2019/06/08 - 2019/06/09
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worldhusiastさん
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この旅行記のスケジュール
2019/06/08
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飛行機での移動
4:25 ホジャンド空港着(S7 959)
-
車での移動
マルシュルートカ 8:56 ヨーワ→10:13 イスタラフシャン
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10:14-10:22 イスタラフシャンのバザール
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10:33-11:01 ムグ・テペ
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11:18-11:27 クック・グンバス・モスク
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車での移動
マルシュルートカ 11:48 イスタラフシャン→13:00 ヨーワ→13:19 パンシャンベ
-
13:31-13:40 Sheikh Massal ad-Din Complex
-
13:41-13:59 パンシャンベ・バザール
-
14:04 ランチ@カフェ・ラヴシャン
-
15:14-15:26 考古学博物館
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15:55-16:14 ソグド地域歴史博物館
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16:39-16:42 Kamoli Khujandの廟
2019/06/09
-
飛行機での移動
6:07 ホジャンド空港出発(S7 960)
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この旅行記スケジュールを元に
スタン系の国はユーラシア大陸横断旅行で4ヶ国訪問しましたが
そのときルートから外れる+日数がかさむという理由で
外してしまったタジキスタン。
2014年は治安もそこまでよくなかったという情報でしたが
その後他の方のブログを見る限りとっくに回復してた模様。
これは行くしかない!
今回はメインの旅行にくっつけて行くことにしたので
訪問できる日数と曜日に限りがありました。
当初は首都ドゥシャンベに行こうと思い調べると
モスクワからは毎日飛んでいるがサモン・エアのみ、
ドバイからはフライ・ドバイが週3日、
イスタンブールからは週3日だが乗継ぎが17時間。。
そこでホジャンドを調べてみると、
S7航空がモスクワ・ドモジェドヴォから週5日飛んでいて
乗継時間も7時間程度とまだまし(!?)
(フライトスケジュールは訪問時のものです)
というわけでホジャンドに行くことにしました!
ホジャンドは紀元前にアレクサンドロス大王が建設した
「アレキサンドリア・エスハテ(最果てのアレクサンドリア)」
と言われるなど、何気にタジキスタン有数の歴史都市なのです。
だから見所もないわけではない!
このように航空機で入りにくい事情があるので、
山岳地帯に行くのでなければ、タジク単体ではなく、
スタンめぐりをするときに一緒に訪問しておくのがおすすめです。
ではいってみましょー。
個人的95ヶ国目の訪問です。
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-
ちょっと調べると、タジキスタンのビザに関係するサイトは
2つあることがわかります。
大使館に直接申請してもいいし、
eVisaで申請してもいいという仕組みで、
今回はeVisaで行くことにしました。
理由は、こっちの方が安いし早いし簡単だから。
パスポートにビザステッカーは貼られないようなので
欲しい方は大使館に申請することになります。
また、クレカのない方(旅行者でいるのか!?)も大使館申請になります。
その際はこのページを使うようです。
https://www.visa.gov.tj/index.html -
eVisa申請の方はこちらのサイトを利用します。
https://www.evisa.tj/index.evisa.html
Startからはじめ、必要事項を記入し、
パスポートの写真ページをアップロードして、
クレジットカードで決済すれば完了。
事前に用意・決めておくのは、
入国日、パスポートの写真ページのスキャン(JPG等1MB以下)、
クレジットカード(VISA, Master, AMEX)です。
料金はUSD 50+手数料 USD2= USD 52、
GBAO(ゴルノ・バダフシャン自治州)に行く場合は20ドル足されて
USD 72です。
Submitしてすぐ受付完了のメールがきました。
e-Visaは2営業日後に届くとのこと。しばし待ち。 -
日曜にSubmitして、2営業日後の火曜日に
無事e-Visaがメールで送られてきました。
すごい!期限が守られている!
