2019/07/07 - 2019/07/07
61位(同エリア808件中)
よっちさん
今にも雨が降り出しそうな曇天のなか,妻と一緒に山梨市の「ほったらかし温泉」と甲州市勝沼のワイナリー巡りに行ってきました。自宅から車で1時間半走ればもう山梨県,という近距離ですが,この辺りを訪れるのは5年ぶりのことです。
「ほったらかし温泉」は山梨市の北の山腹にあり,その露天風呂から見下ろす甲府盆地の眺望は見事でした。甲州市の勝沼エリアには30ものワイナリーがあり,その多くは小規模ながら個性豊かな地元のワイナリーです。ただし,車で行ったので試飲はできませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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中央高速道路の一宮御坂インターから,まずは「ほったらかし温泉」に向かいます。
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一宮御坂インターから30分走って「ほったらかし温泉」に到着。途中小さな案内標識はあるものの,大きな看板などはありません。現地に着いても,看板は至って簡素です。余計な宣伝もしないしサービスもしないという意味から「ほったらかし温泉」と名付けられたそうです。
ほったらかし温泉 温泉
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「ほったらかし温泉」には「あっちの湯」と「こっちの湯」があり,それぞれ別の源泉を使用しているとのこと。 どちらもアルカリ性単純温泉ですが,温度やpHは少し違うようです。また,露天風呂からの眺めにも違いがあります。入浴料は大人800円,子ども400円で,「あっちの湯」と「こっちの湯」は別料金です。
ほったらかし温泉 温泉
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この日は「あっちの湯」に入りました。「あっちの湯」は「こっちの湯」の約2倍の規模があるそうです。撮影禁止なので写真はありませんが,眼下に甲府盆地が広がる見事な眺望でした。ただし,この天気では背景の山々はほとんど見えません。「右手に富士,左手に大菩薩嶺」とありますが,残念でした。
ほったらかし温泉 温泉
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こちらは「こっちの湯」です。「木造りのひなびた雰囲気が人気」とのことですが,この日は入る時間がありませんでした。10年ぐらい前に初めて来たときに入ったのは「こっちの湯」だったと思います。
ほったらかし温泉 温泉
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「あっちの湯」の屋根。「ほったらかし温泉」では,露天風呂に入らない限りは,眺望を十分に楽しむことはできません。他の場所から甲府盆地を見下ろそうとしても,温泉の屋根,店の建物,薮や森などで遮られてしまいます。
ほったらかし温泉 温泉
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「ほったらかし温泉」には,食堂(外のベンチで食べる形式),地元物産や土産物の店などが何軒か営業しています。
ほったらかし温泉 温泉
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この店では,各種うどん・そば,ラーメン,カレーなどが食べられます。ただし,昼食は麓へ下ってから「ほうとう」を食べる予定です。
ほったらかし温泉 温泉
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ここでは,この店で人気のメニュー「温玉あげ」だけ食べました。温泉玉子を揚げたもの。写真はおいしそうに撮れなかったのでボツにしました。
ほったらかし温泉 温泉
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こちらの店では,桃・ワイン・ジュースなどの地元の物産や土産物を扱っています。
ほったらかし温泉 温泉
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笛吹川フルーツ公園,「ほったらかし温泉」まで上って行く途中にあります。ここもまた甲府盆地の眺望が見事です。園内には,温室・物産館・さまざまな広場・温泉のほかホテルまであります。休日で家族連れなどで賑わっていましたが,今回はただ通過しただけ。
笛吹川フルーツ公園 公園・植物園
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笛吹川フルーツ公園,ここから見る夜景は「新日本三大夜景」の一つとされています。しかし,甲府盆地の夜景は周囲のどの山や丘から見てもそれぞれに美しいので,ここを特別に「新日本三大夜景」とする理由はよくわかりません。
笛吹川フルーツ公園 公園・植物園
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笛吹川フルーツ公園のすぐ近くの農家が道路脇に店を出していました。この時期は桃(時期の早い種類),さくらんぼ。ここでは,桃1個「丸かじり」の試食をしていました。
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これが丸かじりできる桃です。
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手打ちほうとうの店「のんきばぁ~ば」。ほったらかし温泉から山梨市内に下り,勝沼方面に向かう途中にあります。ほったらかし温泉にパンフレットが置いてあったので,寄ってみました。
のんきばぁーば グルメ・レストラン
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ほうとうと言えば,これまで山梨県内各所に展開する「小作」で食べることが多かったのですが,今回はこじんまりした店です。初めてなのでシンプルに「ほうとう」を注文しました。手打ちめんに,かぼちゃ・しいたけ・じゃがいも・にんじん・白菜・油揚げなどが少しずつ入っています。素朴で薄味です。
のんきばぁーば グルメ・レストラン
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「のんきばぁ~ば」ほうとうのメニュー。「一泊ほうとう」とは,作ってから一日おいた(二日目の)ほうとうだそうです。麺に味がしみて一層おいしくなるとか。
のんきばぁーば グルメ・レストラン
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ほうとう以外にもたくさんのメニューがありました。この中から「ほうとうコロッケ」を追加注文しました。
