2019/04/30 - 2019/04/30
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LAND DOさん
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GWはきっと、道内各地が観光客でごった返していることだろう。
それならば、「日本一小さな」あの市を訪れてみるか。
そんな無計画な思い立ちは、貴重な経験に変わることになる。
(初めての投稿なので、旅行記の体を成していないかもしれません。)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
社会科の地図帳で目立っていたから覚えている。
日本で一番人口が少ない市、北海道歌志内市。
昔、炭鉱で栄えていた街、程度の予備知識しか無かったが、
この度思い立って探訪することにした。
札幌を出発。 -
折角一日散歩きっぷを購入したので、回り道して札沼線に乗り、
新十津川にも寄ることにした。
有名な朝の最終列車。あと一年ほどで廃止になってしまう。
印象的だった車窓は、畑作業を止めてまで、大きく振ってくれる手。
線路沿いの人々にとっては、時報のような存在なのかもしれない。 -
車内は空席が無いほどの賑わい。
この客数が日常なら、廃止にならなかったかもしれない、と
昨年、石勝線夕張支線に乗った時と同じことを思う。
JR新十津川駅に到着して、降りる順番を待っている。 -
この日が2~4月で最高の降車客数だった。
周辺を散策する。 -
駅近くの病院の花壇に、レンガ造のアーチがあった。
覗くと駅舎。粋な計らいなのだろうか。
こんなことをしているうちに折り返しの最終列車は発った。
駅内では、32分間の観光地とPRされている。 -
歌志内方面へ行くために、まずはJR滝川駅を目指す。
新十津川駅から徒歩で約4キロ。バス運賃の節約になるだけでなく、
ただの真っ直ぐな道が、歩くと妙に記憶に残るからいい。 -
JR滝川駅に到着した。駅舎は数年前に改修されているが、
駅前には昭和の香りが漂うビルが、あるがままの姿で立っていた。
近くのビルや商店街もこの調子で並んでいる。
個人的に趣を感じた。明日から令和だというのに。 -
北海道中央バスで移動する。
地元の人とみられる方々しか利用していなかった。
バス停「歌志内市街」で下車。
GWの街の中心部であるが、閑散としている。
改めてここが「市」だと考えると、日本一小さいというのにも実感が湧く。 -
ちょうど昼時だったので、数少ない飲食店を地図で探した。
近くに手ごろな値段の食堂があるようだったが、
レビューが古いものしかないのが気になる。
訪れてみると写真のような状態であった。他の一軒も同様で、
裏切らずに存在してくれたセイコーマートに行くことになった。 -
ホルンくん。スイスホルンを手に持ったキャラクター。
歌志内がアルプス地方に似た景観をもつことから、
この広場周辺もスイスをモチーフにしているという。
徒歩で行ける場所も限られているため、
そろそろ炭鉱の資料館に行こうかなどと考えていると、
この旅の転機は訪れる。 -
閑散とした場所を、一人彷徨う姿が目立っていたのだろう。
ご年配の男性に声をかけられた。
街に興味がありそうな私に、要所を車で案内していただけるという。
見ず知らずの場所の、見ず知らずの人。
だが、おもてなしのオーラを感じずにはいられなかったため
お願いし、まずは神社へ行った。 -
その方は子どもの頃からずっと歌志内に住んでいらっしゃる方で、
元は炭鉱、今は市役所で働かれているという。
街の歴史を詳しく説明してくださった。
こういった像はもともと、働く人や家畜の安全を祈願して炭鉱付近に
置かれていたが、閉山に伴って現在の場所に集約されたという。 -
「このあたりは住宅が並んでいた。」「このあたりは店があった。」
「このあたりは小学校が…」
道中、車内から様々な方向を指して案内してくださるが、
そこには閉山した炭鉱と、整地された山肌しか見えなかった。
四万人以上いた人口が、今は十分の一以下。
このデータの深刻さを、訪れて初めて実感することになった。 -
炭鉱以外の事業についても教えていただいた。
ブドウの栽培やヤマメの放流。狩猟も行われていたそうだ。
一人の散策ではこれだけの情報を得ることは出来なかったであろう。
市役所では大量の観光資料をお渡ししてくださった。 -
最後は歌志内市郷土館「ゆめつむぎ」を訪れた。
映像や実物の展示によって、炭鉱と歌志内の歴史を学ぶことが出来る施設だ。
そして、その市役所職員の方ご自身が炭鉱で働かれていた時に
使用した道具を寄付されているとも伺った。
実際に用いられた方による説明は実体験の情報が豊富であり、
炭鉱について学ぶにはこの上ないほど貴重な機会であった。 -
帰りのバスを待つ間、郷土館の向かいにある、
骨董品を収蔵・展示されている「大正館」でコーヒーをご馳走になり、
そこの館主の方ともお話しする機会があった。
こちらの展示はGW限定のようだったので、訪れられたのは偶然である。
ふと思い立った探訪が、偶然出会った方々のお陰で
予想外の充実した経験に変わった。
今回もこのような旅の醍醐味を味わうことができ、
お世話になった方々には感謝申し上げたく思う。
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