海は美しかった (ニース/サンポールドヴァンス) 2019年ＧＷ 大好きなイタリアへ行く前に①

2019/04/27 - 2019/04/29

２０１９年のGW、１０連休を１２連休に延長し、３年振りのイタリアへ。

イタリアに入る前にニースで２泊、コートダジュールの海を眺めてきました。

出発の3日前に38度8分の熱を出し、山ほどの薬を持参しての旅行となりました。這ってでも行く！

航空券をおさえたのは、まだ10連休になるかどうか未定だった昨年の６月、JALの特典航空券です。コスパとてもよかった、フフフ。
提携航空会社のフィンエアは枠が少ないのか、さすが5月5日のローマから名古屋への帰りのチケットは取れず、5月7日のローマ発となり結果12連休となりました。ハハハ・・・

１年近くこの旅行のプランを「あ～でもない、こ～でもない」と夢見ながら楽しみました。
なんかもう5、6回くらい行った気分です。

今回の旅程は下記の通りです。

4/27 名古屋～ニース
4/28 ニース・サンポールドヴァンス
4/29 ニース～フィレンツェ
4/30 南トスカーナ周遊(オルチャ・ピエンツァ・コルトーナー)
5/1 ピストイア・フィレンツェ
5/2 フィレンツェ～スポレート
5/3 スポレート～ローマ
5/4 ローマ
5/5 マテーラ
5/6 マテーラ～ローマ
5/7 帰国

エリア ニース(フランス)

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

フィンエアで名古屋セントレア空港から、ヘルシンキ乗換、ニースのコートダジュール空港には、定刻通り夜の7時半過ぎに到着しました。

きちん、きちんと風邪薬を服用していたせいか眠くて、機内でのほぼ3分の2は寝てました。おかげで退屈せず、なっがいなぁ～と不貞腐れることもなく。

当初ニースへは、ヘルシンキからミラノに入り、そこから列車移動かと思っていましたが、フィンエアでは４月中旬からシーズン中、ヘルシンキ～ニース間の便が運航されているとわかり、その日のうちにニースに入ることができました。

空港からはタクシーでウエストミンスターホテル&スパへ。
午後８時40分頃通された部屋から見た海は、徐々に暮れなずんできました。

友人と旅行の際、ホテルの部屋は別々にしますが、４月とは言えホテル料金は、はやハイシーズン並み。
そこでニースだけは同じ部屋にしました。
部屋から海を眺められるプロムナード・デサングレ沿いに立つこのホテル。
予約の際「バルコニー付きでお願いします」。狭いながらも、小さなテーブルと椅子も置いてありました。

でもベッドがダブルって・・・ ツインってお願いしませんでした？

チェックインの後、夜のプロムナード・デサングレを散歩。
この写真は翌朝撮ったものですが、ホテルの近くでテキトーに入ったこちらのお店で、軽く食事をしました。
お腹がそんなに空いていたわけではなかったのに、結構食べられたのは美味しかったからなんでしょう。 山盛りのポテトフライが出てきました。

翌朝、８時過ぎに1階のテラスレストランへ。

窓からはプロムナード・デサングレと海

フランスはやはりパンが美味しい、友人はゆで卵好き。
梨のコンポートもあり(カフェオーレの向こうにある瓶ジャー)、ホテルの若いスタッフもとても感じ良く、美味しい朝ごはんでした。

朝食後、海岸を散歩。
まだ、海水浴の季節ではないけど、パラソルもデッキチェアも綺麗に並べられてます、まさにリゾート。

思わず裸足になって、波打ち際を走って・・・いません。

今日はこれからサレア広場の朝市を見た後、サンポールドヴァンスへ行きます。

アルベール一世庭園の前を通ります。
まるでお伽の国に出てくるような美しいメリーゴーランド。ホントは乗りたかった。

サレア広場の朝市。
美しい野菜や果物が盛ってあります。

大きなレモン、いかにも南ヨーロッパ。

花屋さんもてんこ盛り。

アルベール一世庭園に戻り、その近くのバス停から400番のバスに乗って、サンポールドヴァンスへ。
日曜日だったので、バスは1時間に１本。
11時45分発、１時間程で到着。(バス代は1.5EURO)

