JGC修行で真冬のオーストラリア旅行⑦蒸気機関車とワインセラー巡り

2019/07/27 - 2019/07/27

2019年は前年のANA修行につづき、家族でJAL修行です。ANA修行のときに沖縄無駄旅行に疲れ今年は全て海外単純5往復です。
今年4回目の渡航先を探していたところ、エアーズロック登頂は今年が最終チャンスと聞き、最も登頂確率が高い月の一つの7月に絞って計画しました。エアーズロック空港行きの国内線が一番安い都市がメルボルンだったので行先に選んだのですが、下調べ無しでいった旅行ながらかなり充実した旅となりました。

エリア メルボルン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

今日もツアーに参加しました。大阪なおみ選手が全豪を制したスタジアムを横目にちらっと見ました。

F1が好きな人ならわかると思いますが、アルバートパークサーキットもこの近くです。モナコのように公道を閉鎖してグランプリのときだけサーキットになります。以前にシンガポールでヤスマリーナサーキットを見たことがありますが、ここでもスタンドなどが常設されているのでしょうか。

またこの鳥・・・

一時間ほど走り、パッフィンビリー鉄道の駅に来ました。かわいい駅です。

トーマスにもなるのですね

意外と長編成です。ガイドさんが席を確保してくれています。右側がおすすめとのこと。

蒸気機関車は重連です。コークスの甘い香りがします。

とても綺麗に整備されています。手間とお金がかかっているでしょう。パッフィンビリー鉄道はボランティアにより運営されていて、年に一度の募集の時は大盛況だそうです。みんな鉄道が好きなんですね。運賃収入の半分は燃料費に消えるとのこと。産炭地のオーストラリアでも石炭は高いのですね。

動き出しました。みんな大興奮です。森の中を時速20キロくらいでゆっくり走っていきます。

沿線には家もあります。家族が手を振ってくれますので振りかえしました。

運転士さん

降りて街につれてきてもらいました。これは水飲み場です。

お昼ご飯はミートパイです。カレー味やワイン煮込みなど種類がたくさんあります。

チーズ入り。美味しかったです。

いよいよワインセラーです。オークリッジにきました。

今は冬なので葉がありません。高低差があまりない丘陵地です。

いよいよ試飲。

ワインエキスパートが情熱的にワインの説明をしてくれます。英語での専門用語はよくわかりませんが、ブドウの品種から検討をつけて飲み比べました。

もちろん赤もいきます。

この８６４というのは区画だそうです。もっとも手をかけており、手摘みしているそうです。

最後にデザートワインをいただきました。

お土産にカベルネソーヴィニヨンを1本買いました。日本で飲むのが楽しみです。

続いてシャンドンにやってきました。こちらはテーマパークのようです。豪華な建物です。

ここでも試飲。ちなみにオークリッジは無料ですが、こちらは試飲料をとります。

これはブランドブラン。シャープな味わいです。この味が好きな人も多いでしょう。ブランドノワールと飲み比べる機会がなかったのでよい経験になりました。

こちらは赤いスパークリングです。飲むシチュエーションが限られそうです。

ブドウ畑がみえるカフェレストランです。

ここでもお土産を買いました。

いよいよオーストラリアともお別れです。最後に買い物とレストランで夕食をとってから帰ります。

ここでまた大事件です。お店に入ろうとしたら同行者が携帯がないことに気づきました。直前に回ったお店にいったところもちろんなかったのですが、ここにきてどうやらトイレの個室に置いてきたことを思い出したようです。

いそいでトイレに戻ったら置いたと思われる場所にはなかったのですが、
このスーパードライの店員さんがこのショッピングモールの忘れ物が届くとしたらレセプションなので行ってみたら？と教えてくれました。

僕がレセプションの人に「トイレにバキバキに画面が割れたGalaxyを忘れたのだが届いていないか？」ときいたらまさにこれですね？と出してくれました。本当によかったです。治安がいいとは思っていましたがここまで親切にしてくれるとありがたいです。決定的にオーストラリアが好きになりました。

安心したのかお腹が減りました。オーストラリアでイタリアンです。とてもおいしい。

このまえタコが美味しかったので今日も。グリルにしました。ピリ辛のソースとタコがよく合います。

パスタです。エビが包んであります。

メルボルン最後のコーヒーです。名残惜しいなー

この後ホテルに戻り、ウーバーを手配して空港に向かいました。バスとほとんど変わらない値段でらくちんです。

再びJALに乗ります。

帰りの便で素敵なことがありました。キャビンクルーの方が操縦士と乗客との交換日記を持ってきてくれて、是非書いてほしいと渡されたのです。
今までの書かれた内容を見て、とても胸が暖かくなりました。乗客の皆さんの思い出や、操縦士の皆様が平生より安全運航に取り組んでいる気持ちが伝わってきました。
僕は飛行機が大好きです。飛行機を安全に飛ばすために多くの人がかかわっていて、大変な努力をしていると思います。また、僕一人のためには飛行機は飛びません。同じ目的地に向かって飛ぶために喜んでお金を出してくれる乗客がいるからです。つまり、今乗っているこの飛行機はみんなで一つの目的を達成するために飛んでいると思うと、この瞬間に立ち会えたのが奇跡だと思えるからです。本当はもっともっと書きたいことがありますが、長くなるのでまた今度にします。
この交換日記にも心を込めて感謝の気持ちを書き記しました。また奇跡が起こっていつかこの日記にもう一度JAL機内で出会えたらと思います。