2018/09/17 - 2018/09/17
3位(同エリア47件中)
とーりさん
旧ソ連、黒海とカスピ海の間に挟まれた位置にあり、ヨーロッパともアジアともはたまた中東とも言えなくもないコーカサス三国と、関係する未承認国家に行ってきました。そもそもこの地区は、ガイド本などにも案内は少なく、ロシア、トルコを含めた微妙な国際関係もあって、充分学習したうえ旅行しようと思い後回しにしてきましたが、情報を仕入れ旅程を練りに練り、機は熟したと思い今回旅行を実行することにしました。行って見ると三か国ともそれぞれ違った個性があり、決して危険なこともなく回ることができました。バクーはオイルマネーで予想を遥かに超えて発展しており、ジョージアの高原地帯の眺望は粗削りながら、西欧景勝地に勝るとも劣らないダイナミックさを見せ、アルメニアの物価の安さと居心地の良さは抜群で、未承認国家アルツァフでは東洋人の珍しさから一躍人気者になった気分を味わうことができました。また、この旅では自分の旅行について、色々反省し考えることもあり、貴重な旅となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/15)成田 ⇒ モスクワ ⇒ バクー
2日目(9/16)バクー市内観光
3日目(9/17)コブスタン・泥火山観光、バクー市内観光、トビリシ移動
4日目(9/18)トビリシ市内観光
5日目(9/19)ジョージア軍用道路観光、トビリシ市内観光、エレバン移動
6日目(9/20)エレバン市内観光
7日目(9/21)ステパナケルト移動、市内観光
8日目(9/22)エレバン移動、市内観光
9日目(9/23)エレバン ⇒ モスクワ ⇒ 成田
10日目(9/24)帰国到着日
今回は3日目②です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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泥火山から再びコブスタン入口へ戻って来ました。
(泥火山入口10:30 ⇒ 10:43コブスタン) -
今度は開門時間を過ぎているので入ることができました。
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コブスタンへの道は一本道で、開門時間以外は入れないようです。
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さらに行くとボックスがあり、入域料を支払います。私の場合、自分+車+運ちゃん分まで含むかわかりませんが5.2マナト(≒325円)支払いました。
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暫く行くと岩がゴロゴロしているところに着きました、ここがコブスタンのようです。立派な駐車場もあります。運ちゃんとは30分後に入口で落ち合う約束をして別れます。
(コブスタン10:43~11:19) -
コブスタンと書かれた岩のモニュメントがお出迎え。アゼルバイジャンの数少ない観光地です。
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突兀とした岩がゴロゴロしています。
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と、見つけました。
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これが古代人の壁画です。コブスタンの中で一番有名な岩だと思います。
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いたずら書きのようにも見えますが...いえいえ立派な遺跡です。
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周回順路も整備されていて歩きやすいです。
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動物の画もありました。彩色とかがあればもう少しそれっぽいのですが。
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色々な画があります。
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こちらはミュージックストーンと言われる石で、くり抜かれたようになっていて叩くと音が反響します。
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コブスタンはちょっとした高台にあるのでカスピ海方面の眺めは大変いいところです。古代人もここからカスピ海を望んでいたのでしょうか。
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観光客もそれなりにいます。
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こんな岩もありました。古代人の遺跡探訪というよりも、奇岩観光という方が合っているかもしれません。
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ぐるりとひと回り完了です。
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約束より少し早いですが、落合場へ行ってみます。
