2019/07/13 - 2019/07/14
62位(同エリア149件中)
イッコちゃんさん
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旅庭群来の羊料理の話を知ってからいつか行かなくては‥と思い続けた羊大好きの私でした。
函館以外近くには行ったことがなかったので、この前の大沼に続き、江差に行く予定を立てました。江差はニシン漁でにぎわった街で、幕末旧幕臣たちを乗せた船開陽丸が沈んだところだということも知り興味を持ちました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大沼をドライブした後は、一路江差に向かいました。
出て間もない時に一つ道の駅があったけど、あまりにもすぐで通り過ぎたら、厚沢部の広いこと・・1時間以上走っても道の駅もお休みどころもなく・・夫が疲れてきた気配・・江差が近づいたところにようやく道の駅がありました。
ここでもソフトクリームを食べてトイレ休憩。 -
江差・・見どころはあるのですが、雨の中を歩くのはおっくうで、この日はその夜の宿近くの開陽丸記念館だけ行きました。
開陽丸は、幕末オランダで建造され、明治元年に旧幕臣榎本武揚たちが乗ってきて、江差沖で座礁、沈没したのですが、引き揚げられた遺物を展示するとともに実物大に復元した船が記念館としてありました。船に乗ったら色々楽しめるようですが、雨の中で断念。 -
その先にかもめ島があります。ここも散策するといいらしいですがパス。
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江差は古くからニシン漁が盛んで、産卵期を迎えたニシンが大群で浅瀬に押し寄せて産卵し、海が乳白色に染める現象を群来と呼びます。「江差の五月は、江戸にもない」といわれるほどにぎやかだったのですが、1913年を最後に群来は訪れず、ニシンが来なくなって長くたったのですが、2017年に104年ぶりに群来が観察されました。
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その日の宿の群来に早かったけどチェックイン。
江差は、漁業不振と若者の流出で往時3万人だった人口が2017年には8000人に減少。旅館群来は観光起爆剤の一つとして開業されました。江差追分の全国大会が毎年行われる時には海外からも参加者が来るのに江差の宿泊施設はビジネスホテルくらいしかなくレベルが低いという苦情があったそうです。作ったのは、観光業とは無関係の電機会社の経営者ですが、大学で勉強し、作り上げました。温泉が掘り当てられ、源泉かけ流しのお風呂がある7室だけの旅館。食材は地産地消で、オーナー自身がリタイア後を考えて造ったファームの鶏、サフォーク種の羊、野菜や山菜の栽培が利用されています。旅館で出た生ごみをファームに運び資料と畑の堆肥にして、活用循環型エコ飼育に挑戦しています。開業から8年たつが生ごみを出したことがないそうです。ここもまた大沼のホテル同様半径25キロ圏内を食材調達地としています。
「地産地消」(自家農園の野菜や卵、羊他半径25喜恵雄県内の新鮮な旬の材料)、「貴湯温楽」(源泉かけ流し)、「地球循愛」(温泉熱を利用した暖房・給湯、生ごみをたい肥にして利用)、「群来再興」、「縁起伝承」の五つをモットーにした宿です。 -
コンクリートで囲まれた空間の中庭廃止が敷き詰められていて、海を表しているらしい。ロビーでチェックインしウエルカムの地元の羊羹とシソのジュースをいただきました。
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部屋は小さい和室、リビング、寝室、バスルーム。厳選かけ流しの温泉でいつでも入れます。ナトリウム炭酸水素縁で、うすい土色で温度は低めでいつまでも入っていられるお風呂で大満足で何度も入りました。夫は露天風呂でない(窓が開かない)のを残念がっていましたが・・。
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厳選かけ流しの温泉でいつでも入れます。ナトリウム炭酸水素縁で、うすい土色で温度は低めでいつまでも入っていられるお風呂で大満足で何度も入りました。夫は露天風呂でない(窓が開かない)のを残念がっていましたが・・。
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部屋に置いてあったのは、追分こうれんというおせんべい。素朴でおいしかったです。
フリードリンクで、ソフトドリンクだけでなく、日本酒(3種)、ワイン(4種)、焼酎、ビール、ウィスキーなど、冷蔵庫に入っているもの以外も注文したら部屋に持ってきてもらえます。 -