これをプリントアウトして持っていけばいいようです。
簡単! -
2019/6/8
4:25
朝も早よからホジャンド空港へ到着。
飛行機を降りて、歩いてイミグレの建物に向かいます。
ブースは3-4個くらいあったのですが
入国レーンの並びはとてもひどく、
およそ並んでいると言えません。群れです。
しかも割り込みだらけ。
日本人らしくしてしまうといつまでも通過できません。
大した人数でもないのに1時間くらい並んで、
ようやくパスポートにスタンプを押して返してくれました。
いやいや、入国カードがいるということでしたが!?
ないのかと聞くと、係員が別のブースから探して持ってきてくれました。
ゆるーい。
ちなみに入国カードは左右に同じのを書き
片方を返してくれます。
持ち金をすべて書く税関申告書が必要ということでしたが!?
とも聞いたのですが、それは不要らしい。
訪問時の規則では、一定金額以下の現金や
申告するものがない場合であれば不要とされています。 -
5:25
空港を出るところで
荷物のX線チェックの機械がありましたが、今回はスルー。
出口に1件、両替商がいました。
町中でも両替はできますが
とりあえず市内に向かうのに必要なので
USDからの両替をしておきました。
結論的には、今回の旅程では45ドルくらいの両替が
ベストだったようです。 -
5:31
こちらがホジャンド空港。
とても小さな空港です。
出口には「タクシー?」と声掛けがとても多い!
うーん、アジアにいるって感じ!w
そしてドライバーはおしなべていい服を着ているように見え、
よほどボっているんだろうなと想像できます。
ニェット、スパシーバ!を連呼して
人混みをすり抜けます。 -
空港の前に広がる広場には飛行機のオブジェ!
-
手を振るのはエモマリ・ラフモン大統領!
-
これとかなかなかなオブジェですよね。
まるでマンセー!と言いたくなるような雰囲気。
2019年2月に、AFP通信より
「個人崇拝高まるタジキスタン、
大統領自身が過剰な賛歌を懸念」という記事がでていましたが
そういうことでしたか! -
空港から市内へはミニバス(マルシュルートカ)が出ています。
乗り場は駐車場を抜けた先の大通り、
ウーリツァ・40(ソーラク)リェト・オクチャブリャにあります。
ドライバーにはホジェンドに行きたいといっても通じず
ヨーワ(Ёва)に行くと言ったら通じました。
ヨーワというのはバスターミナルの名前。
シタデル(城砦)の南西1kmちょっとのところにあります。
うっかりして車の外観を取り損ねてしまいましたw
マルシュルートカ
5:47 ホジャンド空港→6:18 アフトヴァグザル・ヨーワ
TJS 5 -
ヨーワ到着後、歩いてホテルにやってきました。
このホテルはシタデルの向かいにあり、
周囲にレストランやカフェもあって
観光にはとても便利でした。
フロントの方はあまり英語が得意でないので
ロシア語か、困ったときは別のスタッフを呼んだりして
なんとか会話してくれました。
空港へのシャトルサービス(タクシーの斡旋)は
深夜でTJS50でオファーされました。
マルシュルートカの10倍です。
一応、訪問時の相場はTJS30程度だったようです。 -
このホテルはクチコミ設定がないので簡単にお部屋をご紹介。
部屋は広々としています。 -
冷蔵庫はあって冷えますが、
時々地域まるごと停電したりするので、入れるものは要注意です。
Wifiは無料、
水のペットボトルはガス入り、ガス無がそれぞれ1本ずつ無料でした。
ハンガーは可動式。
なんとスリッパ、バスローブがありました。 -
シャワーの水量は乏しい感じ。
室内にヒーターがあり、お湯は出ます。
アメニティは、ボディソープ、シャンプー、
泡立たない石鹸、歯ブラシ、
綿棒もあります。
トイレは、ちゃんとトイレットペーパーあり。
ちなみにティッシュはありません。
今回の旅行からカメラを新しくしたのですが
重すぎて慣れず、アングルが曲がったのが多いんですw
修正してもいいのですが、ちょっと面倒で、、すみません。 -
朝食付きのプランでした。
翌朝6:00前のフライトなので食べる時間がないので
今日食べていいかと聞いたら余裕でOKでした。
いろいろ選べるのですが、
適当にこれとこれと、とお願いしたら
あれあれ寂しい感じw
泊まることがあったら
慌てず、ぜひじっくりメニューを見て選んでください。 -
8:09
お散歩開始!
