シンガポール48回目（2019年4月）

2019/04/27 - 2019/04/30

2019年のGWの日本。
「ありがとう平成、もうじき令和」の祝賀ムードがそこかしこに溢れている状況である。
元々はこの2019年のGWの旅程の立案は2018年6月頃にしており、このGWが10連休になる事は、当時まだ知らずに5月2日から3泊だけの予定で別の行き先の旅程を確保していた。

ところが、今上天皇陛下の退位と新たな天皇陛下の即位に係る内容や日程が明らかになるに連れ、この2019年のGWが10連休になる事、そして肝心な勤め先のカレンダーも、連れて10連休になる事も確認出来た時点で、時は既に2019年2月。

既に確定させていた5月2日からの旅程を、あわよくば10連休の初日に当たる4月27日からの旅程に変更して延泊措置出来ないものかと画策してみたが、特にAirがとんでもないプレミア価格になっているために予算的に手が出せず、旅程変更は断念。
日本人なら天皇退位・即位、新年号に代わる時くらいは祖国にいようと諦めていた。

ところがw、2019年3月の中旬頃のある日、Delta航空の貯まりに貯まった使いみちの無いマイルをどこかで消化出来ないかと、特に明確な目的も持たずに遊び半分でチェックしていたら、何とこのGW前半のプレミア日程期間に、往復ともマイル交換特典の席が2席あると表示された！この時の高揚感といったら…w

すぐさま、外出中だった拙嫁にLINEで緊急報告し数分で応答あり、承認を得てw、NRT-SINのこの旅程が確定した。渡シンガポールは48回目。このタイミングで再び訪問出来るとは想定外だった。
同時に、まさかのGW10連休中の行き先が違う2回の海外旅程が確定したのだ。しかも天皇退位・即位の5月1日にはちゃんと日本に居られるw
そこそこの回数、海外旅行に行く拙家であるが、もちろんこんな事は初めてだ。

前置きが長くなったが、このように今回の旅程は立案段階がハイライトだったため、ご容赦いただきたくw
いざ出発

Air：
2019/04/27 NRT-SIN DL169
2019/04/30 SIN-NRT DL168

Hotel：
Village Hotel Changi by Far East Hospitality 3nights

エリア シンガポール(シンガポール)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

The Day of 1st：
ありがとう平成、もうじき令和。
10連休の始まりである。旅の始まりは恒例のオアシス訪問から。ここはDelta Sky Club、初訪問。
何と、福島県磐梯町の銘酒「栄川（えいせん）」があった。焼鳥まで！カレーは日本の洋食屋の味のようで若干の酸味が食欲を増進する。
素晴らしいクオリティのオアシス
Delta Sky Club @ NRT

The Day of 2nd：
前述のように、この旅程自体が想定外の事で、48回目の渡シンガポール。
シンガポールに行けるだけでラッキーなのだから、投宿先はどこでもよかったのだ。

とはいえ、せっかくのシンガポール行きはノンビリと好きなペースで過ごしたいと思い、2014年7月に一度投宿した事があるVillage Hotel Changi by Far East HospitalityをAgoda経由で確保。1泊当たり9,000円台のリーズナブルな価格。
ここはホテルの格は高くリゾートホテルの風情があるし、周辺のChangi Villageは生活感あるローカルの賑わいを味わえ、食環境も必要にして充分揃う、なかなかの通好みな滞在地である。都市部のシンガポールとまた違った雰囲気を感じる事が出来る。
何と言っても、チャンギ空港のすぐ隣でもある、上空の至近距離を離着陸する飛行機をこれでもかというくらい見る事も出来るのだ。何だかんだでワクワクしてきたw

ちなみに、前夜のチャンギ国際空港到着は11:45pm。Grabを利用して25分程でChangi Villageにたどり着いた。23SGD、Comfort Driverだった

ビレッジ ホテル チャンギ バイ ファー イースト ホスピタリティ ホテル

旅先恒例の朝ラン、と言っても昨夜深夜着のせいで寝坊して既に午前10時を過ぎてしまった。
曇っているが気温33度の高湿度が襲う。Changi Villageから約3km程西へ行くと、Loyangという企業街に差し掛かる。
一角に立派な中国寺院。日曜日とあって沢山の参拝客がいた。休日に寺院が賑わうのは万国共通だ

