2019/07/19 - 2019/07/19
53位(同エリア398件中)
よっちさん
新幹線で横浜から広島へ向かう途中,寄り道して因美線に乗りました。その目的は,古い駅舎が残る三つの駅,美作河井・知和・美作滝尾を訪ねることだけです。鉄道にはあまり詳しくないのですが,本数の少ない因美線の3駅すべてを効率よくかつ安く回るために,あれこれ工夫してみました。
新横浜6:34,新幹線のぞみ3号,岡山9:27
岡山9:46,津山線快速ことぶき,津山10:54
津山11:35,(姫新線)因美線,美作河井12:15
山下(美作河井駅口)12:50頃,路線バス,知和13:00頃
知和13:29,因美線,美作滝尾13:44
美作滝尾16:05,因美線(姫新線),津山16:23
津山16:37,津山線,岡山18:04
岡山18:15,新幹線のぞみ115号,広島18:54
なお,「切符売場だった所」とか「かつての改札口」など,現在ではその機能を果たしていなくても,写真のコメントでは「切符売場」,「改札口」と書きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日に訪ねた三つの駅舎です。
表紙の写真は美作河井駅,この写真は知和駅。 -
そして,これが美作滝尾駅です。
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ここからは旅の経路に従って順に写真を紹介します。
岡山駅で新幹線を途中下車し,津山線の快速「ことぶき」で津山駅に向かいました。特別に塗装されている列車かと思っていたら,普通の朱色でした。岡山駅 駅
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津山駅に到着。岡山から1時間10分でした。
津山駅 駅
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津山駅のホームから「津山まなびの鉄道館」の旧津山扇形機関車庫がわずかに見えました。以前から行ってみたいと思っていましたが,この日は時間的に無理でした。
津山駅 駅
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津山駅1番線,因美線方面のホームです。因美線は実際には隣の東津山駅から鳥取までの路線だそうで,津山から東津山までは姫新線の路線です。
津山駅 駅
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この列車に乗りました。11時35分発の智頭行き,1両のワンマンです。
津山駅 駅
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乗客はほとんどいません。このあと部活か補習帰りと思われる高校生が10人ぐらい乗って来ました。
津山駅 駅
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運転席と出口。この列車はバスと同様な整理券方式で,後乗り・前降り。私は津山から乗ったので,券売機で切符を買いましたが,途中の無人駅で乗る場合は,下車時に車内で運賃を払います。
津山駅 駅
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田んぼの間や山の中をゆっくり走ること40分,美作河井駅に着きました。高校生たちは途中の駅で次々に降り,比較的大きな美作加茂駅(有人駅)を過ぎると,乗っていたのは,私を含めて3~4人でした。
美作河井駅 駅
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美作河井駅,切符と整理券を運転席横の料金箱に入れて,列車を降りました。ここは山間の無人駅,1931年開業。
美作河井駅 駅
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美作河井駅,ここで降りたのは私一人。乗った人は誰もいませんでした。駅の南側(進行方向右側)は山ばかり,北側(左側)は少し開けていますが,人家は遠くに少し見えるだけでした。
美作河井駅 駅
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列車は県境を越えて鳥取県の智頭駅に向かいます。美作河井駅は岡山県側の最後の駅で,この少し先にある長さ3077mの物見トンネルを抜ければ鳥取県です。
美作河井駅 駅
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美作河井駅のホームから,いま来たほう(津山方面)を見ています。中央やや左に,このあと行った転車台が少し見えていました。
美作河井駅 駅
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美作河井駅のホームから見た駅舎。ホームと駅舎は構内踏切でつながっていますが、横断する線路はかつて列車の交換と留置に使っていたもので,もはや列車が通ることはありません。
美作河井駅 駅
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美作河井駅の改札口。人もいなければ自動券売機や自動改札機もなく,整理券方式なので,駅で改札が行われることはありません。このあと訪ねた知和駅,美作滝尾駅も同様です。
美作河井駅 駅
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美作河井駅の改札口。ホーム側(構内踏切側)から待合室・駅前広場の方を見ています。
美作河井駅 駅
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美作河井駅の改札口。待合室からホームの方を見ています。
美作河井駅 駅
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美作河井駅の待合室。中央が切符売場,左側は手荷物・小荷物の受付かも知れません。今はベンチが置かれています。
その向こう側が駅務室ですが,鍵が掛けられていて入ることはできません。「みまさかスローライフ列車」が走る春と秋のイベントのときは開放されるのかも知れません。美作河井駅 駅
