2019年5月　巡拝チケットで比叡山を乗り鉄一人旅

2019/05/03 - 2019/05/03

2019年5月3日　比叡山を周遊してきました。

ＧＷ10連休真っ只中、車はどこも大渋滞。
電車ならなんとかなるのでは？と、思い立ち、せっかくなら世界慰安を巡りつくそうと、「比叡山延暦寺巡拝チケット」で比叡山を散策。

延暦寺というのは一つのお寺の名称ではなく、この中にいくつもお堂が点在しています。
観光客としては、チケットがあれば、どのお堂や御門にもそのまま入れるのが、わずらわしくなくてありがたかったです。

お堂はどこも土足厳禁。
スニーカーの脱ぎ履きがちょっとおっくうだったけど、お勤めの場なので致し方なし。

お山自体は想像していたほどの雑はなく、お天気にも恵まれ、さわやかな5月の風のなか、散策できました。

1日の歩数20000歩、階段60階（iPhone算出）

エリア 滋賀

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

何とかなるだろうと、思い付きでうちを飛び出してきたら、何とかならず新幹線は1時間後まで満席（泣）

ポイントがたまってたので、グリーン車で京都へ向かいます。

まずは、観光案内所で「比叡山延暦寺巡拝チケット」（3900円）を購入。
外国人も多いのに、現金Onlyだったのが意外。

京都から湖西線で大津京まで。
ドアが手動だったのにびっくり。

大津京から200メートルくらい歩いて、京阪電車の浜大津駅へ。
線路の真ん中に立つことができる、レトロな駅。

ここから、巡拝チケットの出番。
使い倒します。
一両編成の可愛らしい電車。座れました。

終点、坂本比叡山口駅
「さかもとひえいやまぐち」ではなく「さかもとひえいざんぐち」でした。
よく考えたら、そりゃそうだわ。

坂本比叡山口駅から、ケーブルカーの駅までのバスもチケットに含まれてましたが、30分に1本と本数が少なかったので、プラプラ歩いて向かいます。

15分くらい歩いて、すでに汗だく。

途中の日吉大社、入り口。
名前からすると、秀吉にゆかりのある神社のような。
入り口から本殿まで遠そうだったので、今回はパス。
ここに限らず、坂本は町並みも趣があって、じっくり廻ってみたい気もします。

15分くらい歩いて坂本駅到着。
途中でバスに追い越されなかったから歩いて正解かも。

坂本ケーブルに乗ります。
ケーブルカーというものは、たぶん人生初体験。
急こう配にあわせて、車両も座席も段々になっていて、座席は進行方法と逆向きなのが新鮮。

反対側とすれ違い。
スピードが感じられるところ。

延暦寺駅到着。

ケーブル延暦寺駅。
なんか坂本駅と造りが似てる。

ケーブル延暦寺駅前の広場。
ちょっとガスった天気だったけど、琵琶湖が一望できます。
なんだか空気も清々しい。

15分くらい歩いて、東塔地域へ。

国宝の根本中堂は残念ながら大規模修復中だったけど、中には入れます。

お参りのあと、回廊の修復工事を見学できます。
これはめったに経験できない！。テレビで見たのと同じアングルでお屋根が見れます。
屋根が木でできていて、あちこち朽ちているのがよく見えます。

これから新しく張り替えていくんでしょうね。
完成は平成38年＝令和8年とか。

根本中堂の正面の階段をのぼって、

文殊楼があります。
中にはいって、2階の文殊菩薩を、見ることができます。

かなりの急階段で昇り降りが大変。
15人くらい並んでましたが、20分くらい並んでやっと登れました。

文殊様だけあって、中は合格祈願の絵馬でいっぱい。

大講堂

延暦寺バスセンター。
東塔を出て、西塔に向かうべく、シャトルバス乗り場に向かいます。
なんとＧＷ中も30分に1本。

次は20分後の13:36発かあ。

お土産屋さんをちらりと見て、ちょっと休憩。
葛きり400円なり。

西塔到着。
八重桜がちょうど満開。
やっぱり、下界と比べて気温が低いんだなあ。

次の横川行きのバスの時間（14:09）を念じながら巡ります。

にない堂

にない堂を反対側からみたところ

釈迦堂

駐車場の八重桜がちょうど見ごろ。
真ん中の一本杉は弁慶ゆかりだそうな。

10分くらいシャトルバスに乗って、横川にと到着。
このドライブウェイが絶景。（写真撮り損ねた）

青もみじがまぶしいし、時折山間から見える琵琶湖も素敵。
秋の紅葉の頃は、いっそう映えることでしょう。

横川中堂
桜ともみじが育ちすぎてよい写真が撮れない。。。

あちこちに石仏があります。

四季講堂

ここは、おみくじ発祥の地だそう。
何か願い事、迷い事があるとそれを聞いてお念仏を唱えてからおみくじを引いて占ってもらうそうで、迷いのない人は、やらないでくださいとのこと。

痩せたいとかもっと旅行したいとか欲望はあるけど、選択に困っていることはないので、おみくじ出来ませんでした。

帰り道でもう一度、中堂の撮影にトライ。

さて、横川まで巡ったので比叡山を後にしようとしたところで、東塔のメインのお堂（阿弥陀堂、東塔）に行っていないことに気づく。

バスを東塔で降りて、再度入山。
さっき入場したチケットでまた入れました。

東塔

東塔と阿弥陀堂
逆光のせいか、もやっているせいか写真がイマイチ。
午前中に来なかったのが悔やまれる。

もういちど、延暦寺バスセンターに出て、比叡山頂のバス停へ。
ここからのバスは臨時便も出ていてスムーズに乗車できました。

比叡山頂のバス停から、叡山ロープウェイまでが意外に遠い。

ここまでで13000歩越え。
もう膝が笑ってるけど、歩くしかない。

やっと駅に到着。

これに乗ります。
ちっちゃなロープウェイなので、1本見送ったあとで乗車。

眼下には京都市。
これは夕暮れだと、さぞかし素晴らしい景色ではなかろうか。

今度はケーブルカー。

かなりの急こう配。
山間には、鹿がいました。

八瀬に到着。
たくさんのモミジの木。
ライトアップの設備もあるようで、秋の名所なんだろうな。

ここから叡山電鉄で出町柳、京阪で三条京阪まで行きます。
京都に来たら、とたんに大混雑。

ふと思いついて、地下鉄東山まで足を延ばして、久々にボロニヤのデニッシュ食パンを購入。
ほとんど売り切れだったけど、1斤ゲット。

ボロニヤの反対側に目をやると、行列の中華料理店「マルシン飯店」あり。
となりの店舗で餃子をお土産に購入。
18個で750円と少々お高め。

野菜多めのあっさり味で、家のフライパンで焼いても、外はカリッと皮はもっちりで美味だったなり。

ここから地下鉄で京都駅に出て、今回の旅は終了。
駅はさらに大混雑。どのお土産屋さんも10人以上のレジ行列で、お土産もお弁当もあきらめて新幹線に乗り込みます。