にわか山ガ～石裂山に立つ！

2019/07/21 - 2019/07/21

今年の天気は不安定で週末なかなか山へ行くことが出来ない。海の日連休に行こうと半年前に予約した水上の宿も雨で山に登れないのであれば、とキャンセルすることになり欲求不満がMAX！！梅雨も明けぬ日曜日。雨が降らない予想が当たりますようにと鹿沼市にある石裂山へ向かったが、今までで最大級の緊張を強いられる山登りとなった。

エリア 鹿沼(栃木)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりの東北道。蓮田SAで休憩後一路鹿沼へ向かう。

東北道を鹿沼ICで下り、県道240号線を加蘇山神社方面に向かう。

8時前に加蘇山神社に到着。身支度を整えて8:10神社前を出発。

今回の登山で初めて知った神社だけれど、樹木の鬱蒼とした重厚感のある神社だ。

だそ～です（汗）

しばらくはなだらかな坂道。雨は降っていないけれど全体的にウェット。。。

途中、清滝という滝が現れた。

休憩所で一服。

分岐を左へ。

8:42千本桂に到着。栃木県の天然記念物にして縁結びのパワースポットらしい。

濡れた岩や木の根って思った以上に滑るので登りでもかなり用心して歩くことに。

沢を何度か渡渉するので、雨の日は注意するようにとガイドブックに書いてあったんだけど…

ここから本格的は登山に突入するので帽子からヘルメットにチェンジし、9:16中ノ宮の東屋を出発。残念ながらボチボチ雨が降り始める。我々の前を20名ほどの団体さんがワイワイと賑やかに進んでいくので心強い。

すすけてるけど注意喚起の看板。

しばらくすると、ついに梯子と鎖場が現れた！通称「行者帰しの岩」！
8月の登山に向けて、今年は冬場から鎖場の多い山を選んで登って来たが、雨のコンディションは初めて。緊張する～～～～
無事に登ったはいいが、もうこの滑る斜面を後戻りすることは出来ない、、、

9:27奥ノ宮へ向かう梯子の下に到着。梯子の先には大きな岩の間に奥ノ宮が見えるはずなのだが、ガスってなんも見えず。滑落のリスク回避で今回はこの梯子は上がらずに山頂を目指す。

ツルツル木の根を越えていく。

しっかりした階段は一息つける。

稜線に出たっぽいけれど、先を行く息子の姿が霞むくらいガスっている。

もともとそんなに見晴らしの良い山ではないから、ガスっていても文句は言うまい。

10:07東剣ノ峰に到着。奥ノ宮で追い越した団体さんは雨が降ってきたので引き返したらしく人の気配がなく心細い。濡れた足元が不安で私も引き返したいところなのに、パパから「あの鎖場を下るよりも先に行った方が絶対に良いから」と言われ文句ブーブーで付いていく。

東剣ノ峰から一旦下る。

梯子で下る。

もっともっと下る。

結構な傾斜だが、グリップの効いた梯子で案外スムーズに下りることが出来た。ここ核心部かな？

石裂山は見ての通り修験の山。西剣ノ峰に日光山の札がはってあった。

10:25西剣ノ峰の表示はこの根元だけ。

休む間もなく下山。

またもや長い梯子。

東に比べれば傾斜は緩い。

10：48石裂山山頂に到着。展望悪いと達成感ないなぁ～～

石裂山 自然・景勝地

879.4ｍ　三等三角点。

月山へ向かう。

月山へ最後の上り。

11:13月山到着。晴れていれば男体山を含む日光連山が一望できるらしいけれど。

鳥居は残っていたけれど、社はすっかり崩壊していて無残だった。

ガスった空に立ち枯れた木のシルエットが鬼の金棒みたい。

まぁ、今日は鎖場修行だから。。。

水が冷たくて気持ちがいい。

最後の階段。

12:30分岐まで戻って来た。

13時、ここまで戻ってきてやっと緊張から解放された。

宇都宮市に移動し「宇都宮天然温泉ゆらら」で疲れを癒す。
久しぶりに空いているスーパー銭湯に巡り合った。

宇都宮天然温泉ゆらら グルメ・レストラン