2019/05/02 - 2019/05/13
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moondustさん
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イランの知り合いを頼って、テヘランーシラーズーマシュハドーイスファハンを観光しました。ペルシャ遺跡やイスラムの建築はどれも素晴らしく、期待以上でした。人もおおらかでフレンドリーです。アメリカとの緊張が和らぐことを強く希望します。
ビザの取得
電子ビザが導入されました。イラン大使館のホームページ(以下)の中にリンクがあります。記載に従って顔写真とパスポートの電子ファイルを用意して申請。http://jp.tokyo.mfa.ir/index.aspx?pageid=25847&p=1
エクスプローラーからはアクセスできましたがクロームではだめでした。顔写真とパスポートのファイルも指定どうりのはずなのにアップロードできず、ファイルを作り直し。最後に本人確認用電子メールアドレスを入れます。メールで本人確認コードが送られてくるはずですが、yahooのアドレスでは迷惑メールにすら届きませんでした。G-mailには届きました。5分ほど待って届かないときは別のアドレスを入れればよいでしょう。2,3日すると、電子ビザとともにパスポートと写真を送るようにというメールが来ます。料金の銀行振り込みの証明(ATMのプリントアウト)とともに東京の大使館に送ります(持参してもよい)。不都合があれば大使館からメールか電話(日本語)があります。2,3日で返送されてきます。電子ビザを2枚持参するようにとのことですが、入国審査ではほとんど見ませんでした。国内線搭乗手続きでビザを見せるようにと1度言われました。なお、イランに入国すると米国訪問にはビザが必要になります。
注意すること
・クレジットカードは使えないので現金(米ドル)を用意します。リアルが下がっているので日本人には物価はとても安い(国内線3フライト、5つ星ホテル8泊で400ドル弱)。桁数が多いのと、ペルシャ数字なのでまごつきます。
・それほど危険には思えませんでしたが、外務省のたびレジによれば強盗被害もあるようですので注意は必要です。
・タクシーはメーターがないかあっても信用できないので予め交渉すること。絨緞や高価な土産物は、ガイドとグルになって、20%増しの値段を言ってくることが多いそうです。定価が裏に書いてある絨緞屋もありました。値引きは1-3割ぐらい。よほど高額な買い物でない限り、日本人には安価なのでイライラせずに買ってしまうのもありでしょう。
・車が多いのでテヘランは渋滞がひどい。また、車は止まってくれないので現地の人にくっついて横断。
イランの人たち
フレンドリーで、一緒の写真を撮ろうとよく言われます。話しかけてくる人は商売人か悪意のある人であることもあるので注意は怠れません(どこの国でも)。経済制裁下でも全体が困窮しているわけではなく、一眼レフカメラをぶら下げた小学生の団体もいましたので、お金のある人も多いのでしょう。一方、物乞いも少し見かけました。世俗的ですが、酒やたばこは見かけません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カタール航空羽田深夜便でドーハ(空港は広いが標識に従って行けば迷うことはない)経由でテヘラン。到着前に女性(イラン人も外国人も)はヒシャブをかぶり始める。公式な場所以外では黒でなくてよく、何か被っていればよいというぐらい。写真は市内へ向かう車窓から。車が多い。
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イランでは昼食がメインです。中国ほどではないですが米(long rice)も含め食べきれないぐらい出てきます。ブタは当然なし、牛もあまりなく、チキンか羊がメイン。パン(薄いものがおおい)はおまけでテーブルに置いてあったりします。
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Sadabaad Palceの内部。19世紀のシャーの夏の離宮。内部は豪華(カーペット以外はヨーロッパから購入したものが多い)。入場料は15万リアル(100円ちょっと)。
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周囲は広大な公園になっていて、現地の人の散策の場。
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露店も出ていて、食べ物がいろいろ。バラが咲く季節なので、イラン人になくてはならないバラ水を作っているお店もあります。
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翌朝、ホテルの近くの絨緞屋が集まった小さなビルをひやかす。手織りで小さなものは1万円ぐらいから、大きなものは数十万円以上。デザインが細密。地方によりデザインの特徴があるとか。欲しいが敷くスペースがない。
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バザールの近くの世界遺産ゴレスターン宮殿へ。外側はモザイクのタイルが美しい。タイルを張ってから絵を描くのでなく、絵を描いたタイルを張って、完成させる。
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偶像崇拝はいけないので、花がデザインの主なモチーフになります。
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宮殿の中はヨーロッパ各地から購入した物が主です。そういう意味では、イスタンブールのドルマバフチェ宮殿に似ていると言えるかもしれません。ともに贅を尽くしたという言葉がふさわしい。どの部屋も大きなペルシャ絨緞が敷いてあります。
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鏡で飾られキラキラしている。
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宮殿などの前にはプールが作ってある場合が多いです。
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一部(のんびり)修理中。
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渋滞の中を飛行場(国内線)へ。シラーズ着。午後の暑い時間は休息し、夜涼しくなってから出かけるのがイラン流のようです。写真はシラーツゆかりの有名な詩人ハーフェズの廟へ。市民がピクニックに来る場所だそうで、夜でも賑わっています。ペチュニアがたくさん植えてあり、その香りがします。
