2019/08/16 - 2019/08/18
513位(同エリア813件中)
yukiさん
何気なく書店で手に取った一冊のガイドブック。そこに書かれていたのは、成田から2時間弱、簡易電子ビザで入国できるロシアの地方都市━━ウラジオストクでした。手軽さと異国情緒に魅せられ、なんとかビザの手配や準備を終えて訪れた8月某日。
奇しくもその日は、台風10号の影響による豪雨の日でした。
気まぐれな雨風に翻弄され、マトモな観光ができたのは2時間ほど。こんなことってある?と嘆きつつも、遠路はるばるやって来たからには楽しまなければ損。さて、観光ができないなら何をするか。
そう、買い物です。
とはいえ決して懐に余裕があるわけではないので、欲しいものを好きなだけ、というわけにはいきませんでしたが、ウラジオストク、なかなかどうして買い物が楽しい街でした。特に雑貨は、レトロ可愛いものやふしぎ可愛いものの宝庫。その魅力の一端を、ほんの少しでもお伝えできたら嬉しいです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
8月16日、お昼の便でウラジオストクへ。
ちょうど台風10号が東日本に上陸していた頃でした。飛行機が飛ぶかどうか出発寸前まで心配していましたが、特に問題はなかったようで定刻通りに出発しました。 -
離陸後しばらくしてからいただいたサンドイッチ。
噂によるとあまり美味しくないとのことでしたが、味は普通でした。ただ、パンはぼそぼそしていますし、具も淡白な味なので好き嫌いは分かれるかなという印象です。
後方座席に座っていたせいか、味は選べずチキン一択でした。(本来はチキンかチーズの2択のようです) -
なぜか予定よりも1時間ほど早く到着し、喜んだのも束の間。パスポートコントロールに向かうと長蛇の列で、ここだけで30分くらいは待ちました。
(後で書きますが、帰りも帰りでかなり待ち時間が多く、暇潰しのできるものを持っていけばよかったと心底後悔しました) -
なんとかパスポートコントロールを抜け、空港に降りました。市内までの交通手段はいくつかありますが、空港の外は雨。道路状況等々を考えて、今回はアエロエクスプレスという電車を使うことにしました。
駅は空港と直結なのでわかりやすいのですが、出入り口に物々しい手荷物検査ゾーンがあります。ここで検査をしないと駅に入れないんだろうな、と思いしばらく待っていましたが、どうやらそこは出口専用のようでした。手荷物検査ゾーンの奥に、もう一つ別の出入り口があったのです。
そこから長い通路を抜けて進んでいくと、赤い電車が待つホームが見えてきました。窓口にいる無表情の駅員さんに「2パーソン、エコノミー、ウラジオストク」と話しかけると無言でチケットを売ってくれました。 -
ものすごい勢いで閉まる車内のドア、いかつい車掌さん、どんより薄暗い車内に内心怯えていましたが、電車はスムーズにウラジオストク駅に到着。
駅からほど近いホテルに一旦荷物を置き、駅に隣接していたスタローバヤに入りました。お店自体は隣接しているのですが、入り口は外にあります。「人民食堂」という派手な看板があるところから階段を下ると、お店のドアが見えてきました。 -
あまりお腹が空いていなかったので、これだけ。全部で400円くらいだったと思います。ボルシチ、パプリカの炒め物、よくわからないぼそぼそしたパン。カウンターに並んだ料理を指差すと、店員さんがお皿によそってくれるのですが、容赦ないボリュームで少しびっくりしました。
で、肝心の味はというと。
まず真ん中の炒め物が、ものすごく甘い。見た目から想像できないくらい甘くて、正直あんまり美味しくなかったです…。好きな人は好きかもしれませんが、甘い味付けのおかずが苦手な人は受けつけない味かなと思いました。
そしてボルシチ。実はボルシチを食べたのは初めてだったのですが、見た目よりもあっさりした味でとても美味しかったです。これは大当たりでした。 -
そして一夜明け、朝から鷲ノ巣展望台へ。
