謝謝！令和初めての旅行は北京（その２）

2019/06/07 - 2019/06/10

子供のころ教科書で見た「万里の長城」と映画ラストエンペラーで見た「紫禁城」の壮大さをぜひこの目で本物を見たいと行ってきました北京！
ちょうど旅立つ日に関東地方は梅雨に入りましたが、北京は青空。
旅行期間中スモッグやＰＭ２．５とは無縁の素晴らしいお天気でした。
美味しい北京ダックもいただき大満足の旅でした！
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現地ガイドの邱さんによると中国も高齢化が進み、テレビでも健康・長寿番組が人気だそうです。
今回のツアーにも８０代の男性２人組がいらっしゃいましたが、時々時間に遅れたり迷子になったり。
皆さん明日は我が身と思うのか、さりげなく助けたり優しく見守っていました。
旅行をするのにはお金だけでなく、健康や体力も必要と改めて思いました。

６／０７　成田空港　→→→　北京首都国際空港
６／０８　頤和園・万里の長城
６／０９　北京動物園・故宮博物院・天壇公園
６／１０　北京首都国際空港　→→→　成田空港
　

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

６／８（2日目）
おはようございます。
良いお天気のようです。
今日は頤和園や万里の長城を観光します。

６：００に起床して、６：３０に朝食のため１階のレストランへ。
あいにくテーブルが空いておらず、同じツアーの方にお願いして同席。
お料理の種類も多く、フルーツもあり美味しくいただきました。

ホテルを７:３０に出発して、まず頤和園を目指します。
テレビのＮＨＫニュースで関東地方が梅雨入りしたと知りましたが、こちら北京は素晴らしいお天気です！

ホテルから３０分ほどで頤和園に到着。
駐車場から少し歩きます。
すると途中にお店が・・・。

よく王府井の写真で見かけるサソリがここにもいました！

頤和園はあの西太后が愛した離宮として有名ですが、面積は２９０万㎡と広大です。
今日の観光はもちろんそのほんの一部です。

しばらく入り口前で待っていると、現地ガイドの邱さんが入場券を買ってきてくれました。
なおこのチケットは邱さんが会社に経費を請求するため、回収されました。
トホホ・・・

頤和園の正門である東宮門から入場します。

頤和園は１９９８年にユネスコの世界遺産に登録されました。
今回のツアーでは４つの世界遺産を巡ります。

東宮門を入ると、仁寿殿、徳和園などが並んでいます。
政務と居住のエリアだそうです。

仁寿殿は１７５０年に建てられ当初は皇帝が政務を執る建物でしたが、１９０２年以降は西太后と光緒帝がここで外国公司などと接見したそうです。

昆明湖の手前で見事な筆を披露している方が・・・。
邱さんも思わず見とれる！？

先に進むと、万寿山の頂に立つ頤和園のシンボル「仏香閣」が見えてきました。
昆明湖を掘った土で万寿山は築かれたそうです。
素晴らしいお天気の下でこの景色が見られてヨカッタ！

昆明湖畔に昔の着物を着て記念撮影をするお店がありました。
皆さんチャレンジする勇気はないようで・・・。

昆明湖沿いに進んでいきます。
窓の形が全部違うそうです。

昆明湖に面して立つ西太后の居室だった「楽寿堂」。
前庭には銅製の鶴や鹿などの置物が置かれています。
細く長い首が折れそうで・・・。

楽寿堂を抜けて渡月門へ。
門の彫刻も素敵です。

そしていよいよ色鮮やかな絵画が並ぶ回廊「長廊」へ！
昆明湖の北岸、東西７２８ｍもの長さの回廊です。
左右にある腰かけに座っていると、爽やかな風が吹き抜けていきます。

長廊を歩いていると、途中に売店発見。
美味しそうなものがいろいろと・・・。

残念ながら頤和園の観光はそろそろ終了のようです。
もと来た道を引き返します。

北京最大の京劇舞台の「徳和園大戯楼」の横を通り東宮門へ戻ります。
約１時間ほどの観光でした。

頤和園をあとにして、再びバスで次の目的地へ。
見えてきました「鳥の巣」です。

近くまで行くわけではなく、写真撮影のみです。
バスから降りて写真を撮ります。

２００８年に開催された北京オリンピックのメイン会場となった競技場です。
スイス人建築家によるユニークな外観から鳥の巣と呼ばれるそうです。

鳥の巣をカメラに収めて、反対方向を見ると奇妙な形のビルが・・・。
北京のＩＢＭビルのようです。
何とも不思議な形をしています。
北京の道路を走っていると時々日本では絶対見かけないような建物が見られます。

写真を撮って再びバスで移動。
次はツアーお約束のお土産店です。

主に翡翠を使った宝石店です。
中国では、他の宝石よりも価値が高いとされ、古くから、腕輪などの装飾品や器、精細な彫刻をほどこした置物などに加工され、利用されてきたそうです。

立派な翡翠の置物がかざってあります。
こちらの宝石店に３０分ほど滞在して、お待ちかねの昼食会場へ。

バスで移動してこちらのレストランへ。
昼食を食べる前に・・・。

まずは１階の陶磁器などの工芸品店で説明を聞きます。
なかなか素敵なものもありますが、お土産には重そうで手が伸びません。(^^;