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小高い丘のレストランから、シラーズの夜景。
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パンを焼いている様子。焼き立てがやっぱりおいしい。
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朝のうちに、ナスィーロル・モルク・モスク(通称ローズモスク)。入口の門も細密なデザインできれいです。イスタンブールのブルーモスクも立派が、装飾の細密さ・美しさはイランの方がすごい。
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ステンドグラスから差し込む太陽光が楽しめる朝の間がおすすめだそうで、外国人観光客で混んでいます。撮影の順番待ちもあります。
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内装もとても美しい。花のデザインが多い。
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つづいて、オレンジェスターネ・ガヴァーム庭園(オレンジ庭園)へ。オレンジの花が、ピークは過ぎていますが、咲いていて、香りもします。
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壁や天井の装飾も美しい。
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キャリーム・ハーン城塞。
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城塞と言いながら中にはオレンジの木が植えられていて、建物の中ももきれいです。修学旅行か遠足の小中学生の団体がいくつもいました(なぜか女子ばかり)。制服です。英語は皆さん上手です。
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ホテルのレストランで昼食。ベーコンはもちろんブタではない。
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ケバブ(ニワトリとヒツジ)が主です。一人で一品頼むと多すぎ、2人で一品で適量。一人150円ほどになります。この後、暑いからということで、ホテルで夕方まで休憩。あくせくしません。
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夕方から活動再開。ハンマーメ。ヴァキールという昔の浴場。人形で昔を再現してあります。
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バーザール。たくさん店があり、何でも売っています。
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バーザール入口。
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バザールの広場に面したマスジェデヴァキール?の門。
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詩人サアディ―の廟。ハーフェズとともにイランではとても尊敬されています。夜の散策場所になっています。
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ゴレスターン(バラ園)などを書いたそうで、そのためかバラの装飾。
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夕食は軽めに、右側の黄色いのはサフランで色を付けた砂糖。棒を持って紅茶に入れる。奥中央は金平糖みたいでした。その手前は干しブドウ。
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車で1時間強のアケメネス朝ペルシア帝国の都、ペルセポリスへ。郊外になると車は少なくなり、乾いた大地の中を走ります。観光用のラクダ。
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好天で朝から日差しが強い。きちんと整備されています。遠くに見えてきました。
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双頭の鷲。双頭の像がいくつかあります。
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謁見の間の階段のレリーフ。周辺の民族が朝貢する様子が描かれています(地球の歩き方に詳しい解説がある)。アンコールトムのレリーフに似た感じ。
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裏の小高い丘に登ると全景が見渡せます。日本がまだ土偶を作っていた(?)紀元前6世紀にこれほど広大な建築物がつくられたことはペルシャ文明の水準の高さを示しています。イスラム教の前の時代で、ワインも飲めたし、ペルシャ・イランの歴史の中で一番良かった頃かもしれません。
アレキサンダー大王の侵略と略奪にあい、滅んでしまいました。よくこんなところまで攻めてきたものです。 -
ナグシェロスタムというアケメネス朝の墓。遠景。
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結構高い所にあるので埋葬は大変だっと思います。
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墓の下にはレリーフ。これはササン朝時代のもの(聞き間違いでなければ)
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反対側には、火を崇拝するゾロアスター教の施設。いまでも少数の信者がイランにいます。
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市内に戻って昼食。おこげで蓋をしてあるような料理。
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盛り合わせ。奥の緑の飲み物はモヒート(アルコール抜き)。バジルなどが入っていておいしい。私はもっぱらヨーグルト飲料(ドー?)、缶入りもあるし、店で作っているものもある。すこし塩が入っている。イランの人はノンアルコールビール(サイダーに近い)、イラン産コカコーラ、コカコーラゼロ、ペプシなど。偽物ですがデザインはそっくり。実は親米?
