しいのかね?
それにしても塀の外から見るよりも想像以上にパンダの運動場は急勾配です!!
パンダって本当に山の中にいる動物なのね… -
この日も私の無駄に強力なお天気パワーでこの頃から既に超快晴…暑い…
つなぎの下、エアリズムTシャツで大正解!!厚手のタートルなんかだったら蒸され死にしますわー
竹を大体拾い終わったら今度はウンチの掃除です。
お金を払ってパンダ様のウンチを拾う訳ですw
今度生まれ変わるならパンダになりたい…
パンダのウンチはコロコロしていてそんなに臭くないし…と余裕をかましていたのですが、とんでもない!!
奴ら、あの体重でうんちを踏み踏みするから踏み固められていてめちゃくちゃかったいんですよ!!
確かにコロコロでホウキでサクッと掃除できるものもあるんですが…とくにこの台の上なんかもう…ヘラじゃないと取れないだろう!!っていう位固くて参りました(汗)
危うく夫の頭上にウンチの入ったちりとりを落としそうになり「やめてよ!!(怒)」と怒られる私。
30分ということだったのですが、もう30分もするころにはヘロヘロ…
凄い体力の要る仕事なんだなーと嫌というほどわかりました!!
フラフラし始めたところで、遅れて入ってきた欧米女子二人とウンチ掃除を交代。
今度はパンダ舎の中の掃き掃除を軽くして掃除体験が終わります。
すっごい疲れた!!
それにしても…パンダ舎の中にいるとパンダが本当に近いよーーー!!
すぐそば!!モフモフ!!かわええ!!
外に早く出たいのかお腹が空いているのか、鉄格子をガシャンガシャン叩くパンダ。
少々お待ちくださいませご主人様… -
これからお昼ご飯までパンダ苑内を自由に見学できます。
ガイドさんお勧めはパンダの幼稚園。
1歳の子達が集められている場所でその数なんと18頭!!
白浜の彩浜や上野のシャンシャン、一頭でも悶絶に可愛いのに、それが×18って…私、萌え死ぬかも…
1歳の子パンダ達は午前中は元気一杯!!
こうしてコロンコロンと動き回っています!!
なんて可愛いの!! -
逆上がりをしようとする子パンダ。
彩浜も梯子でこんなことよくしていますよね。
クルンと回ると嬉しそうなドヤ顔w
ホクホク観ていたら、飼育員の制服を着ているせいで飼育員だと思われたらしく、お客さんから何か聞かれてしまいました。
夫が少しだけ中国語が分かるので「いや、日本人だから…」と言ってかわしていましたが…そりゃそうよね。そしたら「おーエクスキューズミー」って言ってきました…凄く丁寧な振る舞いで…正直、意外… -
勿論大人パンダも沢山います!!
とある運動場をパッと見て「居ないね」と言って通り過ぎようとしたら観ていたお客さんがゼスチャーで「下にいるよ」と教えてくれたので覗いてみたら本当に塀のすぐ下で寝ている子発見w
ちょっと…行き倒れポーズですが…
それにしても意外に中国の人がフレンドリーでビックリ -
すでに食べ疲れて寝ている子もいますw
折角ですので同じポーズを…
ちなみにこのころになるともう暑くて汗をかいてきます。
つなぎのポケットにはスマホとカメラ、手袋を入れているのでタオルはつなぎの下の自分のズボンのポケットに入っている状態なので、ちょっとタオルを出す時、つなぎの前のボタンをはずしてそこから手を入れてズボンからハンカチを出す…という、実際やってみると分かりますが非常にハズカシイ状態になるのを覚悟して下さい… -
11時位は子パンダ達のミルクタイム。
こんな風に並んで顔をミルクだらけにして必死に飲んでいます!!
可愛い、以外になんと申し上げればいいのやら!!
ああ、あの飼育体験をやりたい… -
こっちの子達はおやつを貰ってご機嫌。
群れていますw
ああ、一頭連れて帰りたい… -
臥龍名物、パンダのなる木、しかも子パンダ!
今までパンダが木に登る姿なんてYouTubeでも余り観たことが無かったのですが、もう生でしっかり見れました!!
意外に速いんですよ。
スルスルと器用に登っていくのですが、枝があるとすぐそこで休むw
基本のんびり屋さんのようですね。
しかし細い木だけど、折れないのかしら? -
自分達のお昼ご飯の前にパンダにおやつをあげることが出来ます!!
(嬉しいことに午前に一回、午後に一回!!)
