2019/04/28 - 2019/05/03
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2014年生まれの4歳男児を連れて2度目の海外子連れ旅は
「ロシア(ハバロフスク、ウラジオストク)」!!
去年は私が倒れて散々な旅行でしたが、今年は3月から親子ともども体調管理を徹底し、用意周到な準備をして臨みました。
おかげで旅行中も体調も崩さず、またトラブルにも見舞われず、良い旅となりました。今回は個人手配でビザ取得から行なったので、子連れ旅ならではの準備について備忘録としてまとめておきたいと思います。
滞在期間:5泊6日
予約方法:宿と航空券と別々に購入
宿:1-2日目_HotelVERBA(ヴェルバ、HPより直接予約)、3日目_シベリア鉄道(オケアン号、2等席、ロシア鉄道公式HPより直接予約)、4-5日目_Apartments on 51 Svetlanskaya street(滞在型アパートメントホテル、booking.com)
航空券:S7航空(expedia)
過保護親的子連れ旅「ロシア」良かったところ:
●移動時間が短い(2時間程度)
とにかく子どもにストレスをかけたくない、でもアジアでない風景を見たい、という我儘な希望を叶える場所を探していたところ、ありました!それがロシアのハバロフスクとウラジオストク!!航空時間が短く、韓国や台湾よりも早く到着したという印象です。国内か!?というほど近かったので、幼児には最適でした。
●食事がとてもおいしい
全体的に控えめで優しい味わいの食事が多かったです。都内のロシア料理店の料理は日本人好みに調整されているのかと思っていましたが、今思えば現地の味そのままだったのだなあと驚きました。たぶんロシア料理は日本人の口に合うのだと思います。ボルシチはじめ野菜中心のスープ類や、ヨーグルト・牛乳など乳製品が豊富であることが食生活が乱れず良いです。また、ブリヌイ(クレープ)やペリメニ(一口サイズの水餃子)など、子どもが食べやすいタイプのお料理がどのようなお店でもだいたいあるところも良いですね。
●のんびり過ごせる
ハバロフスクとウラジオストクはどちらも観光スポットがあまりありません。そのため、親も行きたい場所が少なく、せっかく来たのだからと無理に子どもを連れ回すという事態が発生しません。代わりに、こじんまりとした街の中に、大きめの公園、遊具が充実した公園、ミニ遊園地、ただただ広い広場、海、川…など自然あふれるスポットが近距離に多く集まっており、子連れ向きとしか言いようのない街並みです。また、それぞれの場所は清掃が行き届き綺麗で、そういう意味でも日本人向けと思います。旅行だからといって羽目を外すのではなく、日常の延長線上でのんびり過ごしたいというタイプの家族(我が家)には最高でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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-
半年前からチケットを予約し、バウチャーなる書類を手配し、ロシア大使館へビザ申請へ行きました。ハバロフスクでの宿は「ヴェルバ」というホテルに泊まりたく、expediaなどを検索したのですが既に満室でしたので、だめもとで宿へ直接メールをしてみたところ部屋が取れました。すべて英語のやりとりなので、心配もあり、1ヶ月前・1週間前…とメールで確認をしつつ、ハバロフスクの空港への送迎タクシーを手配してもらうなどしました。大人だけなら、多少のトラブルはなんとかなりますが、幼児連れとなると子どもを親の準備不足に巻き込むわけにいきませんので、送迎タクシー手配は相場の数倍の価格(1500ルーブル)でしたが、初日でしたので準備万端で臨みました。
写真はお部屋から見えたアムール川をのぞむ風景です。
1-3日目のハバロフスクは夏かと思うほど暑く、半袖で過ごせるような清々しい気候でしたが、4-6日目のウラジオストクは雨が降る日があり、吐く息が白くなるような寒い気候や風がびゅんびゅん吹く気候などいろいろでした。1週間弱の間に、ここまでの寒暖差があることは想定していませんでしたが、ノースリーブ&半袖&長袖&ジャンパー&ダウン&帽子…とあらゆる気候に対応できるような衣類を豊富に持参していたのでギリギリセーフ!!親は現地で衣類を買い足すこともできますが、子どもはサイズも小さくなかなか子ども専用衣類売り場は無いので(すぐに探せないので)いろいろ準備しておいて大正解でした。ホテル ヴェルバ ホテル
