幸せなひとりぼっち　-　ﾌﾟﾉﾝﾍﾟﾝ編

2019/07/26 - 2019/07/31

「人々はいくつかの民間通貨の中から、政府が供給するよりも良い貨幣を選ぶであろう」とはフリードリヒ・ハイエク(1899～1992)が「貨幣発行自由化論」で述べた言葉です。　彼は仮想通貨を予言していたと言われている。ｶﾝﾎﾞｼﾞｱではｱﾒﾘｶﾄﾞﾙが極普通に通用している。　ﾊｲｴｸの予言に近い。　恐らく、闇で流通していたのを、政府が追認したと思われる。　政府発行のリエルはﾊｲﾊﾟｰｲﾝﾌﾚの中、釣銭の役割を果たしているに過ぎない。

久し振りに会ったお抱え運転手のｶﾏﾗ君は単なる運転手ではなく、中古車のﾃﾞｨｰﾗｰに大変身を遂げていた。　何とこの1年で10台の中古車を転売したらしい。　私を乗せて運転中も引き合いの電話が結構かかってきていた。
これも、みんなｱﾆｷのｱﾄﾞﾊﾞｲｽのお陰だと言われた。　ｱﾆｷかようとは思うものの、ジジイと呼ばれるよりはいい。　
彼に依ると、日本の様に車検は無いし、役所に届ける必要もない。　売買で税金は払った事がないらしい。　要するに、法整備が整っていないみたいだ。
それほど学歴はあるとは思えないものの、結構英語は喋る。　頭のいい子だと思う。　それなりに成功する人生を歩むのではないかと思う。
車の転売で、成功したら、もう私の運転手なんかしてくれないよねと言うと、ｱﾆｷは特別！　絶対に断らないし、どこにでも連れて行くと泣かせる言葉を言ってくれた。

エリア プノンペン(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: マレーシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

朝食は機内で頂いたから、昼食に向かう。
Palais La Poste(旧Van's)のBusiness Lunchに決めた。US$15.-

先ずはﾏﾙｶﾞﾘｰﾀ(US$5.50)

ここに顔馴染みのｳｪｲﾀｰが居て、前回約束したﾈｸﾀｲを3本あげたら、大層喜んでくれた。

ﾊﾟﾝとｽﾀｰﾀｰ。

ﾏｯｼｭﾙｰﾑのｶﾙﾊﾟｯﾁｮ。

ﾋﾞｰﾌの串刺しｾｯﾄ。

ｺｰﾋｰ。

夕食にでかけた、Le Saint Georgesの正面入り口。

壁にはその日の日替わりﾒﾆｭｰが英語で書いている。

先ずはｸﾞﾘｰﾝｻﾗﾀﾞ。　一寸黒酢が効き過ぎていた様な。

肉に食傷気味だったので、ﾒｲﾝは白身魚のﾎﾟﾃﾄ添え。

ﾃﾞｻﾞｰﾄにｱｲｽｸﾘｰﾑ。

特筆するほどの味でもない。
締めて2,600円。

翌日の朝食。　ｴｯｸﾞﾍﾞﾈﾃﾞｨｸﾄ。

いつも使っているサロンが閉店していたので、新規開拓で新たな店へ。
Hair Salon New Style。　ありふれたネーミング。

店の新旧交代は激しい。　1年後に同じ店があるとは限らない。

手爪（US$4) と足爪（US$5) をケアしてくれた女性ｽﾀｯﾌ。

ｼｬﾝﾌﾟｰ&ﾘﾝｽ（US$3) のｽﾀｯﾌ。

これにﾍｱｶｯﾄ（US$6) と髭剃り（US$3)。　私が、これだけやるんだからと値切ったので、髭剃り代はただにしてくれた。　何でも一応は言ってみるもんだ。

合計でUS$18.-

お昼はやっぱりPalais La Poste。

先ずはﾏﾙｶﾞﾘｰﾀ。

ｽﾀｰﾀｰ。

南瓜のｽｰﾌﾟ。

ﾊﾟﾝとﾊﾞﾀｰ。

ﾒｲﾝは魚。

最後はｺｰﾋｰ。
〆て、US$22.55(税込み)

一寸一休み。　Amazonと言う名のCafe.　だいたい3つの大きなCafeのﾁｪｰﾝが展開されている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

最大手がStarbucks、2番手はBrown.　3番手がこのAmazon。

個人的にはBrownが一番気にいっている。

町で見かけたPNH48というCafe &Bar.　AKB48のﾊﾟｸﾘ？

ﾒｺﾝ川べりのCafe.　Mekon River.

夕食はﾌﾗﾝｽ料理の店へ。

Chez Gastonの入り口。

ｵｰﾅｰｼｪﾌはﾌﾗﾝｽ人で英仏語を自在に操る。
ぶりっ子の私はﾌﾗﾝｽ語で会話をした。

これはｻﾗﾀﾞ。　クルトンが多すぎる。

鴨肉。

ﾃﾞｻﾞｰﾄのｱｲｽｸﾘｰﾑ

ｺｰﾋｰ。

3日目の朝食。　ｵﾑﾚﾂ。

昼食はTOPAZ.

