５年ぶりのシンガポール旅行

2019/06/27 - 2019/07/02

５年ぶりのシンガポール旅行。前回はユニバーサルスタジオ、ナイトサファリ等観光に明け暮れた感が強く、今回はクラブルームでホテルライフを楽しむことをメインに計画をたてました。文字通り赤道直下、体力の消耗が激しい場所柄まさに正解でした。お世話になったパンパシフィックシンガポール（２泊）インターコンチネンタル（1泊）それぞれの好意により、ホテル滞在時間を長くしていただけたおかげで、ホテルライフを期待以上に満喫することができました。最終日の空港ラウンジと合わせてまさにラウンジ三昧の旅といった印象です。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

盛岡を早めに出発して、東京在住の長男と久しぶりの会食。その後羽田に向かいます。往きは羽田発22：55のシンガポール航空便、定刻に出発。往復深夜便利用、体力を少しでも温存すべきとわかっていながら、機内で映画にはまってしまい、二人ともほぼ徹夜状態。翌朝5：00頃無事にチャンギ空港到着。少しふらふらしながら入国審査へ。

空港でしばらく時間をつぶしＭＲＴでホテルまで移動。チャンギエアポート駅からエキスポ駅でダウンタウン線に乗り換えプロムナード駅に。駅からは徒歩４分ほどでパンパシフィックシンガポールに到着。こちらには２泊お世話になります。

パンパシフィックシンガポールはマリーナ地区に位置するホテルで数年前にリノベーションしただけあってとってもきれい！ロビーも斬新です。

パン パシフィック シンガポール ホテル

事前にリクエストしていたこともあり、7：00前なのに部屋に入室することができました。本当にラッキーです。クラブルームなので、クラブルーム宿泊者専用エレベーターを使って34階に。部屋のテレビにはよくあるウエルカムメッセージが。

部屋は３８平米で丁度良い広さ。シティビューの部屋ですが、38階のクラブラウンジが360°ビューなので全く問題ありません。

バスタブ、シャワールームそれぞれあります。

アメニティも充実！

コーヒーマシーンも備え付け。もっぱらラウンジばかり利用して使いませんでしたが。

紅茶はＴＷＧ。ミネラルウオーターも毎日４本セット。さらにクラブルーム特典として冷蔵庫のソフトドリンクが飲み放題。赤道直下のロケーションでは申し分ないサービス。クラブルーム特典は他にもクリーニング1日2着サービスとかいろいろあってありがたいです。

38階のクラブラウンジでコーヒーをいただいてから、マーライオン公園に朝の散策。エスプラネード橋を通って、ホテルから徒歩15分、そのうち半分はマリーナスクエアの中を通るので涼しくて楽です。

マリーナベイサンズの先っぽをひとつまみ。これをやってみたかった！

マーライオンと５年ぶりの再会。最近までメンテナンスしていたようで、きれいになってます。前回訪れたのが昼過ぎ、あまりにも暑すぎて意識が朦朧となった記憶が。やはり早朝はおすすめです。

マーライオン公園 広場・公園

前回暑さで気が付かなかったミニマーライオンもありました。カワイイなあ！

昼からカトン地区に移動。今回の旅行では市内からカトンへの移動が便利なバスにも挑戦。そのために空港でＭＲＴだけでなくバスにも使えるＥＺリンクカードを購入。おかげで期間中の移動がベリーグッド！

i12 カトン ショッピングセンター

プラナカン様式のおしゃれな建物が並びます。目がさめる様でした。

あまりにも暑いので、建物に避難して昼食をいただきます。やはりカトンといえばラクサ、庶民に人気があるオリジナルカトンラクサ（旧店名マリンパレードラクサ）でいただきます。

やはり人気店でほぼ満席、しかも地元の人がほとんど。本場のラクサは箸ではなくレンゲで食べます。これはＭサイズ（5.5ＳＤ）、思ったほど辛くはなく、海鮮のだしが効いていて美味しかった！

ホテルに戻り、３８階のラウンジでアフターヌーンティタイム。比較的すいてて、マリーナベイサンズ側の景色の良い席に案内されました。

アフターヌーンティタイムは15：00～17：00。アルコールはありませんが、ソフトドリンク・ケーキ類はもちろん、つまみ類もある程度揃っていて特にスイーツ好きの私にはたまらなかった。次の日も同じようにまったりした時間を過ごしました。

ラウンジから見えるマリーナベイサンズとシンガポールフライヤー。

しばしホテル内を散策してからカクテルタイムでまたラウンジへ。カクテルタイムは18：00～20：00。折角なのでシンガポールスリングを注文。甘くて飲みやすかったです。シンガポールはアルコールが日本よりはるかに高いので、ラウンジのサービスはポイントが高いです。

