沖縄本島は大学生以来！？本島一周ツアーに一人参加（その３）～本島南部の世界遺産・斎場御嶽、知念岬、おきなわワールド、五泉洞など～

2019/04/07 - 2019/04/10

　2019/4/7～4/10の3泊4日で沖縄本島のツアーに初めて一人参加しました。考えてみれば沖縄本島は大学生の時に行ってから実にXX年ぶりになります。参加したツアーは阪急交通社主催「デラックス沖縄まるごと大周遊 じっくりたっぷり２０景をめぐる４日間」です。
　本旅行記は4日目の本島南部観光を記載しています。ニライカナイ橋を通って、世界遺産・斎場御嶽を現地ガイド付で案内いただき、知念岬からの絶景を眺めます。その後みーばるビーチでグラスボードの予定でしたが、強風のため欠航となり、各観光場所の時間を少しずつ多めに取っていただきました。おきなわワールドでは玉泉洞とエイサーショーを見てからランチタイムです。旅程では優美堂でお買い物になっていますが、ひめゆりの塔に訪れる時間もありました。最後に瀬長島ウミカジテラスに寄って、帰ります。

＜旅程＞（◆は本旅行記）
◇1日目（4/7）
　○ANA473便：羽田空港（12:55発）→那覇空港（15:40着）
　○首里城公園（たっぷり約1時間30分滞在）
　【1】世界遺産・首里城跡
　【2】世界遺産・園比屋武御嶽石門
　○サムズレストランにてステーキディナー
　○メルキュールホテル沖縄那覇（泊）

◇2日目（4/8）
　○沖縄本島中部観光
　【3】世界遺産・勝連城跡（専門ガイド付でたっぷり1時間滞在）
　【4】海中道路
　　・ぬちまーす観光製塩ファクトリー（工場見学＆買い物）
　【5】果報バンタ（ぬちまーすと合わせて約50分）
　【6】浜比嘉大橋→浜比嘉島（約20分）
　【7】美浜アメリカンビレッジ（自由昼食＆買い物、約90分）
　【8】やちむんの里（見学＆買い物、約60分)
　○オクマプライベートビーチ＆リゾート（泊）

◇3日目（4/9）
　○沖縄本島北部観光
　【9】沖縄本島最北端の地・辺戸岬（約15分）
　【10】大石林山（約60分）
　　・ナゴパイナップルパーク（見学＆買い物、約50分）
　　・御菓子御殿（昼食＆買い物、約60分）
　【11】古宇利大橋→古宇利島（約20分）
　○海洋博公園（たっぷり2時間30分滞在）
　【12】沖縄美ら海水族館
　【13】エメラルドビーチ
　○ＥＭウェルネスリゾートコスタビスタ沖縄　ホテル＆スパ（泊）

◆4日目（4/10）
　○沖縄本島南部観光
　【14】ニライカナイ橋
　【15】知念岬公園（約20分）
　【16】世界遺産・斎場御嶽（専門ガイド付でたっぷり1時間滞在）
　【17】みーばるビーチ（グラスボード、約20分）：強風のため欠航
　【18】おきなわワールド（見学＆昼食）
　【19】玉泉洞（おきなわワールドと合せて約150分）
　　・優美堂（買い物＆ひめゆりの塔、約30分）
　【20】瀬長島ウミカジテラス（約30分）
　○JAL918便：那覇空港（18:35発）→羽田空港（20:55着）

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス JALグループ ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　最終日、4日目の4/10（水）になりました。
　ホテルを8:00に出発し、ニライカナイ橋を通って、10:00頃に世界遺産・斎場御嶽に着きました。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　斎場御嶽では２チームに分かれ、現地ガイド付でたっぷり１時間見学します。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　斎場御嶽への参道ですが、ここは敷地外になっているそうです。
　この参道は、琉球王国時代の頃に行われた国王による聖地巡拝の儀礼である「東御廻り」の際、待垣泊から斎場御嶽へ向かう道として使用されていたと言われており、参道の中腹にはウローカーという井泉があり、そこで禊ぎを行ったのちに、斎場御嶽の入口である御門口への向かいました。（現地の案内板より）

