シドニーで自転車＆トレッキング

2019/04/17 - 2019/04/20

　私ら夫婦、初めての南半球で、いつものように自転車携行です。
主目的は、NZ南島の紅葉でしたが、シドニー空港でトランジットだったので、行きにシドニーで3泊し、オーストラリアも欲張りました。

　シドニーの街をサイクリングし、ブルーマウンテンでミニトレッキング、モリセットパーク付近で野生のカンガルーを自転車で見学。

4/12 羽田発　13-16　シドニー　16-20　NZ・ワナカ　20-21　テカポ湖
21-23　アロータウン　23　クイーンズタウン空港発　24　羽田着　
　

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 自転車
• 航空会社: ANA ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　今回は、地元の空港からの出発です。
　いつもは、隣県の福岡空港からの出発が多いのですが、今回は羽田経由です。

　その羽田の国際線ターミナルの展望デッキ出入口付近のホールで、何やら合唱の声が。ちょっと興味があったのですが、時間がないので素通り。

　シドニー空港着後、地下鉄でHOTELまで。
　自転車の箱が大きいです。

　シドニーでの移動は、自転車と電車の予定でしたので、ネット情報に基づき、オパールカード購入。これほんとに利用価値高いです。割引、簡便さ抜群です。

　ホテルに正午頃着いたのですが、チェックインOKということで、荷物を部屋に置き、自転車を組んで市内観光です。

　お約束のオペラハウス見学です。ここは、「行った、見た」でお終い。
　

　隣接しているロイヤル植物園を散策。オセアニア固有の木が結構植えられており、見ごたえ充分。

　この公園内の通路を自転車に乗って移動していたら、通りがかったパトロール員に注意され、すいませーん。　　

　植物園を出て、宿に戻る途中、ユニクロの前の路上で、漢字を使った色紙を売っている女性を見かける。

　自転車乗りとしては、こういうものに目が行きます。

　路上に自転車を止めるとき、自転車だけを施錠しても、その自転車ごと持っていかれれば、施錠の意味がありません。そこで、皆さんよくするのは、地球ロックという方法で、固定物に施錠するやり方です。

　その地球ロックのための構造物かはわかりませんが、シドニーの路上には、これがあちこちにありました。

　泊まったホテルは朝食なしでしたが、飲み物とパン・バターがサービスで提供されるシステムでした。

　ここで、あの国の方が、それはもう大量のパン・バターを部屋に持って帰るのを見かけました。

　2日目は、ブルーマウンテントレックです。

　宿からセントラル駅まで自転車で移動。電車は、ヨーロッパ同様、自転車をそのまま載せられるシステム。本当にありがたいです。
　ただ、ヨーロッパと違って自転車マークの付いた車両が少ないです。でも、ほかの自転車の方を見ていると、各車両にある車いすマークの座席を跳ね上げて、そこに自転車を置いていました。

　写真はスリーシスターズの最寄り駅、カツーンバ駅です。一大観光地ですので、人が多い。

　先ずは、お約束のスリーシスターズ見学です。
　
　駅から歩いて行きます。30分くらいでしょうか。

　途中こんな黄葉した木を見かけます。
　NZの紅葉期待できるかも。

　まあ、雄大な景色ではあります。ただ、期待しすぎていた私が悪いのです。

　どうも私はへそ曲がりらしく、皆さんが行く有名な観光名所というのに、あまり感心しないのですね。

　ただ、この延々とユーカリの森が続く景色は、すごい。

　スリーシスターズの展望台から、トレッキングを始めます。

　トレッキング中のユーカリ。

　同じくユーカリ。

　こんなところも歩きます。

　こんなところも。

　かなり谷底に降りて、滝も見学しました。

　トレッキングを終え、やはり歩いて駅に戻ります。

　途中、キャンプ場の横を通ったのですが、そこの空き地にこのトレーラハウス。
　この値段。日本であれば、私絶対に買います。

　シドニーに戻って、〇〇HOTELという名のパブで、念願のオージービーフ。オーストラリア・NZともに、飲み屋さんにHOTELという名がつくところが多いんですね。

　分厚くて、脂身が少なく、いいですね。いかにもビフテキです。

　ところで、この日は、日曜日で、オパールカードでの乗車であれば、いくら乗っても1日3ドル弱。この日は、往復4時間近く乗っており、嘘みたいな値段。

　3日目は、モリセットパークに野生のカンガルー見学に行きます。　

　行きの電車。車いすマークの場所に自転車を置きます。
　そして、彼の国の電車、二階建てが多いです。

　ところで、ここで初めての経験をしました。
　時刻表の駅名に(　)書きで、SP4とかSP6が書かれています。最初は何のことかわかりませんでしたが、SPとはショートプラットホームの略らしく、これがついた駅は、電車の端っこはホームから外れて、乗降できない構造です。

　降りるのがモリセット駅で、SP6と書かれていました。乗車したときは、意味が分かりませんでしたが、途中停車する駅の中で、私らが乗っている車両（一番先頭）が、ホームから外れていて、乗降できないのがあるのに気付きました。
　そこで考えてこのシステムに気づき、さあ、それからが大変です。自転車をもって、中ほどに近い車両への移動です。ほかの乗客に奇異の目で見られ、迷惑がられますが、背に腹は代えられません。

　最寄りの駅、モリセット駅です。

　ここから自転車。

　ここで私、大きな勘違いをしてしまいました。

　グーグルマップでモリセットパークを目指したのですが、着いたのが住宅街。これは違うと早合点し、近くにある大きな森がそうだろうと思い込んでしまいました。

　その森への入口の道を、自転車で走りながら探しますが、どうしても見つからず、やっとあった道が、精神病院の入口でした。
　そこには、ゲートとバーがあったのですが、ほんの少しあった隙間を抜けて、敷地内に入りました。
　でも、自転車で走っているとき、患者さんを連れて散歩している職員の方に会いましたが、にこやかに挨拶を交換しました。