白浜でもパンダラブツアーでおやつをあげたことがありますが、白浜では長いフォークに刺したリンゴだったのですが、こちら、直接手であげられます!!感激!!
最初は人参、次はパンダケーキと言われる硬いパンのようなものです。
6人ぐらいのグループでパンダ舎に入ったのですが、私一番最初にあげることになりました、ドキドキでご対面!!
てかちかっ!!
凄いの!!本当にモフモフでおっきくて…可愛い!!
ビニール手袋をして人参を口元へ…パクッと食べてモシャモシャ食べてくれました。
ちなみにもしおやつを落とした場合はそのおやつは破棄だそう。
落としたものなどパンダ様には差し上げられないのですw
人参をあげたらグループの方一周して、2周目でパンダケーキをあげます。
可愛いなぁ、もうずーッと見ていられる… -
うっとりしたまま、今度はランチに向かいます。
カートで向かう先は従業員用の建物でその中にある社食のようなところで従業員さんと一緒に頂きます。
実は昨日のうちにガイドさんから「明日の昼食は従業員用の社食で食べる予定なのですが、実は以前のツアーで従業員用の食堂で食べさせるなんて、っていうクレームがあったんですよ。なのでもしお二人がお嫌でしたら車で5分位のところにあるレストランにご案内することも出来ますがどうしますか?」と聞かれていたんですね。
…つまらない人が居るものですね!
社食なんて、入りたくてもなかなかご縁が無い場所だというのにその価値が分からないなんて!!
我が家は当然「社食!行ってみたいです!!」と言ってお邪魔させて頂きました。
ビュッフェ式で自分で食べたいものを取ります。
色目は地味なのですが、さすが四川料理…どれも美味しい!!
ご飯はややパラパラしている感じです。
なのでおかずをかけて頂くと丁度良くなる感じですかね。
とにかく美味しかった!! -
さて午後は講堂のようなところでパンダに関する映画を観ます。
言語は英語。むむう。
ところどころ夫に通訳をして貰う…くぅ!!
映画の後はパンダケーキ作りを体験します。
材料はすべて揃っているので指示の通りに入れ、こねていきます。
最初はぱさぱさですが混ぜているうちにしっとりして来ます。
なんだか美味しそうだぞ。 -
完成!!
私のは左の!!
こう言っては何ですが、全員の中で私のが一番きれいに仕上がっていました!!粘土細工得意だもんね!
これを3時間程蒸して食べさせるのだそう…
何度も言うけど…パンダ、もう野生は無理でしょ… -
はい!!そして午後のおやつタイム!!
今あげているのが昨日作って蒸したパンダケーキ!!
美味しそうに食べていました!!
それにしても近い、大きい、可愛い。
昨年の11月までここではパンダ抱っこの体験も出来たんですが、今は禁止されています。
パンダにストレスがかかるということで仕方ないのですが…
うう、パンダ抱っこしたかったよう!! -
大満足の飼育体験が終わりましたら証明書と記念品を頂きます。
緑のポロシャツと証明書、ポストカードのセットとトートバッグです!!
ポストカードのセットは非売品!!
トートバッグ、凄く可愛いし大満足!! -
さて、楽しい一日の締めくくりは、成都で一番人気だという陳麻婆豆腐での夕食です。
凄く人気店らしく、既にもう待ちの人達が…
勿論予約済ということで待たずにそのまま二階の席へ。
いやー、ツアーって凄いわ!! -
これが噂の麻婆豆腐!!
いや、ほんとにね、辛いんですけど、辛いの苦手な私でも食べちゃう美味しさ!!
凄く美味しい!
大事なことなので二度言いますよ。
物凄く美味しい!! -
揚げたごはんに野菜のあんをかけたものと空心菜の炒め物。
これもまた嫌になる位美味しい。
辛い麻婆豆腐とこの空心菜のあっさりした味がよく合う! -
ただ、量が多過ぎて…二人で半分位しか食べられず。
うーん、凄い量。
もっとたくさん食べられる胃袋ならいいのに…
でもNYの時は全く食欲が失せてしまって3キロ位痩せて帰ってきたけど、今回は自分でもびっくりするくらい食べてしまいました!!