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駅前から見た美作河井駅の駅舎
美作河井駅 駅
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美作河井駅の転車台,駅の南西側。かつて除雪車が向きを変えるために使われていた手動の転車台です。使われなくなって土に埋まっていたものを掘り起こしたそうです。
美作河井駅 駅
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「美作河井転車台」の案内板。この転車台は近代化産業遺産の認定を受けています。
美作河井駅 駅
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美作河井駅の転車台
美作河井駅 駅
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美作河井駅近くにある山下(美作河井駅口)バス停から,路線バスで10分足らず,美作河井の一つ手前(津山側)の知和駅に着きました。乗客は私一人。写真は下車後に撮ったバスの後ろ姿です。
ところで,山下バス停の時刻表には13時2分とありましたが,バスが来たのは12時50分頃,以前の路線廃止の代替とし津山市が運行しているバスと聞いていましたが,特徴がそれとはずいぶん違っていました。謎の多いバスです。知和駅 駅
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バス停からなだらかな坂をまっすぐに上がっていくと,知和駅に突き当たりました。ここも1931年開業の古い駅で,今は無人駅です。
知和駅 駅
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知和駅の駅舎,美作河井駅と造りがよく似ています。
知和駅 駅
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知和駅の駅舎,駅前から待合室,改札口の方を見ています。
知和駅 駅
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知和駅の待合室。右側は切符売場,左側は手荷物・小荷物などの取扱所? 美作河井駅と違って,こちら側にはベンチが置いてありません。掲示物も少ないようです。
知和駅 駅
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知和駅の改札口。ここにはかつて駅員が改札をしていた木製の枠が残っています。
知和駅 駅
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知和駅の駅務室。無人駅であっても,ここに入ることはできません。ホーム側から窓越しに撮影。この駅の駅務室は,このあと訪ねる美作滝尾駅と違って,物がほとんど置かれていません。
知和駅 駅
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知和駅の改札口,待合室からホームの方を見ています。
知和駅 駅
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知和駅の改札口,ホーム側から待合室の方を見ています。
知和駅 駅
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知和駅のホーム側から見た駅舎。この中が駅務室。
知和駅 駅
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知和駅のホーム側から見た駅舎
知和駅 駅
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知和駅
知和駅 駅
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知和駅のホームから,美作滝尾・津山方面を見ています。この駅にはホームにも待合室があります。
知和駅 駅
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知和駅に津山行きの列車が来ました。これに乗って,三つ先の美作滝尾駅に向かいました。
知和駅 駅
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知和駅から15分,美作滝尾駅に着きました。乗っていたのは私だけ,ここで降りたのも私だけでした。
ところで,因美線は美作滝尾駅までは山間を走りますが,ここからさき津山までは水田や丘陵のあいだを走ります。 -
列車は津山へ向かって行ってしまいました。私は次の列車で津山に行きます。といっても。それまで2時間20分。ゆっくり散策し,ゆっくり写真を撮っても,この日最長の待ち時間になりました。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅。1928年開業の古い駅で,現在は無人駅です。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅,ホームから見た駅舎
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅,ホームから見た駅舎
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅,ホームから見た駅舎。左側は改札口,右側は駅務室。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅。津山方面の隣は三浦駅,鳥取方面の隣は高野駅です。いずれも無人駅,
美作滝尾駅 駅
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駅舎の隅,ホーム側にレトロな台秤とリヤカーがありました。手荷物・小荷物を量るのに使っていたものかも知れません。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の改札口,ホーム側から待合室の方を見ています。知和駅と同様,改札の木製の枠が残っています。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅,ホーム側から見た待合室。手前が改札,左側がベンチ,右側が切符売場です。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の改札口,待合室側からホームの方を見ています。その向こうには水田が広がっています。美作河井駅や知和駅とは違った風景です。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の待合室,切符売場
