ドバイから陸路でオマーン4泊5日の旅②

2019/06/04 - 2019/06/08

ドバイから陸路でオマーン4泊5日の旅②


①の続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11504818

エリア オマーン

Wadi Shabを後にして、東へ約100キロ。
次はウミガメ保護区の宿泊施設を目指します。

約1時間半で到着。
オマーンには絶滅危惧種と言われているアオウミガメが、産卵のため上陸するビーチがあるそうです。
アオウミガメの産卵を見学できるビーチがある宿泊施設がこの日のホテルです。

＜RAS AL JINZ TURTLE RESERVE＞

ウミガメの博物館も併設されていました。

伝統的なおうちの展示もありました。

施設内はホテルというより宿泊施設という呼び方の方がしっくりくる感じです。

ランクを上げるとラグジュアリーテントというお部屋も選択できましたが、今回は普通の方にしました。
室内写真は撮っていませんでしたが、お部屋の天井は高かったのですが、シャワーブースがなかなか、、、(^^;な感じでした。でも1泊だし特に問題ありませんでした。

このホテルにした理由はウミガメの産卵ツアーが無料でついていること。
夜20:30と朝5:00の2回参加できます。

夕食付プランではありませんでしたが、ホテル周辺に飲食店は見当たらなかったので夕食をチェックイン時に申し込みました。
料金は大人２、小人2で8000円ほどでした。

ビュッフェスタイルでスパイシーなものが多かったように思いますが、カレーが特に美味しくてお代わりしました！

夜20:30になったので、ウミガメの産卵見学ツアーへ向かいます。
連休中ということもあるのか、ものすごい人人人！！！
待ち合わせ場所もロビーにも人が溢れかえっていました。

おまけにだいぶ時間が押してなんだか待合室が殺伐としていましたが、集合時間の約20分後、やっと案内されました。
その時、ホテルの宿泊者が優先で通してもらえました。ここに泊まることにしてよかった～と思った瞬間です。
ビーチまでは真っ暗なのでバスで行くようです。

バスを降りてウミガメのいる場所へ歩きます。
ウミガメがびっくりしないよう、大きな声を出してはいけません。

上を見上げるとびっくりするほど綺麗な星空。
とても感動しました。
写真には写らず残念。

ほんとにいるのかな、、と思いましたが、ほんとうにいました！！！
しかも大きい！！

写真では伝わりにくいですが、大きくてびっくりしました。
ガイドさんによるとこれでも中くらいのサイズだそうです。

ウミガメは一生懸命産卵するために穴を掘っていました。

ガイドさんがウミガメの生態について説明してくれます。

用意していたと思われる子ガメを放ち、どんな動きをするか見せてくれました。
子ガメは月の光を目当てに進むそうです。

ガイドさんの持っているライト目掛けて進んでいてかわいかったです。

そして2頭のウミガメが穴を掘っていたのですが、そのうちの1頭が産卵を始めました。
後ろ側からしっかり見ることができました。
100個くらいの卵を産み、そのうち大きくなって産卵に戻って来られるのはわずか1～2頭なのだそうです。

1時間強のツアーを終え、ホテルに戻るとロビーにはまだまだ多くの人がツアーへの順番を待っていました。この調子だと最後尾の人は何時になるのだろう。。。と心配になりました。
普段はこんなに混雑はしないのでしょうが、中東地域の休暇などに重なった場合はこのホテルに宿泊したほうがよさそうです。

翌朝、早起きして朝のツアーにも参加しました。

朝5時、今度は時間通りにツアースタート。
朝もホテル宿泊者から優先的に案内してもらえました。
夜ほどの混雑はありませんでしたが、待っている方もたくさんいました。
朝は明るいのでビーチまで歩いていきます。

歩くと案外遠い。。。
振り返るとホテルがだいぶ向こうに見えるがまだ着かない。

歩くこと15分ほどでビーチに着きました。
オマーン湾からの日の出です。

ウミガメのたくさんの足跡がありました。

そしてこの日も一生懸命穴を掘るウミガメに会えました。

前夜のウミガメよりも小さめに見えました。

しばらくするとくるっと方向転換して360度くるっと回り、、、

海の方向を見つけて、穴から出て、海に向かって進み始めました。

産卵という命をつなぐ大事な役目を終えて、ゆっくりゆっくりまっすぐ海に帰っていく姿にとても感動しました。

子ガメの放流も見せてくれました。

子ガメも海に向かって必死に歩いて行きます。

がんばれ！がんばれ！と思わず力が入りました。

ツアーが終わり、ホテルに戻ります。
貴重なものを見られてとても印象的な滞在になりました。

旅行記③に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11506872
次は砂漠ホテルに向かいます。