ホテルの前を学生の集団がぞろぞろ歩いていたので
見に行ってみたら、
ここにもエマモリ・ラフモン大統領!!
ケシか何かの花に囲まれています。 -
ホテルのすぐ横は広場になっていて
噴水まであります。
奥に見える建物は劇場のようです。 -
I・ラブ・フジャンド!
ちなみにフジャンドという読みはタジク語。
ホジャンドとかホジェンドとかいうのはペルシャ語です。 -
ホテルからまた20分かけて
ヨーワ・バスターミナル(アフトヴァグザル)にやってきました。
ここはバスターミナルというより
駐車場みたいな感じです。
午前中は約80km離れた
イスタラフシャンに行ってみます。
もちろん再びのマルシュルートカ!
行き先が書いてある看板でイスタラフシャン行きを探します。
何台かあったので、聞いたらこの緑のが出るよとのこと。
20分ちょっとで満席になり出発になりました。
マルシュルートカ
8:56 アフトヴァグザル・ヨーワ
→ 10:13 イスタラフシャン・バザール
TJS 10 -
道中。
これは田んぼかな? -
ポプラの木を見ると
シルクロード来たな!って感じがします。
ほとんどパブロフの犬状態w -
1時間ちょっとでイスタラフシャンのバザール前に到着。
あっという間!
そして、みたびのエマモリ・ラフモン大統領!!
ちょっとバザールをのぞき見してみます。
バザール
入場自由 -
バザール内部はそこそこの広さ。
屋根付きのバザールです。 -
リピョーシカ!
中央アジアでよく見るスタイルのパンですね。 -
お肉は外にありました。
そのままぶら下げちゃうスタイルもありがちですね。 -
食べ物以外にも雑貨も売っています。
-
10:27
バザール前からタクシーをナンパして
イスタラフシャンの見所をいくつかまわることに。
50ソモニといって引き下がらないのですが
なんとか40ソモニ(約450円)で決着しました。
タクシーチャーター
(ムグ・テペ、クック・グンバス)
TJS 40(言い値 TJS 50) -
10:33
車で5分。
ムグ・テペに到着。
なかなかの城壁! -
正面の門はこちら!
明らかに修復されてるー!w
実はこの地には繰り返し砦が築かれており、
その初めは紀元前6世紀アケメネス朝ペルシャの
キュロス大王のものまでさかのぼるそうです。
その後5世紀にはソグド人によるもの、
8世紀はアラブ人によるものがあったそうです。 -
ムグ・テペは高台にあるということで
非常に眺めがよい!
イスタラフシャンの町が一望できます。
遠くに見えるところはファン山脈。
(この写真は門の上から撮影したものです) -
門から中に入ってみましょう。
中はどうせ土くれなんでございましょ?と思っていたら
真ん中になにやら建物が・・・?
ムグ・テペ
入場料 TJS 5 -
劇場ー!?
イベントとかで使う施設なんですかね。
遺跡じゃなかったのが意外。
他の方のブログを見ると、数年前までは
城壁内は土くれだったようです。 -
謎の遊具も置いてあって
子供たちが絵に描いたように駆け込んで遊んでいました。 -
城壁沿いに歩けるようになっていました。
ぐるっと一周してみましたが・・・ -
基本このように隙間から覗くスタイルで、
あまり眺めを楽しむようなものではないのであった・・・ -
北方向は比較的見やすいかな。
ホジャンドからきたときの道がうつっています。 -
謎のミニ建物越しの雪山!