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ホテルで休息後、エラム庭園。ちょうどバラが咲く時期。イランでは、なぜか黄色から赤に変化するバラが好まれるそうで、どこに行ってもあります。庭園だけでなく道端の植え込みもきちんと手入れされています。エラム庭園は今ではシラーズ大学の植物園になっているそうです。
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バラ園。
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建物も美しい。
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近くのバラ水などいろんな植物の香り成分を含む水を販売している工場の見学。ダマスクローズ(ブルガリアのとは違って、野生種)の花びらと製造施設。現地の人はポリタンクやペットボトルで買って帰ります。
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ピクルスの様なものを販売しているお店。漬物屋さんみたいなものでしょうか?
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シャー・チェラーグ廟へ。入口でカメラは預けるようにと言われますが、なぜかスマホはOK。イスラム教徒でない人は係員の誘導にしたがって、男女別の入口から入ります。中でスマホで写真を撮るのもOK.スマホでサッカー(大事な試合らしい、運転中のドライバーも見ています)見ている若者もいておおらかです。
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中央部はイスラム教徒しか入れないので、友人のイラン人に写真を撮ってきてもらう。覗けた範囲ではキラキラしてきれい。
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イラン名物「アーブグーシュト」の本場ということで注文しました。羊肉や野菜を煮た金属の壺、スープ、パンが出てきました。まず、木の棒で壺の中の肉や野菜をよくつぶします。こういう作業は男性が行います(イラン男性は女性にやさしい)。そこにスープに浸したパンを入れて食べます。
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シラーズ3日目。バザール近くのマスジェデヴァキールへ。まだ人は少なく、美しいタイルの装飾を堪能できます。
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近くの絨緞屋に寄りました。手織りなのか機械織りなのか、良いものか否か、妥当な値段かがわからないのですが、入った店は裏に値段が書いてあり、安心できました。地方によってデザインが異なるそうで、気に入ったものがあり、家にスペースがあれば買ってしまえばよいのかも。ペルシャ絨緞の仲間のギャッペは小さいサイズもあり手頃。椅子に乗せるサイズが定価12ドル、友人に値切ってもらって8ドル。日本では5000円。
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ラマダンなのでおとなしくホテルで昼食後、イスラム教シーア派の聖都マシュハドへ。マシュハドには金持ちのアラビア人もたくさん来るので良いホテルが多いそうです。朝食のチーズコーナー。乳製品や果物など充実しています。
ホテルで200ドルを両替。3百万レアルほどにになり、50万レアル札60枚、財布に入らない。レートはホテルだから悪い、ということはないようです。街中で両替するより、安全。 -
イマーム・レザー廟があり、世界で一番広く、二番目に収容人員が多い宗教施設だそうです。夜がすいているというので出かけましたが、教徒以外は入れない時間ということで出直し(時間などはよく変更になる)。受付で見学を申し出てしばらくすると案内の人(男性)が来てくれました。カメラなどは持ち込めないのでスマホだけを持って入場。
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男女別に入場し、女性は全身を覆わないといけません。慣れないときれいに着こなせない。異教徒用の着替えを貸してくれます。
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中は広いです。ガイドさんについて行きます。
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建物の中は鏡で覆われ、万華鏡のようです。きれいにするということではなく、近寄ってみると自分がバラバラに見える=完全な人間はいない、ということを示すためのものだそうです。
聖職者の方から、イスラム教とイマーム・レザー廟、人生の意義の説明を受けた後、別のガイドさん(女性)について内部へ。イスラム教徒のお祈りの場所へは入れませんが、博物館(絨緞博物館は工事中、コインなどの博物館を見学)がいくつもあり、ゆっくり見ると何時間もかかりそう。 -
これは過去の棺の囲い。時々作り変えるそうです。
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ここでも見事な装飾。
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多くの信徒がボランティアで奉仕をしているそうです。カーペットが敷いてありますが、夜にはすべて片付けるとか。
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手を清めるところ。神社に参拝するときより、丁寧に清めるのが本式。場所によっては足なども洗えるようになっている。お葬式も見かけました。地下が墓地になっていて、ここに埋葬されると聖人になれるとか。
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飛行機でエスファハーン(イスファハーン)へ。夜のスィー・オ・セ橋。川沿いにはピクニックをしている家族ずれ(明日は金曜でイスラムの休みの曜日)や、ちょっと不良っぽい若者など。洪水の後で水量が多く、見に来る人も多いそうです。
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たまたま人が少ない時に撮影できましたが、結構混んでいるので、持ち物に注意。
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続いて、徒歩でハージュー橋へ。
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街中の人気のレストラン。子供連れも多く満席。