酷暑多湿の街ランは、スタートしてから約8.2km。
日陰を探しながら何とかPasir Risに到達。行き交う人が多いベッドタウンだ。
MRTの駅にすぐ隣接のWhite SandsというSCに駆け込む。涼しい、別世界だ。
ついでに昼飯のアテを探す。小綺麗なフードコートに食べたい気分のものがちょうどあった。
では、命の水のライムジュースとIced Teaとともにいただきマス(*´-`)

涼んでローカルフードを食し、命の水を給水したら元気回復。
Pasir Risまでわざわざ来れたのだから、次は広大なPasir Ris Parkを目指す。途中にカワウソの生息地があった。
どうやらファミリーらしい(*´-`)

パシール リス パーク 広場・公園

Pasir Ris Parkに入った。ようやく視界が開けて海が見えた。
まあとにかく広い。比較対象がちょっとアレだが、東京都立水元公園よりも広いかも知れないw
さて、この公園の西の端まで行ってみよう

パシール リス パーク 広場・公園

Pasir Ris Parkの西端。ここで立入禁止区域となり、これ以上先に行く事は出来ない。
街ランはここで約10.8km。公園の中の片道だけで2km以上も移動した事になるのか。
とにかく自然林が豊富に残る所だ。相変わらず蒸し暑いが折り返してランを続ける

パシール リス パーク 広場・公園

ラン途中、Loyang Ave.沿いにイスラムモスク。
青い基調の建物は珍しい感じがした

今日の街ランは、Pasir Ris Parkを目的地として折り返し、Downtown EastのSCで涼み休憩を挟みながらPasir Ris DR.～Loyang Ave.を経てChangi Villageに戻った。
走破距離は約21.1km。ほぼハーフマラソンだったか。

投宿先に無事に戻り、ひと風呂浴びてからのクールダウンでルーフトップのプールへ。
この景色がまさにこの投宿先ならではのもの。数分おきに次々と離着陸してくる。スゴイ飛行機銀座状態だ。
プールサイドでノンビリとウトウトしようかと思っていても、ジェットエンジン音に誘われてつい見てしまうよねw

ビレッジ ホテル チャンギ バイ ファー イースト ホスピタリティ ホテル

晩食。昼の街ランの途中、Loyang Ave.とChangi Village Rd.の交差点に見つけたステーキが美味そうなレストラン。投宿先から徒歩で7分程。
値段も安いし、オーダー方法もレジでのカフェテリア式だし、ファミレス並みのクオリティかと思ったら…いやいや、かなりの美味さとヴォリューム！

Black Pepper SteakにAndes Classic Hamburger。
日本円にして約1,200～1,300円。日本でもそれくらいの値段で食べられるステーキはあるが、それとはクオリティが違い過ぎますよ。

酒メニューは無いが、店を替えて二次会で飲めばいいねw
また来たい店だ
@ Andes by Astons

そして二次会w
投宿先のGフロアにあるHarry’s Bar Changi Villageにて。

嫁、Tiger Beer。拙、Singapore Sling。
シンガポールの酒といえばの定番だ。

そしてフードも充実。軽く一杯のつもりが、一次会以上に食べてしまったw

The Day of 3rd：
今朝はカンカン照りの天気。最高気温は35度の予報。ランするには厳しい状況だが、まずは朝飯しに行く

チャンギ ビレッジ 散歩・街歩き

Changi Village Hawker Centerの目立たない場所に、マレーシアスタイルの肉骨茶の店を見つけた。
これまでシンガポールスタイルの塩っ辛い肉骨茶は何度も食して非常に好きだが、マレーシアスタイルはここで初めて食す。
ハーブが効いて、生薬か何か、漢方薬のような味もして、身体には確実に良さそうな感じ。それ程辛味は無く、シンガポールのものとは味も香りもまったく違うが、これはこれで美味い。

何故にシンガポールのチャンギヴィレッジでマレーシアなのか？というツッコミは無しで。ただ食べたかっただけw
老街坊肉骨茶 @ Changi Village Hawker Center

チャンギ ビーチ パーク 広場・公園

Changi Beach Parkの遊歩道をランする。
いや～、やはり厳しい天気だ、雲が無い。暑い。
ビーチパークといいながら、木陰もあまり無い

チャンギ ビーチ パーク 広場・公園

チャンギ ビーチ パーク 広場・公園

チャンギ ビーチ パーク 広場・公園

一方でChangi Beach Parkからの風景のハイライトといえばコレ。頭上をド迫力で通り過ぎる飛行機。空港の滑走路へランディングしていったSingapore Airlines

