2019/08/08 - 2019/08/10
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Pメテオラさん
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チリのサンチアゴ空港離発着のポイントは、天気が良ければアンデス山脈の最高峰アコンカグアが見えること。実際に、この眼でアコンカグアを見ることができた。また、時間の余裕を見つけて、空港内を興味深げに歩いてみた。
同じようにサンチアゴの地下鉄も、興味津々であちこち乗って、もの珍しげにチェック。フランスのメトロがオリジナルなので、基本はパリ風。ここ4-5年の間に開通したメトロは、ホームドアや無人運転で、世界の最先端。ある意味ではグローバルな雰囲気のメトロだが、やっぱり異郷の地下鉄は面白かった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
1. アコンカグアを見た
チリのサンチアゴ空港に離着陸する30分くらい前か後に見える南米最高峰のアコンカグア山、6962mの遠景。あまり目立つ山容ではないので、見過ごしがち。窓側席を取って、一番高そうな峰を探していたら、「多分これ」。
山頂は、アルゼンチン領内にあるのでチリ側からの登山はレア。ただ、見るだけ。 -
晴れて視界が良ければアンデスの峰々を見ながら飛行機が離着陸するサンチアゴの表玄関、アルトゥーロ・メリーノ・ベニテス空港;Aeropuerto Arturo Merino Benitez 。覚えにくい名前なので、私も自分のEチケットの表記をみて転記した。何でも、チリ空軍の生みの親とのこと。
スモッグさえなければ風光明媚な空港だ。 -
アルトゥーロ・メリーノ・ベニテス空港のターミナルビルの屋根。けっこうセンスがいい。ターミナル拡幅中で、今の倍くらいに建物が広がるそうだ。
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2. チリに来たガイジンの証
チリに来たガイジン観光客は、PDIと大書されたレシートのような入国証明書をもらって出国時まで保管する。効能は、ホテルの消費税免税相当で、クレジットカードで米ドル払いに限り、19%の消費税が免税。けっこうでかい。 -
PDIスリップの裏側。しっかり入国管理官のスタンプあり。
チリへ来るアメリカやヨーロッパからの便は早朝から朝の到着が多いので、午前7時から9時ごろまで、入国審査場や手荷物受取場は大混雑。正規や白タクの呼び声もいっぱい。でも、しつこくないので、チリ人の性格はおっとり型ではないかと、一安心するのも空港体験のひとつだった。 -
3. 空港探訪
サンチアゴなんて滅多に来ないので、時間に余裕を持って空港に行き、アルトゥーロ・メリーノ・ベニテス空港内を観察した。
2階の出発階から見下ろすと、喧噪のうちにチリ第一歩を踏み出した国際線出口があった。バス乗り場、乗り合いタクシー乗り場、普通のタクシー乗り場が、縦列で並んでいる。 -
出発ターミナル内。手前が国内線カウンター、奥が国際線カウンター。清潔、静か、行儀が良く、とても好印象。アジア系、アフリカ系の乗客はほとんど見かけない。
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チリ大手のLATAM:ラタム航空のチェックインは、ほぼ自動チェックイン。英語の案内に従って手続きをすればよい。迷ったら、近くの乗客に聞くと、手慣れた人が1人や2人いるので、アドバイスしてくれる。
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セキュリティチェックを受けた後の国内線搭乗客の待合ソファー。ゴミも椅子のほころびもなく、清潔、快適な空間だ。
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LATAM国内線に乗るところ。ボーディング・ブリッジで搭乗するケースもあれば、いったん外に出てタラップを昇って搭乗する場合もある。冬の空は青く、気温も上がって、いい陽気。
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場所が変わって、国際線待合スペースには免税店が数軒競合。チリ名物のワインはいっぱい並んでいる。その他の土産物店やカフェもいっぱいある。土産屋で、イ-スター島をイメージする人形や細工物を売っているのを見て、ああチリ!、と最後に納得した。
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4. メトロ・サンチアゴ入門
チリのサンチアゴには、2019年8月現在、地下鉄が6路線走っている。呼称は「メトロ」。一言でいえば、サンチアゴ風のパリ・メトロ。
安心、安全、ひんぱん。安くで使いやすくて、清潔で新しい感じの地下鉄だ。
駅の窓口で、スイカ相当の「bip」カードを1550ペソで買い、5000ペソをチャージしてもらって、いそいそとメトロの旅をスタート!
