2019年　ウンブリア、トスカーナの小さな街と北イタリア　⑬ベルガモ　一日目

2019/03/28 - 2019/03/28

3/28（木）
ベルガモは以前ＮＨＫ「世界ふれあい街歩き」で見て、いつか行ってみたいと思っていました。
丘の上の旧市街チッタ・アルタと丘の下の新市街チッタ・バッサにわかれます。見どころは城壁に囲まれたアルタですがバッサの美しく、整然とした街並みも印象に残ります。

日程
　　3/18（月）ローマ着（泊）
　　3/19（火）ローマ→スポレート（泊）
　　3/20（水）スポレート→オルヴィエート（泊）
　　3/21（木）オルヴィエート→モンテプルチャーノ（泊）
　　3/22（金）モンテプルチャーノ→ヴォルテッラ（泊）
　　3/23（土）ヴォルテッラ→ピサ⇔ルッカ（ピサ泊）
　　3/24（日）ピサ→ラ・スペッツァ（泊）
　　3/25（月）ラ・スペッツァ⇔ポルトヴェーネレ
　　　　　　　　　　〃　　　⇔チンクエテッレ（ラ・スペッツァ泊）
　　3/26（火）ラ・スペッツァ⇔チンクエテッレ（ラ・スペッツァ泊）
　　3/27（水）ラ・スペッツァ→ジェノバ（泊）
　★3/28（木）ジェノバ→ベルガモ（泊）
　　3/29（金）ベルガモ（泊）
　　3/30（土）ベルガモ→ローマ（泊）
　　3/31（日）ローマから帰国

エリア ベルガモ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

FLIXBusでベルガモへ。
ベルガモ駅直行のバスもありましたが、空港行の方が断然安かったのでこの便にしました。
ジェノヴァ13：00発ベルガモオリオ・アル・セリオ空港16：00着。
空港からは市内バス1番（20分間隔）、15分弱でベルガモ駅前到着です。
初めて利用したFLIXBusは快適でした。所要時間は電車と変わりません。

市内バス1番乗り場のエアポートバスの案内版。
（空港～ベルガモ駅）＋１回券、24時間券、72時間券などがありますがバス乗り場の券売機は空港～ベルガモ駅のチケットしか買えません。エアポートプラスのチケットは空港内の観光案内で購入できます。

ベルガモ駅到着。
宿は駅近くのＢ＆Ｂボノメーリ、二泊します。出発の朝が６時の電車なのでとにかく駅に一番近い宿として選ぶ。まあ料金相応の宿といったところ。
部屋が歩道沿いで、歩道より低いレベル（半地下）にあるため、歩道を歩く人の足音が気になる。ただ、夜は歩く人がいないので大きな支障にはならなかったのが幸い。
　

とりあえず上の街チッタ・アルタへ。
駅前通りをケーブルカー乗り場に向けて歩く。

サンタ・マリア教会を過ぎたところからローマ通りとなる。

アーチのある建物と塔が見えて来る。

塔は歴史的なものではないようです。
この先ローマ通りはヴィットリオ・エマヌエーレ通りと名を変える。
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りのカフェに T のタバッキマークを見つけ、市内交通一日券（24時間）を購入。一人3.5ユーロ。

ケーブルカー乗り場。
チッタ・バッサからチッタ・アルタへ。

上のケーブルカー駅。
駅を出たところはメルカート・デッレ・スカルペ広場。

アルタのメイン通りであるゴンビト通りを行く。

フィッシュマルクト、昔の魚市場でしょう。

ヴェッキア広場にやってきました。
ウエディングドレスの女性が写真撮影中。

ヴェッキア広場。歴史的な建物が広場を取り囲む。

広場中央にライオンに囲まれた「コンタリーニの噴水」。
1780年ヴェネツィア共和国の元首コンタリーニにより寄贈されたそうです。

ヴェッキア広場正面には12世紀建造のラジョーネ宮（旧市庁舎）。
二階窓の上にヴェネツィアの象徴「サンマルコのライオン」が彫られ、ヴェネツィア共和国の支配下（1428～1797）にあったことを物語る。

ラジョーネ宮右手に12世紀に造られた市庁塔。

広場を挟んでラジョーネ宮の向かいに建つパラッツォ。
歴史的書籍などが保存されるアンジェロ・マイ図書館（1768年開設）です。

ラジョーネ宮のアーチはドゥオーモ広場に通じている。

アーチ越しにドゥオーモ広場を見る。

ラジョーネ宮の脇からドゥオーモ広場に入っていく。
まず目につくのがコッレオーニ礼拝堂。

華やかな装飾のコッレオーニ礼拝堂とその左にぴったりくっついているサンタ・マリア・マッジョーレ教会。
最高の場所に霊廟を建てたいがためにマッジョーレ教会の一部を取り壊してコッレオーニ礼拝堂を建てたそうな。

ドォーモ広場西側には洗礼堂。

コッレオーニ礼拝堂に目を奪われていましたがこちらが大聖堂です。

大聖堂に入る。

大聖堂主祭壇。

ラジョーネ宮のアーチ越しにヴェッキア広場を眺める。

ラジョーネ宮のアーチ越しに見る、コッレオーニ礼拝堂とサンタ・マリア・マッジョーレ教会。

少し離れると大聖堂クーポラに立つベルガモの守護聖人の像が見える。夕陽を受けて金色に輝いています。

サンタ・マリア・マッジョーレ教会。入口の左右に赤大理石のライオン像。

大聖堂脇からマッジョーレ教会裏側（南側）に回ってみます。

表からは全く見えなかった鐘楼やクーポラが見え、全体の形がわかってきた。

サンタ・マリア・マッジョーレ教会鐘楼。

サンタ・マリア・マッジョーレ教会後陣部分。

サンタ・マリア・マッジョーレ教会南側の入口です。南入口には白いライオン像。

マッジョーレ教会南入り口の左の建物を覗くと。

棺が見えます。一階部分の鉄柵の間から撮っています。

その奥には小さなサンタ・クローチェ礼拝堂がある。かなり古いもので1133年の文書に言及があるそうです。

大聖堂クーポラのてっぺんに守護聖人サンタ・アレッサンドロ。

大聖堂に明かりがともる。

ヴェッキア広場も明かりがともり始めいい雰囲気。

卒業を祝うベルガモ大学の学生さんグループ。
ヴェッキア広場はベルガモの顔。なにかと人々が集い一日中賑やかなところのよう。

今日の見学を終えて、ホテルに戻ります。
夕暮れのゴンビト通りをケーブルカー乗り場へ。
明日もう一度ゆっくり見学します。