天気予報に翻弄、ニッコウキスゲを見に、結局雄国沼の遊歩道を3周しました

2019/07/03 - 2019/07/04

4travelの方の旅行記を見て、福島・雄国沼のニッコウキスゲの存在を知りました。
今年は、ここに行こうと決めていて有給を1日取得し、3日のうち1日でも晴れればと思っていました。
しかし天気予報はずっと曇りや雨のマーク、うーんと思っていると直前になって1日目の午後から晴れ間が出るとの予報で、前日夜に出発しようとしましたが、そういう日に限って仕事が長引きます。さらに電車も人身事故で止まって、帰宅がさらに遅くなり、疲れもあって晴れが午後からなら、前日夜出発でなくてもよいかと思い、早朝出発に切り替えました。
翌朝目が覚めると、当日になって天気予報が変わっていて、1日曇り、翌日が午前から晴れ、昼過ぎから曇りとなっていました。
福島に行くなら、朝に行ってみたい所があったので、ゆっくり休んで、休みの1日目の夜に出発しました。

エリア 裏磐梯・猫魔(福島)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 自家用車

これは塩屋埼灯台。

行きたかったのは、その麓の薄磯海岸でした。
何かのテレビで見て、砂浜の海とその向こうに建つ灯台の景色に惹かれたのですが、残念ながら雲が広がっていて、期待した景色は見えず。
天気はこの辺りを境に南側は一面に雲が広がり、北側は一部青空がある感じで、より北側にある雄国沼は大丈夫だろうと、気をとりなおして出発しました。

しかし、近くの道の駅に着いても、麓の駐車場に着いても、シャトルバスに乗って上の金沢峠に着いても、ほとんど雲が広がっていました。
これは、展望台から見た雄国沼。
その場その場で逡巡し、到着する頃にはと思いここまで到着しました。
同乗のバスの乗客の方が皆、下に向かって下りて行ったので、失敗したかなと思いつつ、後に続きました。

そして到着した雄国沼。

かすかにうっすら広がる青空の方向に向けてシャッターを切りました。

事前に開花情報などを調べていると、今年は花は少ないとの情報で、

ほぼ満開の場所もあれば、

まばらの場所があったり、ほとんど咲いていないエリアもあったりしました。

満開のエリアを見ればそれなりの見応えはありましたが、

青空が少なく、薄日の日差しが残念と思いつつ、

1周800ｍの遊歩道を一周してきました。

ほんとは、天気がよけれ近くの雄国山にも行こうかと思っていましたが、それも断念、遊歩道の出発点に戻りこの後どうしようとしばらく思案。
（ちなみに、遊歩道の周辺に座って休める所はなく、少しだけ木道が広くなっている場所がある程度でした。）

はるばるやって来たのに消化不良感もあり、何となく、日差しが強くなってきたと思われたので、再度一周しようと出発。

雲は相変わらず多いですが、1回目より日差しが強い感じです。

やっぱり日差しの下でのニッコウキスゲがきれいです。

よく考えれば、シーズンの6月下旬から7月上旬は梅雨の季節で、

青空の下でこの景色が見られるのは、とても稀なのかもしれません。

そんなこんなを思いつつ、2周目も終了、
そきほどより、さらに少し天気がよくなったぽいので、勢いで3周目に突入。

青空はあいかわらず一部の方向だけですが、時間によってその方向も変わったりして、

同じかもしれないけど、少し違うような景色の中、

シャッターを切ってしまいました。

うーん、すばらしい。

雲はやっぱり多いですが、

最初の頃より、よくなってきた感じです。

青空を入れるため、縦で撮ってみたり。

基本的に遊歩道は狭いので、反時計周りの一方通行ですが、

ちょっと戻ったり。

遊歩道のないエリアにも満開で黄色に染まっている場所もあって、行けないのが残念。

尾瀬のように遊歩道をもっと延ばしてほしいな、と思いつつ

3周目が終了。

でも、またちょっと戻ったりして、

ようやく堪能できました。

結局30分もかかならい場所に2時間以上もいました。

休憩舎に回り込める道もあるようでしたが、よくわからず急な坂道の階段を登ってバス停のある金沢峠の展望台に戻りました。

到着した時より、いい感じの景色。

反対側の喜多方方面は、ガスってほとんど見えず。
天気がよければ、すばらしい眺めかと思います。

トイレに行ったりしていたら、シャトルバスがちょうど行ってしまい、
近くの丘の上が展望台ぽかったので、徒歩7－8分とのことで行ってみると、

展望台ではなく、社がありました。

ただ、ここからの景色もよかったです。
天気がよければ、左の山の向こうに磐梯山も見えるようです。

右下のバス停留所も入れて。

最後に、名残り惜しくて縦構図で。
天気予報に翻弄され、現地の天気にもやきもきしたけど、最低限の景色は見られたかなという感じです。
この後、会津市内の宿に投宿、翌日は曇りと雨の中、ゆるゆると帰路につきました。