-
ホテルヴェルバの朝食は1階の「Myka」というレストランで供されるブッフェ形式でした。
こじんまりとしていて、清潔感があり、気の利いたロシア風メニューで素晴らしかったです。おいしいブリヌイ、日替わりのジャムやサワークリーム、はちみつ、ビーツ類の豊富なサラダ、スープ、ヨーグルト…。このお店は宿泊者専用ということでもなく、朝昼夜と地元の方々がたくさん出入りしていて、味もとても良いと思いました。
ちなみに朝食以外でもこちらのレストランを利用したところ、
お料理だけでなくデザートも最高でした。
ナポレオンケーキ(ミルフィーユ)とハニーケーキが絶品です。
今回の旅行全体を通じて感じたことですが、パンと果物はあまり豊富ではないという印象でした。パンは味が無いものが多く、果物は申し訳程度に添えてあるという感じでした。ロシアといえば黒パンというイメージですが、ほとんど出てくることはありません。スーパーにはありますが、メインというわけでなく、バラエティのひとつとして存在しているという程度だったことが意外でした。ピロシキはスーパーだけでなく、道端のキオスク的なお店で多数見かけました。ただピロシキだけは、日本で食べるよりもいくらか油っぽい印象です。(ただ、じゃがいものピロシキという日本では見かけないピロシキが素朴で美味しかったのでお薦めします) -
魚介と野菜のスープ「ウハー」です。
ウハーは都内のロシア料理屋さんではあまり見かけないので、思いがけず食べることができて嬉しかったです。
ボルシチは普通の反応の子どもも、こちらのウハーは勢いよく食べていました。
塩分や油分を摂りすぎないで、野菜や魚類もたっぷり食べられる、というのは
過保護親的子連れ旅としてはポイントがとても高いのです。ロシア料理すごい。
ホテル近くの大通り沿いにある「monacafe(モナカフェ)」というレストランでいただきました。ロシアは日が暮れるのが22時ごろのようで、18時を過ぎても未だ明るかったのですが、夜間は物騒になるというガイドブックの教えに従い、ササッと食べてササッと部屋に戻りたかったので、こちらに入りました。メニューは日本人を意識したような寿司っぽいものもありましたので観光客向けの無駄に高価格帯のお店だったのかもしれませんが、本格的なロシア料理もありました。
しかもどちらもとても美味しく(塩加減が絶妙です)、驚きました。 -
ハバロフスク最後の昼食として、本格的なロシア料理をぞんぶんにいただきました。
『地球の歩き方』などのガイドブックに必ず掲載されている「ルースキー」で、
ボルシチ・ペリメニ・キエフ風カツレツ・魚介類の前菜…など。
地元の会社員たちがわらわらとランチに来ている感じで、
観光客向けというだけでなく、地元でも愛されているお店なのかなあと
良い印象でした。
キッズスペースも設けられているので、子連れに最適なレストランです。ルースキー 地元の料理
-
3日目の夜20:45発のシベリア鉄道(オケアン号)でウラジオストクへ向かいました。
写真は乗車直前の風景ですので、21:00前でも日本でいう18:00ごろの空なのが
おわかりいただけるでしょうか。
シベリア鉄道は日本でチケットを事前予約して行きました。
ただ、ハバロフスクでのホテル同様に、ロシア国鉄の公式ホームページから
英語で予約したので、いろいろ不安があり、メールにて、間違えていないか(現地時間表示についてや、正しく予約できているか等)を直接問い合わせしました。
最後まで不安は拭えませんでしたが、結果的には間違っていなかったようで、
きちんと乗車できました。
あえて申し上げれば、プリントアウトがチケットになるという案内でしたが、
チケットに変える必要があったようで、ハバロフスク駅右手奥のチケット売り場で、プリントアウトのe-ticketとパスポートを見せて、いわゆるチケットに交換しました。もしかしたら、プリントアウトだけでも乗車できたのかもしれませんが、チケット売り場は当日購入の客などで順番待ちが長蛇の列でしたので、
早めに到着してチケット交換を済ませてから食事などしたほうが良いかもしれません。
また、ハバロフスク駅内の食堂は売り切れ御免で19:00台にはお料理が無く、
