ニューアムステルダム号で行くパナマ運河・中米周遊クルーズ⑫デルタ航空で帰国編

2019/03/02 - 2019/03/19

　ニューアムステルダムのパナマ運河・中米周遊クルーズを終えて、いよいよ帰国です。私の海外旅行の目的はいつも船に乗ることが最大の目的です。クルーズが終わったら、そそくさと飛行機に乗って帰ります。
庶民の私はビジネスクラスやファーストクラスは手も足も出ず、飛行機はエコノミーが定番です。クルーズではゆったりと優雅に過ごしたのとは対照的に往路と復路の飛行機は座禅修行のようです。
　今回のクルーズはフォートローダーデールを出港し、サンディエゴで下船したので、デルタ航空を利用し航空券はオープンジョー形式で往路はフォートローダーデール空港で降り、復路はサンディエゴ空港から搭乗しました。
午前7時15分出発なので当日は4時半に起床。ホテルの送迎サービス車を利用しサンディエゴ空港には5時半に到着しました。
早朝でも空港はビジネスマン風の人でいっぱい。飛行機は満席で周囲の人はアメリカサイズの大きな人ばかり。アメリカでは飛行機は通勤電車のような感じで飛んでいます。国内線でも3時間のフライト。アメリカの広さを実感しました。
成田空港から中部国際空港間は全日空を利用しましたが、幸運にもビジネスクラスシートの座席に座れ、難行苦行の満席エコノミー席を耐え忍んだご褒美に思えてきました。
かくして今回の旅はハッピーエンド！！！

エリア サンディエゴ(アメリカ)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンディエゴ空港7:15発⇒シアトル10:19着のDL2552便を利用。
シアトルから成田空港行きのDL167便に乗継します。

＜往路＞名古屋⇒デトロイト⇒フォートローダーデール
＜復路＞サンディエゴ⇒シアトル⇒成田⇒名古屋
航空運賃130,810円
（航空券90,880円＋国内空港税3,320円＋現地空港税7,610円＋燃油付加運賃28,000円＋国際観光旅客税1,000円）

飛行機はボーイング737-800
飛行時間は3時間。

ボーイング737MAXでなくて良かった！

ボーイング737-800のモニター画面
シアトルには予定より30分早く着くようです。

サンディエゴ空港を離陸
サンディエゴともお別れです。

昨日はこの辺りを散策していました。

サンディエゴ市街とノースアイランドが見えます

サンディエゴを離陸してから２時間以上経過。機内は満席で回りはアメリカサイズの大きな人ばかりで窮屈でしたが、シアトルの隣の町・タコマの町が見えてきました。

シアトル空港の正式名称はシアトル・タコマ国際空港

シアトル・タコマ国際空港に着陸

誘導路に入ると後続の飛行機が連なって見えます。
航空会社も各種多彩でさすがアメリカ！！！

ノース（北）メインターミナルとサウス（南）メインターミナルを結ぶシャトルトレインの案内図

国内線から国際線に乗り換えるためにシャトルトレインで移動

出発便がギッシリ！国際線の案内掲示板
字が小さくて自分の乗る便を探し出すのも大変です。

左はこれから搭乗する飛行機
後方には雪を被ったカスケード山脈が見えます。

シアトル⇒成田の機材はエアバスA350－900型
A350にも初めて乗ります。

飛行時間は約10時間と長いからしっかり読みます。

離陸前の機内。
またもや機内はぎっしりと満席です。
モニターには緊急避難時の説明

この便では真ん中の列の通路側の席になってしまいました。
いつものように外の景色を楽しむことはできなくて退屈で窮屈なフライトです。

エアバスA350のモニター

座席数は306席でJALも国際線に使用している機種です。

シアトルからアリューシャン列島方面に進みカムチャッカ半島沖を通り成田空港に向かいます。
半年前にノルウエージャン・ジュエルで太平洋横断した時と同様な航路です。
船では太平洋横断は2週間かかりましたが、飛行機は10時間で太平洋横断。
さすが飛行機は速い！！！

