イギリス・ミッドランズwellingboroughとその近郊

2017/04/01 - 2017/12/01

少し前まで住んでいたイギリス・ミッドランズのガラの悪い町、wellingborough。
ロンドンから北に電車で1時間ほどの薄汚いベッドタウン。
どれほどガラが悪かったか？と説明すると長くなるので割愛しますが私が日本に永久帰国する事を決意そして実現するほど治安の悪い町でした。
ロンドンに住んでいた時はまさか日本に永久帰国する事になるとは夢にも思っていませんでした。

この旅行記ではこの町の薄汚い所ではなく、車やバスでたった15分ほど出ただけでガラっと雰囲気が変わって現れる、本や雑誌で見かけるようなイギリスの美しい田舎の村、田園風景の写真を載せていきます。

イギリス郊外の嫌な事は忘れていい事だけ思い出そう。

エリア その他の都市(イギリス)

イギリス、イースト・ミッドランズにあるNorthamptonという町は、Wellingboroughより大きい隣町なのですが、地元ニュースなどを見ていると治安も更に悪いようで、本当に住みたくも行きたくもない町です。
このNorthamptonは靴づくりで有名な町で、日本人にも人気のブランドのファクトリーも何軒かあるようです。
Wellingboroughにも少しその名残が見られ、元・靴工場だったという建物がちらほら見られます。
写真の建物もそのようですが、現在はフラット（日本で言うアパート・マンション）になっています。（イギリスでは建物そのものは保存して内部だけを改装する事が多いです。）

とても広い公園。
眺めがよいです。

町の中心にある可愛い建物。

教会関係の建物のようでした。

この可愛い茅葺屋根の建物はずっと空き家でしたが、地元の家族経営のビール醸造会社が借りてパブを始めました。
こんなに可愛いパブならビールが飲めなくても行きたくなってしまいます。

いったい築何年なんでしょう。
200～300年くらいでしょうか？それとももっともっと古い？

これも町の真ん中にある教会関係の建物、可愛い。
こちらも茅葺屋根です。

バスで10分～15分ほど出た所にある可愛らしい村、Great Doddington。

この村には茅葺屋根の家がいっぱい！
興奮度があがります。

窓を見ると家の中は新しく改装されている事が想像できます。

入ったパブの外の敷地に馬がいました。

パブの敷地からの眺め…眺め良すぎ！

のどか～。
パブのテラス席でスケッチしたくなってしまいます。

またWellingborough中心に戻ります。
町中にある歴史ありそうなホテル。
この町で一番大きいホテルですが、幽霊が出るとよく噂されています（笑）
この写真にもそんな雰囲気が出てますでしょうか。

なぜか勝手にぼやけるのです。

Wellingboroughからバスで隣町Northamptonに行く途中にあるワイナリー。
イギリス人にすら「ミッドランズにワイナリーがあるの！？」と驚かれました。
ただでさえ年中寒いイギリスの、南部ではなく中部にワイナリーがあるとは誰も思わないようです。

普段は一般公開していないようですがこの日は年に1回？数回？のオープン日、テイスティングなどの小さなイベントがあったので行ってきました。

イギリスの秋にしては珍しく快晴でした！
（通常は8月後半くらいから太陽としばしおさらばする事が多いのです）

フランスほどではありませんが美しい小さなブドウ畑でした。

ブドウ畑。

ブドウ畑。

ワイナリーからすこし歩いた所にあった茅葺屋根の家。
連れは「外壁の新しい感じが気に入らない」と言っていましたが…

こちらはWellingboroughから少し南に出た隣町、Wollastonの茅葺屋根の家。

この町、というか村はとても小さな村だったのでさすがにそこまで治安は悪くはないと思うのですが…

イギリスの郊外(日本でいうベッドタウン）に住んで数年で、とても嫌な部分を思い知らされて本当に残念でした。
日本は本当に治安が良いので今は毎日、安心して暮らしています。