2019/05/28 - 2019/05/28
94位(同エリア110件中)
放浪老人さん
早朝、空路でイスタンブールから到着した後、アンタルヤの旧市街=カレイチを散策し、その後、新市街の西端にあるアンタルヤ博物館を見学します。
カレイチは、少なくとも紀元前2世紀に、ペルガモン王国が海軍拠点化して以来、継続して港湾都市として存在する、数少ない歴史重層都市です。
アンタルヤ博物館は、リキュア全域から、ビザンチン以前の収集物を集めた①、巨大な建物です。アンタルヤ近郊のペルゲ遺跡から20世紀後半の発掘で収集された、2世紀に作られた大量の石像群も展示されています②。①だけでも十分に見学する価値があると思います。さらに、②は、私の知る限りでは、1つの遺跡から発掘された石像群としては、数・質共に世界一と思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10:11 ハドリアヌス門からカレイチの中心を貫くHesapçı通りは、海に面したフドゥルルック塔まで続いています。
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10:16 フドゥルルック塔:元々は、1~2世紀の霊廟ですが、後に監視塔や砦としてか活用されていました。
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鏡のようなアンタルヤ湾=地中海を行く帆船風の観光船;背景はベイ山脈。
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10:22 崖を下ると透き通るような海があります;写してませんが、陸上はゴミだらけですが。
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10:30 海岸崖の上に連なるアンタルヤの新市街;右の奥に、紀元前から使われている崖に囲まれた港があります。
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10:47 カラアリオウル公園内を通って、
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10:52 カディルパシャ通りからカレイチに戻ります。
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10:55 カディルパシャ通りの交差点の中に残された石柱:説明書きはどこにもありませんが、紀元前の建造であるかもしれません。
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10:59 Kesik Minare:2世紀のローマ神殿を起源として、19世紀に火事で焼け落ちるまで、神殿ー教会ーモスクー教会ーモスクと利用されてきた遺跡ですが、現在は工事のために囲われて、入ることができません。中では、truncate minaret(切られた尖塔)の改修工事が行われています。
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11:02 Sultan Alaaddinモスクのミナレット;
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11:06 正面がAya Alypius Greek Orthodox 教会;礼拝が行われる現役の教会です。
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11:13 Sultan Alaaddinモスクの入口;
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11:17 Hesapçı通り:ハドリアヌス門から、カレイチの中心を貫いてフドゥルルック塔まで続いている通り(前出)で、殆どが歩行者専用になっています;正面の尖塔は、修復されて、切れてないtruncate minaretです。
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11:21 Hesapçı通り:右下のガラスの下には、
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昔のHesapçı通りの敷石:現在の敷石の下には、過去の敷石が隠されています。紀元前から人が住み続ける、歴史重層都市カレイチでは、地下には、過去の施設の遺構が層状に埋まっています。
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11:26 Kocatepe通り;左側がカレイチ博物館です。
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11:32 カレイチ博物館:オスマン様式の民家を利用して、当時の暮らしが再現されています。
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11:57 カレイチ博物館:旧聖ゲオルギオス教会には、貨幣に関する展示がありました。
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12:00 Hesapçı通りを北へ;
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12:02 さらに北に進むと、ハドリアヌス門;
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12:02 門の中央の石畳には、轍の凹みが残っています;建造された、2世紀ごろの轍でしょう。
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アタテュルク通りの外からハドリアヌス門;
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12:10 ハドリアヌス門の外にはアタテュルク通りを挟んでKarakaşモスク;
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12:13 ノスタルジックトラムの停車場;
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12:39 ノスタルジックトラム車内;
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12:53 ノスタルジックトラムの終点が博物館前です。
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道路の北側に、巨大な建物=博物館があります;右端に、リキア地方特有の石棺が見えています。
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12:55 博物館正面入り口;
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博物館内:正面が発券所と展示入口、左がカフェとショップと庭;手荷物検査はあります。
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自由に入れる庭:カフェとショップがあります;広い庭には、他の博物館では館内に展示していそうな、石棺、円柱や石刻が並べられています;孔雀もいます。
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BC9~6世紀の陶器;
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BC5,4世紀の陶器;
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ペルゲ遺跡で発掘された石像が並んでいます;多くは、第二次大戦後の発掘です。
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踊る女性:損傷が大きい像を鉄線を用いて修復しています;動きのある美しい石像です。
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三美神:ゼウスの娘である3女神の像で美の象徴とされています;この像のオリジナルの情報は持っていませんが、同じ構図は、現代まで作られ続けています。今回の旅でも、同じ構図の浮彫をアフロディアシスで見ました。
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神々の部屋;ペルゲ遺跡で発掘されたギリシャ・ローマの神々が並んでいます。
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神々の部屋;
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フォルトゥーナ;
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ディアーナ;
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ミネルヴァ;
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ヴィーナス;
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ダイアナ;
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アポロ;
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ヘカテ:他の神と違う3世紀製です;
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皇帝達:ペルゲ遺跡で発掘されたローマ皇帝達;
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ここも、ペルゲの部屋です。
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2世紀に作られたWeary Herakles(休息するヘラクレス):オリジナルは、BC4世紀に、古代ギリシャの3大彫刻家の一人、リュシッポスが作った古典期を代表する青銅像です;ローマ時代にナポリ国立博物館のファルネーゼ・ヘラクレスの他、多くのコピーが作成されました;この像の上半身は、1980年にペルゲ発掘された後、売られてボストンにありましたが、2011年にトルコに戻り、下半身と合体し、この博物館を代表する展示となっています。
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別のヘラクレス:同じ構図です。
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石棺の部屋:損傷の少ない、手の込んだ素晴らしい石棺が集められています;多くはペルゲ遺跡で発掘されました。
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ヘラクレスの石棺:1960年代に国外に持ち出され、2011年にスイスから返還されました;ヘラクレスを主人公とした石棺はこのほかにもいくつかあります。
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?の石棺;説明を見ていないのですが、保存状態の良いよくある構図です。
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青銅器:2階の展示;
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硬貨のコレクション:2階の展示;1階の見学で疲れて、2階は流してしまいました。
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14:55 博物館の南から西方向:アンタルヤの東の端から続いていた海岸崖はここまでで、西は砂浜になります。
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14:58 東方向には、カレイチが遠望されます。
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15:01 帰りのトラム;
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15:08 Yavuz Ozcan公園(?):トラムを降りて海沿いの崖の端へ向かいます。
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15:10 カレイチ港の西側の崖の上の展望テラス;
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15:12 港へ降りる階段;
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城壁の下を通って海へ;
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15:17 観光船が並ぶカレイチ港;
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15:19 港の東奥:遠景はベイ山脈;
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15:20 港を囲む城壁;
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15:22 港を守る突堤;
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港の東側の海岸;崖の上はカレイチ;
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突堤先の灯台から港の入口;
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灯台から港の中心部;
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灯台から港の奥;
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東方向ベイ山脈;
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15:37 東側の坂を上ってカレイチに戻ります;宿に戻って休憩します。
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18:08 ビザンチンの城壁;
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18:13 カレイチの外のフードーコート;
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18:31 Can Can Pide Yemek Salonu;レセプションの紹介で;英語はほとんど通じません。
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夕食:250TL程度でした。
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19:42 Yivliミナーレ;
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19:48 モスク内部;
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床の下には昔の配管;
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モスクドーム;
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モスクの隣の発掘現場;
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19:52 時計塔;長い1日でした。
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