2019/06/17 - 2019/06/23
119位(同エリア556件中)
柴るみさん
2年前、湖水地方をドライブした時「ここは自分の足で歩いてこそ、その良さがわかる場所だ」と感じたので、次回は必ずトレッキングをしようといろいろ情報を集めました。
とはいえ本格的に靴や服をそろえるのも仰々しいし、なにより体力にも自信がない。
「Lake district」 「family」 「children」「 hiking」などの単語を入れてネットで検索し、いくつか目星をつけておきましたが……
*もくじ*
1)Amazonでsimカード買ってロンドンから湖水地方にいってみた
https://4travel.jp/travelogue/11512299
3)今年もダルメインに行ってみた
https://4travel.jp/travelogue/11512305
4)ロンドンに戻ってきた
https://4travel.jp/travelogue/11512306
5)サヨナラ、イングランド
https://4travel.jp/travelogue/11512312
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
おはようございます。
さすがに夜は冷え込む湖水地方です。
ホテルの部屋はオイルヒーターで暖かく、快適でした。
朝の六時。
湖面が完全に凪いで鏡のようでした。
この景色を見られたのもこの日、この時間だけだった。 -
同じ敷地にはコテージタイプの宿泊私設もあります。
ホテルは16歳以下のこどもは宿泊できません。
でもコテージなら家族で借りて泊まれますよ。 -
ホテルの端っこに小さな(充分広いですけど、敷地内の芝生の広場や林の広さに比べると)イングリッシュガーデン。
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ダイニングルームも上品なインテリアで素敵!
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良いものがさりげなく飾られている。
バターミアの風景画がホテル内のあちこちにかかっています。 -
ホテルに宿泊中の他のお客様と同じテーブルです。
今回は、教会めぐりが趣味のお兄さんと、山登りが趣味の弟さんの兄弟コンビと一緒でした。(兄、弟で1部屋づつとっていた)
つたない英語で必死に場を盛り上げ?る。
母が「晴れ女」だということ告げると弟さんは大喜び。
お兄さんはロンドン在住だそうで、真顔でシニカルなジョークをかましてくるので、「これが本場のDead pan(デッドパン=ポーカーフェイス)かー!」と心の中でひそかに感激。 -
シリアルとフルーツ。ヨーグルト、ジュースなど。
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手作りヨーグルトがおいしい!
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シリアルを食べているときに、おかずの注文を聞きに来ます。卵の調理方法や、嫌いなものがないかとか。
あ、私はこの日ゆで卵にしたから、お皿の上が寂しい…
量が少なく見えますが、お皿が大きいせいです。
ソーゼージとベーコンはこの地方の特産だそうで、すごくおいしかった。 -
ホテルの管理人、Tonyさんに勧めていただいたファミリー向けのハイキングが楽しめる自然公園に向かいます。
お天気上々!
デジカメの写真を無理やりパノラマ風に繋げてみた(^_^;) -
B5292をずんずん登って行きます。
あら、出発点の標高がすでに高いのね。
これならあまり歩かなくても眺めの良いところへ行けそうだぞ。
すこしあんしん。 -
ウィンラッター・フォレスト・パーク
Whinlatter Forest Park -
駐車場もビジターセンターもトイレも、どこもかしこもピカピカ。
母も「どこに連れていかれるんやろ……」の心配顔が消えて、やる気が出てきたようです。
良かった~ -
ビジターセンターのお姉さんからアドバイスをいただいて、緑のコースを1周することにしました。ちょうどコースの半分のところがコースのピークで、眺めがよいそうです。
ちょっと長すぎるかな、と思ったけど頑張ってみます! -
コースの入り口は公園で、様々な遊具もありました。
地元の幼稚園児たちがおおはしゃぎ -
ハイキングコースは綺麗に整備されていて、小さな子供でもまったく問題なく歩けそう
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緑の矢印に沿って歩きます。
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だんだん、森の中に入ってきました。ワンコ連れのハイカーたちが羨ましい。
山歩きに慣れている現地の人には先に行ってもらって、私たちはゆっくり、ゆっくりと。 -
お日様は燦々としていますが、風がひんやりして、超気持ちいい!
絶好のハイキング日和。
今回も母=晴れ女の神通力に驚かされます! -
視界が開けてきた!これは山頂の香り(?)がするぞ!
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コースのピーク「Seat How」からの眺めです。
暗い森を抜けて一気に景色が広がる解放感!
ケズイックの街とダーウェントン湖 -
やっほー!
ピークで少々休憩。
岩場に寝転んで雲を眺めたり、おやつのリンゴをたべたり。 -
ピークを過ぎて帰り道を下ります。
木立が神殿の荘厳な柱のよう……と思いましたが、きっと人間のほうが自然からインスピレーションを貰っているんだよね。 -
だいぶ下ってきた。
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お天気の急変が一番怖かったのですが、最後まで夏らしい青空が広がっていました。
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湖水地方の名物「スレート」を産む地層があちこちで露頭してます。
板瓦にするくらいなので、薄く裂けて崩れてきてます。
湖水地方のほとんどの山がこの石で出来ていることを考えると、もしかすると山の形が変わってしまうのに、そんなに時間はかからないかも。 -
ビジターセンターに戻ってきました~
3キロくらい歩いたかな?と思いましたが、後でマップを見直したら5.7キロでした。びっくり!
ピークでの休憩も含め、ゆっくりゆっくり歩いて2時間半の楽しいハイキングでした。 -
ビジターセンターにはギフトショップもカフェもあります。
レモネード(このメーカーのレモネードはおいしい!)とレモン&エルダーフラワーのケーキで祝杯をあげる。 -
さてさて。
ちょっと前まで、こういう公共の駐車場では、前払いで時間分のチケットを買い、フロントガラスの見えるところに置く。ということをやっていました。これだとアクティビティにどれくらい時間がかかってしまうか読めない場合は、料金を多めに払うしかありませんでした。
この公園の駐車場はハイテク?で、「入場した車のナンバーを録画してありますので、退場の際にお支払いください」というもの。 -
で、これがタッチパネル式の料金支払い機。
現金、クレカ、さらに48時間以内なら公園のサイトからネットでも支払えます。
いやはや。便利になりました。 -
帰りは違う道を行こうと、往きとは反対側からバターミアにアプローチする道路にしました。
細くて怖かったけど、絶景が続きます。もちろんよそ見運転はできませんが、景色を堪能できました。すばらしかった。 -
渓谷沿いに続くこの道は、視界が開けていて、独特な形の湖水地方の丘が次々に現れるのです。
坂を上りきった、一番眺めの良い場所に駐車場があったので、登ってきた道を振り返ってみました。
遠くにケズイックの街が見えます。 -
この駐車場が、この渓谷の分水嶺のようです。
滝があります(Moss Force)
近くまでのぼっていけるみたい。
いってみよ! -
けっこうすぐについちゃった。
手すりや柵はありませんよ。
自分が落ちるより、デジカメ落としたらどうしようとヒヤヒヤした。 -
滝のそばから渓谷を見下ろしたところ!
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滝からの帰り道。駐車場が小さく見える。
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お母さんが手を振っております。
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次々に現れる観光客にも微動だにしない羊の親子。
悠然としてるのかと思いきや、ただただボーーッとしているだけ。
羊はこわい。
石垣から平気で飛び出してくるし、車道の端でおとなしく反芻していると思いきや、自動車が30センチに近づいたら「ビクッ」として車側に飛び出してくるんだもの。
次→
3)今年もダルメインに行ってみた
https://4travel.jp/travelogue/11512305
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