9尺藤ー牛島の藤

2019/05/02 - 2019/05/02

牛島の藤をはじめて見に行きました。この藤園は埼玉県春日部市にある藤園で、個人の所有だそうです。近所に住む友人の案内で。

エリア 春日部(埼玉)

東武線アーバンパークライン藤の牛島駅です。
混雑を予想して早めに、朝9時に集合。

駅を出て広い通りを線路を渡りしばらくこの様な道を歩きます。9時だから車が通っていないので3人で横並びに話しながら行けました。

が、帰り道は絶え間なく車が通っていて、横断も大変なほど。

あ、見えてきました！ここが入り口のようです。

教えていただいた近道のパチンコ店の駐車場を抜けて到着しました。駅からはゆっくり歩いて15分弱かな。

入場料1000円。入って、お土産やさんを見て、最初のお出迎えは、楠の古木です。

入るとすぐにお土産売場があると、ついつい品定めして。結局帰りに3人とも何かしら購入してしまいました。（笑）

樹齢1200年と言われる藤です。その株から若い芽が出て、そちらは樹齢600年だそうです。

本当かしら？樹齢は確定するのが難しいはずですが、ガイドの方からいただいたパンフレットにも書いてあります。

間近で見るのはあまり記憶がない。なるほどマメ科。豆の形です。下の方はまだ開花してません。

蕾が豆の形ですね。

つるは右巻きで無毛。って、つるまでは見ませんでした。

咲きかけのツツジと見るのも美しい。

房はもっとも長いもので2メートル。根まわり10平方メートル。

花の色は美しい藤紫。

これを友人はぼやーっとした色といいますが、これが本当の藤紫色ですよね。

昭和3年文部省より天然記念物に指定。昭和38年に国の指定となりました。

こちらは種類が違うようで、色が濃い目の藤です。

白い藤も綺麗に咲いています。

樹は根本から数本に分岐して藤棚の面積700平方メートル。それが三ヶ所あります。

座ってお茶を飲みながら絵画のように藤棚を鑑賞します。いや、ほとんどおしゃべりに夢中だったかも。

以前は滝もあったようですね。

庭園の敷地は2ヘクタールです。元は真言宗連花院というお寺だったそうです。明治7年に廃寺になりその後所有者が変わっていったそうです。

蔵もあります。

竹林もあり、柵に囲まれていますが美しかったです。

見事な古松。庭園の松の中には樹齢500年というのもあるとか。

土の上の落ち葉がまるでお着物の模様のように美しいです。

味噌田楽は久しぶり。

米国帰りの友人は、知ってはいるけれど、味噌田楽を食べたことがないと言います。長いこと海外で暮らしていて、普通の日本人なら経験していることを知らない彼女。ご主人が米国人だったし、子供はハーフだし、半分アメリカ人です。

わらび餅。

いろいろお土産を売っていました。

藤に関連したお菓子なども売っていました。

藤うどんは紫芋入りです。年に3週間しかオープンしないので、沢山の方に来てもらい、なるべく長く滞在してお金を落としてもらいたいのかもしれません。至る所に座って見られるように椅子もありました。

だんだん混んできて、そろそろ帰りましょ、ということになりました。藤園を出たらすぐに近所の農家さん？がお漬物や筍を売ってます。

埼玉の筍はどんなじゃー、などと言ってつい買ってしまいました。どう見ても時期的に遅いよね。

と言いつつ、筍好きな私は福島第一原発後、関東の筍を食べていません。なので久しぶり。

結果はやはり固い部分が多かったです。筍ご飯は炊き込みではなく混ぜご飯で。お味噌汁も筍だけではちょっとえぐみがあるかと揚げとネギを入れて。若竹煮はやはりダメでした。明日は素揚げしてから筑前煮でもしょうかな。

帰りは東武線春日部駅でランチをして別れました。

ちょっとだけ雨に降られました（天気雨）が、藤のお花見楽しかった！