　この時まで、そこがモリセットパークだろうと思い込んでいて、いずれ一般の方が行く場所に出るだろうと高をくくっていました。

　そして、森の奥に進んで走っていると、いました野生のカンガルーが。

　ガイドブックに載っているモリセットパークのカンガルーは、餌をねだって、人に近づいてくるとのことですが、ここのカンガルーは、こちらが近づくと森の中に逃げていきました。何か様子が違うなとは感じ始めています。

　間違いでモリセットパークのカンガルーには会えませんでしたが、野生に近い彼らが見られて、結果オーライでした。

　カンガルー見学後は、その森を抜けて、海辺に行く予定でしたが、グーグルマップの案内に従って走っていると、何やらを書いた看板を立てた門があり、それを過ぎたところで、職員らしき人が出てきて、かなりの剣幕で叱られました。
　仕方がないので、あちこち走り回って道を探しますが、どうしてもその森を抜ける道がなく、結局、精神病院まで戻り、一般道に出ました。

　結局海辺に行く道が見つからず、徒に時間が達ちましたので、近くの駅まで走り、電車でシドニーに戻ることにしました。

　こんな小さな駅です。

　

　写真は、帰路の電車で、やはり二階建てです。

　4日目は、シドニー空港から、ニュージーランド航空でクイーンズタウンに移動です。

この旅行記へのコメント （7）

• lemon7さん 2019/04/28 16:52:18

  オーストラリアですね

  Haitaさん、
  こんにちは。
  オーストラリア、もう行ってらしたのですね。
  紅葉の時期、国が広いだけにどこも空いて自然ばかりですね。
  Haitaさんの旅行はいつもHaitaさんらしさが出てていいですね。
  現地でライドという活動型。
  自転車で自分の行きたいところへ行く、それは有名な観光地とは
  限らない、むしろ避ける笑
  
  ビフテキに挑戦されたんですね、すごい。
  たまにはエネルギー補給しないと漕げませんね。
  私もガッツリ食べてみたいと思いました。
  
  lemon7
  

  Eiji Haitaさん からの返信 2019/04/28 18:16:16

  Re: オーストラリアですね

  lemon7さん　コメントありがとうございます。
  
  今回初めて南半球行きましたが、ヨーロッパと違う楽しさ、存分に味わってきました。この後の旅行記の話になりますが、NZいいです。
  　困ったことに、再訪したいところが一つ増えてしまいました。
  　英国の田舎、カランク、そしてアロータウン。
  
  ビフテキ、パブで挑戦。でかいです、けど完食。
  NZに移動後、スーパーで思い切りでかいやつを買いまして、宿で焼いて食べましたが・・・・残しました。
  
  　lemon7さんがこの前行かれたご旅行、旅行記を楽しみに時々覗きに行くのですが、アップまだのようですね。あなたの、縦横無尽の旅行三昧、非常にうらやましく思います。早くアップを。

• nekochanさん 2019/04/26 01:06:32

  お帰りなさーい

  Haita さん　帰ってすぐにブログアップされたんですね。早っ。
  お疲れさまです。
  
  結局、Haitaさんご夫婦が走っていたところは住宅街に近い普通の森だったんですか？
  じゃ、カンガルーは人になれていない本当に野生のカンガルーですね。
  オーストラリアって全然知らないので、モリセットパークには何があるのかこれから見てみます。海辺にいけなかったのは残念でしたね。
  
  
  
  

  Eiji Haitaさん からの返信 2019/04/26 04:11:19

  Re: お帰りなさーい

  ホントにどこ行っても何らかの不都合が。
  ただ今回のカンガルーの件、餌をねだって近寄ってくるカンガルーより、森の中に逃げていく方が楽しいですね。ガイドブックによると、モリセットパークのものは、奈良公園の鹿と同じとか。
  海辺に行けなかったのは、結構痛恨事。
  
  ところで、ヨーロッパのどこかの国で、やはりPS6とかのシステムあるのですかね？

  nekochanさん からの返信 2019/04/27 05:04:49

  Re: お帰りなさーい

  うちはだらだらしているので、結局何々しなかったなー。とかいうことが多いですね。また、今度来たときだねと言ってますけど。
  
  PS6って何でしょうか。
  ググッてみたのですが、たぶん違うものが出てきました。
  システム　には知らないことがいっぱいなもので。

  Eiji Haitaさん からの返信 2019/04/27 11:21:52

  Re: お帰りなさーい

  私が間違っていました。
  SP４とかSP6で、ショートプラットフォームの略だと思います。本文中にその内容を記載してますが、NZは、英国の宗主国ですので、ヨーロッパのどこかに、そのモデルがあるのかなと思った次第です。

  nekochanさん からの返信 2019/04/28 01:37:54

  Re: お帰りなさーい

  あ、そうだったのですね。
  わたしはあまり他の国で電車に乗らないのでちょっとわからないです。
  イギリスに行ったのもずいぶん昔です。
  ドイツの電車は、長いものだとそういう短いプラットフォームの駅に停まらないような気がします。近距離の電車は1両か2両編成だし。
  あまり、短いプラットフォームの駅ってないような気がします。
  バイエルンの山のほうにある駅などにはあるかもしれないですね。
  
  ぐぐったらイギリスにはそういうことを書いているサイトもあるので、やはりイギリスからのようですね。