斎場御嶽 寺・神社・教会

　御門口にある久高島遥拝所です。久高島がうっすらと見えます。
　天気が良ければ碧い海にくっきりと黒い島が浮かびあがり、より神聖な雰囲気がするそうです。太陽はまるで久高島から生まれるように昇り、東方楽土ニライカナイとして崇拝されているそうです。（現地ガイドさんの説明より）

斎場御嶽 寺・神社・教会

　御門口です。看板の下にあるのは香炉です。昔は女性しか入れなかったそうです。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　大庫理（ウフグーイ）です。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　首里城正殿の二階は大庫理と呼ばれ、祭祀的な機能を持つ格式の高い場所です。聞得大君のお新下り儀式での「お名付け（霊威づけ）」儀礼が、首里城と同じ名前を持つこの場所でとり行われたのは、その名にふさわしいことと言えましょう。前面にある磚敷きの広間では、神女たちが聞得大君を祝福し琉球王国の繁栄を祈りました。（現地の案内板より）

　イラスト上：外聞ノロから御名付けを受ける聞得大君
　イラスト下：外聞ノロから簪を授かる聞得大君

斎場御嶽 寺・神社・教会

　左に曲がると、艦砲穴（砲弾跡）が残されていました。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　その先に、寄満（ユインチ）があります。
　寄満とは首里城内にある建物の名前で、国王のために食事を作る厨房を指します。当時、ここには国内外からの海幸・山幸が集まりました。それが、「豊穣の寄り満つる所」と理解されていったのでしょう。（現地の案内板より）

斎場御嶽 寺・神社・教会

　ジャングルのように見えますが、木は比較的若く、というのも第二次世界大戦後に茂った木々がほとんどだそうです。（現地ガイドさんの説明より）

斎場御嶽 寺・神社・教会

　もっと夏になると大蝶のオオゴマダラを見られるようになるとのこと。
　と説明されている最中に、ツアーメンバの一人が発見しました。写真では見にくいですが。現地ガイドさんはもっと大きく大群になるのだと説明されていました。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　シキヨダユルアマガヌビーとアマダユルアシカヌビーの壷

斎場御嶽 寺・神社・教会

　２つの鍾乳石から滴り落ちる聖なる水を受けるために置かれた壺だそうです。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　三庫理（サングーイ）です。

　三角岩：自然岩や洞穴に囲まれたこの場所には、いくつもの拝所が集まっています。正面に見える三角形の空間の突き当たりが三庫、右側がチョウノハナ拝所で、いずれも首里城内にある場所と同じ名前を持っています。（現地の案内板より）

斎場御嶽 寺・神社・教会

　後光が差しているように見えませんか？

斎場御嶽 寺・神社・教会

　引きで見るとこんな感じ。三角岩と２つの壷の間の空間は「貴婦人様御休み所」

斎場御嶽 寺・神社・教会

　三角岩を抜けると、左手には久高島を見ることができます。
　昔は洞窟として埋もれていたので、拝所（香炉）は正面と右手に置かれているそうです。また正面の三庫理の下には金製勾玉や中国の銭貨などが見つかったそうです。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　右手の拝所。香炉は15個置かれており、15代で途絶えたそうです。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　最後にサングーイ側からも三角岩を写しておきましょう。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　滑らないように気をつけながら帰り、約50分かけて入口近くの池まで戻ってきました。説明を聞かなければ15分もあれば良さそうですが、説明を聞けて良かったです。

