円山動物園で動物まみれ

2019/05/09 - 2019/05/09

円山動物園はリノベーションを続け、今年の春に一つの頂点を迎え生まれ変わった。
ひところいろいろ不幸な事故が続きましたが、それを乗り越えて素晴らしく魅力的な動物園になりました。
すきです、マルヤマン。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

「なに見てんのよー！」


駐車場のある西口から入るとすぐに目にはいるアジア館。
いつも怒った顔。

「なに見てんすかー♪」


こう見えて、けっこう気が荒い。
彼氏をぶっ殺しちゃいましたからね。

「なに見てらっしゃるの？こうみえて、けっこう忙しいんすけど。」


ほんとに、こいつらは忙しいです。

「なーに見てんだよ。」


うーん、機嫌わるそう。
すごい声を出します。

サーバルキャット。

ぐるぐる、外と中を行ったり来たり。

この日は、一気に一番奥のシロクマ館に来ました。

最初に出迎えるのはアザラシ。
すごい勢いで泳ぎ回っている。

それをじっと見つめる視線。

どぶーん！

アザラシめがけて一直線。

と、目に見えない壁に遮られる。

ですよねー。
こんなもぐもぐタイム、子供には見せられませんから。

あきらめて、水の中をすいすい。

泳ぐ。

オヨぐ。

およぐ。

若いので、陸に上がったと思ったら、すぐにドボーン。
いくらでも見てられます。

これまた出来たてのゾウ館にやってきた。
オープンしてから数日は行列ができていたみたいですが、平日ならゆったり見られます。

旭山動物園を立て直した小菅正夫さんをアドバイザーに迎え、繁殖を見据えた飼育になっている。
すでにファミリーを形成している。

水浴びをしている様子を水中から観察できるようにしてある。
ゾウさんを増産するという計画ですが、動物園の「見せる」という役割も放棄せずに、繁殖という難問に取り組んでいますね。

うしろのボク、いつもお母さんのおっぱいを探している。
弟か妹ができるのが楽しみ。

期待してます。

おっと。

すげー迫力。
これに、生で睨まれたら……。

うまそうだな。
こっち来ないか。

カバのザン(メス)。

この日は、肌寒い風が吹いて、小雨もぱらついていました。

御年44才。
となりには御年50才になるお父さんのドンもいます。
国内最高齢とか。

先月来た時に撮ったライオン。
スマホに、1000円くらいの望遠を付けて撮りました。

洗濯ばさみみたいに挟んで取り付けるタイプで、上手く撮るには修練が必要です。

ちょっと絵画的に撮れるので、その味わいを楽しむには悪くないと思います。
もし持っていれば、タブレットの方が上手く撮れると思います。

円山動物園は小菅プロデュースの形になって行くのでしょうか。
対する旭山動物園は板東園長。
師弟対決が目を離せない。
というか、切磋琢磨して動物園を盛り上げていってくれると思いました。