雲が多いですが、きれいに見えてよかったです。
しかしこの通路、訪問時は途中工事中で
ぐるっと一周するのはやや危険な箇所がありました。
そのうち歩けるようになるのかもしれませんが、
訪問時はお気をつけて。。 -
ちなみにメインストリートからはこんな感じで見えます。
マルシュルートカの車窓からも見えますよ。 -
続いてクック・グンバス・モスクに向かいます。
途中、イスタラフシャンの住宅地を抜けていくのですが
道が細い!
しかも道の真ん中に溝がある!?
日本では普通道の端にありますよね。
真ん中にあるのは初めて見たかも。
車めっちゃ走りにくそうでしたw -
11:18
クック・グンバス・モスクに到着しました。
あれ、事前情報で見ていた建物じゃない・・・ -
門をくぐったらバラの向こうに
モスクがありました。
これこれ!見たやつ。
イスラム建築ムカルナスが美しいです。
ドームの上に草生えちゃってますねww
写真を撮っていたらおばちゃんが登場。
案内してくれるようです。
入場料は言われなかったので、
これは暗黙のチップ制ですね、わかります。 -
内部はちょっと汚れていて
お世辞にも美しいとは言えません。
ミフラーブはありましたが
ミンバルはないようです。
この左右にも空間がありますが、
特に何もありません。 -
その何もない左右の空間の壁は
真っ暗な階段があり
上にあがることができます。
あがってみると、なんだここは・・・
聞くとダンジョン(牢獄)だったとのこと。
地下にありそうなものですが
2階にあるのはちょっと変わっていますね。
控室に戻ります。
チップね、はいはい。
ご案内ありがと。
クック・グンバス・モスク
チップ 少々 -
バザールに戻ってきました。
イスタラフシャンも目立つものは見終わったので
ホジャンドに戻ります。
タクシーが営業してきますが、
もちろんマルシュルートカ!
節約しないと!
ちょうど出発するところで、タイミングもよかったです。
マルシュルートカ
11:48 イスタラフシャン バザール前
→ 13:00 ホジャンド アフトヴァグザル・ヨーワ
TJS 10 -
ホジャンドのアフトヴァグザル・ヨーワ近くの
道路沿いで下ろされました。
ここで乗り換えてパンシャンベへ向かいます。
市内路線ということで
座席一杯になってから発車するのではなく
走りながら呼び込むスタイルでした。
マルシュルートカ
13:03 ヨーワ→13:19 パンシャンベ
TJS 1.30 -
こんなところで下ろされましたが、
いったいどこ・・・ -
道路沿いを歩いていったら
こんなモニュメントがありました。
ここを右に曲がるとお目当てのバザールがあります。 -
13:29
パンシャンベ・バザールの前の広場に到着! -
まずはバザールの正面にあるモスクっぽいこちらへ寄ってみました。
シャイフ・マサル・アッディーン・コンプレックスといって
複数の宗教施設が並んでいます。
正確な読み方がわからない・・・→Sheikh Massal ad-Din -
中は、なんと工事中!
-
ミフラーブとミンバルはできているようでした。
鮮やかで、華美すぎず、美しいです。
モスクの完成が待たれます。 -
隣にあるこちらはSheikh Massal ad-Dinの廟。
1133年生、1223年没の聖人です。
残念ながら鍵がかけられており中には入れませんでした。 -
残念なのでパネルを掲載w
キリル文字で書いてありますが
「シャイフ・マスリファディン・バデウッディン・ヌーリ」
と読むのでしょうか。 -
さらにその後ろにも何やら建物が。
ミナレットもあるので、モスクだったと思われます。
看板がかかっているのでよく見てみると、
ユニーク・コレクション・ライブラリーということが書かれています。
気になりますが、柵がしてあって中には入れませんでした。 -
広場は鳩が多い!
