2018/09/20 - 2018/09/20
5位(同エリア186件中)
とーりさん
旧ソ連、黒海とカスピ海の間に挟まれた位置にあり、ヨーロッパともアジアともはたまた中東とも言えなくもないコーカサス三国と、関係する未承認国家に行ってきました。そもそもこの地区は、ガイド本などにも案内は少なく、ロシア、トルコを含めた微妙な国際関係もあって、充分学習したうえ旅行しようと思い後回しにしてきましたが、情報を仕入れ旅程を練りに練り、機は熟したと思い今回旅行を実行することにしました。行って見ると三か国ともそれぞれ違った個性があり、決して危険なこともなく回ることができました。バクーはオイルマネーで予想を遥かに超えて発展しており、ジョージアの高原地帯の眺望は粗削りながら、西欧景勝地に勝るとも劣らないダイナミックさを見せ、アルメニアの物価の安さと居心地の良さは抜群で、未承認国家アルツァフでは東洋人の珍しさから一躍人気者になった気分を味わうことができました。また、この旅では自分の旅行について、色々反省し考えることもあり、貴重な旅となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/15)成田 ⇒ モスクワ ⇒ バクー
2日目(9/16)バクー市内観光
3日目(9/17)コブスタン・泥火山観光、バクー市内観光、トビリシ移動
4日目(9/18)トビリシ市内観光
5日目(9/19)ジョージア軍用道路観光、トビリシ市内観光、エレバン移動
6日目(9/20)エレバン市内観光
7日目(9/21)ステパナケルト移動、市内観光
8日目(9/22)エレバン移動、市内観光
9日目(9/23)エレバン ⇒ モスクワ ⇒ 成田
10日目(9/24)帰国到着日
今回は6日目②です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルで暫し休憩後、明日のアルツァフ共和国訪問のため、事前に大使館に行ってビザを取りに行こうと思います。アルツァフ大使館は市街北部にあり、メトロと徒歩で行けなくもないですが、メトロ駅から相当歩きそうなのでタクシーで行くことにします。ホテルのポーターに言うとすぐ手配してくれ、1,500ドラム(≒340円)とのこと。ちょっと高めのためか運ちゃんは上機嫌です。
(ホテル10:15 ⇒ 10:27アルツァフ大使館) -
こちらがエレバン市街図です。これから概ね①から順番に回ります。アルツァフ大使館は郊外にあり、メトロで行く場合、最寄駅から20分ほど歩くようです。大使館で申請手続き後、虐殺博物館そしてアララトブランデー工場など外縁部を回り、中心部へ向かう予定です。
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車はずんずん飛ばして行きます。
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郊外に出ました。高速道路のようなところを飛ばします。大使館へは大回りですが道は空いているようです。
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ここだよ、と言われ着いたのがこちら。ストビューなどで予習してきたので、この建物がアルツァフ大使館であることはすぐわかりました。
(アルツァフ大使館10:27~10:49) -
入口の門は閉まっていましたが、鍵はかかっていなかったのでお邪魔します。
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入口の案内には旧国名「ナゴルノカラバフ」と書いてありました。
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扉を開け、係員と思われる老人に来意を告げます。
ところでアルツァフ共和国のビザの取り方は情報では二通りあります。一つは今行おうとしている「行く前の事前申請」。これは朝申請するとその日の夕方発給されるというものです。もう一つは「入国後の申請」。国境では入国後取得する旨話して通過し、首都ステパナケルトにある外務省・領事館?で手続きを行い発給、出国時に提示するというものです。自分的には事前に行った方が気楽に回れるので「事前申請」を選択しました。 -
係員の老人はビザが欲しいならこれを書けと申請用紙とペンを渡してきました。事前にHPからダウンロードして記入済の持参申請書と同じものか内容を確認したうえ、記載済み用紙を老人に渡すと暫し待てとのこと。ちなみに写真はいりませんでした。
(※ 最近見たところビザ代は観光ビザなら無料との表示が...下記のアドレスが大使館のHPになりますので必ず確認を。写真は貼る欄がありますので有無についても同様に確認をお願いします。ページ左下にビザ申請用紙があります。)
アルツァフ大使館HP
http://www.nkr.am/en/visa -
奥の左側の部屋が領事の部屋になっていて、暫くすると呼ばれました。中には偉そうなおばさんがいます。この人が領事のようで「訪問目的は?」「訪問後何処へ行くか?」「何処に泊っているか?」など聞かれ、「観光でアルツァフ(ステパナケルトとシューシ)に行く。一泊してアルメニアに戻って来たら、ロシアを経由して日本へ帰国する。今は市内のホテルに泊まっている。」と答え宿泊先のクーポンを提示しました。そしてパスポートと、3,000ドラムのビザ代を渡すと、16時に取りに来いとのこと。「ビザはパスポートに貼らないでください」とお願いしたのですが、「それはできない、アゼルバイジャンにはもう行ってるし、この後行かないんだろ、何でだ?」と言われ、面倒になったので了解して出ました。