いろいろ説明を聞いた後、２階のレストランへ。
北京初めての昼食は飲茶です。

ところで飲茶と点心の違いは何？それとも同じもの？

大きめのシュウマイはとても美味しかったです。
餃子は皮が少し硬かったです。

中華料理では主菜とスープ以外はほぼ点心と呼ばれ、軽食・間食という意味だそうです。
飲茶は中国茶を飲みながら点心を食べる習慣を意味するそうです。
「飲茶を食べる」ではなく、「飲茶をする」が正しい表現なのですね。

昼食を食べ終えて、いよいよ万里の長城へ。
時刻はちょうど午後1時です。
駐車場から約20分歩いて入場門へ到着です。

中国北方の防御の要として2000年以上増改築が行われてきた万里の長城。
八達嶺長城は中でも保存状態がよいそうです。

チケット売り場前の広場から万里の長城が遠くまでよく見えます。
大勢の人たちが登っているのがはっきり見えます。

ここでも邱さんが並んでチケットを買ってくれます。
一人ずつチケットをもらい、いざ入場です。
ここからはどこまで行くかは個人ごとの体力次第です。

入り口を入るとルートは左右に分かれます。
北は比較的緩やかで、南は急峻。
そのため北側は「女坂」、南側は「男坂」と呼ばれています。
今の時代、逆じゃないかという声も聞こえてきそうですが・・・。

私たちはもちろん・・・

　　　　　　　　・・・女坂を行きました。
それにしても素晴らしいお天気だ！

女坂も男坂もロープウェイを利用するという楽々コースもありますが、もちろん自分の足で歩いて登ります。
写真で見るとなだらかな坂に見えますが・・・。

傾斜が比較的なだらかと言われている女坂ですが、急勾配の箇所もあり変化に飛んでいます。
かなりの運動量ですが、爽やかな風が吹き抜けていくので幸いあまり汗はかかずにすみました！

北一楼から始まり、ようやく北四楼に到着です。
売店があり記念品やアイスクリームなどを売っていました。

ここでリタイアというつれあいを残して、さらに上に登ります。
といっても次の北五楼でストップ。
女坂の最高地点の北八楼までは時間も体力もなくあきらめました。(^-^;

北四楼でつれあいと合流して、ゆっくり入り口まで戻ってきました。
９０分ほどのトレッキングでした。
青空の下、念願の万里の長城を歩けて大満足です。

ガイドの邱さんから指定された集合場所に到着です。
のどがかわいたので、こちらでオレンジジュースを１０元で購入。
ついでに冷蔵庫に貼る万里の長城のマグネットも値切って３０元で購入！

駐車場へ戻り、再びバスで北京市内へ戻ります。
１５：３０に出発して、１７：４０に夕食会場に到着です。
夕食は四川料理！！

辛い四川料理には、やっぱりビール！
適度な運動でビールがさらに美味しい！
麻婆豆腐をご飯にかけるとご飯がススム君！

皆さん辛い料理に汗をかきながらも満足そうです。
この後、オプショナルツアーで雑技を申し込んだ人達と分かれ、ホテルへ。

～ホテルへ戻るバスの車窓から～
北京高層ビル
中国中央電視台本部ビル（高さは234メートル、51階建て）

～ホテルへ戻るバスの車窓から～
北京高層ビル
中国尊（高さは528mで1０8階建て）

夕食を終えてホテルに戻ってきました。
時刻はまだ午後7時です。
さっそくホテルに近い地下鉄十里河駅へ。
ホテルから７～８分です。

エスカレーターで下に降りると乗車券の販売機がずらっと並んでいます。
その都度乗車券を買う手間を省くために、ＩＣカードを購入しようと思います。

ということで、こちらの有人販売所へ。
予めネットで調べた中国語のメモ（我要・・・）を見せて無事「イーカートン」を２枚購入。

購入したイーカートンの表面と裏面です。
改札の前で手荷物検査を受けて、改札機にカードをかざしてホームへ。
今晩は北京一の繁華街「王府井」へ行きます。

十里河駅から乗車し、途中国貿駅で乗り換えて、約３０分ほどで王府井駅へ到着。
エスカレーターに乗って出口を目指します。

王府井駅に直結しているショッピングセンター「東方新天地」からメインストリートへ。
だいぶ陽も陰ってきました。

遠くに時計台が見えています。
さすが北京の銀座！？

東方新天地の隣にある大型書店「王府井書店」。
とりあえず入ってみましょう。

広いフロアをぐるっと回ると・・・
あの「地球の歩き方」の中国語版がずらり！

さらに進むと明日観光予定の天安門のペーパークラフトが売っていました。
地下にはフードコートもありました。

王府井書店を出て再びメインストリートを散策。
少しのどがかわいてきました。

ということで、有名茶葉店でタピオカ・ミルクティーを購入。
すっきりした甘さがグッドです！

約1時間半ほど王府井を散策。
時刻も午後9時を少し回ったところで、再び地下鉄を利用してホテルに戻ります。
明日は天安門・故宮博物院、そして天壇公園を観光します。
お休みなさい。(-_-)zzz
　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・その３へ続く