斎場御嶽 寺・神社・教会

　斎場御嶽の後、駐車場の先にある知念岬まで歩きます。

知念岬公園 名所・史跡

　雲行きが怪しいですが、それでも海はエメラルドグリーンですね。

知念岬公園 名所・史跡

　岬の突端まで行く時間はなさそうなので、写真だけにしておきます。

知念岬公園 名所・史跡

　岬の先に小さな島も見えます。

知念岬公園 名所・史跡

　帰りがけ、パイナップルに見えるタコノキが置いてあったので撮影しておきました。

知念岬公園 名所・史跡

　10:45頃に知念岬公園を出発し、11:00頃におきなわワールドに着きました。

おきなわワールド テーマパーク

　まずは玉泉洞から見学します。

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　入口で写真を撮られ、出口で欲しければ購入するシステムになっていますが、購入しなくても小さな写真はいただけます。写真を撮りながら歩きます。

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　槍天井

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　龍神の池と地煙の滝

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　青の泉はライトアップされてます。

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　黄金の盃

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　絞り幕

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　白銀のオーロラ

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　最後に古酒を貯蔵してある場所。見学時間はゆっくり歩いて約30分です。

　さて、玉泉洞の出口からは沖縄あるある、たくさんのお土産屋さんを通って行きます。途中、土砂降りになりました。玉泉洞や外にいるときでなく、お土産屋さんにいて良かったのかな？

おきなわワールド文化王国 玉泉洞 名所・史跡

　雨宿りしながら、小雨になったときを見計らって、エイサー広場に行きました。
　12:30からスーパーエイサーショーです。残念ながらショーは撮影できませんが、けっこう見応えありました。

おきなわワールド テーマパーク

　最後は観客も一緒に踊ります。

おきなわワールド テーマパーク

　エイサーショーの後は、ランチタイムです。
　オプションでランチバイキングを申し込んだ方はちゅら島レストランに行きますが、私は南都酒造所「オキナワサンゴビール」の地ビール喫茶に行きました。画面下にあるテイスティングセットを頼むつもりで、「試飲できますか？」と聞いたら、なんとホントに全種類を試飲させてくれました。

おきなわワールド テーマパーク

　ということで、地ビール喫茶に入るのはやめて売店でアルトを購入し（好きなIPAの味が物足りなかったので）、出口近くの「茶屋　三段花」で瓶のIPAをいただき、タコライス小と共に、森の木々を眺めながら寛ぎました。

おきなわワールド テーマパーク

　14:00におきなわワールドを出発し、次は”優美堂（沖縄特産品などのお買物）”と日程表に記載されているのですが、ひめゆりの塔のすぐ近くのお店で、ひめゆりの塔を案内いただきました。40分程の時間をいただき、ひめゆり平和祈念資料館にも入ることができて良かったです。グラスボードに乗れなかったので、時間に余裕があったためかもしれません。

ひめゆりの塔 名所・史跡

　15:00に優美堂を出発し、最後は瀬長島ウミカジテラスです。空港のすぐ近くにあります。羽田でいえば、城南島をオシャレに開発したイメージ？

瀬長島ウミカジテラス ショッピングモール

　飲食店が多いですが、城南島との違いは上から景色が眺められることでしょうか。
　実は結局ここにある売店でオキナワサンゴビールのIPAも買っちゃいました。こっちの方が安く買えました。

瀬長島ウミカジテラス ショッピングモール

　16:00に瀬長島ウミカジテラスを出発し、あっと言う間に那覇空港です。18:35発のJAL918便に乗るので、2時間程時間があります。
　ということで、沖縄食べ納めにグルクンの天麩羅が食べたくて、「志貴」というお店に入ってオリオンビールと共に。モズクの天麩羅や海ぶどうにも興味があるけど、ランチも遅かったし、そこまでガッツには食べられません。でも、ソーキソバも食べたくて、小を頼んでしまいました。

　あ～、沖縄一周満喫したな～。ツアーも案外悪くなかったな。

どんぶりの店 志貴 グルメ・レストラン