廊下に飾られていた羊たち。飼育している羊から取った毛で職員が作ったらしい。何匹か連れ帰りました。
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お楽しみの江差の夕食。区切られた個室でいただきます。
最初に出たのは、自家製またたび酒と江刺産の数の子、ファームのブロッコリーのおひたし。
またたび・・猫が狂うほど好きだというらしいけど、それしか知りませんでした。白い花が咲く木らしい。お酒が強くて味はよくわからなかった・・。実が入っていたので食べてみました。 -
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次は江差の紅ズワイ蟹真薯と厚沢部のゼンマイ、三つ葉、七飯のシイタケ、木の芽の入ったお椀
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乙部産北紫雲丹、津軽海峡産本マグロ、江差産活〆平目、北斗産北寄貝、噴火湾産牡丹海老・・どれもこれも好物・・新鮮でおいしい。何度でも食べたくなりそう・・。すべて産地が書かれているのがすごい。
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長万部産毛蟹の浜茹で
上の国産蝦夷鮑柔らか煮、厚沢部産蝦夷舞茸、乙部産アスパラガスがあったけど写真を撮りそびれました・・。 -
メニューにはない卵と貝柱と海老の燻製。おいしかった。
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江差産メバルの煮付け
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ファームのサフォーク種羊塩焼き、行者ニンニク入りウインナー。
羊は言われないとわからないほど匂いがなく、羊好きとしてはむしろ物足りないほど。ウィンナーがおいしかった。 -
羊の時に私は北海道ツヴァイゲルトをいただきました。ちょっと物足りない赤だった・・。
それまでのお酒は、サービスされる日本酒私は千歳鶴吟風丹頂鶴江差追分。江刺限定販売というので飲みました。夫は国稀の北海鬼ごろしと金滴。
部屋に戻ってから初しぼりバッカスという白が気になり持ってきてもらったのですが、マスカット臭があり香り豊かなお酒でした。
奥尻のワインもありきになったけど、次回の課題。 -
自家製寒干し山漬け酒茶漬け。鮭のおいしいこと!
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デザートは苺アイスクリームと地鶏卵のプリン。
どれもこれもおいしい料理で大満足でした。また食べにだけでも行きたい。 -
江差の朝、窓からは海が見え、大きいヨットが停まっていました。
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朝食は、江差の小林牛乳。
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御飯は厚沢部のふっくりんこというご飯。北海道では次々とおいしいお米が作られますが、最近はふっくりんこみたいです。お味噌汁には江刺産みみのりが入っていて海の香り。
ファームの地鶏生卵がありました。生卵には、食べ方が書いた紙がそれられていました。黄身と白身を分けて白身からご飯にかけて混ぜるみたいです。実は私は生卵の卵かけご飯は苦手ですが、せっかくだからこの通りにして食べました。 -
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函館産真イカ、根ぼっけ一夜干し、鹿部産たらこ、厚沢部産山菜ミズ、厚沢部産花豆煮豆、えび塩・松前漬け・こうなご、厚沢部産牛蒡金平、厚沢部産干し椎茸煮つけ、野菜の炊き合わせ、江刺・山科豆腐冷ややっこ、ファームの地鶏卵の卵焼き、ファームの生野菜サラダ、富良野有機メロン。
地元のおいしいものたっぷりの朝食でした。
朝食後もう一度お風呂に入り一休み。
ゆっくりとチェックアウトし出発。
朝食後もう一度お風呂に入り一休み。
ゆっくりとチェックアウトし出発。 -
雨は降っていなかったので、前日行きそびれた旧中村家住宅へ。
明治20年代はじめに近江商人大橋宇兵衛が建てた商家で、ニシン漁全盛時代を今に伝える国指定重要文化財です。越前石を積み上げた土台にヒノキアスナロ(ヒバ)を主材料にした切妻造りの二階建ての建物で問屋建築の代表的な作りです。今は前は国道ですが、当時は海で建物から海に直結していたそうです。 -
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