2019/08/07 - 2019/08/09
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クレムブリュレさん
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前回の旅行記投稿から早3年…写真の一括アップロードがどうしてもうまくいかず、ご無沙汰してしまいました。
今回の旅先は5年前にハバロフスクからのシベリア鉄道の帰りにちょっとだけ観光したウラジオストク。いつかこの街に単独で来てみたいなーと思っていたのですが、久しぶりに来てみたら、いい意味で全く別の街に…
来年にはJALもANAも直行便が就航するということで、これから極東エリアはアツいです!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
海外一人旅というと台湾、上海、ニューヨークしか行ったことがなく、正直現地に着くまではかなりビビっていました。
極東ロシア行きのビザはネットから無料で申請出来るようになったのですが、スマホのカメラで無背景の顔写真を撮るのって意外と難しく、何度写真をアップロードしてもなかなかOKが出ない。諦めて、翌日証明写真機でデータ化したものを使ったら、一発合格\( 'ω')/
飛行機は往復とも前回と同じS7航空で。いつもは通路側の席を死守する私ですが、今回は2時間ちょっとのフライトなので窓際に。 -
こちらが行きの機内食。「パサパサ…」とネットで散々の言われようですが、わたしは野菜の水分でパンがブニュっとなるのが好きじゃないので、これくらいの方が好きかも。胚芽パンに具はレタス、トマト、チキンだったかな。
入国審査自体は書類に2箇所サインするだけで、あっさり終了。 -
今回、12:45着のフライトにしたのは、アエロエキスプレスでウラジオストク駅まで行きたかったため。とはいえ、鉄道の出発時間はギリギリ。空港から鉄道駅への行き方が分からず、焦って一度外に出てしまったのだけど、ウラジオストク空港は、一度外に出てしまうと、逆流できなくなっていた(出来ることは出来るけど、手荷物検査があり面倒)。
これは帰りに撮った写真ですが、ゲートを出て右方向のここから駅につながっているみたい。 -
そんな経緯で、空港で買う予定だったSIMカードも買えずじまい(涙)。
これも帰りに撮った写真ですが、旅行者用の無制限SIMカードは300ルーブル(500円ちょっと)。ちなみに街で買おうとしたら500ルーブルでした…。
SIMカードが必要な方は空港で買った方がいいですよ~ -
気を取り直して、107番のミニバスでウラジオストク駅へ。途中人が乗ったり降りたりしながら、1時間ちょっとで到着。前回来たときは早朝で人がなかったけど、さすがにこの時間は活気があるなー
まずは本日の宿へ移動… -
ウラジオストク行きの決め手となったのは、実はこちらの「カプセルホテル ゾディアック」だったりして…。
一時期SNSで話題になったホテルで、どうしても気になって。
この宇宙っぽい感じ、気合入ってる!
共用部に個人ロッカーがあって、そこで靴をサンダルに履き替える流れ。バストイレは共同だけど、清掃がマメにされてて、不快に感じることはなかったなー。 -
コックピット内はこんな感じ。
わたし、カプセルホテルに泊まるのは初めてなのですが、バンザイ出来るくらい天井が高くて、圧迫感はゼロ。 -
スマホ等の充電は変換プラグなしにUSBから出来るし、ここで照明もエアコンも、全部操作できる。
-
このストッパーとチェーンのおかげで、外からは開けられない仕組み。
このおこもり感、子供の頃に押し入れに入って遊んだ時のワクワク感を思い出す。空調も快適で、ずっとここにいてもいいかも…
…と思いましたが、もちろん街歩きに出かけますよ。 -
まずはホテルから近いところにある IKRA Concept Store へ。
ロシアのセレクトショップってどんな感じかなと思っていたのですが、ここは女子受け間違いなし!洋服はちょっとひねりがありつつも奇抜すぎないデザインで、アクセサリーもシンプルで使いやすそう。私もシルバーのネックレスを買ってしまいました。 -
続いてウラジオストクで今一番オシャレなエリア、グム百貨店裏へ。
こちらはエクレアのお店「フスピシュカ」。
この後どこに行ってもそうだったのですが、ウラジオストクは本当に韓国人観光客が多い。日本人の間ではまだまだマイナーな街だけど、若い女の子のグループやカップルがいっぱい。 -
どのエクレアもとにかく可愛い!