成田空港まで7,483km、あと8時間44分
なんと標高11,527mを時速919kmで飛んでおり、外気温度はー65度

機内食の夕食
豚肉とキャベツの柚子胡椒炒めとライス
エビとパイナップルのレモングラス　ガーリックヌードル、グリーンサラダ

クルーズ中はゆったりと食事できたのにエコノミー席では食べ物や飲み物がテーブルから落ちそうで大変です。

成田空港まで4,107km、あと５時間２分
標高12,199mを時速874kmで飛んでおり、外気温度はー49度

夕食と到着前の食事の間に配られたベン＆ジェリーズアイスクリーム

成田到着前の食事
温かいブロッコリ、チーズ、ライスのラップとチョコレート
パイナップルジュース

日本の領域に入り、間もなく成田空港に到着です。

成田空港では中部国際空港行きの便に乗継ぐために3時間待機。
成田空港から中部国際空港まで1時間20分とされていますが、事実上の飛行時間はたったの40分。
鉄道なら成田エクスプレス、新幹線を乗り継いで名古屋まで3時間以上はかかりますが、やはり飛行機は速くて便利です。

成田空港に無事到着し、今度は全日空の国内線に乗り継ぎ中部国際空港へ

スーツケースはクレジットカードの手荷物空港宅配サービスを利用し、身軽になりました。
手荷物空港宅配サービスは往路も復路も利用しましたが、無料で利用でき翌朝には自宅にスーツケースが届き、とても便利なサービスです。

何と座席はビジネスクラスのシート
本来は国際線用の機材。この日は国内線で運航され、幸運にも普通運賃でビジネスクラスのシートに座れました。

難行苦行の満席エコノミー席を耐え忍んだご褒美と思えてきました。

飛行機はボーイング767-300

着席し早速シートベルトを締めます。

さすがはビジネスクラスのシート
広々とした座席で快適です。こんな座席だったらアメリカでもヨーロッパでも苦も無く行けますね。

『ニューアムステルダム号で行くカリブ海縦断・パナマ運河横断・中米周遊クルーズ』12編に亘るレポートはこれにて終了です。
拙い旅行記を読んでいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （3）

• たかりんさん 2019/06/11 23:02:41

  同じ便にて帰国のいたします。

  旅行記拝見させていただきました。
  
  我が家もサンディエゴからシアトル経由の便を使用する予定です。
  
  乗り継ぎ時間が短めですが
  ターミナル移動も含めスムーズに国際線ターミナルにたどり着けるか心配です。
  
  何か気をつけることなど教えていただけたら嬉しいです。
  

  夢道乗光さん からの返信 2019/06/12 14:20:01

  Re: 同じ便にて帰国のいたします。

  たかりんさん　はじめまして！
  
  サンディエゴからシアトル経由で帰るのですね。利用したDL2552便は早朝の7時15分発だったので、午前4時半に起床し朝寝坊しないか心配でした。添乗員付きのツアーとは違い個人旅行なので道に迷って搭乗手続きに遅れたら大変と思い、前日に下見をして備えましたが、案内の看板通りに行けば迷うことなくスムーズに搭乗出来ました。シアトルでも案内の看板を見逃すこともなくその通りに行けば心配ありません。但し、アメリカの空港は日本の大都会の駅みたいに人でいっぱい。周りの人は体格の大きい人が多く空港内や機内は満員で圧倒されて疲れました。とにかく案内表示を見逃さないように気を付けて行って来てください。

  たかりんさん からの返信 2019/06/12 17:39:29

  Re: 同じ便にて帰国のいたします。

  お返事ありがとうございます。
  アドレス通り案内表示を見逃さないよう注意していきます。
  
  旅行記全て拝見させていただきました。
  豪華客船での旅憧れます。
  私もいつか乗って世界を旅してみたいなー。