子供たちも鳩を追いかけながらキャッキャ遊んでいます。 -
13:41
向かいにあるパンシャンベ・バザールに行ってみましょう。
横に広ーい!
平屋! -
正面入り口から入ってみます。
カラフルできれいなドーム状の屋根がついています。
パンシャンベとおしゃれな文字で
書かれた看板もついていますね。
数年前のブログを見ると、看板の上に大統領の写真が飾ってありましたが
賛美が過ぎたのか、訪問時は取り外されていました。
さっきのモスク群もそうでしたが
ここも新しいような感じがします。 -
中は当然広い!
屋根の付いたバザールでは中央アジア最大級らしいです。 -
巨大な丸いパン!
ラップにくるむとはなかなか都会な芸当。 -
ナッツ類は整然と並べられています。
-
お米は包装せず、量り売りなんですね。
袋に中国語が書いてあるのが気になります。 -
揚げ物も売っていました。
揚げたてならまだしも、ちょっと買う勇気ないなー。 -
バザールを一通り満喫し、
タクシーで今回の宿グランドホテルの隣にあるレストランへ。
ちなみにホジャンド市内は約TJS 10、
空港タクシーはTJS 30が目安のようです(訪問時)。
タクシー
13:59 パンシャンベ・バザール
→ 14:04 カフェ・ラヴシャン
TJS 10(言い値) -
14:04
ちょっと遅いけどランチ!
時間少しかかるけどおすすめのメニューはこれだ!
と言われてマトンステーキを注文。
待てど暮らせど出てこない・・・ -
あまりに暑いので、バザールで買っていたオレンジと
地元コーラのRCで時間をつぶします。
RCコーラとやらは、全然癖がなく
むしろ本家よりいいんじゃないか説。
オレンジは甘みが少なく、すっぱくもなく、薄い・・・
まあ本来果物ってこんなもんですよね。
日本のは甘すぎます。
RCコーラ@カフェ・ラヴシャン TJS 4
オレンジ@パンシャンベ・バザール TJS 3.50 -
14:35
食事も来ないまま待つこと30分。
突然明かりが消えました。
日本だったら、誕生日のサプライズお祝い!
などという展開になりますが
ここはタジキスタン。
ただの停電です。
しかも町ごと。
てか、停電したらクーラーも止まるし、暑いじゃん! -
14:44
暗い中さらに10分ほど待ったところで
ようやく登場。
待ちに待ったマトンステーキ!
香ばしい風味でとてもおいしい!
ただ、肉質はやや硬め。
手づかみで前歯で引きちぎって食べるワイルド形式なので
前歯が欠けちゃわないか心配になります。
マトンステーキ@カフェ・ラヴシャン
TJS 28 -
15:14
停電のせいで、シタデルの一角にある
ソグド地域歴史博物館は一時閉館ということで
同じシタデルの別の場所にある考古学博物館に
先に寄ることにしました。
写真一番左が歴史博物館、
一番右(手前側)の門が空いているところが
考古学博物館です。
考古学博物館
入場料 TJS 10 -
博物館と言っても、展示室は
およそこの見えている範囲のみ。 -
展示内容もそれなりとなっています。
土器の破片。 -
写真パネルの展示もちらほら。
-
シタデルの模型がありました。
だいたいの形はわかりますが、
中心部分はどうした・・・ -
博物館奥から屋上にあがれます。
城壁の一部となっていますが一周はできません。
そこからの眺めは・・・
なんじゃこりは・・・ -
ふと壁の外を見ると、ケーブルカー!?
-
シタデル前の公園に乗り場がありました。
ところが、ケーブルカー乗り場の人より残念なお知らせ。
今は動いているのだが
いったん客を回送したら止める、と。。
えー!なんたる間の悪さ!
ケーブルカーはこの年の4月にできたばっかりなんだとか。
ソモニ・パークまでつながっているようです。
カナトナヤ・ダローガ
乗れず・・・ -
15:55
そして待ちに待った!?歴史博物館へ!
