ハイキングデビューにおすすめ！【京都】鞍馬寺→貴船神社コース

2019/07/21 - 2019/07/22

毎年恒例の、コブクロツアー遠征を兼ねたひとり旅。
今年は京都へ。

インバウンド需要で沸く観光地をなるべく避けて、鞍馬寺から貴船神社までハイキングして来ました。

※前日の大阪から写真を載せています。京都編は15枚先くらいから始まります。

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

コブクロ「京セラドーム大阪」公演のとき定宿にしているのは、御堂筋線「大国町駅」から徒歩3分の「リッチモンドホテルなんば大国町」

シングルルームが会員専用枠5,800円、更に10%還元されるポイントを利用して3,700円で宿泊出来ました！

リッチモンドホテルなんば大国町 宿・ホテル

ホテルから程近くの「大国主神社」へ旅の安全祈願へ。

以前授与した種銭をお返しして、新しい種銭もいただきました。

敷津松之宮 (大国主神社) 寺・神社・教会

そういえば、こちらの神社にはネコが居たな…と思ったら、居ました居ました。
今回は5匹も遭遇。

前回そっと撫でて嫌そうにされたので、触れるのは我慢です。

敷津松之宮 (大国主神社) 寺・神社・教会

可愛い姿を眺めているだけでも癒されます。
本当、ネコはこの世で一番可愛い生き物ですよね～

敷津松之宮 (大国主神社) 寺・神社・教会

急にゴロンゴロンと転がり出しました。

危害を加えない存在と、安心している証拠だと言われますので、めっちゃ嬉しい！

敷津松之宮 (大国主神社) 寺・神社・教会

そのまま、スースーと寝ちゃいました。

真っ白いお腹を撫でたい衝動に駆られましたが、レディの胸を触るのは失礼なので、さて、次の目的地へ移動しましょう。

敷津松之宮 (大国主神社) 寺・神社・教会

こちらもホテルのご近所にポツンと在ります、和菓子屋「浪芳庵」

前回は時間が無く、立ち寄れなかったのです。

浪芳庵 本店 グルメ・レストラン

こちらが本店で、「なんばウォーク」などにも出店されているそう。
日曜日だからか「カフェ つぎね」には行列が出来ていました。

残念ですがライブに遅れそうですので、持ち帰りにしてホテルでいただくことにします。
カフェをキャンセルしたときの店員さんの対応が親切だったな。

浪芳庵 本店 グルメ・レストラン

浪芳庵の名物「炙りみたらし」
紀州備長炭で炙ったお餅に 利尻産昆布だしと湯浅産たまり醤油を煮詰めたタレがたっぷりと掛かっています。

後を引かない甘さのタレで、柔らかくもちっとしたお団子2本、ぺろりと平らげちゃいました。

リッチモンドホテルなんば大国町 宿・ホテル

「KOBUKURO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2019 “ATB”supported by バイトル」ファイナル！！
2days公演で、3daysやっても入りきれないほどの応募が有ったそう！

今回も最高のステージ！一生付いて行きます！！
今回のツアーは、終演後ラインナップでの撮影が許可されました。

京セラドーム大阪 名所・史跡

終演後は電車が激混みなので、阪神なんば線「ドーム前」から乗車して2駅先の「大阪難波」下車がおすすめ。タイミングが良いと座れます。

「クア・アイナ なんばパークス店」でチーズバーガーを買って帰るのが定番ですが、「なんばウォーク」にひとりでも入りやすいワインバーとか在ったな。

でも、Youtubeでセットリストを流しながら、ホテルでダラダラ飲みするのも楽しいのですよね～

リッチモンドホテルなんば大国町 宿・ホテル

翌朝は、いよいよ京都でハイキング♪

朝ドラ「なつぞら」を見てからチェックアウトして、ホテル近くの市場で朝食にします。

大阪木津卸売市場 名所・史跡

朝から、まむし（関西風うなぎ）がいただける「川上商店」

「まむし 2,000円」に「きも赤 300円」
前回いただいたときは併せて1,900円でしたが、鰻の稚魚が深刻な不漁に陥っていますから仕方ありません。

12月にいただいたときの方が、やはり脂が乗って美味しかったです。
でも、おかげで精が付きましたので、ハイキングへGo!!