次に頼んだシャンパンは残り少なくなるとすぐに注ぎにきてくれます。その後ワインもいただき酔いがどんどん回ります。おつまみは、サラダ・チーズ・スナック類の他にホットミールや寿司などもあって満足。他国で出される寿司はあれっというのが多いですが、意外に美味しかったですよ。ホテル内の日本食レストランで作ったものかも。

おつまみも調子に乗ってお代り。ラウンジでまったりすると夕食が要らなくなります。次の日も存分にカクテルタイムを楽しみました。

カクテルタイムのあとは、酔い覚ましがてら夜のマーライオン公園散策。通常はホテルから徒歩15分、酔っているから20分以上は軽くかかったと思います。旅行中は毎晩ホテルで酔っぱらった状態のまま近くのスポットを徘徊しました。

公園から見る夜景は最高です！！

絶好の記念写真スポットです。

マリーナベイサンズ前で21時からスペクトラを見ました。近くにいると涼しいし迫力がありました。

ホーカーも賑わっています。

パンパシフィックの朝食は品数豊富な3階のエッジでとりました。未だかつて経験したことのないような品数の多さに驚き。さすが五つ星ホテルだけあります。朝から食べ過ぎるくらいしっかり食べました。

パンパシフィックホテルのプール。近くにはフィットネスもありましたが利用しませんでした。

ホテルには日本食レストランも入っていて屋外には日本庭園がありました。

二日目にはナショナルギャラリーシンガポールを見学。写真は旧シティホールと旧最高裁判所をくっつけてナショナルギャラリーとしているためその二つの建物の接合部分です。この日は隣の敷地で８月９日に行われるナショナルデー式典の予行演習の日ということで何故か無料で入れました。ギャラリー周辺も物々しい警備で緊張感が漂っていました。であれば普通は閉館にするのでは？ともかくラッキーです。

ナショナル ギャラリー シンガポール 博物館・美術館・ギャラリー

館内の窓からナショナルデーの予行演習の様子が見えました。隊列を変えながらの行進が面白いのでしばらく見ていると、近くにいた学芸員の女性が声をかけてきて、ナショナルデーや館内の説明を色々していただきました。ただ、途中から話に熱がこもってきて、何回か聞き直してもすぐにネイティブの速さの英語に戻るので、最後の方は精一杯うなずくことに集中しました。

ナショナルギャラリーの展示物です。

ナショナルギャラリーには絵画もたくさん展示されています。展示数が本当に多くひと通り見るのに３時間程度はかかりましたが、見ごたえのあるものも多く楽しめました。

三日目は朝食を３階のエッジでいただき、ガーデンズバイザベイへ。事前にボヤジンのサイトからクラウドフォレスト・フラワーガーデン・ＯＣＢＣスカイウエイのセットチケットを購入。

ガーデンズ バイ ザ ベイ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

朝のガーデンバイザベイ。パンパシフィックからは15分強歩けば着きます。後ろにはマリーナベイサンズが見えます。

まずはフラワードームから。花にかこまれて夢のような世界にひたりました。

オバケシイタケ（？）奇妙なオブジェがたくさん、結構面白かったですよ！

クラウドフォレスト。すぐに大きな滝が目の前にに出現。見た目も涼しげでしばし外部の暑さを忘れてしまいそうです。

クラウドフォレストは上まであがれます。下を見ると足がすくみます。

夜にもガーデンバイザベイのライトアップを見に行きましたが時間をチェックしていなかったためスカイウェイには行けなく残念でした。しかし高所恐怖症の私はちょっとほっとしました。

２泊お世話になったパンパシフィックは最終日もクラブルーム特典で14時までのレイトチェックアウトオーケー。初日早朝のチェックインから始まってフルにお世話になった形です。パンパシフィックをチェックアウトしてからタクシーで5分もかからずインターコンチネンタルに到着。アラブの雰囲気です。

白亜の建物で前回見たラッフルズホテルを思わせる様でした。こちらでもクラブルームに１泊お世話になります。

インターコンチネンタル シンガポール【SGクリーン Staycation認定】 ホテル

ホテルの中は床の模様といい調度品が凝っていました。

お部屋もゆったりとして良い雰囲気でした。

ホテルの部屋のステキな調度品です。

結婚３０周年のアニバーサリーのおしゃれなプチケーキがお部屋に置かれていました。食べるにはもったいなかったのでしばらく鑑賞していました。

早速ホテル周辺を散策。サルタンモスクは見学時間が終了していたため残念ながら外側だけの撮影となりました。

サルタン モスク 寺院・教会

ブギスのメインストリートです。

アラビアンナイトに出てきそうなお店です。

ホテル２階のクラブラウンジはパンパシフィックホテルとはまた違った雰囲気でした。チェックイン・チェックアウトもこのラウンジで行います。翌日のチェックアウトは14：00までオーケーとのことで、ありがたくお世話になりました。