写真は、bipカードと、2019年8月現在のメトロ路線図。十分なネットワークを形成していた。 -
メトロの駅の目印は、赤いひし形が3つ横に並んだマーク。Mの字をデフォルメした図案。ひとつの駅に数カ所の出入口があるのは世界共通。大人しいデザインは、チリの国民性の証左かも。
東の方のロス・ドミニコス:Los Dominicos の駅では、かなり近くにアンデスの峰々が見える。メトロ全体が、せいぜい40年ほどの歴史しかないので、どこも現代風できれい。 -
駅の入口には、たいてい看板が貼ってあって、駅名と、始発、終電の時刻が書いてある。平日、土曜、休日ダイヤの3本立てだ。電車は朝6時から23時ごろまで走っている。夜更かしのサンチアゴ市民からすると、終電がけっこう早めだ。
写真は、チリ一番の歴史的人物名「ペドロ・デ・バルディビア」を冠した駅。同名の大通りのそばにあるから、この名が付いた。 -
2019年現在のメトロの運賃表。均一運賃制だ。
金額は、左から、朝夕の通勤ラッシュ時、通常時間帯、早朝深夜、の3区分。上段は、メトロのみ、中段はバス&メトロ、下段は近郊電車とメトロ、の乗り物組み合わせ時の運賃。
一番高い区分でも、800ペソ、約150円は日本人には魅力的な公共交通機関に映った。
英語表示は書いてあるが、スタッフのほとんど誰もしゃべれない。「こんにちは」「ありがとう」と日本語をしゃべってくれる窓口のスタッフがいた。 -
駅の改札口付近。。かなり広く作ってあった。照明は暗くはなく、危ない雰囲気は基本的に皆無。都心西部の中央駅などに行くと、こういう場所にも露天商や行商がいっぱいいて、楽しくもあり、用心するに越したことはなしでもあった。
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あらためて、bipカードの表と裏。無記名で、有人窓口で快く発行してもらえる。セルフチャージ機もあるやに見かけたが、そこまでの観察、調査ができず反省。
その辺の乗客の仕草を真似していると、すうーっと乗れてしまう。 -
メトロへの乗車時は全部自動改札。bipカードを、カードの絵が書いてある読み取り機にかざし、バーを押して通る。カードリーダー脇のスクリーンに一瞬、カード残額が出る。
ホームからの出口にもバリアがあるが、カードの読み取りはせず、手で仕切り板を押し開けて出るだけ。観察した限り、バーを飛び越えて無賃乗車強行というような人たちはいなかった。 -
5 パリ風メトロ1号線に乗って
さてさて、初めてのメトロ乗車は1号線。サンチアゴのメトロの幹線で、走っている場所もいいし、電車の本数も乗客も多い。
プラットホームに降りて電車を見たら、パリのゴムタイヤ地下鉄の電車そのものだった。少し違いがあるものの、8割方はパリのメトロ気分。
それもそのはず、サンチアゴのメトロは、パリの地下鉄システムを、そっくりそのまま導入しているのだ。1970年代以降に建設したので、パリより新しい感じのメトロ感がいっぱいだった。 -
1号線の電車の車両側面など、ずばり、パリの20世紀後半の姿。もっとも、パリのメトロは今や無人運転、車両リニューアル、ホームドア化が進んでいるので、サンチアゴ1号線風景は、なつかしい光景だ。
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このごろは、初期の青い車両に替わって、赤い新型車が増えているようだ。こちらはスペインのバスクに本社があるCAF製の車両だ。
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CAF製メトロの車内。すっきりきれいで、ごみ、落書きなし。ロングシート車の9両編成。朝夕のラッシュ時は激込みのときもある。サンチアゴは、大都会なのだ!
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1号線車内路線図。
どの路線に乗っても、そのラインの路線図、全体の路線図、安全の注意が扉の上や横に貼ってある。 -
乗客への注意書き。非常時の連絡や脱出の方法などが、スペイン語と英語で書いてある。
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エキナカ美術館もあった。名付けて、メトロ・アルテ(アートのこと)。バゲダーノ駅の1号線プラットホームへの通路にあった。
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メトロ・アルテは、かなりの大作。作品の良し悪しはともかく、このような取り組みに拍手!