店内は大撮影会と化していました。 -
お店が小さくて座る場所がなかったので、キャラメルのエクレアを1個買ってベンチでおやつ。
-
エクレアを食べたらアイスコーヒーが飲みたくなったので、同じくグム裏にある「カフェイン」へ。
お店、ゆったりしててすごくオシャレだー
この後小雨が降ってきて、傘を取りに宿へ… -
今度は海を見に行きます。
噴水通り、家族連れがいっぱいですごく平和… -
噴水通りの先にスポーツ湾が広がっています。
曇り空なのが残念だけど、夏のウラジオストクは21時近くまで明るい。 -
あちこちで見かけたこれ、最近はずいぶんハイテク(死語かな)な屋台があるんだなーと見ていたら、VRを装着し、ブランコに座った子供を後ろからおじさんがガックンガックン動かしていた(笑)
映像はVR!動力はおじさん! -
こんな遊園地も。
海辺をぶらぶらと散歩して、そろそろ夕食へ… -
初日の夕食。
ロシアまで来てインド料理?と思われそうですが、世界各国でインド料理を食べるのが、もはや私のライフワークに…。とりあえずウラジオストクで一番評価の高いインド料理屋さんを選んでみました。
なんか外観はビミョーですが(失礼)、いざ入店! -
一人用でいろいろ食べられるメニューがこれしかなかったので、ベジタリアン向けターリーを。緑のカレーはジャガイモとほうれんそう、奥のオレンジのもジャガイモ…美味しかったけど、やっぱりお肉食べたい。
入店した時、お客は私一人。その後インド人3人くらい、そしてなぜか日本人2人組が入ってきた。なぜ、この店に!?(多分向こうも思ってる)
その2人の会話の内容が結構気になったのだけど、その声をかき消すかのように、突如始まったインド人おじさんのカラオケ…。閑散とした店内に、おじさんの歌声が響き渡る!
外に出るとものすごい土砂降りで、びしょ濡れになりながら宿へ。 -
2日目の朝は、カプセルホテルから歩いてすぐのヴェルサイユホテルに併設された食堂「ニルィダイ」へ。指差しで注文できるので言葉が分からなくても簡単!
朝に行ってしまったせいか、ソーセージや卵のようなありふれたおかずが多かった。ロシアっぽい料理を食べるならお昼以降がいいのかも。 -
ありきたりな朝食を避けた結果、こんな謎のメニューに。
左上は見た目はすごいけど、たぶんビーツが載ったポテトサラダで、味は至ってフツー。左下はじゃがいものドーナツ(のようなもの)。真ん中はサーモンで、右上が黒パン。右下が5年前にも飲んで美味しかったベリー系のジュース、モルス。
前日のインド料理から引き続き、じゃがいも率高すぎ…しばらくじゃがいもはいいや (笑) -
天気イマイチですが、駅前から31番バスに乗ってキタイスキー市場に向かいます。
降りるバス停は「スポルチブナヤ」なので、必死でアナウンスに耳を澄ます…。駅前から20分くらいだったかな。
料金は一律23ルーブル。「地球の歩き方Plat ウラジオストク」にはなるべく小銭を用意するようにと書いてあって、事前にキオスクでガムを買ってお金を崩して行ったのですが、周りの人たちを見ると100ルーブル札くらいなら大丈夫みたい。降車時に運転手さんにお金を払うと、スムーズにお釣りをもらえる。 -
「スポルチブナヤ」のバス停から5分ほど歩くと、路面電車が見えてくる。
この路線しか残ってないみたいだけど、車体のデザインがいろいろあって面白い。 -
こちらがキタイスキー市場。規模は大きいけど地元の人向けなので、あまり買うものはないかな…
この写真には写ってないけど、前夜の雨の影響でこの後ろに池のような水たまりができていた。 -
せっかくここまで来たので、路面電車にも乗ってみよう。
-
間違えて逆方向に乗ってしまった!
こちらが北の終点のミーニー・ゴロドク。
電車はぐるっと回って逆方向に折り返し… -
南の終点サハリンスカヤまで来ました。いかにもロシアっぽい名前だなー
端から端まで乗っても、20分くらい?
