2019/04/27 - 2019/04/27
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mezzanaさん
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イタリアのピサからドイツのミュンヘンまで、電車で旅をしました。ボローニャからはECの1等車。食堂車での食事も楽しんだ旅の様子です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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4月27日の朝4時半、ピサからフィレンツェまで普通列車に。早朝なので座席の指定はしませんでしたが、やはりガラガラでした。
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フィレンツェに着いた後は、約30分後にこのフレッチャロッサでボローニャへ。予約したのは2等プレミアム座席。1か月前に予約をした際、早割料金が適用されたので、2等普通座席と数十円の差で購入することができました。
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こちらはフレッチャロッサ、2等プレミアム座席用の荷物置き場です。それほど大きくないので、混雑時は入りきらないかもしれません。
入口を入ってすぐの場所にあるので、長時間乗る方は心配であれば自転車用のチェーンなどを持参するとよいかもしれないと思いました。 -
2等プレミアム座席用の車内です。4人掛けの中央にテーブルがあるタイプと、2人掛けのタイプがありました。車内は天井が高く、広々として快適でした。
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こちらが4人掛けシート。足元も広く、乗りやすかったです。中央にあるテーブルは、さらに広げて大きく使うことが可能です。広げた場合は、4人ともラップトップを使えるくらいの大きさになるので便利だと思います。
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フレッチャロッサの2等プレミアム座席以上の席を予約すると軽食がついてきます。私の場合は早朝に乗ったため朝食がついていて、ミネラルウォーター、コーヒー(エスプレッソ)、ジュース、ビスケットをもらいました。
フィレンツェからボローニャの乗車時間は30分のみなので心配していましたが、席に着くとほぼ同時に新幹線のワゴンサービスのような感じで二人の男性が運んできてくれました。
水は炭酸なしか炭酸ありか、コーヒー(エスプレッソ)はいるかどうか、ジュースは何がよいか、などを尋ねた後、ササっと1~2分で配って去っていきました。 -
これはフレッチャロッサの2等プレミアム座席車内にある掲示板です。ニュースのほか、次の停車駅が表示されるのでとても便利だと思いました。
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フレッチャロッサでボローニャに着いた後は、ユーロシティBrenner88でミュンヘンに向かいました。ここからは1等車です。
ピサからミュンヘンまでのすべての行程を含め、支払ったのはトータルで99ユーロ。正規料金は197ユーロだったので、ほぼ半額でした。出発日からひと月ほど前に予約をしたので、早割料金が適用されたようです。 -
これが1等車のコンパートメントを廊下から見た様子です。1等車にはオープンシートもあるのですが、割引料金が適用される場合はこのコンパートメント席から販売されるようでした。
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これが中の様子です。2等車と比べると、足元のスペースが広めに取られています。シートは、倒さずに前側にすべるようにリクライニングするタイプでした。ヘッドレストも高さを調節できます。
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窓際にはコンセントが2つ。コンパートメント内にはこの2つだけでした。ドイツ式のSEですので、日本から充電器をお持ちになる方は、240V対応だとしても差し込みプラグが必要です。
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席の間にスーツケースを置いたところ。スーツケースの幅は約75㎝ほどあるので、結構広いのがおわかりいただけるかと思います。
ただ、スーツケースの置き場所が、頭上の棚しかありませんので、重い場合は持ち上げるのがかなり大変です。 -
乗車後すぐに食堂車に行きたかったのですが、乗っているのが完全に私一人だったのでスーツケースを置いていくのが心配でした。