川上商店 グルメ・レストラン

「鞍馬寺」へ行くには、叡山電鉄「出町柳」から乗り30分、終点「鞍馬」下車。大国町から2時間強掛かりました。

ひとつ手前の「貴船口」で殆どの乗客が降りて、車内はガラガラに。

叡山電鉄 乗り物

七夕にちなんだイベント「七夕伝車」
つり革にチビッ子が願い事を書いた短冊が飾られ、終了後は貴船神社へ奉納されるそう。

私の座った席の吊り革だけハート型！
ご利益がありそうです♪

叡山電鉄 乗り物

11時半頃、鞍馬へ到着。

外国人観光客も見られましたが、中国や韓国からの人たちは「貴船口」で下車、「鞍馬」まで乗っていたのは、ヨーロッパ系の人ばかりでした。

天狗と大喜びで記念撮影しているとき「撮りましょうか？」と、声を掛ける勇気が出せなかったことを後悔。

鞍馬駅 駅

鞍馬寺から貴船神社まで、ハイキング所要時間は1時間半と言われています。

雨天の場合は歩く速度も落ちますし、御朱印を授与する場合は2～3時間見ておくと安心です。

鞍馬寺 寺・神社・教会

階段の先にあります仁王門で「入山料 300円」を納めます。

鞍馬寺 寺・神社・教会

「鞍馬寺」のインスタ映えスポット。
外国の方が、ずっとキャッキャと撮影していたので、先へ進みます。

鞍馬寺 寺・神社・教会

ケーブルカー（200円）で多宝塔まで行くことも可能ですが、その場合「由岐神社」に立ち寄ることは出来ません。
せっかくなので、参拝して御朱印をいただきましょう。

みんなケーブルカーに乗ったのか、人気が全く無く不安な気持ちに…

由岐神社 寺・神社・教会

由岐神社の御祭神は「大己貴命（おおなむちのみこと）」と「少彦名命（すくなひこなのみこと）」

火難除・子授安産・縁結び・病気平癒・厄除開運の御利益があります。

由岐神社 寺・神社・教会

ペットボトルのドリンクを電車の移動中に殆ど飲み干してしまい、自販機なども見当たりませんので大ピンチ。

手水舎ごとに手口を清めさせていただきました。
飲まなくてもシャキッとしますね。ありがたい。

由岐神社 寺・神社・教会

山にそぐわない不思議なオブジェを発見。

愛と光と力「いのち」
鞍馬山の本尊である尊天（宇宙生命・宇宙エネルギー・宇宙の真理）を具象化したものだそう。

鞍馬寺 寺・神社・教会

「中門」を抜け、いよいよ本殿金堂へ！

鞍馬寺 寺・神社・教会

…と期待しましたが、まだまだ。
時計は12時を回りました。

橋を渡ったり、

鞍馬寺 寺・神社・教会

ひたすら階段を上ったり。

整備されて歩きやすい階段です。

鞍馬寺 寺・神社・教会

広大な景色が一服の清涼剤。

それにしても、喉が渇いたな～
危険かも。

鞍馬寺 寺・神社・教会

「洗心亭」という休憩所へ到着！
自販機もあります！！
オレンジジュースが最高に美味しく感じられます！！！

環境保護のためか、紙パックのジュースのみ。
2本購入して、外のベンチで1本を空いたペットボトルに詰め替えていましたら、知らないオジサンが目の前に座って来て、ゾッとしました。

すぐ後から家族連れが来て良かった～

鞍馬寺 寺・神社・教会

動揺して左手にジュースが掛かったので、再び手水舎で清めましょう。

「お水さんありがとう」の言葉が添えられて。
当たり前のようで当たり前でない、水のありがたさ。
感謝の気持ちを思い出させていただきました。

いよいよ本殿へ！

鞍馬寺 寺・神社・教会

階段を登り切った開けた場所に「本殿金堂」がありました。

鞍馬寺は、鞍馬天狗が牛若丸に兵法を指南した場所としても有名だそう。
あぁ、だから天狗なのね（今更）

鞍馬寺 寺・神社・教会

本殿金堂前の「金剛床」は、京都最強といわれるパワースポット。

残念ながら、尊天の波動を受け取ることは出来ませんでした。
修行が足りないようです。

鞍馬寺 寺・神社・教会

今世紀最強とされる、昨年の台風２１号の影響で、「奥の院参道（霊宝殿～貴船）」が通行止めになっていましたが、今年に入り通行可能になりました。

鞍馬寺 寺・神社・教会

青もみじが眩しいですね。
霧雨が降って心地よいです。

ここからまた人気が無くなりました。

鞍馬山 自然・景勝地

台風の爪痕があちらこちらに。

鞍馬山 自然・景勝地

鞍馬の森の、一刻も早い再生を祈ります。

鞍馬山 自然・景勝地

ここから「奥の院」までは570m
「西門（貴船）」までは1134m

時刻は12時半。

鞍馬山 自然・景勝地

「木の根道」にやって来ました。

ここが一番見たかった！

鞍馬寺 寺・神社・教会

地面から浮き上がった木の根が這いまわっている様子は、驚きの景観です。

スカート姿でパンプスの女性たちは、こちらを通らず別のルートへ向かっていました。
私は、トレッキングシューズを履いているので進みます。
出来るだけ、根を踏まないように…やさしくやさしく。