料金は一律16ルーブルで、バスと同じく降車時に払う。 -
サハリンスカヤのおそらく唯一の観光スポット、クラシックカー博物館。
せっかく来たので観ていきましょう~
入館料は200ルーブルで、現金のみ。 -
ソ連時代のボルガ。
アメリカのフォード車も何台か展示されていた。 -
クラシックカー博物館といいつつ、たぶん展示台数はオートバイの方が多い(笑)
この奥の方でなんかピチャピチャと音がするなと見に行ったら、雨漏り…
貴重なバイクに水がー! -
帰りは座席が木製の古い車両に当たった。
誰もいないから写真撮っちゃおう。 -
キタイスキー市場の前から31番バスに乗り、今度は途中のドフグトゥで降ります。そこから坂を上がって5分ちょっとで鷲の巣展望台行きケーブルカー乗り場に到着。
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人の気配がないので不安だったけど、すぐにケーブルカーがやってきた!
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乗り込んだら、このおばちゃんに切符代14ルーブルを払います。カードでも払えそうだった。
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ケーブルカーを降りて、右方向に行き、地下道を通って鷲の巣展望台へ。前に来たし、天気悪いので、今回はサラッと見て移動。
Google Mapを見ると、ここから「スハーノフの家博物館」が近そうなので、行ってみることに。 -
一旦ケーブルカーの頂上駅まで戻ってそこから左手の坂道を降りていくと博物館に着く…のだけど、ウラジオストクは少し郊外に行くと、本当に横断歩道が少ない!道の反対側に建物が見えるのに、向こう側に渡れない。私の前を歩いていた韓国人の女の子3人組も明らかに同じ場所を目指してるっぽかったけど、諦めてどこかに行ってしまった。
きっとどこかに向こう側に渡る地下道があるはず、とさらに進んでいくと、あった!夜に一人では入りたくない見た目ですが、地元の人は普通に通っているみたい。 -
こちらがスハーノフの家博物館。
疲れた… -
受付の女性が一人いるだけで、この時中にいたのは私一人。
帝政ロシア時代の部屋が忠実に再現されていて面白かった。 -
スハーノフの家博物館から中心部に戻るまでの道も、またもや「向こう側に渡れない」問題で、20分ほど無駄に歩く…
ロシアで地図を見るときは、目的地が道のどちら側にあるのかを意識しないと大変なことに。
教訓:地下道や横断歩道を見つけたら、早めに渡っておこう
散々歩いて、ようやく遅めのランチ。噴水通りのロシア風クレープ、ブリヌイのお店「ウフティブリン」へ。
日本語メニューをもらって、焼きリンゴのブリヌイをカウンターで注文。
ここもお店が激混みで、店員さんはかなり塩対応だったけど、数字のプレートは可愛い。 -
「カプセルホテル ゾディアック」に預けておいたバックパックを受け取って、今夜のホテル「ゲストハウス ギャラリー&モア」へ。
滞在中は湿気がすごかったこともあり、全館エアコンなしは、個人的にかなり辛かった。あと、トイレの紙が建物の構造上流せないのと、チェックイン直後の時間でも水回りがかなり汚れていたのも、個人的にはマイナス。レビューの評価は高いけど、私は二度目はないな… -
そんなわけであまりホテルに居たくなくて、再び街歩きへ。
「地球の歩き方」に書いてあるグム百貨店1階のドラッグストアがどれかわからず、ずっと路面に面した薬局と勘違いしていた。改めて建物の中を探検したら、ありました!そうそう、求めていたのはこういうドラッグストアです。
おみやげにシベリアのオーガニックコスメ「ナチュラ シベリカ」のハンドクリームを購入。 -
無事ドラッグストアが見つかったので、グム裏のアイス屋さん「シャリク マロージュナヴァ」でアイスを食べる。
んー、これはちょっと甘かったけど、ロシアのアイスは美味しい… -
花屋がずらーっと並んでるその名も「花屋通り」を通って、今夜の夕食へ。
-
ウラジオストクの超有名店「ローシキ プローシキ」
ここは人気店の噂に違わず、すごいお店だった。お店に入るなり「どちらからお越しですか?」と聞かれ、(多分)日本語のメニューと共に席へ案内。 -
たまたま日本語のメニューが出払ってたようで、私は英語のメニューを。
でもこんな感じで写真があるので、すごくわかりやすい。
店員さんに注文を伝えると、注文を復唱した後「かしこまりました。15分ほどでお持ちしますね」とニッコリ。海外でこんな流れるような接客は初めてだ! -
実際、案内の通り、15分ほどでビールとボルシチが揃ったような。
盛り付けもとても可愛くて隣の女の子2人も写真を撮りまくっていた。
このボルシチの付け合わせのパンがフワフワでほんのり甘くて…美味しかったなぁ -
これがメイン料理の、「ロシアのお母さん風」(という名前だった気がする)ペリメニ(ロシア風餃子)。一人で同じペリメニを食べるとちょっと飽きてくるので、複数人でいろんなペリメニをシェアすると楽しそう!
