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7月25日、都内から車、バスを乗り継いで、長野県伊那の北沢峠へ。山小屋で前泊し、翌日日本百名山のひとつ、仙丈ヶ岳に登りました。下山後温泉につかって汗を洗い流してから帰京。1泊2日の旅です。

南アルプスの女王 仙丈ヶ岳に登ってみた

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2019/07/25 - 2019/07/26

205位(同エリア357件中)

1

60

xindeさん

7月25日、都内から車、バスを乗り継いで、長野県伊那の北沢峠へ。山小屋で前泊し、翌日日本百名山のひとつ、仙丈ヶ岳に登りました。下山後温泉につかって汗を洗い流してから帰京。1泊2日の旅です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 都内から3時間半ほどで、長野県伊那の仙流荘裏の駐車場に着きます。ここから北沢峠に向かう”南アルプススーパー林道”はマイカー進入が禁止されており、ここで乗り合いバスに乗り換える。<br />すごい数の車が駐車されており、ナンバープレートを見ると全国から集まって来たことがわかる。<br />

    都内から3時間半ほどで、長野県伊那の仙流荘裏の駐車場に着きます。ここから北沢峠に向かう”南アルプススーパー林道”はマイカー進入が禁止されており、ここで乗り合いバスに乗り換える。
    すごい数の車が駐車されており、ナンバープレートを見ると全国から集まって来たことがわかる。

  • 仙流荘バス停。仙流荘という温泉旅館の脇にあります。

    仙流荘バス停。仙流荘という温泉旅館の脇にあります。

  • バス乗車券自販機。ひとりプラス手荷物、往復で2680円です。

    バス乗車券自販機。ひとりプラス手荷物、往復で2680円です。

  • 12時10分のバスに乗れました。小型バスです。<br />約1時間で終点北沢峠に到着。

    12時10分のバスに乗れました。小型バスです。
    約1時間で終点北沢峠に到着。

  • 午後1時すぎ。北沢峠は長野県と山梨県の県境にあり、標高は2032m。<br />仙丈ヶ岳、及び甲斐駒ヶ岳登山の拠点になっています。

    午後1時すぎ。北沢峠は長野県と山梨県の県境にあり、標高は2032m。
    仙丈ヶ岳、及び甲斐駒ヶ岳登山の拠点になっています。

  • 北沢峠パス停脇にある”こもれび山荘”。ここに1泊します。1泊2食で9500円でした。

    北沢峠パス停脇にある”こもれび山荘”。ここに1泊します。1泊2食で9500円でした。

  • 中はこんな感じ。山小屋泊りは久しぶりです。

    中はこんな感じ。山小屋泊りは久しぶりです。

  • NHKの人気番組”グレートトラバース”の田中陽希さんが先月訪れていたようです。

    NHKの人気番組”グレートトラバース”の田中陽希さんが先月訪れていたようです。

  • こもれび山荘の前面の湿地に赤い花が群生しておりした。

    こもれび山荘の前面の湿地に赤い花が群生しておりした。

  • アップで見ると...クリンソウ、ですか。花①<br />仙丈ヶ岳は”花の百名山”にも選ばれており、花にも注意して登ろうかと。

    アップで見ると...クリンソウ、ですか。花①
    仙丈ヶ岳は”花の百名山”にも選ばれており、花にも注意して登ろうかと。

  • 夕食までの時間、そのへんをぶらぶら。<br />こもれび山荘の周囲に1周40分ほどのハイキングコースがありました。<br />また、北沢峠を山梨県側に300mほど行ったところに見晴らし台があり、かすかに日本第2の高峰、北岳(3193m)が見えます。(写真の奥にかすんで見える山)<br /> 

    夕食までの時間、そのへんをぶらぶら。
    こもれび山荘の周囲に1周40分ほどのハイキングコースがありました。
    また、北沢峠を山梨県側に300mほど行ったところに見晴らし台があり、かすかに日本第2の高峰、北岳(3193m)が見えます。(写真の奥にかすんで見える山)
     

  • 散歩中見つけた奇妙な花②。ギンリョウソウ、またの名をユウレイタケというそうです。

    散歩中見つけた奇妙な花②。ギンリョウソウ、またの名をユウレイタケというそうです。

  • 山梨県側を更に下って行くと、もうひとつの山小屋”長衛小屋”とテント場があります。

    山梨県側を更に下って行くと、もうひとつの山小屋”長衛小屋”とテント場があります。

  • 夕食は5時。まずスープが出てきました。

    夕食は5時。まずスープが出てきました。

  • サラダ、ズッキーニとスクワッシュ、レンズ豆の炒め煮、パン。

    サラダ、ズッキーニとスクワッシュ、レンズ豆の炒め煮、パン。

  • メインは鮭のムニエル、タルタルソース。ご飯も付きます。<br />消灯は8時。<br />このあたりは携帯電話は”圏外”になっており、通じません。またこの山小屋内にコンセントはなく、スマホの充電は有料で300円。本を読むには薄暗いので、スマホでゲームをするか、音楽を聴くのが退屈しのぎにいいかも。

