2019/02/10 - 2019/02/10
9位(同エリア141件中)
picotabiさん
- picotabiさんTOP
- 旅行記352冊
- クチコミ66件
- Q&A回答16件
- 768,603アクセス
- フォロワー217人
暑すぎた夏もここ最近 過ごしやすくなり、
夜は鈴虫が鳴く季節に。。
あっちゅーまに冬がきちゃいそうなので
季節が一回りしないうちに、ひとり開催中の
2019冬旅キャンペーン記事 最終回。
明治時代に建てられた木造芝居小屋 康楽館で
時代衣装に身を包み、茶屋の娘に変身したあと
https://4travel.jp/travelogue/11526232
栄華を誇った小坂の先進性を
鉱山事務所で語られまくりました。
---スケジュール---
2/09 土 秋田県男鹿市
● 2/10 日 秋田県大館市/小坂町
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
あんれまぁ こったら田舎に
まんずおしゃれな洋館だごどぉ。。
。。と、この二人の銅像が誰かは
知らないけど(誰なの?)
そんなことを話してるような佇まい。
ほんと立派な洋館が芝居小屋の近くに
建ってます。国重要文化財「小坂鉱山事務所」 美術館・博物館
-
こちらも芝居小屋と同様 全て木造建築の
秋田杉でできたオフィスビル 小坂鉱山事務所。
名前は「鉱山事務所」なんてチョー地味なのに
建物はこんなルネッサンス風味なのだから
何も知らずにビジネスで訪れたら
なんだ!?この洋館!?? ってなるよな。。 -
ここで14時にガイド付き見学を
お願いしてたのだけど、芝居小屋で
思いがけず仮装することになり
電話して遅れることを伝えたら
大丈夫ですよ~ゆっくり来てくださいと
暖かいお言葉をいただいた。
その言葉に甘え、20分遅れて到着。 -
中に入ると物腰柔らかな
ダンディなガイドさんが
ニコニコ顔で迎えてくれました。
「飛行機欠航したの??
あらまぁ大変だったでしょう。
十和田湖の雪まつりは行きましたか?」
そう、ここ小坂から十和田湖までは車で30分ほど。
そのお祭りも今回の旅の候補だったのだけど
次の帰省ついでに行ってみようかしら。 -
ここからは、ガイドさんの
小坂の栄華自慢スタート。
(゜ロ゜)ギョエ なにこの立派な階段。。
と驚くと すかさずガイドさんから
そうでしょ この階段立派でしょぉぉぉ??
この手すり、ケヤキなんですよ。
なかなかこんな木造の螺旋階段
ないですよ、と 嬉しそう。 -
2階にあがって ちょっと寒いけど
外に出てみましょうと。
このバルコニーの上部の透かし彫り、
なんの形かわかりますか?? とガイドさん。 -
えーーと 角のところは藤の花?
と言うと そーーなんです!! と
ガイドさんまた嬉しそう。
藤の花と「田」の透し彫りで
「藤田組」なんだそうな。
ヘェーー
ちなみに私、てっきりゼネコンの
藤田組がここを引き継いだと思っていたら
違うんですね。財閥の藤田組だそう。
その存在すらこれまで知らなかった私。 -
次は当時の床を再現したリノリウムの床自慢。
シート状のリノリウムをゴザの上にしいて、
釘で打ち付けてたとか。
これも当時としては高価なものだったんですよ~ と。 -
ガラスがふんだんに使われた廊下。
よーく見ると。。 -
歪んでるぅぅ。このガラスは懐かしいし、
たまーーに見ますね。
鍵はネジのクリクリ回すやつ。
で、てっきりガラスは国産の手作りと思いきや
このガラスね!ベルギーから取り寄せたんですよ!と。
ホェェェェ~ -
懐かしい雰囲気の素敵な廊下。
でもこのガラスは雪国では危ないタイプ。
なぜなら雪が積もりすぎて割れるから。
さすが下のほうに外側から板でガードしてる。
今年は雪が少ないんですよ とガイドさん。
確かに。。 -
特産品の紹介。
隆盛を極めた小坂町の
代表的な銅製品。 -
そしてそれら銅などの精錬による煙害のせいで
緑がなくなってしまったことから
ニセアカシアの植栽に力を入れたことで
見事 森林は蘇り、そのニセアカシアが
もたらすハチミツも、小坂町の特産品と
なったそうな。 -
次は小坂町の平成7年の空撮に
小坂町最盛期の主な施設を重ね
床に敷いた部屋。 -