ちなみにビールも一風変わった銘柄のものが多かった。ペリメニもビールもいろいろ試してみたかったけど、こういう時、一人旅はちょっとつまらないね。
会計も至ってスムーズで、終始気持ちのいいお店でした。 -
お腹いっぱいで、歩き疲れたので早めに宿へ。
ここのシャワーは運が悪いとお湯になるまで30分くらいかかると貼り紙に書いてあって、震えながらシャワーを浴びた(-ω-;)
そうか、エアコンがないのはもしやこのため… -
帰国日は7時前にチェックアウト。
宿の近くにはあちこちにこんなストリートアートがある。 -
予定ではウラジオストク駅近くにある24時間営業のピロシキ屋「ピラジョーチニッツァ」で朝食を買っていくつもりだったのに…
-
えーー、こんなことって…
昨日まで、いつお店の前を通っても開いていたのになぁ。ツイてない… -
ピロシキで朝食の予定が狂い、余裕をもって乗るはずのアエロエキスプレスも、なぜか10分くらい出発時刻が早まっていた!
結局ギリギリに駅に着き、駅員さん総出で誘導される羽目に。ウラジオストク駅の皆様すみません&ありがとう…
公式HPでは相変わらず7:21発となっているけど、私以外の乗客は前日に駅に来て、出発時刻を確認していたんだろうか?うーん、謎。
アエロエキスプレスに乗る予定のある方は、必ず前日に駅に出向いて、時間を確認してくださいね… -
ハプニングがありつつも、無事に空港に到着。
-
空港に入る前のエスカレーター。
奥のドアの先で手荷物検査をやっているため、必然的にエスカレーターに人が詰まっていく…危ないよ! -
改めてウラジオストク空港を散策。
5年前にはシーフードのお店一軒しかなかったのにこの変わり具合!なんということでしょう。
コンビニも、オーガニックコスメのお店もある…! -
行きも帰りも思ったのだけど、ロシアではオンラインチェックインの意味があまりない気がする。今回は預ける荷物がなくて、カウンターが大行列だったので、その場でオンラインチェックインして、スマホに搭乗券を準備して行ったんだけど、ものすごく怖いおばちゃん係員がいて、先に通してもらえなかった。ウラジオストクでは、おとなしくカウンターに並びましょう…。
うーん、それにしても、こんなオシャレなガストロバーまで出来るとはね!これなら空港に早めに着いて時間を潰すのもありだなぁ -
この辺も、かつては奥にある(生チョコの)ロイズと、いかにも共産主義国のような、がらーんとした免税店しかなかった。
このカラフルさに隔世の感。 -
結局、カウンターの手続きが出遅れたせいで、搭乗口に着いたのはギリギリになってしまった。焦りすぎて、一人当たりの出国審査の時間まで測ってしまったよ(大体一人1分)。
最終日はかなりバタバタだったけど、楽しかったなー。次回はガイドブックにないお店もどんどん攻めてみたい! -
ちなみに、これが5年前の同じ便の機内食。
うーん、これと比べちゃうと見た目が淋しいけど、時代の流れだね (-ω-;) -
おまけ。
お昼には成田に着いてしまったので、ちょっと空港を探検!
都内だと行列がすごいのでずっと避けていたタピ活をしてみました。成田空港にあるゴンチャはそんなに並ばないで済むので狙い目ですよ~。なるほど、最近のタピオカドリンクは、紅茶もちゃんと美味しいね。
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