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大使館前で流しのタクシーを拾い、次の目的地アルメニア虐殺博物館へ向かいます。
(アルツァフ大使館10:49 ⇒ 11:12アルメニア虐殺博物館) -
20分ほどで到着。このタクシーはメーターを使ってくれて1,100ドラム(250円弱)でした。安い。確認したわけではないのですが、タクシー側面に電話番号が書いてあるのはメータータクシーのようでした。
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博物館は高台にあり、大きく立派な造りです。
(アルメニア虐殺博物館11:12~11:45) -
ちょうど観光バスが到着し、ぞろぞろ人が歩いて行くので付いて行きました。皆、建物には入らず、その先のモニュメントに向かうようです。
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壁には虐殺被害者関係のことが彫ってあるようです。文字は解りませんが雰囲気で大体わかります。
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小山のようなモニュメントは、何枚もの板に別れていてその隙間から内部に入れるようです。
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中に入るとこうなっています。
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鎮魂のモニュメントなのでしょう。中央の火は絶えること無く灯り続けています。
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施設的にはこれだけなので、すぐ出て隣の塔と併せてパチリ。
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塔の方は特に何がある訳ではなくすっくと聳えています。
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さて続いては博物館の内部に入ります。
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内部は広く綺麗です。ただ展示してあるものは虐殺関係なので結構惨たらしい写真もあったりと、あまり気分の良いものではありません。この手の博物館は正直見ても面白くないので直ぐに出てしまいました。
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さて次へ移動しようと駐車場でタクシーを探しましたが、皆観光バスや自家用車て来る人が多いようで、見当たりません。仕方ないのでちょっと距離はありますが徒歩で丘を降りて行くことにします。
(アルメニア虐殺博物館11:45 ⇒ 12:09アララトブランデー工場) -
丘の下には立派なマンションと巨大なショッピングモールがありました。アルメニアにもこんなのができているとは驚きです。
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更に下って行くとサッカー場が。ラズダンスタジアムです。
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虐殺博物館から25分ほど歩き、次なる目的地アララトブランデー工場に到着しました。ここは博物館も併設しています。
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入口からは階段を登って行きます。整備され綺麗な階段です。
(アララトブランデー工場12:09~12:47) -
到着。煉瓦造りの立派な建物です。
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階段上から市街を望みます。
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営業時間はこうなっています。博物館は予約のツアーとなっていて、その場で申し込もうとしたのですがダメでした。
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仕方ないのでショップで品定めです。
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種類は色々、価格はピンキリです。昔はアルメニアンコニャックとしてチャーチル英首相が愛した酒でしたが、今はコニャックとは言わずブランデーと言うのだそうです。
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明後日にもまた来る予定なので少しだけ買いました。
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次なる目的地へ移動します。
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