コスタ・マジカで行くバルト海クルーズ8日間(1)～ストックホルム

2019/05/24 - 2019/05/26

去年のフィヨルドクルーズに続いて、今年はバルト海クルーズに行きましたが、以下のようなトラブルに見舞われました：

①サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館でスリにやられました！　幸いにも被害は現金だけですみましたが。

②ロシアのビザを自分で取ったのですが、間違えてシングルビザを取ったため、サンクトペテルブルクの自力行動は1日だけとなりました。

クルーズはいつものMSCではなくコスタにしましたが、MSCではストックホルムとヘルシンキ両方に寄港するクルーズが無かったからです。MSCとコスタはほぼ同じ内容で、甲乙付け難いというところです。

○旅程
2019年5月24日（金）11:10成田発SK984　15:30コペンハーゲン着　17:05コペンハーゲン発SK1408　18:20ストックホルム着～泊
5月25日（土）午前ストックホルム観光　午後コスタ・マジカ乗船
5月26日（日）07:00ストックホルム出港　終日航海
5月27日（月）08:00ヘルシンキ入港　18:00ヘルシンキ出港
5月28日（火）07:00サンクトペテルブルク入港
5月29日（水）18:00サンクトペテルブルク出港
5月30日（木）09:00タリン入港　17:00タリン出港
5月31日（金）09:00ストックホルム入港
6月1日（土）午前コスタ・マジカ下船　ホテルへ移動
6月2日（日）10:55ストックホルム発SK1421　12:05コペンハーゲン着　15:45コペンハーゲン発SK983
6月3日（月）09:35成田着

○費用（2人分、単位千円）
クルーズ代　304
航空運賃　225
ホテル代　55
船上費（寄港地観光、インターネット、飲み物、写真、土産、洗濯、チップ等）　71
その他交通費、食事代、土産代等を含め合計816

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019年5月24日（金）成田からコペンハーゲン経由で18:20頃ストックホルム空港に到着。アーランダ・エクプレスで中央駅に向かいます。所要約３０分。切符は日本からインターネットで購入。2人で片道350SEK（約4,200円）、往復はこの倍。プリントアウトした紙に番号が印刷されていて、それを車掌に見せるシステムです。しっかり検札がありました。

ストックホルム中央駅。

ストックホルム中央駅 駅

駅の対面のスカンディック・コンチネンタルにチェックインします。気張って1部屋2250SEK（約26,000円）。

夕食は近所を物色すれば安い所もありそうですが、面倒なのでホテルのお洒落なレストランで。金曜の夜なので外から来た人も多いようで賑わっています。前菜×１、メイン×１、デザート×２＋ビール＋ソフトドリンクで666SEK（約7,800円）！！！

スカンディック コンチネンタル ホテル

5月25日（土）朝ホテルで昼食後とりあえず歩いて市庁舎に向かいます。写真はレンタルの電動キックボード。キックボードはあちこちで走っていました。

市庁舎の遠景。ストックホルムのランドマークと言えば市庁舎くらいしか思いつきません。1911年から1923年の間に建てられたとのことで、そんなに古いものではありません。

ストックホルム市庁舎 建造物

10時からのガイドツアー（英語）に間に合いました。写真はノーベル賞授賞式の晩餐会が行われるブルーホール。市庁舎を設計した建築家はレンガの壁を青く塗りたかったのですが、赤いレンガが美しかったのでそのままになり、ブルーホールという名前だけ残ったとのこと。

市議会議事堂。上の席は傍聴席。

市議会議事堂の反対側。上の席は報道陣席。

ノーベル賞受賞式後の舞踏会の会場となるゴールデンホール。

正面の壁はスウェーデンの歴史を描いたモザイクで飾られています。真ん中の「メーラレン湖の女王」はスウェーデンを表しており、まわりには世界の国々を表す建物などが描かれています。

