江南アラフォーひとり旅１

2019/04/10 - 2019/04/11

春のソウルと推しの舞台を楽しみに、１泊２日でひとりうろうろソウル旅。
旨いものと激安ショッピングも満喫。
今回は漢江の南側のみです。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

4月10日～11日の1泊2日、ソウルへちょこっと行って帰ってきました。

今回の目当ては水曜日の夜8時からの推しの出るミュージカル。

それだけ。

だから、できるだけお金を使わなくても済むようにと、

初めて一泊にしてみたけれど…結論として、一泊は短すぎたーー。


さて。
アシアナ航空９時発の便で、仁川へ。

空港に着いて両替も通信機器レンタルもせず、

コンビニで交通カードに２万チャージだけして、バス乗り場へ。

おっ、白い息が出る。

寒いな、仁川。


画像はリムジンバスのバス停の時刻表。

デジタル！

しばらく見てると、自動的に日本語表示にも切り替わって、めっちゃ分かりやすい！

全停留所表示されるから、何番目で降りればいいか分かるし、

何分発、まで分かるようになってて便利～～。

バスに入って交通カードをピッとして、左側のスーツケース置きにスーツケースを置いて好きな席へ。

トランクにも乗せてもらえるけど、今回は軽いので手近に。



車内も超ゆったりシートで、

Ｗｉ-Ｆｉ完備だし、もちろん日本語アナウンスありだし、

至れり尽くせり韓国～～。

表玄関の印象がいいと、気分良く旅が始められるねー。




春の華やぐ韓国の景色を眺めながら、１時間ちょっとで新沙へ到着。

バス停から５分ほどで、本日のお宿の『サンシティゲストハウス』さんへ到着。


一泊５千円ほどながら、

個室内にバストイレつき、冷蔵庫テレビも完備、駅から徒歩三分、

そして管理人のお兄さんがめっちゃ日本語ペラペラという…素晴らしいゲスハ。

しかも、たまにいるいかにも『フンナム』という感じのお兄さんで、

何でこんなとこでバイトしてるのか知らないけど、

アジュンマ応援したくなった～～。



と、着いてさっそくゴロゴロしながらぼんやり考えてみたり。




しかし、腹が…減った。




と、機内食を平らげた癖に、１時過ぎから昼ご飯を食べに。

新沙駅の５番出口（北西角）すぐに両替屋さんがあるので、

そこでサクッと両替してから、

永東ソルロンタンさんへ～。

お、この突き当りのお店だな？

何か、店の前におっちゃんがめっちゃたむろしてる…？

しかも、近づいていくと、店の中から続々と、

満足気に腹をさするおっちゃんたちが出てくる出てくる。




お、おお…人気店？？？アジョシに。

いや、正直私は『SHINeeミノも来店』の文字に惹かれて来たミーハーだけどな！

ちょっとドキドキしながら入ったら、お昼を少し過ぎているからか、

半分ほどの入り。

で、働くおじさんだけでなく、働くお姉さんたちも少しいらっしゃったので、

ちょっと安心。




もちろんソルロンタンを注文して、待つこと２分。




キタキタ…えぇぇぇーーーーーーー！！！！！




な、なにこれ？？

え？え？？ソルロンタン頼んだよね？？？

トガニタンでもコムタンでもないよね？

え？何で透明？しかも表面に油が浮いてて、

匂いもかなりガツンと牛！！




ソルロンタンといえば、雪のように真っ白で、淡白な…




イメージと１８０度違うソルロンタンの登場に、しばし絶句。




おそるおそるスッカラをさし入れて混ぜてみると、

中からごろごろと肉のスライスとそうめん的な麺が。

確かに、材料はソルロンタンだわ…




表面に油の膜がある透明なスープを一口飲んでみると、

あっ・・・・・・おいしい。

牛の匂いはあるけど、おいしい。




テーブルの上にあった様々な壺の中から、

塩を選んで一つまみ分ほど入れて混ぜると、あら不思議、臭み解消。

淡白な旨みだけが残った。




そして、そうめんを食べてみると、

ぶよぶよにスープを吸って……めちゃくちゃうまぁぁぁい！！！！！




お肉もこれ、韓牛だ。

かなりの量入ってたけど、旨いのでペロリ。

これは、肉食系男子のミノくんも大満足の量。




ご飯もおいしいお米の白ごはんだし、

白菜のキムチ、シャッキシャキして超美味い。

カクトゥギが小さいのを選んでも長さ８ｃｍ、直径５ｃｍくらいあって噛むの苦労したけど、

めっっっちゃ乳酸菌の味。

うっっま！




もちろんご飯を汁に浸して食べても美味い。

もうスプーンが止まりません！

はーー！

店員さんたちが、あのこは日本人か？蓋全部開けてたよ！「こにちわ」「ありがとうございます」と、