この見せ方、とっても工夫されてて
わかりやすい。
なんと運搬用の鉄道があったんですねぇ。。
10年前までは動いてたそう。
なんかブラタモリみたいだな。 -
こちらは最終処分場の紹介。
この近くにあるそうで。
「柏とか流山のねぇ、震災後に汚染された
土をここにいーーっぱい運んだんですよ!」
そうなんだ。。(←元柏市民) -
驚いたのが。。
十和田湖の青森と秋田の県境を
平成20年になって決めたということ。
「やーーっと決まったんですよ!」と。
やっぱ仲悪い?! -
こちらは日本政府に鉱山製鋼鉱師として
招かれたドイツ人の方。 -
小坂に赴任された年に祝った
ドイツ風クリスマス。
絵をみると木には本物の
ろうそくが飾られてる。 -
日本の給水年表。
明治20年に横浜でされたあとは
函館、長崎と。。やはり貿易の玄関口から
こういうのは早くされてくのだなぁ。。
秋田は横浜でされてから20年後の
明治40年に給水開始。 -
病院も、仙台の東北大学付属病院よりも
ずっと早くにあったようですね。
この鉱山事務所は病院があった場所に
移築したのだそう。 -
こちらはさきほど訪れた康楽館。
すんごい人だわ!! -
鉱山事務所に関わった偉人たちの紹介。
-
所長室。豪華なのはわかるけど
えらい寒そうなぐらい広いです。 -
そしてこの洋館のメインシンボルの螺旋階段
てっぺんはこんな照明がついてるんですね。 -
それでこんなドレスのレンタルしてるんです。
30分720円税込価格は破格値と思う。
写真はサイトから。
で、レンタルされた方たちの写真が
飾られてたのだけど、70歳越えてそうな
ご夫婦が旦那様タキシード、奥様はドレスの
写真があって、なんかジーーンとしてしまった。 -
栄華を誇った小坂の素晴らしさ、先進性を
存分に語られました。
こちらは栄華ならぬ映画の映写機。
康楽館で使われてたもの。
吉永小百合、ボーイッシュ路線のポスター。
裕次郎とか隣にいそう。 -
15:30に小坂をあとにしました。
ここから秋田空港まで戻ります。
2時間の長い道のり。 -
そして20:40の飛行機で無事
羽田に戻りました。
今回の秋田旅、行きの欠航でバタバタで
遂行しましたが、なんだかんだと
楽しめたのはよかったです。
秋田はまた帰省ついでに秋に訪れる予定。
2019秋田冬旅 おしまい。( ˘ω˘ )秋田空港 空港
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2019冬 秋田旅
この旅行記へのコメント (2)
-
- nankoさん 2019/09/02 09:54:01
- 気になる小坂
- picotabiさん、こんにちは。
小坂には小坂鉄道レールパークがあって、ブルートレインに泊まれたりするので行ってみたいと思ってました。
他にも色々見どころがあるんですね!
大変参考になりました。
衣装レンタルのお値段もかなりお手頃で、これはやってみたい。
康楽館の衣装も小物とか充実してますね。
あと雪景色の中にある洋館も素敵。
そして、読んでたら涼しくなりました(笑)
暑い季節に涼しさを感じられる2019年冬旅行記、どうもありがとうございます~。
- picotabiさん からの返信 2019/09/05 20:20:08
- Re: 気になる小坂
- nankoさん こんちは!
小坂レールパーク、そう、わたしも記事書いたあとに気が付きました。冬はやってないので雪降る前にいくのがいいですね。私はブルートレインも乗ったことないから機会があれば泊まってみたいです。でもお子さんがいる家族で泊まるのが子供が喜びそうでいいよね。食事するところは歩いて行ける距離にはないと思うから、泊まるだけになってしまいそうだけど、温泉行くなら北に行けば古遠部温泉、南なら八幡平だからいろいろ選べそう。とか書いてると、行きたくなるー? 衣裳はチビっ子のはあったかな?なんかこのプランをnankoさんが実現するかもと思うととっても楽しみです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
鹿角・小坂(秋田) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019冬 秋田旅
2
29