バスやタクシーを使えば便利なのですが、使いこなせるか不安だったので徒歩で向かいました。雲行きは怪しいし、坂道ばかりで体力はすり減るしで、散々なスタートでした。
ケーブルカー乗り場を目指して歩いていきましたが、歩けども歩けどもそれらしき場所は見えません。とりあえず眺めの良い場所で写真を一枚。 -
歩き始めてどれくらいが経ったのか。気がつけば、目の前に展望台らしき場所が見えてきていました。
ケーブルカー乗り場を追い越して、展望台まで自力で来てしまったようです。少し、というか大分遠回りをしてきてしまいましたが、気を取り直して頂上へ。鷲の巣展望台 建造物
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時間は午前10時前くらいだったのですが、すでに上へ登る階段から頂上まで、韓国や中国からの観光客でいっぱいでした。前日の雨でつるつる滑る階段を登りながら自撮りする人(何度か転びそうになってました)、すぐ横で写真を撮っているのに割り込んでくる人……。とにかく押し合いへし合い皆写真を撮っていますし、天気も不安ということで、すぐ市内に戻ることにしました。
鷲の巣展望台 建造物
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帰りはこのケーブルカーで降りてきました。だいぶ古そうな車体だけど大丈夫かな……と不安に思いながら乗りましたが、5分くらいですぐに到着しましたし、乗り心地も良かったです。
さあ次の目的地へ、と歩き始めてから数分後。
突然雨が降り始め、あわててレインコートを被りました。最初は小雨でしたが、どんどん雨足は強まってきます。歩きやすさ重視のスニーカーはあっという間にずぶ濡れになり、ぬかるんだ田んぼを裸足で踏みしめているような感覚に陥りました。
みるみるうちに、観光したい気持ちが萎んでいきます。ケーブルカー 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
遠出する気力は失せましたが、ホテルに戻るにしても、どうせ通り道だしお土産屋さんを覗こうということに。
歩くたびに雨風は強まっていきましたが、どうにか中央広場へとたどり着きました。まずは市内でも指折りの品揃えと立地の良さを誇る『ブラッド・ギフツ』へ。悩みに悩んで、このチェブラーシカのグラスを購入しました。250ルーブルだったので、日本円だと500円くらいだと思います。
チェブラーシカグッズを期待して訪れたお店でしたが、思っていたより品揃えは少なかったです。そのかわりマトリョーシカグッズやキラキラした置物系は豊富に取り揃えていましたし、人気のあるお土産ものはひととおり置いてある印象でした。そのかわり、空港ほどではないですがお値段も中々だったと思います。 -
次は噴水通りのドム・クニーギという本屋さんへ。ここでどうしても買いたいものがあったのです。
それは『バーシック』。ロシアのぬいぐるみブランド『ブティーバーサ社』の猫のぬいぐるみです。SNSで偶然この子の存在を知り、さらにウラジオストクの本屋さんで売っているという情報を掴み、何がなんでもこの子だけは連れて帰ろうと心に決めていました。
日本で買うと6000円~7000円ほどはかかるようですが、この本屋さんでは小さめサイズであれば1430ルーブル(約2860円)でした。花束を抱えた子、スカーフを首に巻いた子など、衣装違いや柄違いの子がたくさん棚に並んでいます。大きいサイズの子の方が衣装の種類は豊富でしたが、荷物の量を考え、無理なく連れて帰れるサイズの子を選びました。噴水通り 散歩・街歩き
-
次はグム裏の『ビューロ・ナホーダク』へ。ソ連時代のデザインを現代風にアレンジした雑貨のお店ということで、絶対に行きたいお店の一つでした。
この時店内は空いていて、ゆっくり商品を眺めることができました。ただ、良いなと思うものに限って大きすぎたり割れ物だったりして、残念ながら買えたのはこれ一つだけ。チェブラーシカのピンバッジです。手作り感のある素朴な作りで、350ルーブル(約700円)でした。
