【イタリア◇アルベロベッロとベネチア】行きたい所だけ行きたいから。

2019/07/09 - 2019/07/14

1年前の2018年7月にイタリア・アルベロベッロとベネチアに行けるはずだったが、直前で行けなくなってしまった。今回と同じコースで申し込み、出発日当日、高速バスで成田空港へ向かっていたが、突然、右手首が麻痺して動かなくなった。バスの中で1時間程寝ていたが、座席のひじ掛けで右腕を圧迫したのが原因で、橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)を発症した為だ。空港に着いた時には、右手首がだらんとお化けの手のように垂れ下がり、上に向けることが出来ない。物をつかむことが出来ず、パスポートが取り出せない、スマホも持てない状態。空港内の医院はすでに閉まっていて、麻痺した右手首もすぐには回復しそうにない。一人旅ということもあり、このまま旅行に出掛けるのは無理と判断して、飛行機のチェックイン前に旅行会社にキャンセルの連絡を入れた。その後、右手首の麻痺は3カ月程で回復した。麻痺した手首が完全に治ってからも、旅行に行くのが怖くなり、しばらくトラウマ状態だった。意を決して、再度同じコースで申し込み。ドタキャンから1年後、再び出掛けた。不安もあったが、無事行って来られた。

アルベロベッロは、世界遺産を紹介するテレビ番組で見たのがきっかけで憧れていた。ここへ行くならトゥルッリに泊まりたいと思っていた。今回、短期日程ながらトゥルッリに2泊、水の都ベネチアにも2泊して、イタリアの南と北で2つの文化を楽しんだ。アルベロベッロに終日いた日は天気が悪く、かなりガッカリしたが、翌日はいいお天気になった。午前中しかいられなかったが、前日の分も歩き回り、写真を撮った。

1年前の今頃は再び旅行に行けるとか考えられなかったので、その時のことを忘れずに無理せずにやっていきたい。

エリア アルベロベッロ(イタリア)

アリタリア航空で、成田からローマでの乗り継ぎを経てバーリへ。バーリからは送迎車でアルベロベッロへ向かった。写真中央が私が宿泊した「トゥルッリ プーリア リゾート」の受付オフィス。右隣が朝食を出す土産物店。

トゥルッリ プーリア リゾート ホテル

宿泊したトゥルッリの外観。リオーネ・モンティ地区にある。

宿泊したトゥルッリの室内。3年前にギリシャ・サントリーニ島で泊まったホテルに雰囲気が似ている。

部屋にはエアコンがなく、扇風機が置いてあった。お風呂も浴槽がなく、0.5畳ほどのシャワースペースのみ。

夜、ポポロ広場付近の通りにイルミネーションが輝き、綺麗だった。

ポポロ広場 広場・公園

有名な撮影スポット。「トゥルッリ プーリア リゾート」受付オフィスの通りにある。

サンタントニオ教会。
(一つ前の写真に写っている撮影スポットのすぐそば)

サンタントニオ教会 寺院・教会

アイア・ピッコラ地区も散策。

リオーネ・モンティ地区のトゥルッリのとんがり屋根群が見える。

ポポロ広場のオベリスク(慰霊碑)

ポポロ広場 広場・公園

ポポロ広場。マーケットが開かれている。

リオーネ・モンティ地区を散策。

石畳の坂道なので、下まで行って、また上って来る時は疲れる。

ミニチュアのトゥルッリを作っている工芸品店のようだが、外壁の飾りが目を引く。

人気宿泊施設「Romantic Trulli (ロマンティックトゥルッリ)」の入口。　

旅行4日目、ベネチアを観光。前日午後、アルベロベッロから送迎車でバーリへ向かい、バーリ～ベネチア間はアリタリア航空で移動。写真はサン・マルコ広場のカナル・グランデに面した広場に建つ2本の円柱。それぞれ頂上に聖マルコを象徴する「有翼の獅子」像と「聖テオドーロ」像がある。

サン マルコ広場 広場・公園

「聖テオドーロ」像

「有翼の獅子」像

サン・マルコ広場。サン・マルコ寺院手前の鐘楼は高さ98mで、展望台までエレベーターで昇れる。

サン マルコ広場 広場・公園

鐘楼の展望台に昇ってみた。展望台からの眺め。運河を挟んで島に建つサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂の鐘楼が見える。

鐘楼 建造物

展望台からの眺め。新・旧行政館(広場の左右両側の建物)とコッレール博物館(広場奥)に囲まれたサン・マルコ広場が見える。

サン・マルコ寺院。

サン マルコ寺院 寺院・教会

ドゥカーレ宮殿の裏側にある「ため息橋」

ため息橋 建造物

乗合ゴンドラに乗ってみた。

大運河(カナル・グランデ)に出て来たところ。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂

サンタ マリア デッラ サルーテ教会 寺院・教会

水上バス(ヴァポレット)にも乗った。奥に見えるのはリアルト橋。

動画も撮ってみた。動画の後半で、リアルト橋の下を通過する。
https://www.youtube.com/watch?v=Fo5vyssqSVo

リアルト橋。橋の両端は階段状になっている。

リアルト橋 建造物

サンタ・ルチーア駅の前から運河を眺める。短い日程だが、充実した観光が出来た。(終)

サンタ ルチア駅 駅