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6 一番新しいメトロ3号線
つづいて乗ったのは、3号線。想像に反して、超最新鋭の路線だった。通路や案内表示が真新しい。シンボルカラーは茶色。 -
電車の到着や待ち時間を知らせるスクリーンがあった。開通して2-3年とのことなので、画面もくっきり鮮やか。夕方は5分間隔での運転のようだ。
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もちろん、ホームドア。多分、自動運転。あるいはワンマン運転だったかも知れない。未確認で失礼。
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ホームドアがあるので、駅の跨線橋から3号線の電車を見た。かなり大型の車体。ゴムタイヤ方式ではない、普通の電車。
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電車の側面。メキシコの車両メーカー製のはず。
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3号線の車内。座席はプラスチック製のロングシートだ。
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7 少し毛色が違う4号線
3番目は、新都心の中心、トバラーバ駅から郊外に南下する4号線。シンボルカラーは青色だ。4号線もゴムタイヤ式ではない線路と車両だ。 -
3両1組のCAF製の電車が2編成併結して6両編成で走っている。
郊外方向に数駅下ると、電車は地上から高架線に出て、郊外団地の中を走る。 -
4号線の車内。オレンジ色で、クロスシートとロングシートが入り混じった座席配置。週末の午前中なので空いていたが、午後から夕方になると乗客も増えてきた。車内ダンスを披露してチップを稼ぐ高校生みたいなのもいた。
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4号線は、全路線の中で唯一、支線がある。「4A」と表示。枝分かれしているVicun*a Mackenna;ビクーニャ・マッケナ駅は、地下で、珍しく島式のホーム。支線は、1階上に発着している。
プラットホームの構造を見ていると、かつては、真ん中に線路があって、電車を挟み込むようにしていた感じだ。
*:nの上に~がある文字。 -
8 5号線は1号線と姉妹路線のよう
つぎは、緑色のラインカラーの5号線に乗った。路線長は1号線以上、朝夕のラッシュも1号線以上に混んでいるという。全体として、色違いの1号線みたいな雰囲気だった。
乗換のことは、チリ風表現では「コンビナシオン:Combinacion」。”組み合わせ”という単語を使っていた。 -
南の始発駅は、4号線と接続しているビセンテ・バルデス駅:Vicente Valdes。到着した電車は、いったん奥へ引き上げてから発車ホームへ入ってくる。
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5号線の車両は、1号線と共通のフランス、アルストム社製の7両編成の電車。20年くらい経っているようで、少し古びた印象。けれども駅にも車内にもゴミもなく好印象。
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イチオシ
昼間の運転間隔は3-5分おき。けっこう頻繁に電車は走っているし、ラッシュ時には快速運転もある路線だ。都心部のバゲダーノやアルマス広場駅前後では、通勤時間帯でなくても、かなり人が多い。普通に乗っているだけで、スリのターゲットにされることはなさそうな雰囲気であるが、用心するに越したことはない。
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5号線の新型車も1号線と共通の形式でCAF製ではない。色の塗分けは旧型と、ほぼ同じであるが前面がやや流線形になっていて、側面の窓やドアが大きい。あんまり走っていない。
5号線も4号線と同様に、都心を離れると地上に出て高架線を走る。延々と、似たり寄ったりのマンションと戸建てが広がる車窓風景が続いた。写真は、高架駅で車両基地のあるN*uble;ニューブレ駅発車風景。
*:nの上に~がある文字。 -
9 メトロの旅の最後は6号線
6号線も開業して3年ほど。3号線と並んで最新鋭のサービスを誇る。ホームドア、おそらく自動運転で、駅の構内は、まだピッカピカ。東の終点ロス・レオネスから南西方向の住宅街を目指して走る。今のところ北東方面への延伸計画はないようだが、10年後20年後はどうなっているのだろうか。 -
床に反射する蛍光灯もまばゆい6号線の新しい駅。3号線との乗換駅Nino*a;ニニョア駅構内。下を通る電車が見える。
*:nの上に~がある文字 -
3号線と同型。ホームドアがあるので、電車の写真は撮りにくい。プラットホームをまたぐ通路に上がると行き来する電車が見えた。
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終点のロス・レオネス駅で、地下から地上に出てきたら、スモッグのないサンチアゴの青空がまぶしかった。
今回のメトロ体験では3号線はない。なかなか次回チャレンジとはいかない。耳より情報では7号線から10号線までも計画があるとのこと。
チリのサンチアゴのメトロ体験は、興味深くもあり、それなりに楽しい時間でもあった。
了
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