マイル消化も兼ねて、夫が長年ず～っと行きたがっていた宮島へ行こうということになりました。<br /><br />仕事で呉に行ったことがあるだけで、広島観光はしたことがない私たち夫婦。<br />広島市について調べていると、滞在中に都合よくマツダzoom zoomスタジアムの見学ツアーがあるこが分かり、大のカープファンの夫（広島には縁もゆかりもないのですが）は大喜び（笑）<br />今回の旅行は、宮島とスタジアム見学ツアーの2本立てメインとなったので、ホテルはスタジアムに近く宮島への交通の便が良い広島駅付近で、且つユニットバスではない部屋ということでシェラトン広島の一択でした。<br />平和記念公園や広島城などが徒歩圏内の袋町付近のホテルも探したのですが、広島のホテルは古い造りが多く、スイートでもない限りユニットバスがほとんどでした。<br />一方広島駅のシェラトンはどの部屋もユニットバスではないという点がポイント高いです。<br />広島では、私も夫も気になるものを食べまくったので、東京に戻ってきたときには体が重くなっていました・・・<br /><br />

【広島】シェラトングランドホテル広島　やっと行けた宮島と広島市内観光①

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2019/06/15 - 2019/06/17

797位(同エリア2741件中)

エリア

広島市(広島)

広島空港からリムジンバスに乗って焼く45分で広島駅新幹線口に到着です。

シェラトンは、広島駅新幹線口2階から屋根つきデッキで繋がっており、雨に濡れずにたどり着けて交通の便は言うことなしです。
空港リムジンバス乗り場も歩いてすぐなので、新幹線派にも飛行機派にも便利です。
EVに乗ってロビー階（6F)へ上がります。

降りるとすぐ左には、朝から夜までオープンしているレストラン「ブリッジ」、右は自由に利用できるPCが置かれたビジネスラウンジです。
そのコーナーに小さなティーラウンジがあり、「ブリッジ」で販売されているスイーツやパンなどを頂くことができます。
フロントもこじんまりしていますが、天井が高くて開放的ではあります。
右のガラス戸を出たテラスが、24時間利用できるホテル内唯一の喫煙所となっています。
チェックイン後は客室フロア専用EVで移動します。
カードキーがないと階数ボタンが押せないようになっています。
もともと35平米のデラックスキングルームを予約していましたが、チェックイン時に11階の40平米のデラックスコーナーキングルームに空きがあると言われたので、一泊3000円の追加で変更させてもらいました。
2泊だったのでアップグレードして正解でした。

一番リーズナブルなデラックスルームだと、洗い場のある独立したバスタブはあるものの洗面所（脱衣所）がセパレートになっておらず寧ろ明けっ広げすぎるデザインになっています。コーナー以上であれば、洗面所を扉で仕切ることができ、且つ部屋の窓も2面で開放的もあります。
扉をあけるとまず廊下部分があり、スライディングドアをあけて部屋に入ります。
部屋の窓が2面で開放的があります。

ソファの正面にTV台があり、TVはHITACHIのWOOでした。
更にその横には広いデスクがあります。
広島駅を見下ろす眺めで行き来する列車を眺めるのが楽しかったです。
反対側だとマンションビューかと思います。
シンプルで広々と使える部屋でした。
シャープの空気清浄機が置かれています。

ターンダウンはなく日中の清掃が1度入るだけです。

一番リーズナブルなデラックスルームだと、洗い場のある独立したバスタブはあるものの洗面所（脱衣所）がセパレートになっておらず寧ろ明けっ広げすぎるデザインになっています。
コーナー以上であれば、洗面所を扉で仕切ることができます。