チャンギ ビーチ パーク 広場・公園

Changi Beach Parkの遊歩道は、端々でも往復8km程度のコースだが、推定気温35度の快晴ではもう限界。屋外ランは切り上げて投宿先のジムで走行距離を補う事にした。
ここで1時間、約7kmのトレッドミルランを実施。冷房効いて快適過ぎ

ビレッジ ホテル チャンギ バイ ファー イースト ホスピタリティ ホテル

今日のランは、酷暑の屋外と快適な屋内を合わせて何とか15km程。帳尻は合わせたw
そして今日もクールダウン。この風景はクセになる

ビレッジ ホテル チャンギ バイ ファー イースト ホスピタリティ ホテル

この日の晩食。
2014年7月にChangi Villageに滞在した際に見かけて記憶にあり、美味い海鮮料理を食べたい、と思った今回、行ってみる事にした。
メニューに港式と記載あるので、香港スタイルの海鮮レストランのようである
Tang Tea House @ Changi Village

タン ティー ハウス ホンコン カフェ 中華

香港で海鮮料理といえば、西貢という港町が有名だ。このレストランは西貢の街の雰囲気に似ているのかなあ。拙達は西貢には行った事が無いから実際には分からないがw、海鮮をふんだんに使った点心、こりゃあ美味い！

そしてカヤジャムを挟んだ緑色の饅頭。
カヤトーストが苦手でこれまで食べられなかったはずの拙嫁が、面白そうだと言いながらオーダーしてしまった。そして「美味しい、ウマい！」と言いながら完食。

一言いいですか？…ヘンな奴めｗ
Tang Tea House @ Changi Village

タン ティー ハウス ホンコン カフェ 中華

普段は高級で高嶺の花。まずオーダーはしないSoft Shell Crab。スモールで35SGDだったのでいけそうな気がしてw、とき卵和え炒めでオーダーした。さらにPrawn Fried Rollも。こちらもスモールで11SGD。
メチャメチャウンマイ！このクオリティとヴォリュームで安くないですかね？！

酒が欲しくなる絶妙な濃さの味だが、お店では酒はサーブしていない。
今夜は野暮を言わず、美味い海鮮料理を堪能しよう、いや、すべきだw
Tang Tea House @ Changi Village

タン ティー ハウス ホンコン カフェ 中華

The Day of 4th：
Delta AirlineのSIN発は5:45am発。めちゃめちゃ早いでやんすねｗ
2:00amに起床して帰り支度を整えましたよ。空港への戻りもGrab利用。3:10amのChangi Villageでは、Grabアプリも一生懸命にサーチしているのだがｗ、さすがにDriver調達に苦戦している。2度チャレンジしたが、2度とも4seatsのJust Grabが手配出来ないとの回答。

ならばとStandard Taxiを呼び出す。すると10秒もしないうちに5starのTaxi Driverが手配された。こんな時間・場所でも、Taxiはキッチリと近くに居たのねｗ
すると3～4分程して、シンガポールではよく見かける赤と青基調のTaxiが来た。
料金はどんなもんかと思っていたが、T1到着時に17.7SGD、明朗会計。往路に利用したJust Grabよりも安かった。有難い。

さて、想定外で行ける事になった48回目のシンガポール滞在も充実したひと時だった。
これだけの回数を重ねていても行った事が無い地域がまだまだたくさんある。その一部地域への訪問をクリアして次に訪れたい地域をさらにターゲッティングする。
いつかは行った事がある地域の思い出で埋め尽くされる…

こういった事が積み重なる事が、旅行に行く楽しみであり醍醐味なのだと思う。
2018年9月に航空券上の住民の地をクアラルンプールに移したが、やはりシンガポールも魅力的な所だ。
またどこかのタイミングでお会いしたいと思います。

今回の旅行でお世話になった皆さまに感謝申し上げます

ビレッジ ホテル チャンギ バイ ファー イースト ホスピタリティ ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• nikさん 2019/05/02 14:13:07

  僕もマーライオンを見に行きたいものです。

  僕のGWは１連休となってしまいました。
  九州で温泉旅行の予定です。
  今、出張でシアトルに来ています。
  先日は突然一日休日が出来、ボーイングの工場見学にでかけてみました。
  これから昼間作業に続き夜間作業となります。
  想定より順調に進んでいるので、うまくいけば更に休日が出来るかもしれません。

  stareyesさん からの返信 2019/05/09 02:45:21

  Re: 僕もマーライオンを見に行きたいものです。

  社会人をやっていると、休みを取るのも一苦労ですね。一日でも休みが取れたらゆっくりと脱日常したいものです。お仕事も順調に進み、代休も取れる事をお祈りします。