2019/05/14 - 2019/05/14
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ペコちゃんさん
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バラが見頃を迎えた5月の中旬、熊谷市にある「妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)」に行きました。
妻沼聖天山の歓喜院聖天堂(本殿)は、埼玉県の建造物で唯一の国宝に指定された建物。
拝殿・中殿・奥殿の三棟が連なる権現造りの本殿は、眩いばかりの精巧な彫刻で覆い尽くされ、日光東照宮に勝るとも劣らない美しさから「埼玉日光」と呼ばれ、一度訪れてみたかった寺院です。
帰りに妻沼聖天山から近い「道の駅めぬま」へ・・・ここは、約400種・2000株のバラが5月頃から初冬まで楽しめるバラの名所・・・広い庭園には、色とりどりのバラが咲き競っていました。
写真は、見事な彫刻で飾られた妻沼聖天山の本殿。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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「妻沼の聖天さま」と呼ばれる「妻沼聖天山」は、治承3年(1179)に斎藤別当実盛が聖天宮を祀ったのが始まりで、その後、次男の実長が出家して建久8年(1197)に歓喜院を開創しました。
中門の左前に設置されている「武州妻沼聖天山図」を見ると、現在の境内の建物配置がよく分かります。 -
妻沼聖天山は、東京都台東区の本龍院(通称:待乳山聖天)、奈良県生駒市の宝山寺(通称:生駒聖天)と共に「日本三大聖天」の一つに数えられる高野山真言宗の準別格本山。
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江戸時代までは神仏混合でしたが、明治の神仏分離の時に寺院として信仰される道を選び、境内地に新たに「大我井神社」を建立しました。
参道を進み、「貴惣門」へ。 -
嘉永4年(1851)に建てられた貴惣門は、高さ18mの銅板葺きの八脚門・・・精緻な彫刻が施されています。
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門の左右には、持国天(右)と多聞天(左)の像を配置。
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貴惣門を側面から見ると、破風を三つ重ねた特異な形式の門であることが分ります。
この様式は、日本に3棟しかなく、規模の大きさでは他に例がないそうです。 -
貴惣門をくぐると右手に見えてくる老武者の像は、平成8年に開創818年の記念事業として建立された「手鏡を見ながら髪を染める実盛」像。
源平合戦の英雄で、聖天山を開いたとされる斎藤別当実盛が、若者に侮られまいと白髪を染めて最期の戦いに臨む場面だとか。 -
実盛像の先にある「健康長寿観音」。
妻沼聖天山は「ぼけ封じ関東三十三観音」の第16番札所になっています・・・よ~く、お参りしなくちゃ・・・ -
二番目の「中門」は、聖天山の建造物の中で最古のもので、建造年は不明ですが、寛文(1661~1673年)の大火の際に類焼を免れました。
別名「四脚門」と呼ばれ、釘を一本も使用せずに造られています。
仲人業が盛んだった時代には、貴惣門と仁王門の間を取り持つ中門が男女の待ち合わせ場所となり、初顔合わせの後に本殿にお参りして数多くの良縁が結ばれたと伝えられています。 -
「聖天さま」といえば桜。
春の境内はソメイヨシノの花に埋まり、11月から秋桜・冬桜が花をつけ、早春には寒桜や河津桜などが楽しめ、「東国花の寺 百ヶ寺」にもなっています。 -
「仁王門」は明治時代に台風で倒壊し、明治27年に再建されました。
中央には六角形の吊り灯籠。 -
門の左右にある仁王像は、室町時代の気風を残す逸品。
右側は、口を開いた阿形像。
左側は、口を結んだ吽形像。 -
仁王門をくぐって左側にあるのは、江戸後期建立の「閼伽井堂(あかいどう)」・・・軒廻りに精緻な彫刻が施され、建物内には井戸があり、水天宮を祀っています。
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閼伽井堂の右側にある「大師堂」・・・弘法大師像が安置されています。
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本殿前の「相撲場」・・・4月と10月の例大祭では、ちびっ子相撲大会が行われます。
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宝暦11年(1761)建立の「鐘楼」・・・大正時代にかさ上げした基壇は昭和26年に再整備され、石造とコンクリート造の二重の基壇上に建てられています。
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本殿の前にある、庭儀法会を行うための「石舞台」。
