日々の疲れを癒すのにピッタリなホテル　2019年６月

2019/06/18 - 2019/06/19

2019年５月６月と、親戚の行事や海外＆国内旅行等の怒濤の忙しさをどうにかこなして、夫婦でお疲れ様会をしたのがコンラッド東京。
　GWに泊まったリッツ・カールトン大阪に比べてどうなんだろう？　５月にイギリス旅行で泊まったロンドンのコンラッドに比べてどうなんだろう？　泊まる前から興味津々でしたが、結果は……最高！　
　ラウンジもお部屋も、ジムもお食事も全てご機嫌な１泊となりました！！

エリア 汐留(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつもは車で移動なのに、夫が翌日３時より仕事が入っているため（私は都内は運転したくないので）新橋駅から珍しく徒歩でホテルに向かいました。駅から７分のはずなのに、なんだか着かない……。挙げ句の果ては目の前にホテルが見えているのに、横断歩道が無くて道路を渡れない……。どうすればホテルに入れるの？　結局少し戻って歩道橋に上がってやっとアクセスできました。ちょっと不案内だと思います。ここは是非ともご一考頂きたいところです。

やっとこさエントランスに着きました。さあ、どんな非日常が待っているかとドキドキ。

エントランスのモニュメント。一気に日常から非日常へ引き込まれます。

28階のフロントへ上がるエレベーターホール。ちょっとワクワク。

28階のフロント。平日2時頃ですが、そこそこ人がいます。名前を告げると、ダイヤモンドメンバーなので、すぐに37階のエグゼクティブラウンジでのチェックインを案内されました。この辺の連絡の良さはさすがです。

海側のラウンジでチェックインします。

ウェルカムドリンクはお煎茶。でも、ただのお煎茶ではありません。聞いて見たら、眼下に見える浜離宮恩賜庭園の緑に因んで、ラウンジのスタッフの皆さんで知恵を絞ったとのこと。レモンジュースと柚子（だったっけ？）の果肉が入った爽やかなお味でした。

ちょうどアフタヌーンティーの時間だったので、ケーキやスコーン等をどうぞと案内されました。

１ヶ月前に行ったコンラッド・ロンドンでのアフタヌーンティーのスコーンは絶品でした。もしかして同じお味に出会えるかと期待しましたが、やはりそれは無理でした。そもそもバターや小麦の味そのものが違うのでしょう。あの味を楽しむにはまたロンドンへ行くしかないですね。

デカフェラテを注文したら難なく届きました。国内のホテルやレストランではデカフェラテどころか、ただのデカフェを頼んでもハーブティーならありますけど……とお茶を濁されることが多いのですが、外資系のホテルだと大体はスンナリと出てきます。胃の弱い人、妊婦さん、お年を召した方等コーヒーや紅茶のカフェインが苦手な人は多い筈。デカフェが当たり前に出て来る日本になって欲しいと切に願う私です。

ラウンジは所々和風のインテリアを活かした作りになってます。

お部屋は32階のキングエグゼクティブスイートベイビュー。リビングと寝室、クローゼットとパウダールーム、浴室がそれぞれ独立して有り、十分な広さです。入ってすぐ左手にトイレ、その次にクローゼット、正面がリビング。

リビング。左手にテレビ、ネスプレッソ等。テーブルの上にはウェルカムスイーツが。奥にはしっかり仕事ができそうな机が有ります。

ミネラルウォーター、ネスプレッソ、下の引き出しを開けると、TWGのイングリッシュブレックファストのティーバッグが有りました。ネスプレッソには当然デカフェが。

サンキューカードとウェルカムスイーツ。サンキューカードは名前だけが手書きでした。右のスノーボールはそれぞれの味（フランボワーズ、抹茶、きな粉だったっけ？）が美味しかったです。飴は外国人用？　見た目は綺麗だけど私は好きではないので、ちょっと残念でした。

玄関ドアから入って左側のベッドルーム。ベッドはシモンズ。硬さが丁度いい。ただ腰高なので我々日本人はヨイショと言って昇ることになります。

ベッドの上にコンラッドベア一体（大好きなブルーだったので嬉しかったです）と、あひる隊長が飾ってありました。可愛い。枕元のテーブルにはスマホに接続できるスピーカーが置いてあり、好きな音楽を（割と）良い音で楽しめます。

ベッドルームにもテレビがあります。ただチャンネル数は少ないです。海外では普通100チャンネル以上なので、ちょっと物足らない気もします。

手前はクローゼット。右と左にスーツケース置き場があり、収納は十分です。奥には広いパウダールームがあります。因みにパウダールームには床暖房があり、冷え症の私には快適でした。シンクはダブルシンク。

ここでアメニティについて一言。去年ハノイのJWマリオットでイギリスのコスメブランド、アロマセラピー・アソシエイツのアメニティーを使って以来猛烈なアロ・アソファンになった私（夫がアジア出張の時はわざわざJWマリオットに泊まって貰い、アロ・アソ製品を買って来て貰うほど）。日本ではここコンラッド東京でアロ・アソに出会えると知り、それはそれは楽しみにしていたのです。

