2019/04/16 - 2019/04/16
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エトランゼさん
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根津美術館では毎年 庭園のカキツバタが満開を迎える初夏に合わせて国宝「燕子花図屏風」特別展が開催されます。
なかなか行く機会のなかった特別展を今年初めて観賞することができました。
早い時期に行ったので庭園のカキツバタはまだ咲いてはいませんでしたが豪華な屏風絵や古美術にすっかり魅せられ日本庭園では緑豊かな中をゆっくり散策することができました。
特別展「尾形光琳の燕子花図」
2019年4月13日~5月12日
[入館料] 一般 1300円 学生 1000円
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東京南青山にある根津美術館は隈研吾氏の設計により2009年にリニューアルされた竹に囲まれた日本情緒漂う建物です。
表参道からもほど近い都会の中でこの美術館は独特の雰囲気を醸し出しています。 -
正門を入ると「月の石舟」が置かれています。
灯篭を月光に 石舟を三日月になぞらえた作品だそうです。 -
美術館エントランスまでのアプローチは隈研吾氏らしく竹をふんだんに使ったデザインです。
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根津美術館は実業家であった初代根津嘉一郎氏の遺志を受け継いだ2代目嘉一朗氏により1941年に開館しました。
国宝を含む多くの蒐集品とともに私邸の面影を残す日本庭園も魅力のひとつです。 -
館内は撮影できませんが 燕子花図を始め豪華な絵画や東洋の古美術品などが展示されています。
個人的に特に興味深かったのは伊勢参り道中図でした。伊勢育ちの私には懐かしい地名や名所がたくさん描かれていて長時間見入ってしまいました。 -
美術品鑑賞後は17,000㎡を超える広さの日本庭園を散策します。
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自然の傾斜を生かした散策路は小径を曲がるたびに景色が変わります。
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サツキが咲き始めていました。
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庭園の至るところに石像や石仏、灯篭などが置かれどこを歩いても楽しめます。
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藤棚の藤はまだ咲いていません。
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庭園には茶室が点在し趣を感じます。
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緑に囲まれた庭園はここが都会の真ん中であることを忘れさせます。
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石造 如来坐像
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この時期主役のカキツバタはまだ咲いていませんでしたがもう少しすると光琳の燕子花との共演が見られます。
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カキツバタが咲くのは大きな池の一角です。
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鯉も優雅に見えます。
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青空が映り込む池
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茶人でもあった初代根津嘉一朗氏の趣向によってか迷路のような小径が続いていて途中には昔の道しるべも置かれています。
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石像
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ほたらか山と呼ばれる丘には背の高い観音像を中心に石造や五輪塔が配置されています。
ほたらかとは観音様の住む所といわれています。 -
薬師堂
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薬師堂近くに置かれた水琴窟が良い音色を響かせていました。
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薬師堂の前には狛犬 周りは竹林です。
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天神の飛梅祠
天神様になった菅原道真が中国で参禅した姿の石像が祀られています。 -
祠の名前は飛び梅伝説によります。
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石仏
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東大寺大仏殿前の八角灯篭に似ていると思ったらレプリカでした。
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都会のオアシスと言われる根津美術館の日本庭園はまさに緑豊かな憩いの場でした。
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