神仏混合の時代に建立された歓喜院聖天堂は、まさに神社の本殿の造り・・・お寺なのに呼び方も本堂ではなく本殿。 -
歓喜院聖天堂は、焼失などで何度か再建され、現在の建物は1760年に完成しました。
日光東照宮の創建から百年あまり後に、東照宮の修復にも参加した職人達によって建てられた、江戸後期の装飾建築の代表作です。
工事の費用を負担したのは、幕府や大名、豪商ではなく、妻沼を中心とした庶民たちで、僅かずつの浄財を出し合ったそうです。
250年を経て傷みや彩色の剥落が進んだため、再び多くの人々から浄財が寄せられ、国・県・市からの補助も受けて「平成の大修理」を行い、平成23年に建立当時の美しい姿が蘇り、平成24年に埼玉県内の建造物として初の国宝指定を受けました。 -
拝殿正面の彫刻は「琴棋書画(きんきしょが)」・・・琴棋書画とは、古来中国の文人にとって必須だった「琴」「囲碁」「書」「絵」の四芸のことで、左から順に「絵を見る子ども」「碁を打つ人々」「琴を弾く男」「文字を読み書きする子ども」が彫られ、温和な表情が見る人の心を和ませてくれます。
その下は、「目貫(めぬき)の龍」。 -
寺社建築によく見られる霊獣の龍は、中国の伝説によると、「鯉」⇒「鯱」⇒「飛龍」へと変身し、最後に「龍」へと変身=出世すると言われます。
これは、中国の黄河上流の「龍門」という急流を登りきった鯉が、龍に変身し天空を駆けるという鯉の出世伝説からきており、ここから「登竜門」の諺が生まれました。
拝殿正面で参拝者が手を合わせ、お参りをするその頭上に「鯉」や「鯱」が彫られ、最後は「目貫の龍」となって中央の梁間を飾っています。 -
目貫の龍の左右に彫られた「阿吽の虎」。
虎の左右には、虹梁(こうりょう)にかぶりついている「邪鬼」。 -
拝殿軒下の彫刻・・・実はこの中に、猿が隠れています。
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よ~く見ないと気が付きません。
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本殿の屋根は千鳥破風の銅板葺き入母屋作りで、拝殿は曲線を描く唐破風。
本殿の正面は自由に観ることが出来ますが、奥殿の極彩色の彫刻を観るために、700円を支払って入場。 -
極彩色の彫刻で覆い尽くされている歓喜院聖天堂の奥殿を、南面 ⇒ 西面 ⇒ 北面と、順番に見て回ります。
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10時から1時間ごとにボランティアガイドの案内があるので、お世話になりました。
めぬまガイドボランティア「阿うんの会」は、70名ほどのメンバーが交代で、妻沼聖天山など熊谷の歴史的建造物や伝統行事などを案内してくれます。 -
奥殿は柱、長押などの部材に地紋彫が施され、欄干の手摺は、先端を切り落として漆を塗り、錺金物(かざりかなもの)で覆っている「跳高欄(はねこうらん)」。
先端に描かれた三つ巴の紋は、火事除けでしょうか。 -
南面の大羽目彫刻「鷲と猿」。
一見、鷲が猿を捕まえているようにみえますが、木登り上手の猿が慢心して手を滑らせ、深い川に落ちて溺れる危機一髪のところを助けた場面。
猿が人間の煩悩を表し、それを救う鷲が聖天を象徴するといわれますが、いつまでも、謙虚な気持ちでいたいものです。 -
階段の下には葡萄と「鼠」、その下には、牡丹の花にとまる蝶々と戯れる「猫」の彫刻。
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左側の大羽目彫刻は、寿老人が鹿を従え、子供たちと一緒になって鶴・亀に餌を与える図。
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南面の唐破風には、三聖人(孔子・釈迦・老子)が一つの瓶を囲んでいる彫刻があります。
これは、孔子(左)釈迦(中央)老子(右)が酢をなめて、その酸っぱさを共感している様子を表現したもので、「三聖吸酸」という中国の故事に由来しています。
酢が酸っぱいという事実は皆同じであり、儒教・仏教・道教など、宗教や思想が異なっていても真理は一つである、という「三教一致」を意味しています。 -
南面の彫刻「阿の龍」は、北面の「吽の龍」と対(阿吽)になっています。
阿吽(あうん)とは仏教の呪文(真言)の1つで、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であることから、宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされ、狛犬や仁王など対となる物を表すものに使用されます。 -
南面と北面に施された一対の鳳凰。
南面は嘴が開いた「阿の鳳凰」。 -
奥殿の下部は、南面・西面・北面とも猿の彫刻があり、縁下には唐子(中国の子供)の遊びを題材とした彩色彫刻が施されています。
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思わず笑ってしまいそうなコミカルな猿は、南面・西面・北面に4匹づついますが、北面には親子猿がいるので、全部で13匹。
