2019/04/23 - 2019/04/26
277位(同エリア1187件中)
五黄の寅さん
日本100名城の旅を始めて5年、手付かずの中国地方を訪ねました。
旅行記その1は鳥取城訪問の様子
4月23日 旅行記その1、2 鳥取城、月山富田城、松江城
4月24日 旅行記その3、4 津和野城、萩城
4月25日 旅行記その5、6 岩国城、三原城
4月26日 旅行記その7,8 黒井城、備中高松城
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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自宅を朝6時に出発して、210km先の鳥取城を目指します。
加西サービスエリアで朝ごはんを食べて休憩。 -
中国道から鳥取道経由4時間ほどで鳥取城に到着。
車を鳥取県立博物館に入れます。 -
博物館の向かいにある仁風閣で、日本100名城のスタンプを押印出来ます。
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仁風閣に向かって左手の西坂下御門から先が鳥取城になります。
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この門が西坂下御門。
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門をくぐると上りの石段が有ります。
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鳥取城は戦国時代の山城を起源もち、織田信長が堅固な名城と称賛。
のち豊臣秀吉の兵糧攻めで有名になった城。 -
江戸時代に入って、鳥取藩32万石の居城となり幕末まで続きました。
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もうひと踏ん張り、頑張って石段を上がりましょう。
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上がった先の左手に、珍しい登り石垣が有ります。
パンフレットによると国内唯一の遺構らしいです。 -
二の丸に出ました。
鳥取市街が一望できます。 -
前方に三階櫓の建っていた石垣が見えてます。
この櫓は山陰地方で最初の層塔型の櫓だったそうです。 -
先般の地震で鳥取城も被害が出たため、現在修復作業の真っただ中の様です。
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表御門の右手上が、この城の見どころの一つである巻き石垣の有る天球丸です。
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神社の右手の石段から天球丸に上ります。
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地震の爪痕はあちらこちらに残っています。
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この上が天球丸、もうひと踏ん張りです。
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天球丸に着きました。( ^)o(^ )
解説によると、天球丸と言う変わった名称は、関ヶ原の戦いの後入城した池田長吉の姉の名前に由来するそうです。 -
天球丸からは鳥取の市街地が一望できます。
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鳥取城以外に例を見ない、角の無い石垣の解説が記されています。
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その石垣がこちらです。
丸い石積みの形が面白いですね。 -
丸い形状から巻石垣とも言われているそうです。
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解説に有る様に、川や海の護岸の石垣の形状ですね。
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天球丸の一角には当初三階櫓が建っており、櫓が消失したのち武具蔵が建てられたと解説されてます。
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その三階櫓や武具蔵の礎石が残されています。
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現在、鳥取城には建物が現存していません。
二の丸、三の丸、天球丸はご覧の様な広場です。 -
この解説板によると、この崖は城の石垣を切り出していた石切り場の跡です。
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そろそろ城から下りて城の敷地内に建つ 仁風閣 に行きましょう。
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こちらが 仁風閣 。
ウェブページはこちら
http://www.tbz.or.jp/jinpuukaku/ -
正式名称
国指定重要文化財 仁風閣・宝扇庵 -
開館時間 9時~17時(入館は16時半)
観覧料 150円 -
〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2丁目121
Tel/Fax.0857-26-3595 -
仁風閣の概要をホームページから引用しましょう。
仁風閣がこの位置に建てられたのは、明治40年(1907)5月のことで、 -
鳥取池田家の第14代当主池田仲博侯爵が、宮内省匠頭であった 片山東熊(かたやまとうくま)工学博士に池田家の別邸として設計を依頼し、
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工部大学校で片山博士の後輩にあたる、鳥取市出身の橋本平蔵(はしもとへいぞう)工学士が監督しています。
片山博士は、明治洋風建築最高の傑作である赤坂離宮をはじめ、京都国立博物館など、数多くの有名建築を設計し、当時の宮廷建築の第一人者と云われた人です。 -
各室は、「御座所」「謁見所」など、皇太子が宿舎として使われた当時の名称で呼ばれています。
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室内の構造・装飾にも意が払われ素晴らしい技術の結集を見ることができます。
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各部屋のマントルピース(暖炉飾り)、カーテンボックスには和洋折衷の技術が見られ、職人達のすぐれた工夫と技術が見られます。
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そのなかでも仁風閣の奥に鎮座している「らせん階段」の構造・職人技には息をのみます。
階段には支柱が無く、硬いケヤキを彫った厚板(ささらげた)で支えています。
高さ4mの曲線美はまさに芸術品です。 -
建物はフレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺2階建て。
正面はセグメンタルぺディメント(櫛形(くしがた)破風)の棟飾りを主要モチーフとしたつくりになっており、建物の随所にはスクロール(巻軸模様)を配しています。 -
寄棟造りの瓦屋根には、ルネッサンス様式にみられるクラウン(王冠)型の棟飾りと6つの煙突、円形の換気窓が変化を与えています。
さらにゴシック風の八角尖塔(階段室)が建物全体に安定感を与え洋風の印象を強める効果となっています。
以上、引用でした。 -
そろそろ仁風閣を出て次の目的地、月山富田城に向かいましょう。
旅行記2 に続きます。
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