ボローニャから次の停車駅までは結構時間があり、新しく乗ってくる人はいないということだったのでそのまま置いていこうとも考えましたが、試行錯誤の末、このように廊下側の席についているテーブルの引き出し穴に自転車用チェーンで固定。そのまま食堂車に行きました。
(食堂車から戻ったところでちょうどイタリア人車掌に会ったのですが、「これすごくいいアイデアだね!!」と褒められたので、どうやら問題なかったようです) -
そのあとはようやく食堂車へ。朝早いのと出発直後だったのでここも貸し切り。左右両方の窓から差し込む光がとてもきれいで、旅気分が上がります。
男女一人ずつのスタッフが準備をしているようでしたが、笑顔で出迎えてくれました。ただ、2人ともイタリア語は話さなかったので、ドイツ語でオーダー。女性の方は少し英語を話すようでした。 -
私が頼んだのは、ゼンメル(パン)とバター&ジャム、コーヒーがセットで5ユーロの朝食メニュー。イタリアではエスプレッソしか飲めないので、普通のコーヒーがたっぷり飲めて幸せでした。
1等車の乗客は、メニューに載っている飲み物&食事はすべて席でも飲食可能。スタッフが廊下を歩いている時にオーダーするか、または食堂車まで行ってオーダーすると、席まで運んでもらえます。
誰もいない食堂車で景色を楽しみながらボーっとコーヒーを飲む時間は、電車旅の醍醐味ですよね。とても素敵な時間を過ごすことができました。 -
EUが統合する前は、イタリアとオーストリアの国境があったボルツァーノ(ボーゼン)。昔はここで長い時間停車してパスポートチェックをされたものでしたが、今回は10分ほどの停車だったでしょうか。パスポートチェックはなく、何事もなく停車し、発車しました。
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国境を超えると、ÖBB(オーストリア連邦鉄道)の牽引車を見かけるようになりました。とてもよく晴れていましたが、ところどころにまだ雪がたくさん残っているのが印象的でした。
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山の間を走っていくのがなんとも気持ちよく、こうした景色を眺めながら、ゴトゴトと揺れるのを楽しむ電車の旅。
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イタリアからオーストリアを通ってドイツへと向かう電車の旅は、街並みや家々の様子もどんどん変化しているのが楽しいですよね。
電車の車掌さんも国ごとに変わるので、チケットを確認しにコンパートメントに入ってくるときの挨拶の言葉や、着ている制服も変化します。これは飛行機の旅では味わうことのできない貴重な経験だといつも思います。 -
この路線でドイツの国境を超えると、三角屋根の尖がりが平たく、家のサイズが大きくなり、牛舎が見え始めます。このあたりは、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなった、ノイシュバンシュタイン城があるフュッセンの近くです。
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さて、いよいよミュンヘンが近くなり、ローゼンハイムに停車中。すぐ前にオーストリア連邦鉄道のレイルジェットが停まっていたので記念に写真を撮りました。
うまい具合に警官もパチリ。 -
さて、14時半ごろ、ついにミュンヘン中央駅に到着しました。10時間ほどの長い道のりでしたが、電車の旅は楽しいです。
イタリアで生活する前、ミュンヘンには14年間ほど住んでいましたし、毎年この時期に遊びに来ているのですが、いつもは飛行機ですので中央駅に来たのは数年ぶりでした。 -
今回せっかく1等車に乗ったので、DBラウンジを利用してみました。ミュンヘンのDBラウンジは、乗車前だけでなく、乗車後も利用できるので便利ですよね。
中はひとつの空席も無いほど満席だったので写真を撮ることができませんでしたが、ドイツとは思えない(失礼…)親切なスタッフに何があるかをたずね、チーズ&ハーブのサンドイッチと紅茶をいただきました。
ちなみにメニューが置いてあるわけではないので、食べたいものをお願いして持ってきてもらう感じです。この時は、ほかに野菜スープ、シュリンプサラダ、サラミサンドイッチがあると言っていました。飲み物はビールやワインなどのアルコールのほか、コーヒー、ジュース、ミネラルウォーターなどがあるそうです。
Eillesの紅茶がうれしかったし、ドイツのハーブサンドイッチが大好きなのでこちらも美味しくいただきました。
トイレもひとつだけでしたが、とても清潔で気持ちよく利用できます。1等車に乗って時間のある方は、ぜひ乗車前か乗車後に立ち寄ってみてください。 -
お天気はよくありませんでしたが、1年ぶりにミュンヘンに到着!これから5日間、楽しみたいと思います。
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