パン1つなどしか残っていなかったので要注意です。
もっと早めに来て食べるか、こちらでは食べずにどこか駅以外で済ませてくるか、でしょうか。乗車後まもなく就寝となるので、スーパーで買い込んだお惣菜や食料は起床後に食べるイメージです。ハバロフスク駅 駅
-
シベリア鉄道の車内です。
2等席で、4人のコンパートメントの3席を予約しました。
ベッドは充分で、ホテルのように清潔で、ゆっくり眠れました。
1席は地元の方が予約されていて、夜中にウラジオストクまでのどこかの駅で降りたので、その際の目覚まし時計音で少し目が覚めた程度でした。
車内は暖房がよく効いていますが、乾燥しているのでホテル滞在時同様に子どもにもマスクをさせて寝ると風邪予防に効果的です。
日本から価格は高めですが、ウェットタイプのマスクを持参していたので、
ばっちりでした。 -
2等席には一応ミールマークが付いていたので、何らかの食事が付くのだとは認識していました。
今回は写真にあるボックス(オレオっぽいクッキー、ベリーのヨーグルト、水、カトラリー類)のほかに、ツナマヨ入りブリヌイが入った容器、素朴な丸パンが1つ、でした。
ブリヌイもヨーグルトもおいしかったですが、もう少しおかずっぽいものがあればと思ったりもしました。 -
早朝にシベリア鉄道がウラジオストク駅へ到着しました。
あいにくの雨で寒い日でしたので、日本で事前にインストールしてきた「Gett」というタクシーアプリでタクシーを呼び、宿へ向かいました。
4-5日目の宿はApartments on 51 Svetlanskaya streetという滞在型のアパートメントホテルです。ゴーリキー劇場の前で、メインストリート沿いのビルディングなので、とても便利で最高の立地でした。いわゆる「ホテル」ではないことを心配していましたが、ビルディング(1階に銀行が入っている)の2階に受付をする部屋があり一安心。地元の超富裕層っぽいマネージャーが登場し、英語で対応してくれました。事前にアーリーチェックインになることは伝えていたので、2000ルーブルという追加料金は発生しましたが、整えられた暖かな部屋に通していただけました。
こちらのお部屋が本当にすてきで、常宿にしたい…と思いました。
わりと真剣に物件購入を検討してしまうほど、
必要十分な広さとインテリアとで子連れに限らず全ウラジオストク旅行者にお薦めできる宿でした。
ドラム式洗濯機(洗剤もあり!)や室内用物干し竿やアイロンなどもあり
ハバロフスクのホテルを上回る使い勝手の良さがありました。
実際、お洗濯もしました。 -
写真はApartments on 51 Svetlanskaya street(読めない…)という宿のキッチンです。
なんと、お皿やコップやカトラリーだけでなく、ポットや炊飯器まで常備されている
行き届いたお宿でした。しかも、1.5リットルのお水のペットボトルのサービスがありました。ホテルのように朝食は付きませんが、充分すぎるホスピタリティです。 -
ウラジオストク駅(空港へ向かうエキスプレス便の駅)。
最終日は午前出発の便だったため、
朝一番のエキスプレスに乗ってウラジオストクの空港へ向かいました。
朝慌てることのないように、前日にチケットを駅で手配しました。
入り口すぐの券売機で購入することもできますが、
1000ルーブル紙幣が使用できない構造だったので、100ルーブル紙幣を事前に用意しておくと良いでしょう。
もし無い場合は、荷物検査ゲートを通って、窓口で直接購入しましょう。ウラジオストック駅 駅
-
ウラジオストクでは海近くにある遊園地に立ち寄りました。
正式名称が不明ですが、カルセリ/カルーシェなどの名があるようです(インターネット検索結果)。
小さな遊び場という雰囲気ですが、なんとも素朴さの残るのんびりとした場所で、
癒やされました。 -
遊園地内でいくつも見た自動販売機です。
飲み物が出てくるようなのですが、何なのか分からず…。
飲んでみたら良かったと後悔しています。 -
ウラジオストクの海岸通り(メインストリート)にあるブリヌイ屋さん「ウフティブリン」で食べたブリヌイ各種です。
ガイドブックに必ず掲載されている定番スポットのようですが、
日本人以外はそこまで詰めかけている様子が無く、普通の混雑具合でした。
珍しく日本語メニューもあるレストランなので、安心して選ぶことができます。