洗面台はシングルですが十分な広さです。
浴室には開きませんが窓がありました。
ビックカメラの巨大液晶画面が良く見えました。
シャンプーなどが壁に備え付けのボトルに入っているタイプで、高級感が全く感じられません（エコなのでしょうが）。
質もイマイチだったので、持参したアメニティを使いましたが、小さな石鹸入れしかなくて置き場所に困りました。
無料のミネラルウォーターは1泊につき2本洗面所に置かれています。
クローゼットも広いです。
海外ゲストを意識してか、バスローブではなく浴衣が置かれていました。
冷蔵庫の中のドリンクはアルコール含めコンビニ価格なのはうれしいですね。
飲んだ分は翌日んは補充されています。
コーヒー紅茶用のポットもありました。
客室フロアのEVホールです。

ちょっと早いですが、17時半にお好み焼きを食べに出かけます。
雨が降っていたので、フロントで傘を借りました。
シェラトンホテルから歩いて10分くらいの場所にある「MASARU」です。
近くには有名店の「いっちゃん」もあります。

店主はお好み焼きの有名店『Lopez』で修行をしたイケメン。
ここのお店のお好み焼きのビジュアルが自分の好みに近かったんですよねー。
オープンしたばかりだったので先客は女性2人組のみですが、既に鉄板の上には予約のテイクアウト用お好み焼きがたくさん用意されていました。
コの字型に鉄板と椅子が配置されていて、その後もどんどんテイクアウトの電話が鳴り、家族連れや1人で来るお客さんが次々入店して来ました。

お好み焼きそば入り750円にプラス100円でハラペーニョトッピングを一つと、ほかにチョリソー580円やガツ350円などのおつまみをオーダー。

写真の牡蠣の昆布だし800円が、汁まで美味しかったのでおつまみにお奨めです。
お好み焼きは一見ぎゅっと詰まっているようにも見えるのですが、食べるとふわふわで意外にもぺろりと食べられました！
ソースを更にかけたい時やマヨネーズをかけたい場合は、店員さんに言えば出してもらえます。
また、ハラペーニョは種を取って刻んであるので、さほど辛くはありません。
広島では有名な「磯野製麺」の生麺を使用しているとのことで、個人的にはもうちょっと麺がパリパリでも良かったとも思いますが、全体的に美味しかったです！
広島駅内の店舗やお好み村は観光客も多く並びますが、「MASARU」は地元民が多く通う名店なのだそう。
たらふく飲み食いしても二人で5000円程と、リーズナブルで満足の夕食でした。
食後は広島市内循環バスの「めいぷる～ぷ」に乗って、原爆ドームのライトアップを見に行きました。
1人200円で19時半が最終便でした。

小学生の時に勉強して以来、やっと実物の原爆ドームを見ることができました。
その後は、デザートを食べるために三川町まで歩いて「ジェラテリアpolipo」へ。
polipoは夜23時まで営業しているジェラテリアです。

縦に細長い小さな店舗で、狭いながら店内で食べられるように席が3つほど壁沿いに設けてあります。

20時過ぎに行きましたが、女性のお客さんが次々来ていました。
まず入口の自販機でチケットを購入します。シングルフレーバーが380円で、フレーバーを一つ追加するごとに100円増しになります。
カップもコーンも同じ価格です。

フレーバーは10種類あって、季節によって変わるそうです。
カップのトリプルフレーバーにしてキャラメル、メンタ、ヤギミルクを夫と分け合い店内で食べました。
さっぱりと食べられて美味しかったです。

食べたら市バスでホテルに戻りま～す。
シェラトンのマイナス点として個人的に最も気になったのが、ロビー階でEVを降りてフロントに行く通り道に、オールデイレストラン「ブリッジ」があるので、EVを降りた瞬間に食べ物の匂いがむわっと漂うことです。（正直気持ち悪くなります・・・）