ソグド地域歴史博物館
入場料 TJS 15 -
わかりにくいのですが、地下からスタート。
原始時代のような展示から始まりました。
こちらはアッシリアの保護神ラマッスの頭部の彫刻。
レプリカだそうですが、なぜここに。 -
別の部屋をのぞいてみると
何やら壁画がいっぱい。 -
壁画はアレクサンドロス大王の生涯を描いたものでした。
そしてこの一連の壁画がこの博物館の一番の目玉!
「アレキサンドリア・エスハテ(最果てのアレクサンドリア)」
と呼ばれた町ですからね。 -
よくパンフレットでみるやつ!
いつも黒い馬ブケバロスに乗っています。
勇ましく馬を乗りこなすアレクサンドロス大王。 -
アップにするとわかりますが
大理石を組み合わせて描かれていることがわかります。 -
こちらは神々を描いたもの。
アポロン、ゼウス、ポセイドンなど
名前が書かれていて助かりますw -
一階に上がってきました。
このフロアはあまり見所がありません。
ペンジケント出土の小さな塑像や
中世の兵士の防護服などがありました。 -
ティムール・マリック像。
ティムールといってもティムール朝の人ではなく
モンゴルと戦ったタジキスタンの英雄です。 -
1946年から1990年の展示。
このころタジキスタンはソビエト連邦の一部となっており
1936年からレニナバードと呼ばれていました。 -
タジキスタン独立後の写真を展示してあるコーナーもありました。
-
博物館から北へ、
シルダリヤ川沿いに来て見ると、像がいっぱい。
タジキスタンの英雄たちで、
アケメネス朝ペルシア初代国王キュロスと戦って
勝利したといわれるマッサゲタイ族の女王
トミュリス(Tomyris)も含まれています。 -
川きれい!
ケーブルカーが川を越えて
ソモニ・パークの方へ延びています。
でも、ケーブルカーはすでに止まっていて
ぶらぶらしているんですよね。。ちょっと怖い。 -
指導者たちの像の隣には
モンゴルと戦った英雄ティムール・マリックの名前をとった
レストランがありました。
船の形でおしゃれ。 -
差すような日差しの中
公園を今度は西の方へ歩いていきます。 -
公園の端にはKamoli Khujandという
14世紀の詩人の廟がありました。 -
廟の中は聖遺物が入っていると思われる箱が安置されていました。
-
ご本人の像もありました。
帰国後、地図を眺めていたら
この奥にカモリの博物館があったようですが
時すでに遅し・・・ -
2019/6/9
2:55起床でっせ・・・
中央アジアとか西アジアのフライトは
変な時間のが多いですよね。
ホテルがよんでくれたタクシーで空港に向かいます。
タクシー
3:28 ホテル・グランド→3:48 空港
TJS 50(相場は30ソモニくらい) -
空港までは、深夜でがらがらの中をタクシーで飛ばしても
20分くらいかかりました。
建物入るときにパスポートとeビザコピーを係員が確認。
え、出国時もeビザコピーいるの!?
入場時にスキャンしていました。
搭乗券をもらい、税関へ。
入国時に税関申告書ないからいちゃもんつけられるかと思いきや
所持金の質問があって口頭で答えたのみ。
お金のカウントなどはしませんでした。 -
続いてイミグレ。
入国時と同様、並ばずに群れるスタイル。
今回は群れを強引突破し、さほど時間をかけずに終了。
イミグレ後には小さな売店があるのみで、
椅子がずらーっと並んでいるだけ。
トイレもありますが、扉なしの地元式。
ペーパーは一応ありましたが
ここで用を足す場合はウェットティッシュの持参を
強く強くお勧めします。 -
というわけで駆け足だったけど
ホジャンドとイスタラフシャン、終了です!
次の国へ向かいましょー。
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