店員さんは若い女性の方で、英語でにこやかに対応してくれました。商品の説明もしてくれましたが、私の英語力が貧困すぎて聞き取れず……。ロシア語と英語を勉強して再訪したいお店です。 -
次はおやつです。
グム裏の人気店、エクレアの美味しい『フスピシュカ』へ。ビューロ・ナホーダクのすぐ近くにあるかわいいお店です。
この悪天候だしお客さんはそれほどいないだろうと思っていたのですが、お昼前なのにお店はすでに満員でした。唯一店の前のオープンスペースが空いていたので、雨風と戦いながらコーヒー味のエクレアをいただきました。
これがもう本当に絶品で。甘すぎないクリームに、軽くてもちっとした生地が絶妙にマッチしていました。できることなら追加注文したいところでしたが、ひっきりなしにお客さんが来ていたので諦めました。フスピシュカ エクレア (スヴェトランスカヤ通り店) カフェ
-
次は噴水通りに行くつもりでしたが、雨風が一段と酷くなったため、ひとまず近くのカフェに避難しました。偶然にも、旅行前にネットでレビューをチェックしていた『カフェイン』です。
レビューではロシア語メニューしか置いていないと書かれていたような気がしますが、カウンターの上にはきちんと英語メニューが常備されていました。
指差しと拙い英語で注文しましたが、店員さんは慣れているのか、ニコニコと優しく対応してくれました。 -
カフェラテと抹茶ラテ、各200ルーブル(約400円)です。ボリュームも味も満足でしたが、ホットなので出来れば取っ手付きのカップに入れてほしかったなあと……。
でも、おかげで体も温まりました。雨が弱まったタイミングを突いてカフェを出て、今度こそ噴水通りへ向かいます。 -
噴水通りを離れ、珍しい雑貨を求めて『ルナイ・グロシ』へ。道路に面していない、路地から少し奥まったところにあるお店でした。少し入りにくい雰囲気でしたが、思いきって来てよかった、と思える品揃えです。
お店の3分の1ほどは書籍が占めているのですが、その他は作家さんの手作り雑貨とアンティークっぽい小物が混ざり合っているような状態で、レトロなものが好きな人にはたまらない場所なんじゃないかと思います。ソ連時代のピンバッジの品揃えも良かったですし、ミーシャのグッズもいくつか置いてあり、目移りしてしまいました。手作り雑貨は他のお店では全然見かけないようなものが多く、こちらにもまた心惹かれます。どちらかといえば高級感の漂うものやマニアックなものが多く、値段も相まって、最後まで何を買うか迷いました。
極め付けはこの猫。私たちが店内にいる間、足元にすり寄ったり、商品棚を身軽に駆け登ったり、優雅に歩き回っていました。さすがに度が過ぎて、店員さんに叱られていましたが、しゅんとなって店の隅っこに隠れる姿がとても可愛かったです。普段は大事にされているようで、店内には猫の寝床らしきスペースがありました。 -
購入したのはこちら。
ミーシャの缶バッジ300ルーブル(600円)、手作りのネックレス1350ルーブル(2700円)。
ネックレスの方は多分、塗料で絵を描いてレジンで固めたものだと思います。写真だと分かりにくいのですが、エナメルのようにつやつや光っていて綺麗なネックレスでした。 -
すでにお昼は過ぎていましたが、お腹が空かないのでもう少し足を伸ばしてみることにしました。タイミングよく雨も弱まっています。
噴水通りを抜け、駅に向かう途中で中央広場をパチリ。この教会も行ってみたかったのですが、工事中のようでした。 -
アエロエクスプレスとウラジオストク駅の間、その更に奥に位置する海のターミナル。この写真だと空いているように見えますが、私たちが訪れた時はたくさんの人が出入りしていました。(この写真は翌朝撮ったものです)
ここにもたくさんのお土産屋さんがあると聞いて、主にチェブラーシカグッズを目的にやって来たのですが……。 -