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見にくいですが、メニュー。ケバブの高いもの(量も多い)でも数百円、アイスクリームは40円ほど。
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ヴァーンク教会。アルメニア人のキリスト教教会。ペルシャ人が宗教に寛容だったことがわかります。
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今回の旅行で初めて見た十字架。
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博物館も併設されています。ショップもあり(モスクにはショップはない)。
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続いて、ハシュト・ベヘシュト庭園・宮殿。八角形をユニットとした建築になっています(ハシュトは8のこと、だったと思う)。庭ではおじいさん・おばあさんがそれぞれベンチに座ってくつろいでいます。建物の前にはどこでもプールがあります。
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どこも精密な装飾。
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続いて、チェヘル・ソトゥーン宮殿。柱が前のプールに移るように設計されているそうです。
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内部
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戦いの故事にちなんだ大きな絵が6枚。
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いよいよエマール広場へ。ブリュッセルやベニスの広場よりはだいぶ広い。
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まずは。アリー・カプー宮殿へ。建て増して高層になっています。階段を登っていきます。
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天井
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階段にも装飾。
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バルコニーから右手に見えるマスジェデ・イマーム(シャーモスク)。
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向かいに見えるマスジェデ・シャイフ・ロトゥフォッラー。
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イマーム広場。
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マスジェデ・シャイフ・ロトゥフォッラー。王様の個人的なモスクだったので、通常ある庭がないそうです。昼休み前に滑り込み。
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美しい青に圧倒されます。
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特定の時間に光が差し込むように設計されている。
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広場の周りはバザールや土産物屋でいっぱい。薄い布にスタンプのように模様を押したもの(ちょうどテーブルクロスになる)が10ドルぐらい。陶器や金属製もありますが、重いので断念。
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マスジェデ・イマーム。。個人的にはここが今回の旅行で一番美しいと思いました。
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内部は結構広いです
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音が響くように設計されています。
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少し歩いて、昔の風呂を改造したレストランで食事。
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ハンバーガー風。
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休日のため閉まっているバザールを抜け(イラン人と一緒でないとちょっとこわい)、別の世界遺産ジャーメ・モスク(金曜モスク)へ。エスファハーンで最も古い。ここも美しいです。写真中央の陰のところにはカーペットがしいてあり、おじさんたちが昼寝しています。こちらを見て手を振ってくれるおじいさんも。ゆるーいイスラム教。
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古い部分。工事中のところもあります。
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すこしはずれにあるShahrestan Bridge。
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エスファハーンから絨緞とバラ有名なカシャーン(絨緞屋さんがいっぱい)経由でホメイニ空港へ。途中は乾いた大地がひろがります。徒歩や動物に乗るしかなかった時代の移動は大変だったろうと思います。
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カシャーンの入口。
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アイス。冷房のないバンで移動したのでアイスがおいしい。
最後疲れましたが、日本人があまり行かない(どこでもニーハオとまず言われる)イランで、美しいものをたくさん見て、イラン人とも触れ合えて、有意義な旅行でした。お世話してくれたNさんたちにお礼を申し上げます。個人旅行でもなんとかなりそうです。
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