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乗って来たベンツがありましたが、運ちゃんは見当たりません。建物内の喫茶室で仲間と歓談中でした。
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続いては少し戻ったところにある博物館です。入域料に含まれているためか無料です。入らなくても良いのですが、運ちゃんに促され、入ることにしました。
(コブスタン博物館11:22~11:28) -
入口部には古代人の住居と思しき草ぶきが並んでいます。
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奥にある博物館は意外にも立派なものでした。
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中は動物の剥製やこのような蝋人形も設置され、それなりに凝った造りになっています。
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ですが正直あまり興味は無かったので、一角にあった小さなショップでマグネットだけ買って出ました。
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さて見どころは回ったので帰路になります。ここで運ちゃんとひと悶着。泥火山で別車に乗換えた代金を払えと言います。私は最初に全部回って40マナトだと言ったはずだと主張してちょっと車内の雰囲気は悪くなりました。まあ私としては最終的には妥協するつもりでしたが、どうせなら少し安くさせようと思い、ちょっと主張してみたのですが。
(コブスタン博物館11:28 ⇒ 11:55乗換) -
しかしどうしても全額払えと言うので最終的に仕方ないと同意しましたが、車内の雰囲気は重苦しくなってしまいました。
車はバクー市内へ向けて走っていましたが、運ちゃんは知り合いの車を見つけたらしく、携帯で話しをした後、その車共々路肩に停めました。そしてここで降りろ、隣の車が市内へ送ると言い出しました。私は約束が違うと言いましたが、この運ちゃんと同乗していくのも気が重かったので、今までのチャーター分を支払いやむなく車を移りました。
(乗換11:55 ⇒ 12:10ロクバタン広場バス停) -
移った車は乗り合いのようで私を含め4人乗っています。とりあえず乙女の望楼付近で降ろして欲しいと言うと、「そこへは行かない、さっきの運ちゃんから南部(ビナ)バスターミナルまでのお金しかもらっていない。どうしてもというなら追加利用金を払え」と言うではありませんか。確かに契約はバクー市内までなのでバスターミナルも市内と言えなくもないですが、こんな外れでは仕方ありません。ばかばかしくなったので、南部バスターミナル近くのロクバタン広場で降り、路線バスで市内へ行くことにしました。事前の調べでここから路線バスがあることは解っていました。
(ロクバタン広場バス停12:25 ⇒ 12:49乙女の望楼前バス停) -
バスは頻繁に来ます。その中の一台の運転手にバクー駅方面に行くか確認したうえ乗車しました。多少混んでいましたが座れたのと、持参のバクーカードも使えたのでそこは困りませんでしたがやはりバスです、停留所に頻繁に停まり、時間がかかりました。
旅先では騙されたくない、言い包められたくないという思いから運ちゃんに対し強気に出たのですが、考えて見れば場合によってはもっと酷いことになったかもしれないので、ちょっとさもしかった自分を反省しました。 -
バスはようやく市街へ戻って来てウオーターフロントが見えてきました。
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30分弱乗り、乙女の望楼前で下車しました。後は昨日回ったところの復習と、土産屋巡りをします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kayoさん 2019/08/14 01:06:03
- 後出し請求…さっき同意したやん?
- とーりさん、こんばんは~☆
アゼルバイジャンでもこういう後出し請求あるんですか?
おいおい、さっき同意したやん?って言いたくなりますよね。
東南アジアやインドみたいですね。
自分の主張を通したくなるの分かります~!
私も中央アジアではやられっ放し、特にウズベキスタン。
帰る頃にやっと適正価格でタクシーに乗れました。
でもタクシー代で小競り合いして余分にとられたって分かると、
後味悪いですよね。私も騙された~っと後の祭りばっかりでした。
アゼルバイジャンって湾岸諸国のような近代的な建物が多そうですが、
この古代人の落書きのような遺跡、石がゴロゴロしていて面白そうですね。
kayo
- とーりさん からの返信 2019/08/14 21:17:38
- 今回も負けてしまいました((+_+))
- kayoさんこんばんは、いつもありがとうございます。
そうなんですよ、最初から言ってくれればまだ納得できるのですが、そんならこっちもちょっと値引いてやろうという気が擡げてきまして...。でも交渉事はまだまだ素人だなと思いました。((+_+))
サマルカンドもそうでしたか。実はkayoさんの旅行記を拝見して私も中央アジアに興味が湧いてきたので少し予習してみたのですが確かにタクシーを使うことが多くなりそうなので気を引き締めないといけなさそうですね。
それと旅行記に出ていた「トイレ」は凄いですね。ぽっとん型はまだしも、ドアなし型は衝撃でした。(・_・;)
次回も楽しみにそして参考にさせていただきます。
とーり
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