以前から楽しみにしていたアフターヌーンティタイム。このホテルのアフターヌーンテイは本格的な３段トレイで出てきます。お代りももちろんオーケー。スコーンとかいくつかお代わりしました。とてもリッチな気分でした。アフターヌーンティタイムは14：30～17：00です。実は翌日チェックアウトの際、コンシェルジェに深夜便で帰国すると伝えると、荷物はもちろん預かるしアフターヌーンティタイムの利用もオーケーとの案内をいただきびっくり。折角なので、買い物でいったん外出してからホテルに戻り、アフターヌーンティタイムを楽しませていただきました。ＩＨＧの特別会員でもないのに、一泊でこの３段トレイを２回堪能させていただき感謝、感謝。

夜のカクテルタイムは18：00～20：00です。他の方の旅行記では17：30～19：30との記述もありましたが、時間が変更になったのかも。おつまみの種類はパンパシフィックほどではありませんが、上質な時を過ごすには十分。何よりクラブラウンジのスタッフのおもてなしがすばらしく、居心地が良かった！

チャイナドレスが似合っていたラウンジの美人スタッフ。

ラウンジを見渡すとプラナカンの陶器がいろいろ飾られていました。

インターコンチネンタルホテルの朝食です。パンパシフィックより品数はありませんが、内容はむしろこちらの方が良かった印象です。

最終日にはセントーサ島にもいきました。前回はＵＳＳなどで１日過ごしましたが、、今回はシーアクアリウムだけが目的。私たちが入ったシーアクアリウムの入口です。他にも入口があるようです。

シーアクアリウム テーマパーク・動物園・水族館・植物園

シーアクアリウムに接続したミュジーアム。

水槽が広くいろいろな魚がいて迫力ありました。

シーアクアリウムでは美しい色の魚に目はくぎづけでした。

最終日、インターコンチネンタルホテルの好意でホテルを１６時半頃出発、ＭＲＴでチャンギ空港へ～。帰りも深夜便（23：55発）なのでたっぷり時間があります。今回利用したシンガポール航空では、いくつかある特典から好きなものを選べるというキャンペーンをやっていて、私たちは空港のラウンジの無料利用を申し込みました。さすがシンガポール航空、搭乗者がもれなく特典をゲットできるすばらしい企画です。初めてのＳＡＴＳラウンジで心がウキウキでした。　

ラウンジではもちろんお酒も飲めます。

ＳＡＴＳラウンジのセルフサービスのラクサコーナーです。味はまずまず。

意外と品数もありました。

おつまみやスイーツもある程度あります。

このラウンジでも食事しながらまったりとします。シャワーも使いさっぱりして快適に過ごせました。

最後に、今回の旅行で購入したお土産です（ほとんどがばらまき系です）今回の旅行は観光・買い物にはあまり時間をかけず、旅行記に掲載していない冨の泉、サンテックシティ、ムスタファセンターなども含めて、近場のスポットに行ってはホテルでのくつろぎタイムの繰り返しでした。まさにホテルステイ中心でしたが、地理的にそれほど広くなく交通網も整っているシンガポールでは正解だったと思います。タイやマレーシアに比べてホテルは高いですが、日本よりはかなり割安で楽しめます。これからもゆったりとした時間を過ごせるように計画を立てたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。

この旅行記へのコメント （2）

• ヂーメイさん 2019/07/24 00:34:14

  素敵な記念日旅行ですね。

  私は7/10にシンガポールに行ってきました。まだ旅行記が書けていなのですが、カトン地区にバスで行けるとは・・・私はオプショナルツアーで行ってきました。ホテルでゆったりクラブラウンジでまったり、優雅な旅行だなぁと拝読させていただきました。私も結婚20周年はシンガポールにしようかなと、こないだ帰ってきたばかりなのに、ふと想像がふくらみました。

  yamatoさん からの返信 2019/07/26 08:23:59

  メッセージありがとうございます。

  ヂーメイさんの旅行記??早速拝見しました。素敵な画像も多く楽しませていただきました。旅行記の事を考えないで旅行してしまい、帰ってからアップできる画像に苦労する私たちには本当に参考になります。あとやはり女子旅もいいですよね。ちなみにカトンにはホテルすぐ近くのバス停から15分くらいでいきました。暑さの中のバス待ちには抵抗ありましたが、往復共待ち時間0で乗れました。今回の旅行記?以降もぜひ拝見させてください。ありがとうございました。