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縁下腰羽目の彫刻「竹馬遊び」・・・遊びに興じる生き生きした子どもたちの表情が、平和の世を表しています。
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これは「こまどり遊び」・・・子供たちの表情が、何とも言えず可愛い!
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「鳥あわせ」。
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奥殿の南面から西面へ進みます。
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西面の大羽目彫刻には、布袋様・恵比寿様・大黒様の福神三人による囲碁遊びの様子が描かれています。
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中央には、布袋様と恵比寿様が囲碁を打ち、大黒様がそれを眺める場面が描かれています。
三人の神様が酒を飲みながら碁打ちに興じる姿は、争いのない平和な世を願う心を表現したもの。
この彫刻が縁となり、2012年と2017年に本因坊戦が歓喜院の本坊書院で行われました。 -
右側には、布袋様と恵比寿様が囲碁に興じている間に、大黒様の米俵に乗ったり、鯛を担いだり、釣竿を取り合う子供たちが、楽しそうに描かれています。
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左側の彫刻は、囲碁を打つ布袋様の袋で遊ぶ子供たち。
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唐破風下の彫刻は「司馬温公の瓶割り」・・・これは、司馬温公(1019~1086年)が子供の頃、水瓶に落ちた友達を救うために水瓶を割っている図で、どんなに高価なものでも、人の命には替えられないというという諫めです。
中央の酒壺からは、酒が溢れ出ています。 -
南面と同様、西面の下部にも猿と唐子遊びの彫刻があります。
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ひょうきんなお猿さんたち。
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縁下腰羽目彫刻の「凧揚げ」。
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「すなどり七人に水・桃」。
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「夏祭り」。
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奥殿西面と北面の角。
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北面の大羽目彫刻。
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右側の彫刻は「吉祥天と弁財天の双六(すごろく)」。
弁財天と吉祥天が双六をして遊んでいるのを、毘沙門天が覗き込んでいます。
すっかり双六の勝負に夢中になった毘沙門天のおかげで、いつも踏みつけられている天邪鬼も伸び伸びとして、隣の女性を呼び寄せています。
この絵には、神様たちがみんなの願い事に飛び回るだけでなく、のんびりと遊びに興じることができる時間が持てるような、平和な世であって欲しい、との願いが込められています。 -
左側は「滝と鷲」・・・滝の前で羽づくろいをしている鷲は、南面の大羽目彫刻「鷲と猿」で激流に落ちた猿を救う前の状態・・・ストーリーが繋がっているのですね。
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唐破風下の彫刻は、「猩猩酒遊図」・・・親孝行な男が、揚子江のほとりで酒を用意して待っていると猩猩が現れ、酒を飲み踊りを舞って、飲めども飲めども尽きることのない酒壺を与えて行った、という縁起の良い話で、社会の豊かさを表現したものです。
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口を閉じている北面の「吽の龍」・・・南面の「阿の龍」と対になっています。
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上部に彫られた鳳凰は、嘴を閉じた吽形。
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子猿を抱いた親がいました・・・これで猿の数は、全部で13匹。
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縁下腰羽目の彫刻「獅子舞」・・・獅子の後ろから顔を出している子供をよく見ると、「あかんべー」をしています。
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「梅竹に雪ころばし七人」・・・子供たちが遊んでいる白い玉は、ボールではなく雪玉です。