帰りのバス停と(降りたバス停からちょっと離れてました)、時間を確かめ(14:55か15:55かな)、村の中へ向かいます。

城壁が続き、この左から入ります。

先ず向かったのは、レストラン「Le Caruso」。
ここでランチ、予約はしていませんでしたが大丈夫でした。

まず、アミューズ、なんかツナみたいの。

次は魚のフライ。
メインを鴨肉にした友人は、不思議な色のスープ。

メインはクスクスの上にソテーされたお魚。

私はレモン風味のデザート、これが一番美味しく、あとお料理はフツーでした。

街歩きを始めます。

雰囲気のある素敵な建物

お土産屋さんなど、たくさんのお店があります。
かなり観光化されている感は否めません。

鐘楼までも可愛いらしい。

かなり、アップダウンがあります。
絵になります。

この先はどうなってるんでしょう。

石造りの建物の間から見える緑

可愛い噴水と、可愛い女の子達。
みんな赤が好きなの？

お天気にも恵まれました。

見晴台から

右手に見えるお墓の中に、ひときわお花がたくさん供えられているところがあって、そこがシャガールのお墓だそうです。

ランチを含めて約3時間、ゆっくりサンポールドヴァンスを堪能しました。

15:55のバスでニースへ戻ります。
バスは満員、座れてよかったぁ。

遠く山の上に見えるのが、サンポールドヴァンス。

ニースに戻ったのは午後5時。
街中を走っていたミニトレインに乗りたかったけれど、最終の5時の便が出た直後で残念。

ぶらぶらとホテルに戻り、少しお昼寝です。

お昼をしっかり食べたので、あまりお腹もすかず晩御飯どうする？
ルームサービスでサンドイッチとワインをお願いしました。

そのサンドイッチの盛付けがとてもセンスがよかったのですが、
それを持ってきてくれたスタッフが、このホテル一番のイケメンを送り込んだのではないかと思われるほどの、ビックリするほどの美青年。
それなのにチップを忘れてしまい、あ～何としたことか

バルコニーからこの夕焼けを眺めながら美味しくいただきました。

29日朝、ニースを後にしフィレンツェへ向かいます。
朝7時のニース・ヴィッレ駅、どこでも同じようなイタリアの駅とは違い、美しい。

ホテルでの朝食は時間的に無理だったので、駅の横にあるPaulでカフェオレとクロワッサンで朝ごはん、列車でのおやつ用にも少し。

ニースからは「thello」に乗ってミラノへ、そこで「フレッチャ ロッサ」に乗り換えてフィレンツェへ向かいます。

「thello」は、パリ～ヴェネチア間 は夜行列車で、マルセイユ～ミラノ間は昼間に走行しており、
ニース発8:01～ミラノ着12:50
のチケットをTRENITALIAのHPから予め購入しました。

４travelの中で、ミラノ着が２時間以上遅れたのと旅行記があったので、ミラノで１時間半の余裕をもって、
ミラノ発14:20～フィレンツェ着15:59
のフレッチャ ロッサに。

フィレンツェまで待ち時間を含めると約８時間です。でも景色を見ながらのんびりと過ごしました。

参考にした方の旅行記には、「ニース駅にはエレベーターもなく皆さんスーツケースを運ぶのに苦労されていた」のことでしたが、２０１９年にはエレベータもあり助かりました。

車内は、1席と通路を挟んで並びの2席。
私達は向かい合いの1席列、偶然にも進行方向右側で（席を予約する時にはどちらが進行方向かわかりません）、こんな海の景色を見ながらミラノへ向かいます。

チリンとベルを鳴らしながら、車内販売のワゴン車も通りました。

ミラノには定刻通り到着。

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2019/06/09 04:50:49

  38.8度にもめげず

  フォルナリーナさん　お久しぶりです。
  
  苦し紛れのうれしい１２連休、ラッキーでしたね。病み上がりにもかかわらず、食欲をそそる食事に舌鼓を打ち（定型句ですが）たのしい旅の始まりですね。
  
  ほんと、絵になる路地、民家、坂道、など、腰を下ろしてスケッチブックを開きたい
  、素敵な街歩きをなさいましたね。
  
  さあ、この先が楽しみです、旅行記期待しています。
  
  pedaru

  フォルナリーナさん からの返信 2019/06/09 11:58:48

  Re: 38.8度にもめげず

  pedaruさん、御無沙汰しておりました。
  覚えていて下さいましたか、有難うございます。
  
  風邪をひいても、食欲は全く落ちないようで、写真を見ながら自分でも驚いています。
  薬は食後にとありましたから、食べないわけには・・・
  
  pedaruさんのスリボン、大笑いしながら読ませて頂きました。
  本文は勿論のことコメント欄も皆さんpedaruカラーに染まってすごいですね、読み応えがあります。
  
  私としては、可愛い靴の写真に惹かれたのですが、それをお孫ちゃんがお人形さんに履かせていたなんて、可愛いすぎます！