市庁舎の塔に登ることもできますが、時間が合わないのでパスし、旧市街であるガムラ・スタンに歩いて向かいます。

途中で貴族の館の前を通ります。

貴族の館 建造物

王宮に11:30頃到着。正午からの衛兵交代式に間に合います。既にたくさんの観客が待ち構えており、辛うじて最前列に並べました。

12:05広報担当の人がスウェーデン語（？）と英語で司会を始めます。

ストックホルム王宮 城・宮殿

青い制服の部隊と黒い制服の部隊が交代するようです。女性の兵士もたくさんいます。

黒い制服の部隊が入場します。

最後に軍楽隊の演奏。指揮官は女性です。

12:40頃に終了。結構大がかりなエンターテインメントで感動しました。

ガムラ・スタン中心部のストールトルゲット広場に向かいます。

ストックホルム旧市街 (ガムラスタン) 旧市街・古い町並み

広場に面してノーベル博物館がありますが、中には入りません。

ノーベル博物館 博物館・美術館・ギャラリー

広場の一角に有ったカフェGrillska husetに入り、休憩・昼食とします。内装も地味で社員食堂といった感じ。公共の施設かなとは思いましたが、後で調べたら、ここはStadtmissionという慈善団体がやっているそう。中庭のテラス席も人気だそうですが、チェックしませんでした。

ケーキとコーヒーの昼食とします。

歩いてホテルに戻り、預けてあったスーツケースを引き取り、ホテル前にいたタクシーでクルーズターミナルMagasin9に向かいます。アラブ系の運ちゃんに値段は400SEK（約4,800円）だと言われ、ホテルの前にいる白タクは乗ってはいけないとどこかの町のガイドブックにあったようなのを思い出し、駅前のタクシーに乗るべきだったかなどと悩みましたが、杞憂でした。（クルーズの終わりにもタクシーで逆コースをたどりましたが、同じ料金でした。）

チェックインカウンターでチェックインし、乗船記念の写真を撮られた後、船に乗り込みます。

一応バルコニー付きで一番上のBalcony Premiumの船室で、スウィートルーム等を除けば最上階の9階にあります。

ベッドの上には救命胴衣やクルーズカード等が置いてあります。

ベッドはダブルベッドにしつらえてありますが、後でツインに変更してもらいます。

船室内部の様子

バルコニーの様子。全部は写らない。

洗面台

トイレとシャワー。バスタブはありません。私たちはバスタブ無くても平気ですが、バスタブが要る人はバスタブ付きのスウィートルームにするか、もっと上のクラスの船を選んでください。

チェックイン手続きをしたMagasin 9ターミナル。

避難訓練をやった後、19:00から夕食です。今夜のドレスコードはカジュアル。

夕食のテーブルはクルーズ中決められており、私達2人だけで１テーブルとなりました。隣に日本人のカップルがもう一組いらっしゃいました。夕食時間は２回制で、夕食会場は二つあり、それぞれ２階建てですから他の乗客すべてが見えるわけではありませんが、他に日本人の乗客はいないようでした。

写真は前菜のたこサラダ。

野菜サラダ

ミネストローネ。メニューの脇の伝統料理の部から選びました。

メイン（Secondo Piatto）のエビのグリルとサーモンフィレ

メインのStecchi alla Genovese（色々な肉の串揚げ、マッシュしたアーティチョーク添え）

果物

Sacripantinaケーキ

夕食はよかったと思います。去年のMSCではパスタなどのPrimo PiattoとメインのSecondo Piattoの区分がなくなってがっかりしたのですが、コスタは伝統的なスタイルで、いかにもイタリア船という感じで親しみが持てました。

船は今夜はストックホルムに停泊し、明朝出港します。

5月26日（日）7:00ヘルシンキへ向けて出港します。今日は終日航海です。

朝食はレストランに座ってもいいしビュッフェでもいいし、ルームサービス（確か有料）もありますが、とりあえずビュッフェにします。

写真は私達の好きな焼きりんごかと思ったら、焼き梨でした。

終日航海なので何となくぶらぶらして過ごします。

昼食もレストランで座ってもいいし、ビュッフェでもいいのですが、今日は特別にレストランでパエリャが出ると船内新聞に書いてあったので、レストランに行きます。デンマーク人のカップルと同席になりました。

写真はスープ。

パエリャ。Primo Piattoの位置づけで、デンマークの方々はSecondo Piatto（メイン）も召し上がっていましたが、私達はパス。

チーズケーキ

パンナコッタ

夕食は19:00。今夜のドレスコードは「ホワイト」。

写真は前菜のモッツァレラチーズ。

前菜のムール貝マリナーラソース

野菜サラダ

Primo Piattoのアマルフィ風リングイネ、エビとレモン乗せ

ペンネ・ボロネーゼ。メニューの脇の伝統料理の部から選びました。

2人ともSecondo Piatti（メイン）はパス。

デザートは2人とも、ラムに浸したババ。

昼食も含め多少蛋白質不足、糖質過多かもしれませんが、食べ過ぎずよかったと思います。