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の待合室,「手荷物・小荷物・貨物取扱所,携帯品一時預かり所」。台の上に美作滝尾駅のミニチュアが置いてありました。この駅に思い入れのある人が作り,寄付してくれたそうです。しかし,ここには置かない方がいいかも知れません。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の駅舎入口
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の駅舎,駅前広場から見ています。駅名の看板だけが新しい。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の駅舎,入口の両側には手入れされた松の木がありました。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の駅舎は,文化庁から登録有形文化財の指定を受けているようです。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅は,山田洋次監督,渥美清主演の映画「男はつらいよ・寅次郎 紅の花」の冒頭シーンのロケが行われたことでも知られています。駅舎入口の横に記念碑があるほか,待合室や駅務室にも,ロケの写真や映画のポスターなどが掲示してありました。この駅を訪れる人の中には,この映画のファンも多いそうです。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の駅舎,入口とは反対側。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅,貨物用の駅舎。現在は駐輪場として使われていましす。その前(写真の右端)には本線から分かれた線路が引かれていたそうです。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅,貨物用の駅舎(現駐輪場)。天井部分です。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅の駅務室の中。「みまさかスローライフ列車」が走る春と秋のイベントのとき以外は鍵が掛けられていて,原則駅務室には入れません。この時は,たまたまこの辺りの無人駅を管理されている方が見回りに来られたので,中に入れてもらえました。待合室と同様,鉄道や映画に関連した展示物・掲示物がたくさんありました。知和駅とは対照的です。
美作滝尾駅 駅
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彼の話によれば,美作滝尾駅に物が多いのは,映画の効果もあって,この駅を訪れる人が多く,鉄道や映画関係の物品を寄付する人もいるためだそうです。寄付してくれた以上は,見えるところにきちんと展示しなければ,との思いからこうして並べているとのこと。待合室の駅のミニチュアも然り。しかし,一方で「あまり物を置かず,ありのままの懐かしい駅の雰囲気を残してほしい」との声もあるとか。
美作滝尾駅 駅
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寄付された物の中には,保存したい鉄道関連物品もあることは確かなようです。手前左はタブレットキャリア(鳥取駅と書いてある),その向こうにゴム印の類い,奥には古い時刻表(駅で使っていたもの?)などもありました。
美作滝尾駅 駅
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こういうものが駅舎ホーム側の高い所に釘で打ち付けられていました。「停(本屋)一號」と書いてあります。これはいったい何なのでしょうか。
美作滝尾駅 駅
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こちらは貨物用の駅舎(現駐輪場)の梁に付けてありました。「停(貨物上屋)二號」と書いてあります。何なのでしょう。先ほどの駅を管理されている方の話では,これを珍しがって写真に撮っていった鉄道マニアが過去に複数いたそうです。
美作滝尾駅 駅
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美作滝尾駅に着いて2時間20分が経ちました。16時5分,ようやく津山行きの列車がやって来ました。これに乗って津山,さらに津山線と新幹線で広島へ向かいました。因美線3駅の旅はおしまいです。
因美線が三江線のような運命をたどらないことを願って止みません。美作滝尾駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- salsaladyさん 2019/10/14 09:52:50
- 因美線!~今も残る昭和の香り~
- ☆このレトロ感が堪りませんね。岡山から鳥取へ抜ける山越えのローカル列車が懐かしい!(と言っても、劇団時代に地理的なことは意識しないで「ふるさと」って感じ!)と思っただけでした。
☆三朝温泉が特にお気に入り~川の中にわき出る温泉場~日本の風景から失いたくない場所ですが。。。住んでる方は近代化を望む~ジレンマですね。
- よっちさん からの返信 2019/10/18 17:55:30
- 因美線の旅行記を見ていただき、ありがとうございました。
- 年齢のせいか、旅に昭和レトロな雰囲気を求めるようになってきました。都市の新しさの中に住んで、旅先に懐かしさを求める。勝手ではあるのですが・・・
次に因美線に乗るときには、鳥取まで行ってみたいと思います。三朝温泉で1泊できれば最高です。
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