お部屋に入っていの一番にチェックしたアメニティは……シャンハイ・タン。でも私はまだ余裕です。なぜならアロ・アソに替えて貰うよう頼めば良いのだから。ですが電話した私には青天の霹靂！　今はアロ・アソを置いてないと言うのです。そんなあ……。じゃあ、コンラッドに泊まる必要は無かったのに……。アメニティのためにコンラッドにしたようなものだったのに……。←どんなにショックだったか！

気を取り直して、パウダールームの左手は浴室。浴室の手前にもう一つトイレがあります。

テレビを見ながらの入浴は……しませんでした。シャワーは写真に見えているのと、レインシャワーが有ります。



お部屋のチェックが終わったので、ジムへ行って運動。ストレッチ、筋トレ、エアロバイク。地元のジムで毎日のように行っている運動と同じです。ジムの写真は生憎撮りませんでしたが、今まで行ったホテルの中では広さ器具共に平均的な規模でしょうか。その後プールへ行って泳ぎました。幅は珍しく25mありましたが、２レーンしか無いのと、そもそもプールエリアが狭い事もあり、ちょっと豪華さには欠けると思います。プールはリッツ・カールトン東京や京都の方が断然良いと思います。

プールから上がって、ラウンジに飲みに行くことにしました。先程はベイ側だったので、今回はシティ側に。写真を撮り忘れてますが、結構な種類のお料理がありました。飲み物のオーダーを取りに来てくれたので、すかさずシャンパンを。夕暮れ時、階下にオフィス街を眺めながらの贅沢な時間です。美味しいお料理を頂き、お腹いっぱいになってしまいました。

ホテルに行くと最近は海外からやって来た若い方が良く働いています。一生懸命な姿は見ていて気持ち良く、同じような年頃の子供を持つ親の気持ちになってしまい、どこからいらしたの？とつい聞いてしまいます。この日はタイから来たという女性と話をしました。私は学生時代に２ヶ月ほどタイで過ごした事があるので、脳内を必死に探してタイ語で「私はタイ語を喋れません」などととぼけた事を言ったりして、会話を楽しみました。このホテルはお客を適度に放って置いてくれるし、と言って目が行き届かないという事は決して無く、とても居心地の良いホテルだと思います。

朝食は２８階のセリーズかラウンジでどうぞという事だったので、セリーズに行く事にしました。

入り口のカイワレ？が可愛らしい。

飲み物は温かいデカフェラテを注文しました。一品だけ頼める料理はエッグベネディクトにするつもりでしたが、人気があるのでカウンターに常に置くスタイルに変えたとか。ただオランデーズソースが乾燥してしまっていて残念でした。

注文した北海道バターミルクパンケーキ　ストロベリーソース添え。夫はワッフルを頼んでました。いずれも美味しかったです。最後にフルーツを頂いていたら、飲み物のお代わりをどうぞと言われたので、デカフェの紅茶を頼んでみました。出来たらイングリッシュブレックファストをと言ってみたら、"sure"と出て来たのでビックリ。紅茶のデカフェまで出てくるとは、コンラッド何者ぞ！と思いましたが、残念ながら私がフレンチプレスのフィルターを下げるのが早過ぎたようで、薄くてあまり美味しくありませんでした。

夫がラウンジも覗こうと言うので、ベイ側のラウンジへ行きました。ここでは先程の紅茶のリベンジをしたくて、飲み物のオーダーに来てくれた方に「デカフェの紅茶」をまた頼みました。この写真の左下にロンネフェルトのティーバッグが置いてあり、そこでデカフェを淹れてくれました。今度は濃過ぎて渋みが出てしまい、美味しいとは言えないお味になってしまいました。と言うより私がトワイニングのデカフェの味に慣れ過ぎていて、高級な紅茶の味を分からないだけかも。



この後は昨夕に続き、またプールへ行って泳ぎました。プールの後はスパでまったり。ここのスパは一人用ジャグージがまるで花びらのように4つ並んでいるユニークな形をしています。ロッカーエリアではドライヤーがヘアビューザー！　大抵どこのホテルもナノイオンドライヤーなのに、ヘアビューザーが置いてあるのは初めてでした。

お部屋に帰ってドライヤーを見てみたら、こちらもヘアビューザーでした。コンラッド東京恐るべし。

道路を一本挟んですぐ隣にある浜離宮恩賜庭園へ向かいました。道路工事中だったのでこの字型に遠回りしました。

浜離宮恩賜庭園 公園・植物園

庭園から見たコンラッド東京。

三百年の松。樹齢３００年の黒松が沢山の支柱に支えられ、前に前にとはりだしてます。ちょっと驚くぐらい立派でした。

庭園から帰って来ました。

何回も通ったラウンジで。椅子に座るとすぐにオーダーを取りに来てくれます。暑かったのでコーラを頼みました。お菓子も勧められましたが、お腹いっぱいでチョコを一口食べるのが精一杯です。

午後3時。帰る時間です。大変楽しかったコンラッド東京。私の中では今まで泊まった国内のホテルではリッツ・カールトン京都（ガーデンテラススイート）が最高でした。

ここコンラッド東京はお料理は美味しいし、カジュアルだけどおもてなしもさりげなく、リッツ・カールトン東京を抜いて２番目に位置するくらい優雅（だけど肩の凝らない）で素敵なホテルでした。まだまだ泊まりたいホテルは沢山ありますが、是非また泊まりたいと強く思うホテルとなりました。