知ってる日本語を披露し合ってるのを聞き流しつつ、

もう夢中で掻き込んで完食。




今まで食べてたソルロンタンとの違いを端的に例えると、

『大阪のとんこつラーメン』と『博多のとんこつラーメン』って感じかな。

スープの濃厚度合いの桁が違う。

この衝撃を、ぜひ。



何っか…いきなり、知らなかった韓国にまた出会った。

これはこの旅、面白くなりそうだ。




と、気分が上がったので、電車に乗って次のスポットへとGO！

開演の8時まで新沙あたりをウロウロしようかと思ったけど、

6時間もいらないか？と思って、地下鉄に飛び乗って向かった先は・・・三成、ＣＯＥＸ。

まあ、ＳＭドルペンは行きますよね～大体ね。

でも実は、もっとイッテミンたかった場所が、ココ！

ＣＯＥＸの名所、ピョルマダン図書館！



すごーーー！圧巻！！

地面から天井まで、すべてが書架。




この、絵みたいなものもすべて本。

背の色をうまく使ったり、ペンキ塗っちゃってたり。


上の方は面展ですが、下の方はちゃんと手に取って読める。


ので、ベンチに腰掛けて、本を読みふけっている方もいれば、

休憩所として使っている人や、お連れさんとのお喋りに興じている人も。




都会のビルのど真ん中にありながら、

人々がそれぞれのペースで過ごし、まったりと時間が流れていて、

広々と開放的で、適度にざわめいていて、とても心地良い空間。



ＣＯＥＸ行かれた際はぜひ。

新沙に戻って、宿の近くのキッツい坂の上にある小さなスーパーで、

お土産のお買い物タ～イム。


本当に地元の人がちょっと買いに来るマートで、

アイス買いに来た父子連れさんと、レジのおばちゃんとが「あらぁ～大きくなったわねぇ」

なんて、挨拶しあっているようなほのぼのスポット。




とりあえず、これだけー。

宿の近くの路地がペイントやオブジェがあっちこっちにある、
ちょっとしたアート空間になっていて、
なかなかの見もの。





お部屋へ帰って、15分ほどお昼寝。

あ～～、最高！外国へ来て昼寝とか、最高に贅沢じゃない！？

しかも、疲れと眠気がすっきり取れた。




そして、カロスキルへ。

カロスキル、右を見ても左を見てもオシャレなビル！ビル！

こっから見えるビル的なものは大体オシャレだな。


写真は、メゾンキツネというカフェ。



でもカロスキルってちょっと、オシャレだし可愛すぎるんですよ、アラフォーには。

眩しすぎるというか。




結局あまりお店には入れないまま、北の端まで来てしまったので、

ちょっとセロスキル（東側）へ迷い込んでみる。




お店の裏で迷彩服の軍人さん4人がひっそりタバコを吸っていたり、

住宅に紛れてカフェや意匠を凝らしたレストランが…

行ってみたかったmeal°というパン屋さんが本当に小さな店舗で、

つい通り過ぎてしまったり。




派手さはないけど、個性的なお店が点在して、

これはこれで面白い通りですね。




そうだ、小腹が減ってきたし、行ってみたかったカフェでお茶しようかな。

と思って、CONVERSATIONというカフェに入ってみたけど、
ショーケースを覗いて仰天。


け、ケーキが・・・超どでかサイズ・・・


右下のどら焼きみたいなものも、軽くフリスビーサイズですからね？？




フルーツデコもりもりのケーキたちも、一切れがとても大きくて、

しかもお値段も軽く千円超え。




これは…ちょっと一人では食べきれない。


大体他の皆さんもカップルやお友達同士でシェアして食べてらっしゃる感じでした。




諦めてまた路地を、あっちこっちへふらふら～～～

してるうちに道に迷い、ご飯を食べに行く時間がなくなったので、


狎鴎亭駅近くの、リーズキンパさんへ、テイクアウトしに。


今回は既にパッキングされたもののうち、ベストチョイスみの的なものを。



左はツナにモッツアレラ的なチーズ入り、

右は少し辛いそぼろに、チェダー的チーズ入り。




どっちも美味しかった～～。

やっぱり大好き、ここのキンパ。

売り子のお兄さんもとっても愛想が良くて◎

ミュージカルは２０時開演。

陸軍製作の…と聞いてちょっと身構えていたけど、

厳しい時代を生きた若者たちの青春グラフィティ的に、

楽しめる内容になってて、安心。


推しの外套の裾が膝に当たるという嬉しいハプニングもあり、

大満足で…


終演したら２３時前！！だったので、

一目散にお宿へ。

ＧＳ２５で買ったお気に入りのヨーグルト『トッピング』を夜食に頂いて、おやすみなさい。

焼酎に入れると美味いと評判の、カラマンシーも無事にゲット！

２へ続きます！