日本では滅多に見ないデザインと色のチェブラーシカです。ボタンを押すとお喋りしてくれるタイプのぬいぐるみでした。
おもちゃメインのお店やジュエリーメインのお店など、色々なお店がありました。かなり混雑していたので、サッと見てすぐに出ました。 -
海のターミナルの裏手側の景色です。
ぼーっと海を眺めたり、写真を撮っている人たちがちらほらいました。 -
奥に見えるのは軍艦でしょうか。青空をバックにしたら綺麗な写真が撮れたのですが……今回は運が悪かったです。
-
ようやくお腹が空いてきたので、早めの夕食をとりに噴水通り付近へ戻りました。
調べた結果、日本語メニューがあるという『STUDIO』にしようということに。
通りから少し奥まったところにあるお店ですが、看板が通りから見えるので分かりやすかったです。16時頃だったので店内は空いていましたが、何故か席に案内してもらうまで少し時間がかかりました。 -
カタコト英語で日本語メニューをお願いすると、すぐに持ってきてくれました。種類が多いので迷いましたが、イカスミのシーフードパスタをチョイス。610ルーブル(約1220円)で、ソースはトマトかクリームの2種類から選べました。
チーズがたっぷりかかっていたので、チーズのにおいが強烈なパスタでした。少し後悔しましたが、味はとっても良かったです。細かく切られたイカと小さいエビがたっぷり入っていて、ウラジオストクの海の幸を堪能できました。 -
あっという間に帰国日。
名残惜しいですが、午前9時前にホテルを出て駅に向かいました。
今回は『ヴラド・ポイント』というホテルに滞在したのですが、ここ物凄くおススメです。立地も良いですし、お部屋は綺麗で設備も良く、スタッフさんもとても親切でした。朝食は選択肢が少ないのですが、毎朝できたてのものを部屋まで届けてもらえますし、味も良かったです。ただ、入り口から受付を繋ぐエレベーターがオンボロというところが唯一にして最大のネックかなと思いますが…。 -
うまい具合にカモメ?ウミネコ?が止まったのでパチリ。
-
帰りもアエロエクスプレスで。これは車内からの写真です。映っているのは、日本から連れてきたチェブラーシカ。
空港に着くと、チェックイン開始まで1時間ほど余裕があったので、お土産屋さんをブラブラ見て回りました。個人的には、1階のお土産屋さんよりも2階のお土産屋さんのほうがお手頃だったような気がします。 -
空港で買ったマトリョーシカとキーホルダーです。
マトリョーシカは3個入りで800ルーブル(約1600円)、キーホルダーは200ルーブル(約400円)だったと思います。
マトリョーシカは大きさや品質、人形の数などによって値段が変わるそうですが、私の買ったものは高さ10センチくらいの小さなものでした。同じ値段で色々な種類があったので、ついついじっくり悩んでしまいましたが、一番お顔が整っている子を選びました。
また、このキーホルダーも市内では見かけなかったので、思わず買ってしまいました。オレンジや薄紫、黄色など、色違いがたくさんあるのですが、少しずつ柄も違っていてとても可愛いです。お土産にも良いなと思いました。 -
問題はこの後。チェックインカウンターが長蛇の列で、30分並んでもほとんど進まない状態でした。途中からは空いているカウンターを開けて対応してくれたのですが、やっとチェックインを終えた時には、すでに出発時刻まで50分を切っていました。
そのまま、またまた地獄のパスポートコントロール。流石に、往路に比べると若干スムーズに進んでいるように見えましたが、それでも待っている間は焦りました。最終的には定刻通りに飛んでくれたものの、生きた心地がしませんでした……。
と、不満なところも色々ありましたが、天気と空港でのチェックイン関連さえ除けば満足できる旅行でした。次回は、なるべく雨が降らず観光客の少ない時期にリベンジしたいと思います。
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