静々と正面に向かう。

西瓜ｼﾞｭｰｽ。　ｽｲｶはやはり生のままがいい。

ｽﾀｰﾀｰ。　この何とも言えぬ大げさなところがﾌﾗﾝｽ料理のﾌﾗﾝｽ料理たる所以。

ﾒｲﾝのﾋﾞｰﾌ。

ﾃﾞｻﾞｰﾄのﾑｰｽ(の様なﾓﾉ)

隣に韓国人ｶｯﾌﾟﾙが座っていた。　高級ﾌﾗﾝｽ料理店というのに、男は近所に散歩にでも行く様なｻﾝﾀﾞﾙを履いていた。　このへんの野暮ったさが、韓国人らしいところ。　もう一方の隣にはそれほど上品とは思えぬ中国人が座っていた。

次はやはりPalais La Posteにしようと思った。

帰路、Brownに寄って、ｺｰﾋｰで一服。　ここが一番のお気に入りCafe。

夕食はComme a la maison(居ぬきで店名はDeliとかに変っていた)。
先ずはｱｲｽ・ｺｰﾋｰ。　日本の影響か、本来日本にしかなかったｱｲｽ・ｺｰﾋｰは東南ｱｼﾞｱでかなり広まっている。

ﾒｲﾝのﾋﾞｰﾌ。　付け野菜は多いし、これにﾊﾟﾝが付くので、これで十分。

店に道路を隔てた前にはH&Mが開店していた。　こういう外資もあらわれている。　あと何年かすればﾕﾆｸﾛも進出するだろう。

4日目の朝食。　卵はOver easy.

彼はｼﾌﾄを活用して、2つのﾎﾃﾙを掛け持ちで働いている。　私が、運転手の話をしたら、最初はﾆﾔﾆﾔして聞いていたが、中古車のﾃﾞｨｰﾗｰをしている件あたりから、顔が真剣になりだした。　ここはWalk-inで来る客は居るか？と尋ねると、たまにいるとの事だった。　であれば、満室なら、君の働いているもう一つのﾎﾃﾙを紹介すればいい。　もう一つのﾎﾃﾙでも、同じことをすればいい。　そうすれば、ﾎﾃﾙのｵｰﾅｰにも客にも喜んでもらえる。　君はｲｹﾒﾝだが、顔の劣化は直ぐにやってくる。　しかし、頭の劣化はかなりの年齢にならないと始まらない。　若い内に頭を使え！運転手に依るとｶﾝﾎﾞｼﾞｱでもNetで商売が出来る。　君も売れるモノを見つけて、そういうNetを利用しなさい。　　社会が混とんとしている時はBusiness Chance！日本でも戦後の混乱期に一旗揚げた人が沢山いる。　私の父がそうだった。　親の成功が回り回って、今の私がある。　彼は目を輝かして聞き入っていた。

お昼はPalais La Poste。　TOPAZより少し安いのが気に入っている。

ﾈｸﾀｲをﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄしたｳｪｲﾀｰは、私が来たと知ると飛んできた。　相当気に入られたみたいだ。

正面入り口。　１階に以前は喫茶室のあった所はﾋﾞｭｯﾌｪに変っている。
私は、そこを避けて2階に行く。

ｽﾀｰﾀｰ。

ｸﾞﾘｰﾝﾍﾞｰｺﾝｻﾗﾀﾞ。

ﾒｲﾝ。　

ｺｰﾋｰ。

ｽﾀｰﾊﾞｯｸｽの車寄せ。　高級車がずらりと並ぶ。

Brown Cafeの抹茶ｱｲｽﾃｨｰ。

夜は珍しく中華。

魚生茶樓の看板。

蟹の身入りのｽｰﾌﾟ。
US$7.80だから結構高い。

海鮮かた焼きそば。
US$7.80.-

〆てUS$15.24(税・サ込)。

他をあまり知らないので偉そうな事は言えないものの、この中華が一番好きです。

5日目の朝食。　やはりｵﾑﾚﾂ。

ｺｰﾋｰを呑みに、再び別のﾎﾃﾙに。　右の男の子も私の事を覚えていると言っていた。　彼にも説教を垂れる。　君は1つのﾎﾃﾙでしか働かないのであれば、金持ちにはなれないぞ。　左の彼の様に、無駄無く働きなさい。若い内は根源的資本の蓄積期間だ。　頭を使って、人より一歩抜き出せ！
それから、かなり具体的な解説をした。　熱心に聞き入っていた。
ｼﾞｬﾆｰ喜多川か？！

ﾌﾗﾝｽ料理ばっかりだと飽きが来たので、あまり変わり映えがしないが、高級なｲﾀﾘｱ料理店TERRAZZAに初めて入った。

見た目ｺﾝﾊﾟｸﾄだが種類豊富なｻﾗﾀﾞﾊﾞｰ。

自分で盛り付けたｻﾗﾀﾞ。

ﾊﾟｽﾀとﾊﾟﾝ。　少量に見えるが、ﾀﾞｲｴｯﾄしなくてはいけない自分にとっては丁度いい量。

ﾃﾞｻﾞｰﾄのｱｲｽｸﾙｰﾑ。

〆てUS$16.16。

気に入りました。　又来ると思う。

いよいよ帰国で、ﾌﾟﾉﾝﾍﾟﾝ空港のﾗｳﾝｼﾞ。

麺と唐揚げを頂く。

MH-763 便のWelcome Drinkのｸﾞｱﾊﾞｼﾞｭｰｽ。

この後MH-52に乗り換えて、帰国するのですが、何故かﾃﾞｼﾞｶﾒで撮ったｶｰﾄﾞが初期化せよと表示が出るので、怖くて、そのままにしています。