2019/06/18 - 2019/06/18
216位(同エリア450件中)
まりあさん
サンティアゴは、初めて来たのが1997年のツアーで、1999年には、大学院で巡礼研究をしていたので、友人に運転してもらったレンタカーで、巡礼路を走り、サンティアゴには1週間ほど留まって、巡礼研究のネタ探し。
あの頃までは、サンティアゴに、今のような観光客はおらず、大聖堂はいつ行っても、がら~んとしていました。
レンタカーとはいえ、巡礼路の町を周り、スタンプを33個も集めてたどりついた旅は、とても旅情にあふれ、最後の日々、大聖堂で一人静かに、旅の思い出に浸ると、涙が出て来たものでした。
巡礼路にまつわる映画がヒットして、巡礼路が人気になり、1999年から今に到るまで、右肩上がりで観光客が増えて、一昨年に大聖堂に行った時には、早朝の1時間ぐらいを除いて、いつも満員。
ボタフメイロ(香炉を振る)の儀式のあるミサなどは、もうディズニーランドのアトラクション並みの混雑です。
ブームに背を向ける、天邪鬼な私にとって、サンティアゴはもう、私の「聖地」ではありません。むしろ、サラゴサとか、バレンシアの、スペイン人のふつうの静かな「聖地」とされる教会やバシリカの方が、私にとっての「聖地」といえます。
その後、2013年にも、旧市街に宿を取りましたが、一昨年の折は、駅に近い宿にして、サンティアゴの別の魅力を発見しました。
人口9万人のうち、3万人が学生の街。残念ながら夏場は、学生が里帰りしていて、町は静かです。
でも、先生方も住まわれているし、サンティアゴは、聖地というより、学生町としての魅力に溢れてます。イタリアのピサや、スペインのサラマンカ、サラゴサ、などなど大学町に滞在するのは大好きです。
旧市街には、早朝の静かな時間を中心に歩き、その他の時間は、むしろ、旧市街以外のエリアを歩き回ります。
流石に巡礼の町、どこまでも歩きでアクセスできるのが魅力です。他の地方都市は、旧市街の外は、車社会で、ロータリーが多く、歩道が少なく、歩けないところもありますが、サンティアゴは、どこまでもどこまでも、歩道が確保されて、歩いて生活する人の比率が高いと感じます。
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文化の香りの溢れるサンチャゴ、レストランも様々にあります。
トリップアドバイザーの投稿写真を見て、自分好みのレストランを探すのですが、最初はなかなか見つかりませんでした。というのは、アラカルトの料理の写真が多いと、さっと流し見ると、「肉の塊」が目に入り、食欲を削ぎます。
でも、いくつかの店はテイスティング・メニューがあり、日本のように「三日前までの予約」ということもなく、当日に尋ねて、セットメニューを選ぶと、スナックや前菜と称して、おしゃれな小さい料理がたくさん食べられます。
中には、「テイスティングメニューはありますか」と尋ねると、「ちょっと待って」とシェフと相談して、「6皿の料理を50ユーロで提供します。好きな食材はありますか」と尋ねてくれたり・・・
テイスティングメニューが印字されている店でも、例えば、チョコレートは苦手なので、デザートのチョコレートが苦手、というと、別のデザートに変えてくれたり・・・
ガリシアの町々は、そんな点でも、グルメのレベルの高いエリアと言えます。 -
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前回、泊まって気に入った駅の近くのホテル。コンポステーラという映画館も近いし、隣にスーパーあるし、便利です。
比較的安いのですが、前回は、棚のボルトが外れていて苦労しましたけど、今回は、「バスタブのある部屋」とお願いしたら、チェックインは待たされましたが、数少ないバスタブの部屋をくれて、シャワーり湯量も豊富で、快適でした -
写真の右側の写っていないところに、広いデスクと、明るい照明があり、パソコンや検索をするのに快適です。窓からは、Ciudad de culturaの丘が見えて、景色も抜群。
部屋の希望をきちんと伝えると、なるだけ希望を叶えてくれます。 -
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ラベンダーの花が、さりげなく道端で咲いてます
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pimiento al padron
シシトウの炒め
最近のガリシアの流行か、岩塩のような塩を使っていて、この塩が旨味を含んでいて、昔のただ塩辛い味付けから進化しているのを感じました。
このシシトウも美味しかった。 -
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ただし、この観光地真っ只中の店は、トリップアドバイザーの評価はまあまあだと確認してましたが、そして、写真の料理はまあまあでしたが、もう一つのホタテ料理は、貝殻だけを回し使いして、中身はちっこいちっこいホタテの身でユーロも取られて、頭に来ました。
やはり、観光地を外れたエリアの店の方が良心的です -
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チューロのタワー
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涼しいからか、ラベンダーが、道端に咲いてます
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アラメダ公園
木陰がたっぷりで、暑い日も涼しく過ごせます。 -
ここから、大聖堂が見下ろせます。
ただし、今年の大聖堂は、中が大改修で、イマイチでした -
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旧市街の少し外れに、ロマネスク建築の教会があり、美術館になっているようですが、回収中で閉まってました。
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オリーブオイルが、二種類。
緑色をした、こってりと密度の高いオリーブ油が気に入りました。 -
魚ばっかり続いてしんどい、と店の人に言ったら、私の好みのホタテ貝とか、イカ料理に変えて暮れました。
ガリシアのレストラン、テイスティングメニューも、好きな食材を言えば、その個人に合わせた料理をしてくれます。
やっぱり、ガリシアの食はすごい -
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肉の塊はもう嫌、と言ったので、肉を小さくして、野菜をたっぷりにしてくれました
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この店、トリップアドバイザーの人気ナンバーワンで、Casa marceloだったかな。
シェフは、日本に住んだことがあるそうで、和食のフュージョンもしているそうです。 -
この寿司握り人形。首を振りながら寿司を握るんです。可愛いっ
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この時期、咲いていたのは、ラベンダー、紫陽花、藤の花と、日本の梅雨時の花が多いです。確かに、気温は、夏というより、春と夏の間
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この店でも、引き続きわがままを言ったら、エビやホタテを出してくれました。
もっと、最初からそうしたらよかった。 -
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デザートも、私はチョコレートが苦手なので、それをいうと、チョコレート以外のデザートに変えてくれました
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スペインのハーブティーの定番のカモミールティー
少し高級な店でいうと、カモミールの花がいっぱいのティーを作ってくれます -
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今回は、美術館やら博物館には、ほとんど入らなかったけど、せめて、カテドラルの博物館には入ることにしました
大聖堂前の広場を見下ろします -
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ランチの時間が遅いので、11頃に少しお腹が空きます。
11はオンセ。この時間帯にちょっと食べる習慣のことも、オンセと言います。
今回、トルティージャが、ワインについてきたりして、何度か食べましたけど、昔々に食べたトルティージャより進化していて、とても美味しいです。
ポテトを、薄切りにして炒めてからトルティージャにするとか、この写真のは、中がふわふわ半熟で、美味しかった
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