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「相撲大会」。
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上下左右の随所に、70頭以上の龍が彫られていますが、玉を持っているのはこの龍だけ。
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享保20年(1735)~宝暦10年(1760)にかけて建立された歓喜院聖天堂は、彫刻技術の高さだけでなく、漆の使い分けなどの高度な技術が駆使された近世装飾建築の頂点をなす建物であること、また庶民の力によって建てられた点が評価され、平成24年に国宝に指定されました。
実際に自分の眼で観て、ボランティアガイドの説明を聞くと、その素晴らしい価値が分かります。 -
塀の外から眺めた聖天堂の北面。
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こちらは南面と西面の角。
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歓喜院聖天堂の見学が終わり、境内を散策。
これは、欅と榎が互いに寄り添い、力強く生きる「夫婦の木」・・・縁結びのご神木です。 -
「明王の滝」からは、ほとんど水が流れていませんでした。
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「平和の塔」は総欅造の多宝塔で、昭和26年に締結されたサンフランシスコ平和条約を記念し、戦没者の供養と世界恒久平和を祈願して昭和33年に建立されました。
内部には、十一面観世音菩薩や大日如来、弘法大師などの仏像が安置されています。 -
参道両脇の道路には門前町のように色々なお店が並んでいます。
ここは、田山花袋「残雪」の舞台となった「千代枡」・・・うなぎが美味しい店です。 -
妻沼名物の「いなり寿司」を売っている「聖天寿し」。
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妻沼聖天山を後にして、「道の駅めぬま」へ。
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丸い大きな建物「めぬぱる」は、地場産の野菜が新鮮で安い!
でも今回は、見頃を迎えているバラ鑑賞が目的・・・めぬぱるの建物左側にも、美しいバラが咲いています。 -
(左上)マサコ (右上)ロイヤルサンセット
(左下)ピエール ドゥ ロンサール (右下)メアリーローズ -
(左上)サーモン センセイション (右上)レオナルド・ダ・ヴィンチ
(左下)コンフィダンス (右下)バフビューティー -
「アグリパークバラ園」へ向かいます。
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大勢の人が、バラの花と香りを楽しんでいます。
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(左上)ニューウェーブ (右上)マザーズレッド
(左下)ミッシェルメイアン (右下)スヴニール ドゥ アンネフランク -
(左上)芳純 (右上)センチメンタル
(左下)エレン ウィルモット (右下)コンパッション -
(左上)グルスアンデプリッツ (右上)アイスバーグ
(左下)リオサンバ (右下)クリスチャン ディオール -
(左上)ムスリーヌ (右上)天の川
(左下)ミセスハーバード スティーブンス (右下)コティヨン -
よく手入れされたローズガーデン。
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その一角には、2001年に生誕150周年記念で建てられた日本女医一号の「荻野吟子女史像」。
熊谷に生まれた荻野吟子(1851~1913)は、自分の体験から女性医師の必要性を痛感し、信念とたゆまぬ努力により近代日本で最初の女性医師になった人物で、女性運動家としても知られています。 -
赤・白・ピンク・黄色のバラ、ばら、薔薇。
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” 綺麗ね~ ”
” ホント~・・・ ” -
ピエール ドゥ ロンサール。
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見事なバラのアーチ。
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こんな美しい花々に囲まれて、幸せな気分になります。
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「めぬぱる」のいなり寿司は、荻野吟子に因んで「吟ぎん寿し」(430円)。
甘く濃い味付けの油揚げに包まれた美味しい「吟ぎん寿し」を買って帰り、本日の熊谷ツアーは無事終わりました。
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