    メインは鮭のムニエル、タルタルソース。ご飯も付きます。
    消灯は8時。
    このあたりは携帯電話は”圏外”になっており、通じません。またこの山小屋内にコンセントはなく、スマホの充電は有料で300円。本を読むには薄暗いので、スマホでゲームをするか、音楽を聴くのが退屈しのぎにいいかも。

  • 朝食はなんと3時半から可。真っ暗な中、3時半頃から人々が起き出すので、寝ていられない。4時には食べ始めて、5時に出発。<br />どのみち6時には掃除が始まるので退去せねばならない。<br />

    朝食はなんと3時半から可。真っ暗な中、3時半頃から人々が起き出すので、寝ていられない。4時には食べ始めて、5時に出発。
    どのみち6時には掃除が始まるので退去せねばならない。

  • 事前にYAMAPで地図をダウンロードしておいた。圏外でも自分の位置がわかるので、道に迷うリスクは減る。

    事前にYAMAPで地図をダウンロードしておいた。圏外でも自分の位置がわかるので、道に迷うリスクは減る。

  • 午前5時、こもれび山荘前の登山道から登り始める。コースタイム240分とある。

    午前5時、こもれび山荘前の登山道から登り始める。コースタイム240分とある。

  • 朝もやの登山道。

    朝もやの登山道。

  • 日の出。

    日の出。

  • 四合目。ここまで1時間ほど。

    四合目。ここまで1時間ほど。

  • まだ元気。

    まだ元気。

  • 大滝頭の分岐。ここまで1時間半ほど。我々は眺めがいいと言われた小仙丈ヶ岳方面、稜線の道を選んだ。

    大滝頭の分岐。ここまで1時間半ほど。我々は眺めがいいと言われた小仙丈ヶ岳方面、稜線の道を選んだ。

  • 樹々の間から見える山頂は小仙丈ヶ岳だろう。

    樹々の間から見える山頂は小仙丈ヶ岳だろう。

  • 六合目。ここまで2時間ほど。

    六合目。ここまで2時間ほど。

  • 花③ シャクナゲ。稜線の道はあまり花がなかったが、ようやくここでシャクナゲを見つけた。

    花③ シャクナゲ。稜線の道はあまり花がなかったが、ようやくここでシャクナゲを見つけた。

  • 花④ ウラジロナナカマド。

    花④ ウラジロナナカマド。

  • 花⑤ タカネグンナイフウロ。

    花⑤ タカネグンナイフウロ。

  • 花⑥ キバナノコマノツメ。

    花⑥ キバナノコマノツメ。

  • 花⑦ シナノキンバイ。

    花⑦ シナノキンバイ。

  • 七号目。午前8時。3時間歩いた。森林限界を超え、本来なら北岳や甲斐駒ヶ岳など見られるはずが、霧と雲にかくれている。

    七号目。午前8時。3時間歩いた。森林限界を超え、本来なら北岳や甲斐駒ヶ岳など見られるはずが、霧と雲にかくれている。

  • 午前9時、小仙丈ヶ岳山頂。2864m。ここから一旦下ってから、仙丈ヶ岳へ。

    午前9時、小仙丈ヶ岳山頂。2864m。ここから一旦下ってから、仙丈ヶ岳へ。

  • 花⑧ ゴゼンタチバナ。

    花⑧ ゴゼンタチバナ。

  • 花⑨ コイワカガミ。

    花⑨ コイワカガミ。

  • コイワカガミの群生。

    コイワカガミの群生。

  • 花⑩ チングルマ。

    花⑩ チングルマ。

  • 花⑪ キンバイ?

    花⑪ キンバイ?

  • 花⑫ イワツメクサ。

    花⑫ イワツメクサ。

  • 仙丈ヶ岳頂上まであと20分...

    仙丈ヶ岳頂上まであと20分...

  • 岩稜の脇を通って...

    岩稜の脇を通って...