ティーラウンジも通路ギリギリの場所にあるし、ホテルのロビーって大事な場所だと思うのですが、ゆとりのない構造でワクワクさせてくれるような高級感は皆無でした。

翌朝の朝食はそのブリッジでブッフェを頂きました。
今日は日曜日で早いうちから宮島へ向かいたかったので、オープンと同時の6時半に行きました。

7時くらいから結構混んできていました。
最初にスタッフからコーヒーか紅茶がサーブされます。

ジュースは左からケール、りんご、オレンジ、野菜です。
全ては写真に撮っていませんが、ハム、チーズなどの冷菜類。
パンが種類豊富で美味しかったです。

フレンチトーストやディニッシュなどの甘い系。
クロワッサンとクランブルと米粉パンエリア。
和食エリア。
御飯のほかにミニうどんとお粥もありました。
ベーコンやウィンナーなどの温菜エリア。
エッグステーション。

オムレツ以外にもスクランブルエッグや目玉焼きもリクエストできます。
ヨーグルトとフルーツとシリアルエリア。

特筆するような朝食ブッフェではありません。
宿泊プランについていなくても3000円弱という安さで食べられるのブッフェなので、期待せずに行くのが良いと思います。
朝食時には雨が降っていたのですが、ホテルを出る頃にはあがっていました。

事前に満潮時間を調べて、8時半ごろ宮島に着くように出発しました。

宮島口からのフェリーは、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社がありますが、たまたま時間があったJRで行きました。
PASMOで乗船できました。

朝早いと、大鳥居に接近する便はまだ出ていません。
ついに宮島上陸です。

夫の母方の家系がが平家ゆかりの一族のため、夫は以前から平家物語を読んだりと勉強しており、宮島にも来てみたかったそうです。
人なれした鹿がお出迎え。

食べ歩きしている人は狙われていました。
満潮の鳥居の近くでパドルボードしている人たちがいました。

午前8時台なのでまだ観光客は少ないです。
混雑する前に厳島神社を参拝します。
現在は廻廊修復工事と祈祷控室修復工事中でしたが、さほど気にならずに参拝できました。
翌日の6月17日から大鳥居の改修が始まるので、完全な状態の鳥居を見るのにギリギリ間に合いました。
改修工事は2020年8月までの予定だそうです。
祓殿。

向かって正面が、大鳥居をバックに写真が撮れる灯篭が突き出たシャッターポイントなのですが・・・
厳島神社管絃祭で使用される江波漕伝馬が２０年ぶりに新調されたそうで、進水御祈祷が執り行われていました。

海外からの観光客は祈祷の様子を熱心に撮影していました。
私はどうしても水に浮かぶ厳島神社と大鳥居が見たかったので満足！

能舞台と大鳥居。
御朱印は既に行列ができていました。
創建された当初は朝廷からの使者である「勅使（ちょくし）」だけが通ることを許された「反橋（そりばし）」。
厳島神社のあとは少し歩いて「多喜山水精寺大聖院」へ向かいます。
空海（弘法大師）が開いたとされ、1200年の歴史を持つ真言宗御室派の大本山です。
平家一門、足利将軍家、豊臣秀吉、伊藤博文などの歴史上の偉人や、鳥羽天皇や明治天皇などの皇室の方々をはじめ、２００６年にはダライラマ法王も大聖院を訪れています。
天下統一を果たした豊臣秀吉がここで盛大な歌会を催し、自身の念仏像・波切不動明王を奉納しています。
また、伊藤博文はここで御祭りされている弥山の守り神・三鬼大権現を深く信仰していたそうです。