さて、食事の後は、こちらオプションになるのですが、川劇、という、一瞬でお面が変わるというので有名な演劇を観に行くことになりました。
劇場はホテルのすぐ裏。 -
場内写真撮影禁止なのですが…皆撮る撮る…
ガイドさん曰く「いやー全然撮って構わないですよ、基本、決まりは守りませんから」って。
いやもう逆に清々しくていいかも。
とはいえ、やはり上演前のこの場面位しか撮れませんでしたが…
変面、っていうんですかね、本当に一瞬でお面が変わってしかもそれがどんどん変わっていくのが本当に凄かった!!
これ、たしかイッテQでイモトか誰かが体験していませんでしたっけ?
いやいや、貴重な体験が出来ました。 -
成都もこの時期はかなり遅い時間まで明るいですし、お店の営業も11時近くまでだったりします。
演劇の後、最後の夜ですので少し街の散歩をしてみることにしました。
早速なんだかおもしろいにおいのするものを見つけました!!
メイソウ…って、このロゴは…笑
所謂ダイソ―的な感じのお店で洋服は売っていませんでした。 -
…これは…どこかで見たような…?
なんだか期待通りのお店がどんどんあって嬉しくなってきます。
いやーそれにしても夜遅くなっても通りの活気のあることと言ったら!!
なんて言うか、もう、みんな元気で活力にあふれていますねー
さすが、14億人の国というか。
ガッツが無いと生き残れないんだろうなぁーというのが実感出来ました。
いや、正直、中国人って声が大きいし、割り込むし、あまりいい印象を持っていなかったんですよ。
でも実際中国に行って、ほんのすこーーーーしですが垣間見たことで「そうだよね、声大きくないとやっていけないよね」「そうだよね、のんびりしていたら前に進めないよね」って感じで、そんな中で生き抜いている彼らに対して、明らかに今までとは違う感情を抱くようになりました。いい方にね。
これはやっぱり旅の効用というか、本やネットでは感じ取れないものですよね。
やっぱり旅行っていいな、って改めて思った次第。 -
楽しく充実した旅も4日目の朝、もう日本に帰国です。
空港までガイドさんに送って貰い、Sさんに何度も感謝を伝えて握手して出国エリアへ。
本当にSさんにはお世話になりました。素晴らしいガイドさんでした!!
帰国後しっかりとアンケートに感謝とアゲアゲの感想を書いて送りましたよあたしや!!
大体の人はクレームの時だけ申し出ますが、私はいいなと思った時必ずそれをメールやアンケートで伝えるようにしています。
なんか、出来て当たり前、出来なきゃ文句、ってつまらなく無いですか?
やっぱり働いている側だって良かった点を褒められたらモチベーションが上がると思うんですよ。なんか、減点的な反応だけじゃなくて加点的な反応がもっと広まるといいと思うんですけど…
さて、空港にて。
帰りもビジネスクラスなのでラウンジで待つことにします。 -
あ、やっぱりパンダがいるw
ただこのパンダも尻尾が黒い…
ラウンジ全体はそんなに混雑していないのでのんびりできる感じ。 -
ラウンジにあるご飯も四川料理。
これがまた美味しかったです。
中国らしくお粥も完備!
きゅうりの浅漬けのようなちょっとピリ辛の味がとても美味しかったです!!
ただこちら、トイレが個室2ヶ所なので運が悪いとちょっと待ちます! -
機内食。
普通は逆なんでしょうけど…うーん、ラウンジのご飯の方が美味しかった…
四川料理って本当にどれも美味しくて…私は大体海外旅行中は食欲が落ちてしまってほとんど食べられなくなって数キロやせてしまうのですが、今回に限ってはいやはやよく食べた!! -
窓の外から見える中国の大河。
広大ですなぁ…
これ、下で見たら向こう岸なんか見えないんだろうな… -
うーん、これは長江…ですかね?
こんな感じで実に満足の4日間でした。
パンダは可愛いし、ご飯は美味しいし!!
出来たらまた行きたい!!と言いたい所なのですが…
若干トイレが私的にはちょっと…和式が多くてね…
でもどうだったかと聞かれたらもう即答で「成都いいよ!!」って言っちゃう感じでした。
そういえば四川省は「三国志」の登場人物ゆかりの土地だとかで、ガイドさんの説明でもたまにそういう話が盛り込まれたんですよ。
でもうちは二人とも「三国志」を読んだことが無くて。
勿体なことをした!!もし読んでいたらそれでも盛り上がることが出来たのに!!
ということで旅行から帰ってきてから、我が家は「三国志を読もう!」をスローガンに掲げることになりました!
(と言っても漫画でですけどね)
楽しい思い出と共に新たな分野への興味も培ってくれた中国旅行となりました!!
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