行くぜ！バラ祭り！（伊奈編）

12いいね！

2019/05/18 - 2019/05/18

148位(同エリア308件中)

エリア

鴻巣・桶川・北本(埼玉)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 家族旅行

交通手段: 自家用車

伊奈町にあるバラ園、町制施行記念公園のバラ祭りに行ってきました。
ここは第１から第３バラ園までありますが、車を停めた場所の関係で第３バラ園から見て回りました。
第３バラ園に入って最初に見たのはドイツのコルデスの赤バラ、ラバグルートです。
フランスのバラの名門メイアンのアンドレルノートル。
ブラックバッカラと並ぶ黒バラを代表する黒真珠。
ブラックバッカラはフランスのメイアンのバラですが、黒真珠は日本の京成バラ園芸の作出です。
ドイツのタンタウのブルーパフューム。
タンタウはコルデスと並んでドイツを代表するバラメーカーです。
こちらはメイアンのノックアウト。
香りはあまりしませんがバカスカ咲き乱れ、とにかく病気に強いです。
「病気をノックアウトする」という意味での命名らしいです。
咲き乱れる紫の大輪のバラは紫雲。
日本のバラ作出の大家、鈴木省三氏作出のバラです。
香りはほどんどしませんが、剣弁高芯咲きの整った花姿は見る者の心を奪います。
第２バラ園の中央にある噴水の近くには、ハートのオブジェにつるバラを添わせた撮影ポイントがあります。
真紅の大輪のバラはアンクルウォルターです。
赤いバラの花言葉は愛。
カップルで来たなら、ここは外せないでしょう。
白薔薇の強香種ボレロ。
花弁が薄く雨に打たれると傷みやすいという弱点がありますが、香りの強さが魅力で、白薔薇の中ではかなりの人気品種です。
ドイツのコルデスのグランデアモーレ。
スペイン語で「大きな愛」を意味します。
朱色に近い、かなり明るい赤で、見ているだけで元気をもらえそうです。

京成和歌シリーズ第１弾のしのぶれど。
和を感じさせるシックで上品な紫の中輪種です。
しのぶれどは自分も育てていますが、紫の中輪の中ではベルばらシリーズのフェルゼン伯爵と並んでお気に入りの品種です。
立札には微香と書いてありますが、実際には中香くらいだと思います。
強香のフェルゼン伯爵とは香質が少し違いますが、上品な花色にふさわしい香りです。
バラ祭りということで、バラ園の隣の区画では多数の出店があり、大賑わいでした。
川島の平成の森公園とは比べ物にならないほどの出店数でした。
「バララーメンってなんやねん？」と思いましたが、おそらくバラ肉が入ったラーメンだと思われます。
あまりにも暑すぎて、とてもラーメンを食べる気になりませんでした。
気温３０度以上では、ラーメンよりもかき氷でしょう。
茨城県つくばみらい市のゆるキャラ、みらいりんぞうが出張してました。
他にも多数のゆるキャラが来ていました。
うちの子供がみらいりんぞうと写真を撮っていると、伊奈町のゆるキャラ、伊奈ローズくんと伊奈ローズちゃんがやってきました。
視界が悪いのでスタッフに手を引かれての登場ですが、中の人が暑さでやられないのか心配になるほどの天気の良さでした。
この黒山の人だかりは何？と思ってのぞいてみると…。
猿回しでした。
伊奈のバラ祭りは色んなのが来ますなぁ。
バラ祭りなので、当然苗の販売も行われています。
バラ好きにとっては財布のひもが緩みまくるデンジャラスゾーンですが、これ以上増やすと嫁に「どこに置くんだ！」と怒られそうなので見るだけにしました。
デンジャラスゾーンにいるとうっかり買ってしまいそうなので、再び園内に戻りました。
当日なら入場券を見せれば何度でも再入場できます。
伊奈のバラ園は入場料を取るだけあって、手入れが行き届いています。
これだけの品種を育てているにもかかわらず、病気になっているバラが一つもありませんでした。

バラ好きなら１日中見ていても飽きないくらい、目でも香りでも楽しませてくれます。
フランス、メイアンのオーナードゥバルザック。
プリンセスドゥモナコに似たバラです。
バラの品種は数万と言われ、プロでも覚えきれないほどの品種がありますが、似たバラはあっても全く同じバラは一つもないほどの多彩さが、古くからバラが愛される理由の一つではないかと思います。
朱色と言っていい鮮やかな赤バラは…。
浦和レッドダイヤモンズという品種です。
サッカーＪリーグの浦和レッズ公認のバラです。
そんなこんなで帰ろうとした時、みらいりんぞうもちょうどご退場でした。
台車に乗って手を振りながら退場する後ろ姿は、ちょっぴりマヌケで和みました。
実は川島の平成の森公園と同じ日に行ったのですが、あちらは満開までまだ数日といった感じでしたが、伊奈は全開満開超見頃でした。
距離的には直線距離で１５キロくらいしか離れていないはずなのに、こんなに違うとは思いませんでした。
川島は「ん～、見頃前でちょっと残念…」という感じでしたが、伊奈は大満足でおなかいっぱいでした。