  • 右手に巨大な”藪沢カール”。雪渓が見える。

    右手に巨大な”藪沢カール”。雪渓が見える。

  • 同じく藪沢カール。一瞬雲が晴れた。

    同じく藪沢カール。一瞬雲が晴れた。

  • 花⑬ 開花していないが、ミヤママンネングサかと思う。

    花⑬ 開花していないが、ミヤママンネングサかと思う。

  • 9時20分、着きました。仙丈ヶ岳 3033m。

    9時20分、着きました。仙丈ヶ岳 3033m。

  • 頂上でポーズ。深い意味はない。<br />ここで軽食を取り、30分ほど休憩。その間、雲・霧が晴れるのを待ったが、だめ。残念。<br />

    頂上でポーズ。深い意味はない。
    ここで軽食を取り、30分ほど休憩。その間、雲・霧が晴れるのを待ったが、だめ。残念。

  • 富士山が見える...なんちゃって。AR山ナビ、というアプリを使うと、雲に隠れて見えないはずの山が見えちゃう。

    富士山が見える...なんちゃって。AR山ナビ、というアプリを使うと、雲に隠れて見えないはずの山が見えちゃう。

  • 下りは来た道ではなく、馬の背ルートを下った。まず藪沢カール脇を仙丈小屋まで下る。振り返ると一瞬晴れて山頂が見えた。

    下りは来た道ではなく、馬の背ルートを下った。まず藪沢カール脇を仙丈小屋まで下る。振り返ると一瞬晴れて山頂が見えた。

  • 仙丈小屋。前夜ここに泊れば、山頂でのご来光を見ることができる。

    仙丈小屋。前夜ここに泊れば、山頂でのご来光を見ることができる。

  • 仙丈小屋脇に湧き水があり、水場となっている。黒川の源流のひとつ?

    仙丈小屋脇に湧き水があり、水場となっている。黒川の源流のひとつ?

  • このあたり高山植物を保護するネットが張られている。

    このあたり高山植物を保護するネットが張られている。

  • このネットは二ホンジカから高山植物を守るためだと書いてある。

    このネットは二ホンジカから高山植物を守るためだと書いてある。

  • 同じく樹木を保護するネット。シカは樹まで食べちゃう?

    同じく樹木を保護するネット。シカは樹まで食べちゃう?

  • 下山開始1時間半ほどで馬の背ヒュッテに到着。

    下山開始1時間半ほどで馬の背ヒュッテに到着。

  • 花⑭ ウサギギク。

    花⑭ ウサギギク。

  • 分岐。ここを右に行くと、”大滝の頭”(五合目)で上りの時来た道と合流。左に行くと沢沿いに降りる道でちょっと遠回り(また歩きにくいとか)。で、右に行く。

    分岐。ここを右に行くと、”大滝の頭”(五合目)で上りの時来た道と合流。左に行くと沢沿いに降りる道でちょっと遠回り(また歩きにくいとか)。で、右に行く。

  • 何かわからない花⑮ 

    何かわからない花⑮ 

  • 滝が何ヶ所かあり、登山道はこれらを横切る。

    滝が何ヶ所かあり、登山道はこれらを横切る。

  • こんなところを渡ったりして、五合目大滝の頭で来た道と合流。下りも結構時間がかかりましたが、何とか午後1時50分頃北沢峠に戻る。<br />次の仙流荘往きのバスは予定では3時だったが、2時10分に臨時バスがあり、これに乗れた。ラッキー!<br />この日万歩計によれば、2万5千歩余り歩いた。

    こんなところを渡ったりして、五合目大滝の頭で来た道と合流。下りも結構時間がかかりましたが、何とか午後1時50分頃北沢峠に戻る。
    次の仙流荘往きのバスは予定では3時だったが、2時10分に臨時バスがあり、これに乗れた。ラッキー!
    この日万歩計によれば、2万5千歩余り歩いた。

  • 3時すぎ、仙流荘バス停の駐車場で、荷物を整理。車を移動して、仙流荘の日帰り温泉に入る。露天風呂やサウナもある、ちゃんとした温泉がひとり500円と安い。<br />午後4時半ころ仙流荘を発って、帰京。<br />この日(7月26日)は運悪く東京オリンピックに備えての交通規制実験をやっており、八王子料金所で通行規制が行われていた。そのため、中央高速大月ICあたりから八王子料金所まで渋滞しており、いつもより1時間半ほど余計に時間がかかった。仕方ないね、お疲れ様。

    3時すぎ、仙流荘バス停の駐車場で、荷物を整理。車を移動して、仙流荘の日帰り温泉に入る。露天風呂やサウナもある、ちゃんとした温泉がひとり500円と安い。
    午後4時半ころ仙流荘を発って、帰京。
    この日(7月26日)は運悪く東京オリンピックに備えての交通規制実験をやっており、八王子料金所で通行規制が行われていた。そのため、中央高速大月ICあたりから八王子料金所まで渋滞しており、いつもより1時間半ほど余計に時間がかかった。仕方ないね、お疲れ様。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • ねもさん 2019/09/23 13:10:17
    初めまして
    xindeさん
    同じ日に仙丈ヶ岳に登ってました、お二人の約2時間後を歩きました。
    私たちは翌日まで1泊で北岳という計画でしたが、台風接近の予報で、急遽日帰り仙丈ヶ岳に。ハクサンシャクナゲなど花が多くてライチョウにも会えて、連れの2人は喜んでくれました。
    今回は山梨側から入山しましたが、いつもはお二人のように伊那側から入ることが多く、仙流荘は何度もお世話になりました。
    奥多摩にも登ってらっしゃいますね。40年前に私が山歩きを始めてたのが奥多摩で、懐かしく拝見しました。

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