2019サンティアゴ巡礼7年目　1日目 ログローニュから

2019/04/28 - 2019/04/29

今年はログローニュからブルゴスまでの短い道のり。途中、巡礼路を外れ、サン.ミジャン修道院に立ち寄りながら、のんびり歩く予定。
マドリッドから高速鉄道でログローニュへ。目星をつけていたサンティアゴ教会のアルベルゲ（巡礼宿）へ向かう。教会前で日本のＳ氏(リタイア後、フランス人の道を７回も歩いている)とばったり出会う。（彼とは昨年、東京での巡礼写真展を覗かせてもらったご縁です。）　彼の今年の巡礼は、ぼくらより1週間ほど早くサンジャンを出発した。この町で連泊してぼくらの到着を待ってくれていたようだ。この道を知り尽くした彼に、せっかくなので別の広くて快適なアルベルゲへ案内していただく。　
そしてこの宿でなんと、昨年ピレネーのオリソンで同宿した韓国のご夫婦と再会した！。あのときディナーでは、隣席の東洋人通し、大いに話を弾ませた。まるで昨日のことのようだ。巡礼５回目の敬虔なご夫婦で、高齢のため巡礼は今年で終わりにするそうだ。長い道中での偶然の再会。彼らの最後の旅でお会いできたのは、まさにカミーノ（巡礼）マジック！　いつまでもお元気で。
　１日目。Ｓ氏とログローニュの町を出る。大きな池の畔で休憩。ときおり大きなリスが木から下りてくる。葡萄畑のなだらかな道が続く。出会う巡礼者から次々とＳ氏に声がかかる。巡礼宿に泊まり歩けば道連れが増えていく。とりわけ彼はこの道では人気者だ。ナバラッテ村で昼食休憩。ここに泊まるＳ氏とはお別れ。お世話になりました。そのうちまた道連れになるでしょう。
３時にベントーサ村の予約ホテルへ到着。初老の品の良いマダムが出迎えてくれる。初日の歩行距離18.5キロ、一年ぶりの長歩きでヘトヘト。部屋は快適この上ない。大理石の床暖房！これで69ユーロ！大当たり。昨晩のアルベルゲは疲れた。時差ボケに、狭い２段ベットでの寝袋は堪えた。ディナーは米国、カナダ、スェーデンの方たちとテーブルを囲む。パエリアもワインも美味しいが、流暢な英会話についていけず、疲労で身体中が痛く、早めに退席させてもらう。

エリア スペイン

夜明け前のマドリッド駅

駅のスタンドで朝食

ログローニュの教会

昨年は中へ入れなかった。

こちらはサンティアゴ教会

町を出て大きな公園で休憩

広がる葡萄畑

ナバラッテ村が見えてきた

村の豪華な教会

たまには二人の写真（Ｓ氏に撮っていただく。）

村を後に

ベンントーサ村のホテルに着いた

マダムをパチリ

昨晩の巡礼宿とは大違い。