鞍馬寺 寺・神社・教会

「大杉権現社」
大杉苑瞑想道場と呼ばれ、護法魔王尊のエネルギーの高い場所として知られています。

社殿は倒木に押しつぶされてしまったようです。

鞍馬寺 寺・神社・教会

周囲を高い杉で囲まれた神秘的な場所。

私はこちらが最もパワーを感じました。

鞍馬寺 寺・神社・教会

ここからは下り階段が続きます。

再びヨーロッパ系の観光客と擦れ違うことが多く、挨拶した方がいいのか迷いましたが、高所恐怖症には下り階段が恐怖。

階段だけを見つめながら怖ごわ下りていると「こんにちは！」と言う声。
ハッと顔をあげたら、美しい白人青年の笑顔が！

慌てて「こんにちは！」と返すと、言葉が通じた喜びで「Thank you！」と笑顔がパァーッと輝き、わぁ眩しい！
雨脚が強まっていましたが、一瞬晴れ間が見えたような爽やかさでした。

鞍馬山 自然・景勝地

「魔王殿」に到着！！時刻は13時。

中には、心静かに座って祈ることが出来るベンチがありますが、雨宿りしている三世代家族が大騒ぎしていましたので、お参りして先へ進みます。

鞍馬寺 寺・神社・教会

人気が無くても、看板のおかげで励まされますし安心します。
倒れたままの看板に台風の恐ろしさを感じ、ざわつきますが。

貴船へ続く「西門」まで576ｍ
「貴船神社」まで647m

鞍馬山 自然・景勝地

歩く速度が遅いため、後ろから来た男性2人組に道を譲りましたら、「こんにちは！」と笑顔で通り過ぎて、しばらく下りた先で立ち止まり、動かなくなっちゃいました。

何かトラブルでしょうか？
「どうしましたか？」って何だっけ。
「What’s up?」いやいや「May I help you?」
とりあえず、顔芸とジェスチャーで乗り切るとしましょう。

笑顔を作って恐る恐る近づいていくと…
「Big！」と、蛇のように這う巨大ミミズを指差されました。

驚いて階段を踏み外しそうになりましたが、和ませてくれたのかもしれません。

鞍馬山 自然・景勝地

おかげで肩の力が抜けたかも。
景色を眺める余裕も出て来ました。

ふたりは落ち着いたトーンで会話しながら、軽快に前を進んでいきます。

これが日本語だったら「お喋りだなぁ」と思うのかもしれませんが、ヒアリング出来ないので心地よいBGMに。

鞍馬山 自然・景勝地

13時半に「西門」へ到着！

ここが貴船かぁ～、下界に下りて来た安心感。
街なみの風景を撮ろうとしましたら…

先ほどの2人組みがフレームイン！
川床を物珍しそうに眺めています。

気を取り直して、「貴船神社」へ向かいましょうか。

西門から「貴船神社」は、すぐでした。

御祭神は本宮が「高龗神（たかおかみのかみ）」水を司る神です。

貴船神社 寺・神社・教会

貴船神社といえば、こちらの参道が有名ですね。

貴船神社 寺・神社・教会

こちらにも七夕飾りがありました。
本殿を参拝し、御朱印をいただき、さて、どうしましょう。

縁結びを願う場合は、「奥宮」と「結社」を参拝する必要があるそう。
そもそも、縁結びの御利益がいわれるようになったのは、「和泉式部」の復縁祈願が成就したからとか。

復縁を望んではいませんし、疲れたので、これにて失礼することに。

貴船神社 寺・神社・教会

水の神様に感謝して、これからも節水を心がけます！

川床はやはりお高いですね～
夏休みが始まったばかりで、まだあまり流行っていない様子。
気軽にクラフトビールが飲めるお店でもあれば、流行ると思うのですが。

店探しする元気も残っていませんので、早めに「京都駅」へ向かうことにします。
叡山電鉄「貴船口」までは徒歩で25分ほどですが、車の往来が激しいのでバスがおすすめ。

貴船口から「京都駅」までは、1時間半ほど掛かりました。
お昼ごはんを食べていなかったので、何かお腹に入れましょう。
さっぱりとしたものが食べたいな。

新幹線の改札内にお蕎麦屋さんを発見。「にしんそば」発祥の店のよう。
そういえば、食べたこと無いな…と興味を持ち、

「にしんそばを食べたことが無いのですが…甘いですか？」と、店員さんにポンコツな質問をしてしまいましたが、「にしんは甘辛く炊いてますけれど、おつゆの塩気で大丈夫だと思いますよ。初心者さんには～」と優しくおすすめしてくださったのが、こちら。

とろろと生卵の乗った「冷やしにしんそば（1,450円）」
身欠きにしんととろろが合う！
おつゆの量を加減できるのが、薄味好みの自分には嬉しい。

16時前で空いていて、蕎麦湯をいただきながら、新幹線の待ち時間を、ゆったりと過ごすことが出来ました。

松葉 京都駅店 グルメ・レストラン

今回いただいた御朱印は4体。
右上から「大国主神社」「由岐神社」「貴船神社」「鞍馬寺」

この日、京都の最高気温は30度。
ハイキングデビューには暑過ぎたかもしれません。
参拝や御朱印の目的があって励みになりました。

ハイキング装備も揃えたことですし、また初心者コースにチャレンジしたいと思います。
おすすめのコースがありましたら、ぜひ教えてくださいませ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