サーモンとチーズの定番と、はちみつ、トロピカルという3種をいただきました。
美味しいに決まっている、定番ですが訪れて損はないお店のひとつでしょう。
子連れ旅の準備で特に役立ったのは、子ども用カトラリー一式をジップロックに入れて持参したことでした。
お箸、フォーク、スプーンの3点をいつも持ち歩いていたので、
抗菌ウェットティッシュで拭っておけば何度も使えますし、子どももストレス無く
食事を楽しめていたようでした。 -
ショッピングモール「クローバーハウス」最上階のフードコートからの眺めです。
フードコートは「シナボン」や韓国料理専門店などロシア料理とは無関係な
チェーン店が入っているものでしたが、海辺の街並みを見渡せる絶好のスポットでした。地下には24時間営業のスーパーがありますので、お土産など購入するのにも良かったです。
お土産はチョコレートとスナック菓子とお酒…程度で、
あまりロシアならではのというものが選びにくかったです。
ロシア帽子というのでしょうか、耳あてが付いた防寒用帽子などを購入したかったのですが、時期の問題か不明ながらどこにもありませんでした。
ガイドブックに掲載されていた、民芸店などの専門店でなら購入できたのかもしれません。いつかモスクワとサンクトペテルブルクへ訪れる際に、忘れないようにと思います。クローバーハウス ショッピングセンター
-
偶然辿り着いた穴場スポットです。
街のメインストリートである「スヴェトランスカヤ通り」を西へ進むと大きな橋があるのですが、海沿いの道を歩いて橋をくぐり、しばらく歩いたところに写真のような船の遊具がある大きな公園/広場が!!
ウラジオストクは日本人に出くわすことが多い街でしたが、
この場所には誰も!一人も!居ませんでした。
完全に地元住民のスポットというのか、子連れが大集結している
素晴らしく整備された場所でした。居心地バツグンです。
ここどこのガイドブックにも載っていなかった気がしますが、
まさに子連れ旅においてはまっさきに知りたかったスポットでした。
遊具公園の先は、倉庫街というのか、ローラースケートやスケートボードや自転車の練習をするメッカなのでしょうか、もくもくと各々の技に励む若者たちがたくさん集まっていました。
とにかく広い場所ですが、お店が一軒も無いので、ここで何か食べたいという場合は、
橋をくぐる前までの段階で何かを購入しておくのが良さそうです。
公園の駐車場にホットスナックスポットはありますが、
ひどく時間がかかりますし、ホットドッグ程度のものしかありません。
公園とホットスナックスポットを行き来するのも一苦労の距離なので、
訪れる際は準備して行ってみてください! -
旅のおわりに、ウラジオストクで新進気鋭のシェフがいとなむレストランと話題の「オールドファッションド」で最後のディナー。
コースで1500ルーブルというものがありお得だったのですが、
わりと癖のある内容だったので、
アラカルトで選んで頼みました。
割高ではありましたが、満足感のあるラインナップでした。
ただ、味自体は期待していたほどではないというのが正直な感想です。
(雰囲気はとっても良かったです)
いわゆるロシア料理屋さんで出されるお料理はどれも絶妙にやさしい味わいで
さすがと思わされてきたのですが、
こちらのレストランは都内の代官山や裏渋谷あたりで普通に食べられる感じの…
といっては難ですが、組み合わせの妙や味わいの複雑さなどもなく、
素材をいかした至ってシンプルな(そしてどちらかといえば雑な)味わいと思います。
ウラジオストク内では新しいのやもしれませんが、
日本人にとっては普通かもしれません。
ビスクやメインディッシュの蛸などは魚介がおいしいウラジオストクらしくて
美味しかったです^^
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この旅行で行ったホテル
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ホテル ヴェルバ
3.24
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ハバロフスク(ロシア) の旅行記
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