のんきばぁーば グルメ・レストラン
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これが「ほうとうコロッケ」,2個で500円。ほうとうの入ったクリームコロッケです。
のんきばぁーば グルメ・レストラン
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甲州市の勝沼に移動しました。ここからはワイナリー巡りです。といっても既に3時過ぎ,訪ねたのは4か所だけでした。うち3か所は歴史ある地元のワイナリーです。
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甲州市の「ワイナリーガイド」には,勝沼エリアだけで30のワイナリーが紹介されています。大手の酒造会社のものありますが,多くは地元の小規模なワイナリーです。ほとんどのワイナリーで,ワインの購入はは勿論,有料または無料でワインの試飲ができます。また,多くは予約が必要ですが,醸造場,カーヴ(ワイン貯蔵庫),畑などの見学もできるようです。
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丸藤葡萄酒,甲州市勝沼町藤井。130年の歴史をもち,「ルバイヤート」のブランドで知られる地元ワイナリーです。白い壁に「ルバイヤート」の頭文字Rのマークがあります。
MARUFUJI WINERY グルメ・レストラン
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丸藤葡萄酒,ルバイヤート・ワイナリー。この建物の中が醸造場で,タンクや樽が並んでいます。また,建物の反対側にはぶどう畑が広がっています。今回は見ていませんが,数年前に一度見学したことがあります。
MARUFUJI WINERY グルメ・レストラン
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正面の建物の中に事務所やワインショップがあります。有料ですが試飲もできます。また,醸造場・カーヴ・畑を一回りするワイナリーツアー(見学)の受付もここです。
MARUFUJI WINERY グルメ・レストラン
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丸藤葡萄酒,1階。ワインショップのカウンターの横では,既に何人かが試飲を楽しんでいました。ワイナリーツアーは団体の場合以外,予約は必要ありませんが,この日は既に終了していました。
MARUFUJI WINERY グルメ・レストラン
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丸藤葡萄酒,1階ワインショップ前のロビー。ワイナリーのこの建物はオーナーの実家だった古民家を改築したもので,まさしくモダンレトロな雰囲気。黒くて太い柱や梁は風格があり,歴史を感じさせます。
MARUFUJI WINERY グルメ・レストラン
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丸藤葡萄酒,2階。中央は大きく吹き抜けになるように改築されていて,下に1階のワインショップとロビーが見下ろせます。次々に客が入って来ているようです。
MARUFUJI WINERY グルメ・レストラン
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丸藤葡萄酒,2階の窓からは一面に広がるぶどう畑と遠くの山々が見えます。
MARUFUJI WINERY グルメ・レストラン
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まるき葡萄酒,甲州市勝沼町下岩崎。140年の歴史を持ち,現存する日本最古のワイナリーとして知られています。ただし,建物自体は新しいもので,丸藤のように古い建物を改築したわけではなく,レトロな雰囲気や風格は感じられません。
まるき葡萄酒 専門店
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まるき葡萄酒の入口。
まるき葡萄酒 専門店
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まるき葡萄酒,歴史を感じさせる看板。建物が新しい分,内部にはたくさんの古い物が展示されています。
まるき葡萄酒 専門店
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古いワイン瓶。まるき葡萄酒の2階に上がると,こういった物がたくさんあります。
まるき葡萄酒 専門店
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まるき葡萄酒,ワイナリー1階。ワインショップのカウンター前。ここでワインを手に取って買うことができます。無料(一部有料)で試飲もできます。なお,醸造場・カーヴ等の見学は完全予約制です。
まるき葡萄酒 専門店
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まるき葡萄酒1階,ワインショップ。古い物ではありませんが,ワイン樽がいくつか置かれています。
まるき葡萄酒 専門店
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フジッコワイナリー,甲州市勝沼町下岩崎。1990年設立の新しいワイナリー。丸藤,まるき,原茂のような趣はありません。神戸の食品会社フジッコの子会社です。
フジッコワイナリー 名所・史跡
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フジッコワイナリー,2階。ここでワインを手に取って買うことができます。無料(一部有料)で試飲もできます。なお,醸造場・カーヴ等の見学は団体の場合のみ予約が必要とのこと(受付は午後3時まで)。
フジッコワイナリー 名所・史跡
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フジッコワイナリー。試飲用のワインが置かれています。もちろん車なので飲めません。なお,ここではブドウジュースも製造しており,これが大変な人気。娘に買っていくつもりでしたが,既に売り切れていました。
フジッコワイナリー 名所・史跡
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原茂ワイン,甲州市勝沼町勝沼。95年の歴史をもつ地元ワイナリー。
原茂ワイン グルメ・レストラン
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原茂ワイン。この建物は明治時代に建てられた母屋を改装したもので、1階にはワインショップ、2階はカフェ「カーサ・ダ・ノーマ」です。