この寺院、とにかく見所が多くて楽しいのです！

緑も多く、紅葉時はさぞ美しいと思います。
石段を登りながら、真ん中の手すりに取り付けられている摩尼車（マニ車）を回せば、１回転回すごとにお経を１回唱えるのと同じ功徳を得られると言われています。
石段を上りきる頃にはお経をかなり多く唱えたのと同じぐらいのご利益が？！
お次は「遍照窟」。
薄暗い洞窟の中には四国八十八ケ所の仏像がずらりと並んでいます。
像の前の足下にあるプレートの下に各寺院の砂が埋められており、入り口から順路通りに８８体の像の前に立ちプレートの上に載って出口まで参拝すると、お遍路参りをしたのと同じご利益が得られるそうです！！
他にも「戒壇めぐり」といって、右も左もわからない真っ暗闇の中を、左手で壁を触りながら手探りで前に進む精神修行体験ができます。
暗闇の中壁にぼんやりと浮かぶ観音様に手を合わせてお参りするのですが、とても貴重な体験でした。
思いのほか大聖院で長時間過ごしたので、休憩しに「玉氷」へやってきました。
宮島の紅葉谷公園の近くにある老舗旅館「岩惣」が運営しており、宿の向かいの離れがお店です。
「玉善」という名前ですが、夏季限定でかき氷を提供する「玉氷」として営業しています。

日曜日の午前10時半過ぎでしたがほぼ貸切状態でした。
お昼ごろに再度お店の前を通ったときも空いていました。

古民家風の建物で、店内はシンプルながらもお洒落で落ち着きます。
瀬戸内のレモンミルク800円と、はちみつキウイヨーグルト800円をいただきました。
1つずつ作るので、2つ一緒のタイミングでは出てきません。

器から溢れんばかりのボリュームでお盆に乗せられ運ばれてきます。
瀬戸内のレモンミルクはフワフワの氷にミルクベースのシロップがたっぷりかかっており、レモンピールが大量にトッピングされています。
酸っぱくはないですが、爽やかな苦味があってすっきり食べられるので夫が気に入ってほぼ1人で食べていました。
はちみつキウイヨーグルトは、まずミルクシロップの氷がふわっと溶けて、キウイの酸っぱさがきて最後にヨーグルトがなめらかなはちみつと絡んで甘みが口に残ります。
ヨーグルトと氷ってどうなの？とオーダー時は思っていましたが、まろやかになってとっても美味しい！
しかも、器の底にもカットキウイが入っており、氷だけ残ることなく最後まで楽しめました。
他のカキ氷も食べてみたかったですが、まだ帰るまでに時間があったので、紅葉谷公園を通って歩いてロープウェー乗り場へ向かいました。
10分程度ですが、新緑の中を歩いていくのは気持ちよかったです。
乗り場には列ができており、まず最初の8名乗りの紅葉谷線に乗るまでに、5分強待ちました。
往復1800円。
結構急で乗車時間も約10分と長いです。
紅葉谷線を降りたらすぐに30名乗りの獅子岩線に乗り換えて、今後は横移動です。
紅葉谷線にのっている最中にパラパラと雨が降っていたのですが、すぐにあがり天気が快復してくれてラッキーでした。
獅子岩展望台に到着。
弥山までいく場合はここから徒歩で登ることになります。

私たちは弥山へ行かず、獅子岩展望台だけの見学です。
弥山まで行かなくても十分絶景です！！
暑くもなく寒くなく、風が心地よかったです。
しまなみ街道に俄然興味がでてきました。
ちらっと見えるあのビーチが気になる・・・

この辺りの岩に座ってお弁当を食べている登山客が結構いました。
ロープウェー乗り場の建物2階の休憩スペースに売店があり、カレーやおにぎりなどの軽食も提供しています。

ちょっとドリンク休憩してから下山しました。
行きと違って帰りは全く並ばずスムーズに乗車できました。
次に向かったのは千畳閣。昇殿料は100円です。
豊臣秀吉が建立を命じたものの、途中で亡くなってしまい未完成のまま現在にいたっています。
実際の広さは857畳だそうです。
明治時代に秀吉公と加藤清正公が祀られ豊国神社となりました。
お隣の1407年建立の五重塔は見るだけです。

そうそう、現在は宮島にペットを連れて行くことが出来るそうですね。
ペットのフェリー乗船料も必要ないそうです。

広島2日目の旅はまだ続きます。