原茂ワイン グルメ・レストラン
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この階段を上がるとカフェがありますが,午後4時まで。着いたときには終了していました。階段の向こう側がワインショップです。黒く太い柱や梁は,丸藤と同様に風格があり,歴史を感じさせます。
原茂ワイン グルメ・レストラン
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原茂ワイン,ワインショップ。ここでワインを買うことができ,また無料で試飲もできます。醸造場・カーヴ等の見学もできますが,完全予約制です。
原茂ワイン グルメ・レストラン
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原茂ワイン,上はぶどう棚。この先の左のほうに醸造場とカーブがあります。今回は見学しませんでしたが,数年前に一度見せてもらったことがあります。
原茂ワイン グルメ・レストラン
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原茂ワインで買った「ハラモ甲州シュールリー 2017」,フジッコワイナリーで買ったスパークリング(赤)です。
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ぶどうの丘。原茂ワインから「勝沼ぶどう郷」駅方面に坂を上がって行ったところにあります。ここへ行った目的は「地下ワインカーヴ」(ワイン貯蔵庫)を見ることだけ。ここでは勝沼エリアにあるワイナリーの主だったワインを試飲・購入できます。
ぶどうの丘 宿・ホテル
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ぶどうの丘,地下ワインカーヴ(ワイン貯蔵庫)
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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ぶどうの丘,地下ワインカーヴ(ワイン貯蔵庫)
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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1階の売店で一人一つのタートヴァン(ワイン試飲用の杯)を1500円で買い,これを使って,樽の台の上に置かれたワインを自由に飲むことができます。当日のみ有効。
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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ぶどうの丘,地下ワインカーヴ。通路の左側の棚には購入用のワインが並び,右側の樽の上には試飲用のワインがあります。
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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手前の樽の上には試飲用のワイン,奥の棚には購入用のワイン。
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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試飲している人とその写真を撮っている人は,中国からのお客さんでした。
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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ぶどうの丘ワインカーヴ。先ほど行ったワイナリーのワインも並んでいました。
これは丸藤葡萄酒「ルバイヤート・ルージュ 2013」。ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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丸藤葡萄酒「ルバイヤート・甲州 2015」,ぶどうの丘ワインカーブ
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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まるき葡萄酒「ラフイユ樽ベリーA 2017」,ぶどうの丘ワインカーブ
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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フジッコワイナリー「フジクレール,マスカット・ベリーA 樽熟成 2017」,ぶどうの丘ワインカーヴ
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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原茂ワイン「ハラモ・甲州 2017」,ぶどうの丘ワインカーヴ
ぶどうの丘地下ワインカーヴ(貯蔵庫) 名所・史跡
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「ぶどうの丘」からの眺め。見下ろすとぶどう畑が広がっていました。
ぶどうの丘 宿・ホテル
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この旅行記へのコメント (1)
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- アルカロイド ダリルさん 2020/04/27 09:17:10
- こんにちわ!ダリルです!
よっちさん!訪問ありがとうございます!
ワイナリーの試飲はしたいけれど、車で行ったら飲めないし、、、? 主人と行ったら、どっちが運転するか?で、大げんか勃発率100%なので、、、行けない?
ので、会津の酒蔵の試飲のため、市内のビジネスホテルに泊まり、千鳥足で街歩きをしたダリル夫婦です!
山梨ワイナリーめぐりは、台湾人の友人が日本に来て参加し、真っ赤な顔でメールが来て、羨ましいかぎり! 日本人用のへべれけツアーはないもんかな? と、思っています!温泉付きのヤツがイイなぁ~と、コロナの時代に夢を羽ばたかせています!
早くコロナが治るとイイですよね! 、また、自由に旅ができることを、心から祈っています!
学校が休校でブタになりつつあるダリル
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